5月18日新弾カード紹介

 

14弾で実装されるカードを見て分かる通りTCG版の覚醒編では各文明に様々な能力が登場し新たなデッキを想起させました。が、超次元という新ギミックによって多くの能力が泣き寝入りをしました。デュプレではそうならないように新能力だけでなくその周りのカードも充実、強化してほしいところです。そうなるとカード発表で公開されなかったカードが重要だったりするので来週のカードリストを見ないとどういうデッキになるのか分からない部分があります。

表舞台にいち早く降り立ち、様々な基準になるカード達を今日も見ていきましょう。

 

1枚目は神化編より”エンペラー・マリベル”、3コス4000のサイバー進化で殴るときMBで相手1体をバウンスします。TCG版からの調整はバウンス対象が相手限定といういつもの調整のみです。

マリベルに関してまず言うべきことはお前は13弾で実装されるべきカードだろです。サイバー青単の全盛期は神化編でした。まぁ覚醒編に入るときに上振れインチキカードだったパラダイス・アロマと対サイキック最強除去札のスパイラルゲート(サイキック忖度の始まりとは当時は誰も知る由はなかった)が殿堂入りしたのが衰退の原因なので仕方が無いと言えば仕方がないです。

とまぁ遅くはなりましたがデュエプレでもマリベル実装でようやくサイバー青単がアグロ構築でも強いと言えるようになりそうです。懸念点だったバウンス範囲の弱体化もないので超次元呪文から出てくる大型サイキック獣も問題なく除去できます。サイキック以外にもブロッカーなどビートするのに邪魔なクリーチャーをどかせるので非常に強力です。

入るデッキも使い方もTCG版と一緒でしょう。サイバー青単に入れて攻撃を通すための進化獣。ルチアーノから進化すればMBで1ドローがくっついてきます。14弾環境ではどうやらサイバー青単が速度とバウンスを武器にドロマー超次元に挑む権利がありそうです。ハンデス対策にM・ジェスティがいるのでなかなか強そうです。ジェニーダーツもトリアとジェスティの択となれば撃ちにくいし鬼面城で引きまくればOKと対策できるのが強そう。

 

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2枚目は”電脳大河バタフライ・ブランデ”でした。転生連鎖という固有能力がなくなりましたが同じような事ができるように能力が調整されました。が、元は離れた時に踏み倒しなので破壊された時限定なので弱体化です。一方で連鎖能力獣にしかパンプアップが入りませんでしたがデュエプレでは自身以外の青獣と範囲が広くなり強化されました。

連鎖という能力的にはコストが下がった(ついでにパワー-1000)のは踏み倒し範囲が狭くなるという弱体化ではありますが、デュエプレの方が速度が速いので出せない展開が減るので一長一短です。

さて、コイツはどう使おうか‥‥ジェスター・ルーペはドロソになる、G・ホーガンとL・デストラーデはデッキの主役になり得る、ベリアルタはトリガー能力と種族に強みがあると能力が強いか他に強みがないと使われない。コイツの強みとしては種族は強いけどリキピ軸ならジェスター・ルーペの方が良さそう、サイバー軸としてもアグロ軸なら5コスは重い。

う~ん‥‥入るデッキが少なそうなだなぁ‥‥中速サイバー青単で盤面が空などでマルコに進化できないときの展開札かなぁ。それ以外はちょっと思いつかないです。

 

 

 

お次は最近某工房動画にてブラック・ガンヴィートのパチモンとして出てきた”終焉の凶兵ブラック・ガンヴィート”が公開されました。工房動画でダメダメな評価を下されたノー・チョイスという能力はデュエプレではなかった事にされました、弱いから仕方ないね。ただしノー・チョイスの仕様は残りました、PBに変更されパンプアップの上昇値も一緒です。殴るときにお互いの手札を0枚にしますが盾に殴る、相手のターン開始時の1ドローによって自分だけが苦しむ可能性が高いのでサポートとしてはイマイチです。

