10月11日新弾カード紹介

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こういうカード紹介で不遇好きは点数を付けていません。記事を書く際に不遇好きの脳内では10点満点でおおよその点を付けた上で記事を書いているのですが実際の記事には書いていません。理由はいくつかありまして。

1:強いカードの時は気にならないが点数の低い弱そうなカードの時はどうしてもネガティブすぎる表現を使ってしまうのでそれを避けたい

 

2:あくまで予想で書いているので実際と大きくズレてしまった場合を恐れている不遇好きのチキンハートが原因

 

3:昨日の禁門の超人のように後出して4コス以下の踏み倒しを発表された時などカードの発表次第で評価が変わるので点数を入れる意義が薄いと感じている

 

大体こんな理由で点数を明記していません。とはいえここまで幾弾もの新弾カード紹介をやって来たので大体どれくらいの評価点数なのかは分かると思います。

 

とまぁ弱そうなカード(実装前なのに失礼だなオイ)にも一定に考慮している?不遇好きのカード紹介、本日の発表カードを見ていきましょう。

 

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本日一発目は”賢察するエンシェント・ホーン”TCG版では聖拳編1弾に収録されていたカードが発表されました。最近の弾はこういう古い弾のカードを収録する事も多くなってきました。能力は盾が5枚以上あるときにマナがアンタップするという仕様はそのままです。が、アンタップするマナは5マナと制限が掛かって弱体化しました。大量にマナと手札を用意して大量展開という事はできなくなりました。

TCG版ではボルバル系デッキに搭載され展開要因として環境で使われました。じゃデュエプレではというとちょっと時代遅れかなぁ‥‥コイツ6弾ぐらいで実装されていたらまだ使えたような気がするんですが今じゃちょっと‥‥という評価です。

というのも盾5枚が条件云々じゃなくて、マナをアンタップした後の動きが特にNDでは弱いのが課題なんですよねぇ‥‥

緑単色、5コス5000をオマケで出して今のビートダウンは強いのか?という話です。サムライやドラゴンがないからSAを付与するのも一苦労で即効性がない、マナをアンタップしても手札に後続を用意できなければ意味がないという課題を持っています。

という事で一応現デュエプレでコイツの運用を考えていきます(参考ボルバル・エクス)

・(AD限定)5コスマルコでドロー→6コスでエンシェントからジャガルザーで3打点以上生成

・(AD限定)青銅→ストーリミング・チューター→エンシェント&ジャガルザー

・(AD限定)ペンチ→エンシェント

・エンシェントを墓地にセット→メインフェイズでアルバトロスを自壊させリアニメイト&SA付与→追加でカードをプレイ

 

実用性がありそうなのはこの辺かなぁ、進化速攻もできなくはないですが、エンシェントを進化元にできるのはフィオナとペガサスだけ。ペガサスはまだありですがフィオナは相当怪しいスペックと種族指定の進化獣と嚙み合わないんですよねぇ‥‥

マナのアンタップ能力自体は強いので変な事は出来そうだが出来そう止まりのカードというのが不遇好きの評価です。

 

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エンシェント・ホーンはまだ強い事ができなくもない微妙カードでしたが、弱い方向に微妙なカードが発表されて不遇好きは頭を抱えました。本日二枚目の発表カード”無限の精霊リーサ”です。

TCG版からの何一つ変更されることなく実装されるこのリーサ。無限ブロッカーと一見ビートメタに使えそうなのですが絶妙にコストが中途半端でダメな典型例です。

速攻アグロメタに使うなら5コスは現環境重すぎるしパワーが4500、ガントラには勝てるがコイツを出すころにはガルベリアスが突っ込んできたり、黒緑速攻ならレオパルドが複数体立っているかもしれないときにパワー4500は不安で仕方がありません。速攻対策で使うなら墓地回収呪文を絡めてブラッディ・シャドウを連打した方が多分強いです。

また天門で使うならAD限定・多色とはいえパワー6000WBで棒立ちしている相手を1体葬り続けるバルホルスがいる中でわざわざリーサを使う理由がありますか?という話です。第一AD環境の天門にバルホルスは使われていないのに天門で出すならバルホルスの実質下位互換のコイツに出番が来るわけありません。一応殴った時にもアンタップするというバルホルスより優っている部分がありますが些細過ぎて意味が無いです。

上のエンシェント・ホーンはまだ能力が癖はあるが強いしTCG版ではガチで使われたことがあるのにコイツはTCG版で何一つ爪痕を残せていないし、戦国編の弾でサムライ、ナイト、ジャイアントを強化しますって謳っている弾でその種族を何一つ持っていないコイツをわざわざ事前に発表する必要はあったのか?というかそもそもこのリーサを実装する価値は数合わせの疑い濃厚という邪推まで出来てしまいます。できればこーいうカードは事前発表しないで欲しいですね‥‥カードリスト発表でひっそりと実装が判明する方がカード紹介の記事や動画の人に変な事言われないで済むのでね。

 

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微妙カード2連射の後で今日のカードはもう期待できねぇのかなぁと思っていたら普通に使える改造されて”天雷の聖霊ユウリス”が発表されてきました。

呪文の回収がランダム化して弱体化した代わりに呪文回収かクロスギアの破壊の選択能力がCipでも発動するようになり実質強化されました

出た時にも能力が発動するようになったのはめちゃくちゃいい強化です。ギフトから出せば早期に着地でき、今流行りのザンゲキ・マッハアーマーが悪い事をする前にザンゲキを葬ることができます。また選択式のモード能力なので相手にギアがない時は呪文回収を選んで1枚手札補充という事もできます。種族にナイトを持つので何かしらの呪文墓地にありそうなので墓地回収がまったくできないという場面は少なそうです。またパワー6000WBと最低限のアタッカー性能も有しているので時には積極的に盾を殴り行くという事もありそうです。

