12弾新規ギミック紹介

10弾EXから数えると10月~1月まで毎月新弾が実装されメタゲームの変化が続くデュエプレ。2周年が挟まっているとはいえ記事を書く側からするとネタには困らないが書くのは大変です(ついでに不遇好きの仕事も繁忙期)。今回は事前予告通り1月に実装されるであろう12弾(と今年上半期)に実装されそうな新規ギミックを紹介していきます。

 

2周年の際にPVが公開され2022年の今年はいよいよ勝舞編のクライマックスのゴール地点へ進むことになります。その初弾となる12弾からは神化編に突入、オリジンにゴッド、そして歴代シリーズの中でも屈指の進化獣プッシュをするシリーズにデュエプレは進みます。

インフレ問題等々は一旦棚上げして今回は神化編の新規ギミックを見ていきましょう。

 

          

・究極進化

:多分12弾の目玉になるのだが、TCG版ではまったくメタゲームに絡まなかった。理由は単純で普通の進化獣で十分だったから。また能力的にも既存カードとの被りが多く唯一性がないのも残念ポイント。実装するなら魔改造は必須だが7弾の進化GVみたいにぶっ壊れないかが不安。

 

           

・ブロッカー進化

:公式用語ではなく俗称。種族を参照するのではなくブロッカーを参照する。能力的には強いカードが無く他の進化システムより流行らなかった。盤面上限があるデュエプレでは殴れないブロッカーをアタッカーに変換できるというのはメリットなので魔改造かオリカでいい感じのカードが生まれて欲しいところ。

 

          

・手札進化

:手札のクリーチャーを進化元にするという事で手札消費が増える代わりに常時進化速攻できる進化システム。水文明のドローが得意と相性はいいのだがいかんせん通常進化のサイバー勢に押されて強いカードが出なかった。システムそのものは悪くないのでちゃんとプッシュされれば活躍できる場はありそう。

 

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・墓地進化

墓地肥やしという手間がかかるが、盤面やマナ、手札など減ると困るリソースを消費しないという事でとても強かった進化ギミック。軽量級、重量級どちらも環境入りしたのでこちらでの活躍も期待できる。

 

          

・デッキ進化

:山札の上参照と火文明らしい運任せの進化方法。山札は終盤まで余裕があるので墓地進化同様出れば強いはず‥‥なのだが、その手軽さゆえに分かりやすくて強いカードが出なかった。画像のペリュトンを見れば分かる通り面白い能力のカードは作れた。一方でMロマを見れば分かる通りぶっ壊れカードを作ることは可能なので魔改造次第では環境カードがでる可能性はある。

 

          

・究極進化MAX

:究極進化からしか進化できないというロマンの塊しかない進化。究極進化がメタゲームに入らなかった以上こいつも入る可能性は低い。とはいえ12弾で実装されるわけではなく13弾以降に実装されるだろう、使われるかは実装までに究極進化が使われるかどうかにかかっている。

 

          

・ソウルシフト

:進化元のコスト分だけ進化先のコストが減るという軽減ギミック。進化元が重すぎる進化そのものが難しくなるので進化元の選定が楽しい能力。進化GVにシンパシーがついたので究極進化に足される可能性はある。その場合コストを調整しないとぶっ壊れが生まれる可能性が高い。

 

          

・爆進ダブル

:通常時は二つの効果から一つを選び、コスパも良くないが進化獣がいたら両方の効果を使えてお得な呪文‥‥なんだけどメタゲームで一番使われた呪文は進化獣と使われることは少なく、ターボカードとして3マナブーストする爆進イントゥ・ザ・ワイルドだった。

 

・白騎士&死神

:白騎士は光文明、死神は闇文明の名称カテゴリ群。種族ではなくこれらの名称でサポートしあってデッキが組めるようになる。が、環境では強くなるまでに時間がかかり活躍の期間は短めという結果に。他デュエプレのインフレを考えると魔改造を施して環境レベルまで引き上げてくる可能性は高い。

 

・ゴッド

:神化編のゴッドはへヴデスメタルを越える4体神以上が登場。TCG版では当然4枚のカードを使うので手間がかかり過ぎて環境ではそれなり止まり。映画のラスボスクリーチャーを務めたりとプッシュはされたので魔改造して実装してきそう。その場合はカード表示が死ぬほど面倒くさい事になる。ついでに4体神の神帝は右上のカードが2種類あるという面倒くさい仕様が倍プッシュ、画像に無いが右上には神帝スヴァになることも。なおスペックはスヴァ仕様の方が強いがデュエプレゴッドの仕様の場合スヴァ付きの神帝は除去されたらスヴァの能力で強制敗北‥‥と各種魔改造しないと無理な仕様になっている。

 

          

・ブレイクボーナス

:ブレイク処理が終わった後、割った盾の枚数分能力が発動する癖のある能力。環境入りするほどのカードは排出されなかったが、遥か未来にブレイク処理後に能力発動で環境を席巻したモルトNEXTがいるので能力の改造やオリカを施せ環境で見る能力になる可能性はある。

 

          

・EVOチャージャー

:普通のチャージャーは唱えた後マナに埋まって処理が終わるが、EVOチャージャーはマナに埋まった後にマナのクリーチャーを進化獣の下に置くという特殊な挙動を取る。という事でMBの残弾を増やすことができるのだが、実装されてた時には主要な進GVはスタン落ち、探索にするのかマナ進化と同じようにするのかなど需要や効果の設定が大変そう。一応退化というデュエマならではの変なこともできるのだが退化させるならマナ進化や墓地進化で仕込む方が手間がかからない&後々よろしくない事になるので実装されるのか?から考える能力。

 

新規能力は大体こんな感じ。種類が多いので12弾で全部実装という事は不可能に近い。なのでまずは究極進化と各種新規進化システム、白騎士と死神の顔見せが中心になりそう。

神化編は初弾が120種、2~4弾が60種と当時の収録フォーマット通りで同時期に出た構築済みデッキを含めれば新規は約310種。デュエプレは1弾85種で古い弾のカードを後追いで実装、スタン落ちカードの再録を考えると3弾ぐらいは神化編をやるだろうと思っています。

メタゲームの観点から見るとメタに食い込まなかったギミックが多いのは気になるところ。なので究極進化を中心に新規ギミックの魔改造は覚悟しておいた方が良い。一方で既存ギミックの発展形はにぎやかでサイバー青単・キリコと高速、低速を問わずサイバーが大暴れ。ゴッド・白騎士・死神強化の城が登場したりと多種多様なデッキが組まれた‥‥とはいえ当時と今では情報伝達やメタの回る速度が違い過ぎるので当時の多彩なメタゲームの再現はほぼ不可能で恐らくいくつかに集約されてしまうだろうと不遇好きは予想している。

次回は新弾実装カード予想をやります(多分)Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。