カードリストが公開されたのでいつものように未発表カードの中からピックアップして紹介するのと、デカイカードの能力修正が来たので語っていきます。長くなりそうなので早速カード修正の方から行きます。
カードの修正ですが、今回は下方修正3枚。全体を見渡すとチャクラを絶対に環境に入れたいという意思でしょう。一方で12弾のカード2種が修正対象という事で大丈夫?と今後が不安だったります。13弾ではこういう次の新弾で下げられるカードが無いようにと思います。細かい所は個別に行きます。
1枚目はモノノフ・ルピアでした。修正内容はボルメテウスの探索が手札ヘから山札の上にナーフ。盾焼却が普通のブレイクに弱体化しました。
毎度言われる告知内容に関しては相変わらずふわっとしていますが先行勝率60%はアウトというのはこれまでと変わらないので納得できます。今後も使用率が高止まりしそうというのは14弾以降もそこまで環境を高速化させるつもりが無くこの5T目ぐらいにリーサルを取るデッキはかなりの上振れで狙うものでは無いor速攻デッキの特権にしたいのでしょう。
他だとチャクラ着地のタイミングでG0剣誠、SA盾焼却GOなんてやられたら問題大ありですからね‥‥ただ、ザンゲキ手つかず、モノノフのみ下方修正というのはどうなんですかね‥‥まぁザンゲキの方にまだ別の役割があるとかそういう事なのでしょう
後はリペアなのですが‥‥ゴエモンを使ってより中速らしい構築になるのかなぁ。13弾のサイキックで覚醒前に6000火力で焼けないのはジャパンだけなのでチャクラに一方的に蹂躙されることは無いのかなと思います。覚醒後チャクラもデュアル・スティンガーで取れて殴って再覚醒阻止と考えると遅くなってもデッキの形を変えることで剣誠は生き残れる可能性はありそうです。そこに修正後モノノフが入るのかは微妙なところ、不遇好きは抜けると思っています。
最後はどうせ14弾でGENJIXXが実装されそうなのでそこまでは環境のどこかにサムライ軸のデッキがいて欲しいなぁと思います。
2枚目はブレイブ・ルピアですが‥‥数字の面で見るとう~ん?と首を捻る数字が出ています。使用率20%、勝率52%‥‥勝率は不遇好きがこの手の数字の比較が分からないが高いの?と思います。使用率20%はこれまた高いのかぁという感想です。ボルバルやゲキメツの40%越え、アガピトスの30%台と比べるとインパクトがないなぁと感じます。なのでユーザーからの不評の声が多かったのかなぁと思います。オリカで玄人が好まない押し付けゲーのカードという声を出す人たちから不満が出やすいので。
不遇好きとしてはHEAVEN率いる白騎士がメタとしてちゃんと強そう、12弾のカードでバトルアリーナまでは生き残りそうと思っていましたが修正されました。白騎士のメタ対象が一つ弱体化したので白騎士の評価に若干下方が入りそうです。
修正内容はモノノフ同様手札から山札の上へ弱体化、PAが2000に下方修正されてWBが削除になりました。ただ山札の上という事で次のターンの出すならハンデスが無効化されるというのはメリットとも取れるんですよね‥‥手札に加えられた方が対処できた場面があるというのはちょっと気になります。
後はリペアですが、バルキリー・ルピアは横展開ができない、再録されたボルシャック・ルピアはボルシャックを対象にしているのでライジング・NEXを持ってこられないと探索範囲が微妙に違います。一方でバルキリー・ルピア以外のドラゴン、ボルシャックならなんでもOKとブレイブでは持ってこられないカードを引き込めるので形を変えてNEX軸のデッキは残る可能性はあります。そうでなくてもNEX+コッコ、ラピアの両ドラゴン軽減クリーチャーを連ドラ以外の各ドラゴンデッキに出張できるので何かしらNEXが環境に残って欲しいなぁと思います。13弾でもNEX関係のカードが実装され、今後も少数とはいえ実装される可能性はあるのでボルシャック・NEXというカードは意識する必要があると思います。
