カードリストが公開されたのでお決まりの不遇好きピックアップのカード紹介をやっていきます。今回は再録パックという事でスタン落ちするカードも合わせてピックアップしていきます。それでは早速見ていきましょう。
・デ・バウラ伯&フランツⅠ世
:実装されて半年経過していないが再録、コレがEXパックがない事による弊害。1年で6弾通常弾が出るとこういうことが起きる。再録の理由は恐らく来年夏以降の超次元実装で需要があるからだと思われ。とはいえフランツはスタン落ちと同時にミルアーマ実装大丈夫なのでは?
・龍の呼び声&コッコ・ルピア
:ドラゴンデッキの初動2種も無事?再録。しばらくバルガライゾウは環境にいてねという事なのでしょう。コッコ・ルピアに関しては再録されないと困る枠、ボルシャック・NEXが死産になるので再録は必須だった。
・フォーチューン・ボール&クラゲン
:12弾以降のサイバープッシュに備えた再録。リーフ再録、鬼面城、フォーチュンとサイバーはかなりドローが強く調整され息切れしにくい速攻・アグロデッキになりそう=強そう、すなわちボルテールに青獣4000以下火力が追加された。
・ロウバンレイ
:現状使われていないが汎用的なブロッカー破壊カードとして中速ビートダウンでは活躍の余地がある。このタイプのデッキはまだまだ数が増えそうなので使われる可能性はある。
・ジャラ&ウル&ベティス
:6コストリガーブロッカー3人衆も再録。デモコマ、エンコマ、ドラゴンは全員今後もプッシュされ続けるのでありがたい再録。今はドラゴンが目立っているが12弾以降に死神、白騎士が来ればジャラとウルも今以上に見るようになる可能性はある。
・フェイト・カーペンター&エマタイ
:想定外再録のカーペンターだが2枚墓地を肥やせるという事で来年の墓地利用ギミックのための再録と考えると納得できる。青単、複数枚手札交換という形での墓地肥やし、3コスは意外と貴重なスペックで使えるカードが限られるNDで使われる可能性がある。まぁADだとブロッカーがあるジルコンの方が優先度は高いのだが‥‥
エマタイは基本カードという事で継続使用が理由になりそう。
・フンヌー&クルト
:赤緑、黒緑と速攻が元気になり始め、来年はサイバー速攻に負けてなるものかと赤白速攻もその流れに乗って復権できるか、この2種の再録で要注目。
・サンフィスト&怒髪の剛腕
:剛腕は赤緑速攻が主な再録理由。が、サンフィスト、双月、ゴンタも同時再録となると12弾以降ビーストフォークに何かしらのテコ入れはありそう。都合よく進化獣プッシュが始まり、未実装のビーストフォーク進化は豊富と深読みしたくなる再録ではある。まぁそれでもサンフィストはマッドネスの択という線が濃厚なのだが。
・エナジー・ライト
:アクアン、プリズム・ブレインと主要なドローカードは軒並み再録なし、フォーチュンスロットは不安定と手ごろな軽量ドローが少ない現状再録は有難い。デュエプレではTCG版でのエナライ一極集中を避けるためにあの手この手を尽くしたが来年はエナライに集約されることになりそう。
・ゴースト・タッチ
:ナーフされて以降音沙汰がなかったタッチがここで再録。理由は明白で一つはフェルナンドのデッキ強化、もう一つは超次元実装に伴うドロマー超次元の再現のため。色々言われるハンデスだが、いないとそれはそれで気になるのデュエル・マスターズ。カウンターマッドネスも組めるようになり、理由とメタの両面から軽量ハンデスにOKが出たのだろう。
・クリティカル・ブレード
:現状使われていないがなぜか再録。黒緑速攻のブロッカー破壊はヴィネス使うのでなぜこの呪文と謎チョイス。
・マクスヴァル
:クリティカル・ブレード同様なぜか再録された枠。墓地肥やしや呪文関係の能力ではないので来年のギミックとは無関係なので再録しても‥‥なんだけど、運営さん理由を知りたいです。
気になったのはこの辺。50種と限られた再録枠で来年は通常弾が6つ実装とスタン落ちのサイクルが早くなったので取りこぼしによるスタン落ちが目立つなぁと感じる。一方で再録理由が謎なカードはほとんどないので調整班としても苦渋の決断(だったはず)と思いたい。
という事でここからはスタン落ちするカードをピックアップ。
まずは今回の再録パックおよびスーパーデッキ実装でスタン落ちするカードから。
・ボルカニック・アロー
:火炎流星弾の方が‥‥と言われていたアローがスタン落ち。使われていないのでほぼ関係ない。正直火炎流星弾の(ry
・鼓動する石板
:単色で2コスブースト呪文8枚態勢がとれなくなるがホッピ・ルッピでリペアは可能。
・アールフリート
:ピカリエでOKというよりピカリエの方が使いたい。ウルが使えるならコイツ使う価値ないので。
・アクアン