とまぁCipの追加で大幅強化をされたユリウスなのですが、パワーー6000という事で武者であっさり退場させられたりしてギアを破壊して終わりということが普通に発生する可能性があります。また、ブロッカーを持たず、ギアの破壊以外の盤面干渉力を持たないのでメタカード以上の活躍をするにはライバルがいくつか存在します。デ・バウラ伯はCipで探索墓地から呪文回収する4コスブロッカーと小回りが利くのでギアを破壊できるという部分をユリウスは生かす必要があります。

なので他のナイトのギア破壊がどれだけ実装されるかでナイトデッキにユリウスが何枚入るか決まります。ソード・ランチャーが実装されないのならユリウスはギアが流行っているなら2,3枚ナイトコントロールに入ることになりそうです。

 

変なカード2枚とユリウスだから今日の最後はなにが来るかな~

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     ”奇跡の聖霊ミルザム”

 

TCG版ではミルザムエメラルーダというループコンボによってプレ殿送りになったミルザムが妙な弱体化調整をされて実装されます。

コストやパワー、ブロッカーといった部分はそのまま、ウルトラ・シールドプラスが純粋な盾5枚追加になりました、TCG版では0~5枚と選べましたがデュエプレの毎度恒例強制能力化でうかつに出すとLOが近くなるという実質的弱体化を受けました。強制化に関しては最近実装された奴に山札の上から最大5枚からとか、上のユリウスのように2択ができるようになったんだからコイツも0~5枚選べてもいいでしょと思います。

という事でデュエプレのシステム開発班はシールドプラスの能力開発ができなかったという事を暗に言っているような気がします、この辺11弾で来るであろう城は大丈夫なのか?と心配になります。

で、問題は盾が5枚増えるのは強すぎと開発が判断した結果、ミルザムが場を離れたら盾がランダムで5枚手札に戻ります。正直デジタルなんだから盾追加を0~5枚選べて、追加した枚数を手札に加える&戻す盾を選べるようにして小回り効くようにしてくださいと苦言を呈します。

不遇好きとしてはウルトラ・シールドプラスが再現できず普通の盾追加になるは想定していて納得もしていたけど離れたら盾が手札に加わるは想定外すぎて強いのか弱いのか判断が付かないです。という事でそれぞれについて

・強い点

①天門などででミルザム→PGの順で出すと盾が0枚の時からPGが除去耐性を得られる

②場を離れたら実質的な5枚ドローになり変なコンボに応用できそう

 

・弱い点

①適当な除去カードで場から離れると増えた盾がSTが使えない形でブレイクされることになり防御面の強化が一時実質プラスマイナス0になる

②PGと併用するとミルザムの除去=PGのシールドフォース解除になる

 

‥‥コレは実装されて使ってみないと評価ができねぇなぁ‥‥マジで強いのか弱いのか分かりません。というのも純粋な盾追加になったことでTCG版でミルザムを使ったコンボのほぼすべてが再現不能になっただけでなくて場を離れたらトリガーが使えないで盾が減るというのが評価を非常に難しくしているんですよ。

コレが純粋な盾追加0~5枚から選べますだったら対ビート系最強カード使えるんですがねぇ‥‥場を離れたら盾回収によってミルザムを出した時の盾の枚数次第でミルザムが除去された時の防御力が変動しすぎるんですよ‥‥

というのも盾が多い時にミルザムを出した場合、除去された後も盾が多く残っており増えた手札と合わせて反撃しやすく盾から天門の確率も高く強い

一方で盾が少ない時にミルザムを出した場合、除去された後は当然盾が少なく増えた手札で反撃する猶予が無かったり盾から天門の確率が低くなり逆襲が難しく弱い。

状況次第では強さが乱高下するカードにミルザムはなったような気がします。ただまぁLOのリスクとの兼ね合いや天門の強化には間違いないので天門デッキに2枚ほどは入る可能性は高いと思っています。‥‥このミルザムで天門が環境の中心に近くなるかというと‥‥実装されて使ってみないと分からなさそうです。

 

ユリウスは文句の付け所のない優秀そうなメタカードなのですが、唯一不安なのはメタられる側のクロスギア。現環境ではザンゲキ・マッハアーマーが大暴れしているからメタの必要が急務という事でメタカードが出る=嬉しいなのですが、問題は10弾EXで実装されるかもしれない新規のギアはメタられ過ぎて使われないというのは困るという事です。この課題すでにデュエプレはやらかしていまして、7弾のメカオー、アポロつえーという事で8弾で竜極神やゲオルグ、アガピトスを出したら同時期プッシュしたドデビルとティラノが悲惨な成績に終わってしまいハイブリット種族という要素の中で凄まじい格差が発生してしまったという悲しき歴史が8か月前に起きています。なのでギアメタは必要だが過度に出し過ぎてまだ見ぬギアたちの可能性を閉ざし過ぎることがないようになって欲しいというのが不遇好きの願いです。

ミルザムに関しては‥‥紹介通りTCG版で強すぎたから調整しますまでは分かるのですがその調整は果たして万人に対して適切といえる調整なのか?TCG版とは違うけど変なことをやらかさない保証はあるのか?等々で今の段階では強いのか弱いのか判断が難しいです。少なくとも産廃や使えねーよというラインは余裕で超えているのですが、じゃあどこまで上に行けるのかは未知数としか言えないです。

頑張って毎日新弾のカード紹介をして行きます。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。