最後は薔薇の使者。修正内容はコスト6でTCG版と同じコストになりました。
修正理由は現状のキリコは使用率、勝率は大丈夫だけと速度が速く今後のカードと組み合わせるとバグりそう‥‥妥当の一言に尽きます。オロチムに提督まで与えるのは流石に不安が多い。加えて超次元プッシュとはいえクロス・NEXにA・アイアンズと大型獣が実装され、今後も増えることを考えると下方修正やむなしと言えるでしょう。
じゃあ使われないの?問われると上の2枚は抜けたり別のカードが使われそうですがコイツは使われるんだろうなと思います。正直キリコというカードは異次元のカードなので6コスでも使われそうそうです。置かれたマナをタップインにする使用可能マナは増えないも足してよかったのでは?と思います。
個別の感想はこんな感じ。後は環境の変化ですが、新弾と同時なのでどう転ぶか分かりません。超次元軸のコントロールが初期には流行りそう→Bロマが青黒軸なり黒緑軸なりが流行るとかでメタは回ると思います。
とりあえず大方のプレイヤーが喜ぶ修正で環境の速度が遅くなると思います。一方でみんなが期待するほど多数のデッキが環境に進めるかは微妙。環境に進出するデッキは増えることに間違いはなさそうだが5~6T目にはチャクラが覚醒するを考えると足きりはある。後は覚醒を巡って熱いカードバトルをするのはOKですが覚醒後もだらだらコントロールして詰めに行かないデッキが流行るならそのデッキはお仕置きされる可能性はありそうです(もしくはビートで使うメタが配られる)。
後は久々のオール単色弾なのでキング・アルカディアスがバグらないかという不安はあります‥‥まぁ大丈夫だと思いますが。
ここからはカードリスト公開で事前発表されなかったカードからピックアップして紹介します。後にSRのカード評価があるので各カード簡潔に。
能力的はTCG版から変化なしで進化も出せる。使われるかはADならドルバロムその他が使えるのでワンチャンあるかも?どちらかといえばカジュアル寄り‥‥イラストはバロムとか描かれていてカッコイイんだけどなぁ‥‥VR降格されて欲しくなかった1枚。
・宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ 11マナ9000
:キーワード能力のソウルシフトは無くなったが軽減は健在。破壊時の踏み倒しは進化獣限定からジャイアント、ドリームメイト、オリジンが破壊された時に発動と実質拡大。マナから出てくるのは破壊獣と同じ種族で最大コストとオート化縛りが生まれた。種族的にはドルゲーザを種にすると3コスで召喚できるのでジャイアント軸が強そう、採用枠があるのかは微妙。
・サイバー・ハンド 4マナ呪文
サイキック獣は除去できないが青で貴重なバウンス以外の確定除去。使われるかは微妙だが青で除去が撃てるのは大事。相手に1枚引かせるのは欠点と言えば欠点。
・チェレンコ 2マナ1000
:シールドプラスは無くなったが実質同じような盾交換ができる。デュエプレではエメラルがいないので貴重な盾操作として出張できなくもない。2コスサイバーなのでサイバー青単の2コス獣として使えるがサイバー青単が強いかは別。
・ボルシャック・ルピア 4マナ2000
:再録枠その1‥‥12弾でブレイブの代わりに出しておけば‥‥の1枚。NDで使えるボルシャックは大和とNEXだけなので14弾以降新規で来るかも?
