5月16日新弾カード紹介

 

まずは昨日の連鎖についての補足から。連鎖能力クリーチャーは派生も含めれば8~3マナに1体ずついます。それらを組み合わせたデッキはありません。下位の連鎖獣で上位の連鎖獣をめくったらハズレになるので何かのコンセプトにあった連鎖獣を入れる、連鎖獣に寄せた構築をするというのが基本です。それを考えると昨日はあの3種が紹介されたのは妥当でしょう。種族がコンセプトが分かりやすいので。

一方ジェスタールーペはゴーゴンシャックが実質弱体化しているのが辛いところ、覚醒編期は超次元とどう付き合うのか?を常に考えないと言えないんですよね‥‥クリーチャーを沢山入れたい連鎖は超次元呪文をメタる方向にしないと勝てないです。この辺がどうなるのか今後の発表を待ちましょう。

 

 

本日1枚目はストロングサイクルの1枚”ザ・ストロング・ガード”でした。3コスで盾追加と6000以上が場にいれば1ドローという事でホーリー・メールの実質上位互換です。但しドローは強制になったのでTCG版からは弱体化といえば弱体化、山札の残り枚数次第ではLOを狙われます。デュエプレではかなり久々の手札から盾を増やすカードになります。3コスに軽くなったとはいえ普通にトリガーを仕込むだけではすでに時代遅れな感じがするのでうまく使う必要があります。

まずぱっと思いつくのがヒャックメー、手札にあっても無意味なヒャックメーを盾に仕込めます。課題は強制攻撃付与がファントムベールしかないこと、黒と赤ではマッドネスの質が違い過ぎるので強制突撃の実装が待ち望まれます。

もう一つは天門や白騎士、盾にゲートを仕込んで踏み倒しによるカウンターを狙います。デカイブロッカーが出やすいので1ドローが生かしやすいのもグッド。白騎士なら白騎士城のパンプアップで条件を満たしやすいので手札交換のついでに盾追加ができます。

入るデッキは大体こんな感じでしょうか、淡泊なカードですが久々な効果のカードなので何かに使われる可能性はありそうです。

 

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PVに映っていたので実装は確定していた”宣凶師ロッカナタ”が発表されました。条件付きで盾追加ができるようになり自分と相手の盾差が1枚あってもホーリーフィールドによるパンプアップが入るようになり強化されました。

チャクラだけの能力になるかと思いきや14弾ではそれなりにホーリーフィールドをプッシュするようです。4コス4000に条件付きとはいえメリット能力とパンプアップがあるあたりインフレを感じます。

じゃあ、何のデッキに入るの?と問われるとう~ん‥‥何もないと現状言わざるをえません。返しのターンに超次元呪文が飛び交うマナ帯の前にこんな生き物出している余裕ないんですよね‥‥そうでなくても準バニラなカードに出番は少ないのに。種族も少しイマイチ、一応進化先がいるのでグラディエーターデッキの強化にはなるけど超次元時代で生き残れるスペックでは無いです。

 

 

白いカードが続いた後は”死神獣ヤミノストライク”が発表されました。死神は神化編だけのカードではなく覚醒編にも少数ながら新カードが登場しました(白騎士はない)。能力も踏み倒したデモコマが死神orZだったら確定除去が撃てるようになり強化されました。

デュエプレではルビを気にしない(例、ラルックのコスト軽減)のでZだからZAGAANがリアニメイトできます‥‥愛好家の方は上手く使いこなしましょう。デッキビルダー杯に投稿出来たら50点、ビルダー杯で入賞したら70点を差し上げます(点数に何の名誉もありません)。

真面目な使い方を考えるといかに自爆させるかです(墓地肥やしは簡単なので考えない)。普通に考えたらデスライオスやオルゼキアといったリアニメイト範囲に収まるクリーチャーを使う事になりそうです。

一方で14弾では返霊が登場することが確定しています。デュエプレでの返霊は山札に戻すカードがランダム化すると思われるのでZの7コス以下で返霊持ちは若干相性が悪くなります。1回目は問題ないですが2回目以降は返霊で墓地が減った後にコンボを決めるのが難しいからです。7コス以下だとハンニバルZという良いクリーチャーがいるのですが併用が少し大変です。

