5月17日新弾カード紹介

 

一日考えて昨日のL・デストラーデですがシンランでL・デストラーデを出して1回連鎖までなら現実的に決まりそうなのでランクマならこれ以降は上振れたらればに留めれば強そうです。更に連鎖となればロマンなのでデッキビルド杯の方が良さそうです。

なお、現状の発表されたカードだけだとドロマー超次元に手も足も出ないのでH・フィールドでターン開始時1ドローとか、GENJIXXにバトルで勝てるようにH・フィールドでパンプアップと言ったカードが欲しいです。

 

とまぁ覚醒編には様々なギミックが登場し専用デッキが生まれたのですが、付け焼刃的に超次元を組み込んだ既存デッキもろともドロマー超次元(と同等にアンフェアな超次元デッキ共)が全てをねじ伏せて環境を蹂躙しました。ジェスタールーペ君だけはゴーゴンシャックで超次元呪文を遅延できるので強いデッキになりました。G・ホーガンはE1でN・ワールドという対ドロマー超次元用のカードとエクスという最強の上振れカードを獲得したので強くなりました。他のギミックは全員強化が無いので死にました。

という歴史があるのでM・タッチ、H・フィールドはリソース補充を充実させてほしいところです。デュエプレの魔改造とオリカの出番です(今のところ見えないんですがねねぇ‥‥)。

14弾カード発表での見どころは解説はほどほどに今日のカードを見ていきましょう。

 

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PVで公開されていた”隻眼の破砕脚ポン吉”が今日最初の1枚になります。TCG版からの変更点はソウルの削除のみという事で実質TCG版と一緒です。

味方を1体手札に戻さないといけないとはいえ、ピアラ・ハートよりパワーが高くて除去範囲が広い。同じ種族のベア子姫と比べても基礎パワーが高くて墓地送り除去と能力は優秀です。

M・タッチを軸に据えたデッキではコイツのM・タッチは積極的には狙わず、他のM・タッチのための生き物として使う事も多くなりそうです。アブドーラとか味方を巻き込む除去なのでなおさらです。

他だとゼロフェニックスを回すこともできます、黒や赤ののディスカードをポン吉の後にプレイしてゼロフェニを墓地へでコンボ成立です。ゼロフェニがナーフされていてよかった。

 

 

オリカの”爆双カエン・ウンゼン”です。M・タッチで最大コストのマナ爆誕をマナに埋めてM・タッチ獣をSAにします。という事で後に紹介するシロガシラのサポートカードです。シロガシラをマナに埋めて次のターンにマナ爆誕、シロガシラの能力でウンゼンが捲れたらM・タッチを全員SAにして突撃すると言うデザインのカードの様です。

 

 

 

本日3枚目は”ケロディ・フロッグ”でした、TCG版からのスペックは変更なしです。TCG版でもコイツのバウンスは相手限定です。

コイツかぁ‥‥特に使われていないんだよなぁ。相手限定のバウンスだから変なコンボとかないし、種族も弱いしトリガーもないからサーファーで良くね?で終わりなカエル。一応ディアスZの覚醒後の殲滅の覚醒者ディアボロスZをこのカエル1枚で超次元ゾーンに返せるけど、あいつ基本覚醒しないし、覚醒されたらコイツでどうにかしても敗色濃厚なんだよなぁ。

という事で何で事前公開のカードに選ばれたんだ?がコイツの評価です。ホント何で公開されたんですかね。

 

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事前公開が全てみたいなカエルの次に来たのは殿堂カードの”アラゴト・ムスビ”でした。TCG版からの変更点はソウル削除のみなので弱体化なしです。

 

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マナ爆誕はマナから指定コストを支払う事でマナから召喚できるという能力です。マナから召喚できるのでハンデスされる前にマナに埋めたりマナ加速で埋めてマナから召喚します。という事でハンデスで手札を枯らされてもマナ爆誕持ちのクリーチャーがマナにあれば(あまり強くはないけど)何かしらのアクションを取ることができます(ディアスZの能力対象を出しているという点は見ない事にする)。

マナから召喚できるという事は手札消費0で何かしらのアクションが取れるためマナ爆誕のコストは手打ちより重めに設定され能力もそこまで強くないカードがほとんどでした。実際あんまり使われていません、唯一の例外はマナ爆誕0の陰陽の舞です。コスト0が悪いことをするのは手打ちもマナ爆誕も関係ありません。

 

アラゴトに話を戻すと、コイツはM・タッチとマナ爆誕を持っていることから登場から長い間、シロガシラジュカイやG・ホーガンのデッキで細々と使われているぐらいでした。面白い能力だけど生かし切るのは難しく環境の表舞台に立つことはありませんでした。

 

サソリスのループ手順解説※画像あり - はいた的デュエマ目録

 

そんなアラゴト・ムスビに転機が訪れたのは現行のCSシステムが始まったあたりから、クリーチャーが召喚されるたびにマナから緑5コス以下を踏み倒しボアロパゴスによる緑単ループが環境上位に食い込みます。この時、アラゴトはコスト軽減により1マナで召喚され1マナアンタップマナを生成しタップインされた緑5コス以下が遺跡の効果で場に出る。2体目のアラゴトを1コスで召喚しアラゴトを手札に戻してアンタップマナ1を作りタップした緑5コスが場に‥‥という事で無限にマナ加速&場に緑5コス以下の生き物が場に出続ける∞ループが成立しなんやかんやすると山札回復手段を確保して曲芸メイド・リン・ララバイ(自分と相手は1ブースト)を無限に使い回して相手をLOさせて勝つウルトラアンフェアデッキになりました。ヤバすぎるのでボアロが殿堂入りしました。

