竜極神殿堂入りに関して

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本日竜極神が10弾EX実装と同時に1枚制限になることが発表されました。8弾のカードからは通算5枚目となる調整カードです。3弾のボルバル&ブリザード以上にヤバイ弾として語り継がれることになりそうです。

殿堂入りの経緯は勝率と使用率が高いでした。勝率に関しては未公開ですが使用率の数字は40%以上、日によっては45%以とボルバルザークが殿堂入り時に公開された使用率と同等の数字を叩き出した以上スルーすることはできなかったのでしょう。最近は黒ガントラや黒武者にも入っているとかなんとか言われてるので調整は妥当と言えそうです。

 

今回の調整に関しては、不遇好きは納得しています。9月26日の記事にて竜極神は2021年中に何かあるだろうと予測を立てていましたがズバリ的中する形になりました。さすがに1枚のカードでできることが多すぎますからねコイツ。

いくつかTwitter上での意見を見るとエタガの殿堂入りの余波という意見が見かけられますが僕はそうは思っていないです。烈流神はコストの軽さを考えるとエタガ原因と言えるのですが、竜極神のコストは7と高めで、このコスト帯の除去にはヘブンとバイオレンスの衝撃、花籠とデモハン以外にも2種の除去札があるのでエタガの殿堂入りとの関係性はな薄いと思われます。

 

次はなぜ殿堂入りによる1枚制限でナーフ調整ではなかったのかについてですが、この竜極神は第二のボルバル枠として多少無理をしてでも入れて使いたいカードになっているからが濃厚そうです。

分かりやすいのは青抜き4Cコントロールでしょうか、竜極神4枚にジャックアルカディアスとヘブンとバイオレンス合計6枚で赤が10枚前後のしか入らいない、若干無理があるデッキ構成になっている。そして10弾EXからはナイトコントロールが流行しそうなのですが、このナイトコントロールは手札のリソース確保が非常に強く、竜極神4枚しか赤が入らなくても1枚はマナ、2枚目以降をプレイするという去年の青黒ボルバルと同じような挙動を取りそうという懸念があります。そしてナイトコントロールとも相性がいいんですよね‥‥竜極神。メツの2000全体火力はナイトがやや苦手とする盤面干渉力を補い。4コス以下リアニメイトは容易に墓地に行くブラッディ・シャドウを中心に墓地から呪文を回収するデ・バウラ伯、アクアン同様ドローのアヴァラルド公と非常に便利。そしてリンク後の状態はフィニッシャーとなり得、目玉のネロ・グリフィス等の大型ナイトと採用を競合しできることの多さから竜極神採用の方が主流になるという商売の側面からも非常によろしくないことになりかねません。

そしてナイトデッキはコントロールなので竜極神のコストを上げる調整をしてもマナが溜まるまで耐久するのは容易能力を弱体化させようにも、TCG版をほぼ踏襲しているリンク時スペックのパワー14000で攻撃時2ランデス、ブロックされなかったら6000火力、ブロックされたら全ハンデスの時点でTCG版のほぼすべての大型ナイトより総合力でスペックを上回っており、単体時の能力をいくら調整しても他のカードでリンクまでも1Tを耐えたらOKなので単体時のスペック弱体化は恐らく無意味リンク時の能力を弱体化させたらそれはもう”ゲキメツ”というカードではなくなってしまう、という判断を調整班が下したんだと不遇好きは推測しています。

 

そして今後、11弾以降のカードともヤバイシナジーがあるんですよね‥‥

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ソードランチャーは竜極神とナイトの親和性を自然なものにして更に手を付けられなくする。ローズキャッスルはメツの火力範囲の向上と対アグロメタという事でナーフ調整による弱体化を補う可能性を秘めておりナーフ調整を難しくする要因になり得る可能性大です。

 