再録されるだろうと思われていたがスタン落ち。来年は神化編~覚醒編だが再来年にはEシリーズにデュエプレは到達。E1でデュエプレアクアンの能力が3コス呪文になった”コアクアンのおつかい”が実装されると思われるのでアクアンはここで引退、FTでコアクアンを見守る親として登場することになりそう。
・ヘブンズ・ゲート
:今回のカード入れ替えで1番目立つのが天門のスタン落ち。半年早くデュエプレに参戦し以後常に何らかの形で環境に存在していた天門はここで一旦お休み。ミルザムの実働期間が半年未満なのは不満が出る一方で神化編~覚醒編でめぼしい天門強化ブロッカーは準バニラで巨大なだけのアルドラとデュエプレでは再現不可能に近い能力のアルメリックとオリカを出さない限り天門強化は望めない。
やはり聖拳編期に天門を実装して去年再録するよりTCG版での時期を考えて6弾で天門実装今年初再録というスケジュールでカードを作った方が良かったのでは?と不遇好きは思った。
とはいえ、人気カードではあるしE1ではメカ・デル・ソルの大型ブロッカー登場、E2は言わずもがなファッティプッシュで大型ブロッカー多数登場と来年再録される可能性は高い。
・バルガゲイザー&バーストショット&ボルメテウス・ホワイト
:それぞれバルガライザー、スクラッパー&タイガーグレンオー、サファイアという優秀な後輩たちに恵まれて引退という形でのスタン落ち。バルガゲイザーは5枚目以降のライザーや進化も出せるという利点はあるのでカジュアルやCPU戦なら活躍の余地はある。
お次は今回再録されずスタン落ちのままになったカードたち。
・火炎流星弾
:空前の速攻プッシュの中再録無しは影響度が高い。という事で速攻のブロッカー対策はハックルキリンソーヤへの比重が高くなった。とはいえ逆に言うと小型ブロッカーは場持ちが良くなるので速攻だらけで環境が崩壊というリスクは減る。
・ボルシャック・バディ&ザークゼヴォル
:小型ドラゴン2種もスタン落ちのまま。バディはボルシャック・NEXの安定度工場、ゼヴォルは場にドラゴン墓地にカードを落としたいが欲しいデッキは今後も出るので再録されたらありがたかった。まぁバディは12弾にNEXと一緒にしれっと再録されそうではある(後、ボルシャック・ルピア)
・聖拳編の5コス2000サイクル
:実装当初はポインター、後々はガレックが大活躍したこのサイクルも再録ならず。超次元呪文登場までは細々とはいえ需要はありそうなのだが、残念無念。更に極神編のサイクルもベガ以外は再録無しとTCG版では長きにわたって各デッキの屋台骨を指せてきたこのサイクルのカードたちはデュエプレでは凡百のカードに、ちょっと悲しい。
・二角の超人
:ドルゲユキムラ実装からドルゲーザ再録とジャイアントプッシュの中で未再録。コイ1枚程度でジャイアントが強くなるかと言えば怪しいが再録されて欲しいジャイアントの1体ではある。ジャイアントの未来は果たして大丈夫なのか‥‥
・アポカリプス・ディ
:スタン落ち以降横並べして殴るデッキが強い強いいされているのでその抑止力として再録されてもよかったんじゃないかなと思うトリガー。光文明はホリスパ、天門、アポディとVRに3種のトリガー呪文があり今回のような再録方法だと汎用性の面でホリスパ一強で再録枠が難しい。スーパー・スパークがRで実装されれば多少は改善できるのだが‥‥
・エターナル呪文
:コントロールの宝剣、エタガ、コンボデッキや対ビート用のゲートはまだまだ活躍の余地があるが復帰はならず。この呪文たちに限らず今回の再録はコントロールに厳しめとNDでグッドスタッフ的なコントロールはやはり組みにくい。という事でADをやろうという方向に行くかは今後の運営次第。
・エレガント・ランプら小型サイバー・ウィルス
:リーフ再録という事で何体か再録されるだろうと思っていたらフォーチュンしか再録されなかった。能力が被って種として使いにくいので12弾以降に再録か新規が多数登場しそうな予感。
他にもリドロやマルドゥクス、審判などなど再録されれば各デッキのバリエーションや戦法が多彩になるカードたちも未再録でND復帰ならず。やはり50種+スーパーデッキ2種の再録枠は少ないと感じる。
天門が顕著だが2周年を契機に本格的にADとNDで環境が変わっていきそうだなと感じる。去年の1周年の時にNDをプッシュしますと公式は発言したがやはりデュエル・マスターズの花形は殿堂レギュレーションだけのADだと不遇好きは感じているので来年がAD環境も盛り上がるような施策をやって欲しい。
以上再録カードリスト公開についてでした。今後も不定期で考察などをしていくのでTwitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。