ボアロが殿堂入りしても緑単ループは止まりません。バトルゾーンをマナゾーンにするという意味☆不明なインチキカード”豆”によって緑単ループは続きます。この豆でもアラゴトのやることは一緒。豆とコスト軽減獣を用意してアラゴトを1マナ(場1体)で出せるようにしてアラゴトをアラゴトで回して∞ループして後はララバイ回してLOするというギャラクシーアンフェアソリティアデッキとして環境を暴れ散らかしました。で規制が入るのですが豆は登場から半年ちょっとしか経過していないためアラゴトとその他のカードが殿堂入りしました。なお後日豆は別のデッキでも一人遊びを始めたので一発プレ殿になりました。

ちなみにアラゴトが4枚使えた緑単ループの環境には天門ループにマナロック4投バスターだのスクチェン4枚閣ループNEXTと言ったバケモノがいます(バスターの規制が遅れたのは緑単と言ったループデッキの規制を先にせざるを得なかったという理由もある)

という経緯なのでアラゴトが無修正で実装されたのは驚いています。当然その余波というか被害は発生し、野菜とセラフィムを中心に生贄に捧げられてデュエプレに参戦出来なかったカードが多数います。この二つの種族が好きな人は遺跡と豆を憎みましょう。

じゃあ、現状のデュプレでのアラゴトはどうなの?という話ですが現状良カード止まりだと思います。デュエプレは盤面上限、能力のスタック処理のオート化、制限時間で無限ループは成立しにくいし緑単ループなんてものは絶対に実装するわけないので。なのでアラゴトはガチャガチャカードを動かせて楽しいカードになりそうです(他に被害が出ないとは言っていない)。

というかそんな先の不安を気にするより目の前のドロマー超次元の脅威を考えた方がいいです。

 

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M・タッチ、マナ爆誕デッキの切り札”大地竜機シロガシラ・。ジュカイ”が本日のSR枠です。能力はまずM・タッチ踏み倒しとマナ爆誕のマナ埋めの順番が逆になり、デュエプレではM・タッチを踏み倒した後にマナ爆誕獣をマナに埋めます。見る枚数とマナ爆誕のマナ埋めタップインははTCG版と一緒の3枚なので踏み倒しを安定させるにもM・タッチ獣は多めに入れたいです。強化された部分は自身のマナ爆誕が9から8に軽くなりました。マナ爆誕のマナ埋めが1体から全員になったので最大2マナ加速は強化なのかなぁ?能力を連続発動させるコイツだとLOが怖くなるので純粋な強化とは言えなさそうです。

一方でTCG版からデュエプレ版で能力処理の簡易化がなされたことで使いにくくなったのがM・タッチ踏み倒しがコストが高い奴に固定化されたこと。あの~‥‥3枚から見るなんだから選びたいです。

という事で専用デッキを組んで活躍させましょう。自身がマナ爆誕を持っているのである程度ハンデスに強いです。マナ加速からコイツを出して盤面を埋め尽くしましょう。

一方で課題も多数。

一つは手打ちコスト7、マナ爆誕なら8コス必要な事。上のアラゴト等を駆使して素早くマナを用意しましょう。マナ爆誕があるおかげでマナ加速だけを考えればOKです。後は耐久手段の確保、ポン吉やアブドーラを駆使してなんとしても生き残りましょう。

二つ目は相性の良いG0クリーチャーの不在。TCG版ではドラゴンが場にいたらG0というシロガシラの能力のためだけにあると言われているレクタ・アイニーという鳥がいます。後は踏み倒したM・タッチ獣のM・タッチでレクタを手札に戻せば山札3枚からMタッチが表向きになる限りMタッチ獣が出せます(コレが覚醒編の閣ループです)。

三つ目は盤面上限。レクタ・アイニーが実装されなくても最初の能力誘発で赤のMタッチドラゴンが出ればAD限定ですがバルケリオスのG0条件を満たすため無限Mタッチ獣錬成は可能です。という事なので盤面上限7体はシロガシラにとっては狭すぎます。ポン吉みたいな小型Mタッチしか出ないことは少ないですが爆発力に直結するので気になります。いざというときはアブドーラで小型を焼いて盤面を空けることが必要になりそうです。

4つ目は制限時間。能力を連射させるとどうしても殴る時間が少なくなります。G・ホーガンはブロッカー能力付与が追加されたので時間切れになっても踏み倒したクリーチャーたちが壁になる事で返しのターンを生き残りやすいですがシロガシラ本体には受け関する能力がありません。対処方法が少ないので14弾では制限時間が伸びることを期待するしかありません。

マナ爆誕があることでシロガシラのデッキはハンデスにはある程度強いと思うのでドロマーハンデスに対抗できるデッキになって欲しいです。盤面上限や制限時間と言ったシステム面での逆風はありますが現状のシロガシラのデッキはかなり期待できると思っています。

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