・黙示王機エーフェニックス、電磁封魔ルチアーノ、妖蟲闘竜サモハン、翔天幻獣レイヴン、霊騎幻獣コライオン
:墓地に言った時進化獣の種だったら1枚ドローするサイクル。進化先や文明を考えると青、赤、緑は使われる可能性はある。白は殴れないのがつらい、黒は3コスは辛い。
・霊騎デュナス 3マナ4000
:バニラだが3コス4000‥‥ついにバニラがコスト×1000の法則を打ち破った。つまり今後はこれを基準に能力が足されてパワーが減るという事、インフレ。
・キュート・ウィスパー 2マナ2000
:バニラだがNDで使える貴重なリーフの種。サイバー青単が環境に入るのかは微妙だが増えたことは嬉しい。
・ピアラ・ハート 3マナ1000
:再録枠その2、鳥を使った速攻デッキを組ませたいのは分かるが使われるかは‥‥元々はこの時期のカードだった。
・死神亡者ボーン・アミーゴ 3マナ3000
:TCG版ではでかいボーンスライムでしかなかったがデュエプレでは出た時2枚墓地肥やしできるようになった。なんとしても墓地を肥やしたい死神の初動として死神を使うなら4投される。欲を言えば2コス2000であってほしいが3コスでも何とかなりそう。後はバトル後破壊されるブロッカーなのでコイツ自身も墓地に行きやすいのも〇。
隠されていたカードでようやく死神はデッキになったと思う。後は速攻系の強化が多めだと感じた。その中でサイバー青単はジャニット(抜けニン版)、エンペラー・マリベル未実装で環境に進むかは否定より。速攻は黒緑を軸に白赤、赤緑が中心になりそう。超次元関係はプレイヤーの腕が試されるので頑張って集めよう。
最後にSRカードの現時点での不遇好きの評価を。
基準はこんな感じ
10点:スタン落ちまでに殿堂ナーフされること間違いなしの問題児。なぜこのスペック でOKが出たのかと疑うレベル。
9点:環境次第では殿堂ナーフの候補になり得るレベル、安全に環境に着地してほしいがそれができるかどうかのライン。
8点:環境で良く使われる強いカードたち。強すぎることは無く勝てるカードとしてランクマッチで活躍できそうなライン
7点:環境で十分戦えるレベルのカード、欠点もなくはないが他のカードや構築次第で問題にならないライン。
6点:環境を読んで刺さる場面で使えば強く、メタゲーム次第なカード。
5点:他のカードと組むことで上位陣に戦えるレベルのカード。このカードメインでは厳しいが入っているデッキタイプが強かったり、強いカードと組むことで使われるライン
4点:あるカードの下位互換だったりして欠点が目立ってくる。この点数からランクマッチで使うには厳しくなってくる。
3点:正直他のカードでいいと言えるレベル。使うなら愛が必要、勝つためにを重視するなら使いたくないと感じるレベル。
2点:ランクマッチ以前にカジュアルマッチやCPU戦でも使い勝手が悪く構築の際に候補に入らなくなるライン
1点:下位互換の塊だったりどうあがいてもメリットに変換できないデメリット能力を持っている問題児。使うなら相当勇気がいる。
0点:実装されたことが罪、こんなカードを作るな開発とクレームを入れるレベル。
大体SRなら8点~4点になる。逆を言うとそこから外れたカードというのは問題児という評価。カードリストを見た後での評価はこんな感じ。今回は超次元呪文とサイキック獣は分けます。
超次元シャイニー・ホール 7点(5点)
時空の雷龍チャクラ/雷電の覚醒者グレート・チャクラ 8点
白騎士の聖霊王HEAVEN 6点
超次元エナジー・ホール 6点(7点)
オロチム 6点
時空の尖塔ルナ・アレグル/要塞の覚醒者ルナ・アレグリア 6点
死神明王ZENOM 6点
超次元リバイヴ・ホール 7点(8点)
時空の賢者ランブル/狂気の覚醒者ランブル・レクター 7点(5点)
ボルシャック・クロス・NEX 6点
超次元ボルシャック・ホール 7点(5点)
時空の火炎ボルシャック・ドラゴン/勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス 7点
超神龍バリアント・バデス おもちゃ点
超次元フェアリー・ホール 6点(8点)
時空の剛腕ジャパン/乱打の覚醒者ジャパニカ 6点
事前評価はこんな感じ。超次元関係で()があるのは14弾以降で評価が大きく変わりそうなので追記。生成コストが重いので参考になれば。
修正に関しては大枠納得しています、まぁそれなりにやらかしていたところなので。一方でこの修正でマイナーデッキに活躍の場がという声もありますが不遇好きはチャクラがいるけど大丈夫?と今のうちに予防線を張っておきます。ナイトが流行ってバレット・バイスによるハンデスでやりたいことができねぇとか超次元呪文でゴリゴリに押されて潰されるとか普通にあり得ます。事実TCG版では覚醒編で超次元のカードが出続けて超次元を組み込めないデッキは消えていったし超次元に適応できない決闘者は引退したという結果があります。
その一方で超次元時代から始めたという人も多い(特にE1から始めた人は多い)。ある意味環境のゲームスピードと決闘者が求めるゲームスピードが13弾は一致するのかなと思います。逆を言うと13弾環境を早いと感じるようだったら14弾以降も辛いよという事になります。
いよいよ13弾環境、超次元環境開幕、ランクマッチ用のデッキも考えますが不遇好きはCPU戦用の普通のデッキも色々組もうと思っています
今後も不定期で考察などをしていくのでTwitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。