最後は竜極神が1枚制限になったことで、武者のサポートの鳥、黒緑速攻、ツヴァイ対策大丈夫問題ですが‥‥不遇好きは割となんとかなるだろう派です。

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まずナイトのバレット・バイス&デュアル・ザンジバルによってマッドネスと手札補充に乏しい黒緑速攻は容易に止められそうです。ツヴァイも同様でマッドネスが入らないのでこの2枚の呪文を連打し1対2交換を続けたら容易に勝つことが出来そうなので問題ないかなと思っています。ナイト以外にもトリガーのタイガーグレンオーが登場し2000以下で盾を殴ることへのリスクは上がると思われるので特段心配はしていないです。

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武者のサポート鳥に関しても基本は一緒ですが提督が自然に入るのでバレット・バイスが撃ち得とはなり得ませんがデュアル・ザンジバルの刺さりがいいので小型はザンジバル、大型は確定除去でどうにかイーブンに持っていけそうです。他、武者系デッキにはミルザムによって強化された天門デッキが立ちふさがってきそうなのでメタが回らなくなるという事は起きないだろうと思っています。

既存デッキの変化に関しては5Cはちょっときついかなと思っています。代替のカードがNDでは手ごろな多色がおらずNDでの5色は衰退しそうです。ADは裁きを使う事でリペアできそうですが味方を巻き込むことなどから使うタイミングが難しくなり弱体化、バイオレンスフュージョン軸も最強のフィニッシャーを失い5C系デッキは両レギュレーション共に見る数は減りそうです。

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青抜き4Cはメツの役割をヘリオス・ティガ・ドラゴンに変えて、黒の枠を他で補えれば、ワンチャンありそうです。が、このデッキはドローが薄いので竜極神うんぬんの前にバレット・バイスを乗り越えられないという気がします。

ツヴァイ、黒緑速攻は上記の通りメツがいなくなることで元気になるかと思いきやナイトの黒4コスナイトマジック呪文が超刺さるので元気にはなれないでしょう。むしろ死体蹴りをされなくてよかったと言えるレベルです(どうせこの二つは11弾でローズキャッスルが来て更に困ることになるので)

武者系に関しては提督によって迂闊なナイトはOKですがバレット・バイスではなくデュアル・ザンジバルを連打されるとちょっときつそうです。天門相手にはブロッカー対策のデュアル・スティンガーとモノノフの盾焼却でようやく5分な気がするので環境で壊れデッキにならないと思います。まぁ剣誠が実装される以上、環境にいなかったら逆にダメなんだよね。

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他、三途万力や地獄スクラッパーなどこれまで日の目を見ることがなかった赤の除去呪文にスポットライトが当たる可能性があるなど、メツが1枚になることで環境がおかしくなることは無いと不遇好きは考えています。ゲキに関しては代替カードはないがメツ程メタゲームに関与しておらずそこまで影響しないのでは?と思っています。

 

毎度毎度カードの調整が入るたびに色々言われています。今回の竜極神1枚制限は今年中にはあるだろうと不遇好きは身構えていたので驚きはありません。ナーフじゃなくて殿堂入りなのも上述の通り推測できて納得できておりむしろ妥当と思っています。唯一時期が早いかなと思いましたが、剣誠の横並べ、ネロ・グリフィスのシクを化を考えると今でもいいのかなと思います。このへんどうせ11弾実装時に同じ事言われるのなら今ではなく11月に1枚制限入っても大して変わらんというのが本音です。

これで竜極神が1枚制限に、不遇好きが考えるナーフ・殿堂候補生はザンゲキとキング・アルカディアスの2枚なのですが‥‥ギアメタはしばらく出続けるだろうから問題ないかなと思っています(まだソードランチャーと獅子幻竜砲が残っている)。キングに関しては母なる星域か多色サイキックが問題なのでその時に何かあるでしょう。恐らくザンゲキはナーフ、キングアルカは1枚制限になるのでは?というのが不遇好きの予想です。

後は、今後しばらくはこういう目に見えていずれ修正が入るカードの実装が無い事を願っています。元となるカードがある以上難しいものもあるのですが、やっぱり使えたものが使えなくなる、弱くなるというのは心象の面ではよいとは言えないので今後のカード開発の糧になって欲しいなぁという事で終わります。今後も不定期で考察などをしていくのでTwitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。