他だとリアニメイトにしては(進化元が別途必要だが)進化獣が出せます。XENOMやバロムエンペラー、バロムモナークが踏み倒せるので14弾の死神デッキでは使われるかもしれません。

じゃあ、コイツを使ったデッキが環境の中心に来るのか?と問えば答えはノーでこんな回りくどい方法で大型獣を出すより超次元呪文からサイキックを出した方が強いです。加えてディアスZの能力で墓地肥やしメタをされてしまうのでスムーズにコンボを決めなければそのまま敗北です。黒主体で手札の管理が大変なコンボでは致命傷です、デッキビルダー杯で頑張りましょう。

 

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FTでドラヴィタが実は女性だったというネタが盛り上がってしまった”開眼者親シンラン”です。デュエプレでは初のメカサンダーの進化獣。パワーが500下がった代わりに破壊された時に盾追加orHソウル踏み倒しが攻撃時に手札からホーリー・フィールド能力獣を踏み倒し&盾が5枚以下なら盾追加と魔改造を施されました。進化元もHソウル限定から白獣ならなんでもOKと基本的には超強化です。

という事で上のロッカナタとかを使ったホーリーフィールドデッキというものを提示してきました。14弾のデザイナーズデッキは何があるのかな?と思っていたら予想外のギミックデッキが来て驚いています。

課題‥‥というかカードリスト次第なんですが14弾でホーリー・フィールド持ちのクリーチャーがどこまでいるのか?がコイツの強さに直結します。今日のロッカナタだけでは全然足りないので今後のカード発表、リスト公開で強いホーリー・フィールド持ちがいたら強そうです。

もう一つ考える事はドローソース、進化元も踏み倒し先も白のクリーチャーという事で必然的に白単に近い構築を取るのですが現状白単で有力なドローが少ないです。13弾白騎士のシャルロッテやアスティノスのような凄いカードがある事を期待しましょう。

とはいえコイツがWB、条件つき盾追加があるのでホーリー・フィールドの発動自体は非常に簡単、進化元もユルユルなのでデッキとしては完成しやすそうです、強いかは別。ジョンジョジョンで1T足止めされる、5マナ帯は超次元呪文のターンという逆風はありますがデッキビルダー杯を飛び越えてガチで活躍出来たらいいよね?なカードになって欲しいです。

ここからは余談ですが現代デュエマではこの手の踏み倒し能力を持った白のクリーチャーが何体かいます。そいつらは能力が出た時と攻撃時に発動、踏み倒しの前に1ドローできるというスペックになっています。これがTCG版とデュエプレのカードパワー差です覚えておきましょう。

 

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本日のSR枠は”龍聖大河・L・デストラーデ”でした。コストが6と1マナ軽くなり能力の表記が色々変わりました。元のカードのテキストとの比較が大変ですがTCG版からは選択式から両方発動以外基本的には変更されていないはず。クリーチャーが場に出たら盾追加はターン1回になった代わりに自身と相手の枚数差関係なく発動。踏み倒し能力とその発動条件は能力、条件そのままにキーワード能力化しました‥‥間違っていたらすいません。

能力的には盾追加の後踏み倒しという事で山札が減りやすいという事以外は強い事が書いてあります。が、冒頭の部分で述べたように連鎖を連鎖でつなげていくのは低コストの連鎖で高コストの連鎖が捲れやすくイマイチがそのままコイツの難点になります。出た時に連鎖なのでサイキックを出しても連鎖できますがその際は超次元呪文がハズレ枠になるなど構築を考える必要があります。

という事でコイツをメインに据えたデッキはかなり難しそうです。山札の上を操作するカードがデュエプレにはほとんどないので連鎖の確実性が担保できないのはガチデッキとして見るとかなり辛い。

なので腕利きのデッキビルダー以外の凡人がこのカードを使うのならとりあえずデッキを5コス以下の生き物で固めて最低限・L・の自身が出た時は連鎖できるようにしておく。確実性は捨て去って超次元呪文で7コスを出して2体目の・L・と何かは出るように構築するというのが登竜門になりそうです。

腕利きデッキビルダーの皆さんは頑張って面白デッキを作ってデッキビルダー入賞を目指しましょう。恐らく今弾のおもちゃ枠です。

 

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