総評すると弱すぎて使えない、さっさとサイキック化してくれと言うカードにデュエプレ開発班は救いの手を差し伸べました。そう能力の追加という魔改造です。追加され能力は攻撃中に相手がクリーチャーを踏み倒したらその踏み倒し獣を破壊するです。

あの~‥‥今からでも踏み倒しメタ能力を常在能力かせめて手札0枚のプレイヤーがいる時にしませんか。攻撃中ってトリガー獣とマッドネスしか反応しないし、着地は許すから出た時能力は誘発して呪文感覚になるだけって強化としては弱すぎ。

という事でパチモンはパチモンのままという事で残念ハズレVRとしてポイントが足りない人は砕きましょう。デッキビルド杯で使われたら御の字ですね。

 

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残念なVRの次は”爆裂大河シルヴェスタ・V・ソード”、こっちは偽ガンヴィートと違って使える能力を持ち、優良な改造を施されています。デュプレではソウルが無くなったので青か赤のクリーチャーからなら何でも進化できるようになりました。

能力は殴るときに相手限定の裁きを放つという事でなかなかな能力をしています。味方を巻き込まないのでビート、コントロールを問わずお供の小型獣を維持しながら相手の小型を一掃し手札に変換できるためうまく決まれば非常に強いです。

しかしTCG版では目立った活躍はしていません。サイキックゲームな時代ではこの能力は時代遅れだったり、自分のあまり役に立たないクリーチャーを手札に変換するという裁きの強みの一つを失った事、そして進化元の制限があったためです。

進化元が緩くなったのでデュエプレでは使い勝手が大幅に向上しました。6マナ8000と悪くない基本スタッツを持っているのでコイツを使ったデッキが環境に進む可能性はあります。横並べが強くデスドラが猛威を振るうデュエプレではV・ソードが活躍できる下地はあるのでビート・コントロール問わずいいデッキが組めそうです。

 

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最後は”超電磁トワイライトΣ”でした。TCG版からはコスト-1とパワー-1000されスリムになって実装されます。神化編のカードでセルフバウンスからの踏み倒しと悪そうな能力をしていたので実装はどうかなと思っていたら14弾で実装されることになりました。

能力はTCG版と変わらず出た時に非進化サイバーをバウンスして戻した数だけ手札から非進化サイバーを踏み倒します。見るからに悪そうな能力でTCG版ではG・ホーガンと組み合わせると無限ループで山札のクリーチャーを全て場に出せます‥‥後はJ・イレブンでEXウィンしたりN・ワールド+パクリオでLOしたりすれば勝てます。デュエプレでは盤面上限、制限時間、実装カードの調整と仕様面で無限ループでは勝てないように調整されました。

という事なのでΣの運用もTCG版と同じようで違うという事を念頭においてデッキを組むことになります。セルフバウンス兼進化元になる小型獣、踏み倒したい大型獣を入れてデッキを回していきます。小型にはクウリャンやトリア、踏み倒し先には大量ドローのアイアンズやマッドネスのM・ジェスティ、G・ホーガンや上のバタフライ・ブランデで2体目のΣや更なる展開を狙う、除去札としてのコーライルとデュエプレでも普通に使う分には十分なクリーチャーがいます。

課題だったコンボ成立までの時間稼ぎやSA付与が難しく返しのターンを生き残るはΣのコスト減少、G・ホーガンのブロッカー付与能力の追加で耐えることが簡単になりました。

コイツもなんだかんだ環境に食い込みそうです。提督を自然に組み込めるので非超次元のデッキとして環境の多様性維持に貢献してくれそうです。

 

昨日今日とコストを踏み倒しまくる専用デッキのキーカードが公開されました。こうなるとコスト踏み倒しメタが欲しいとかの声が出てきますが。不遇好きの予想では多分出ません。だってそんなカードがあったら陰キャコントロールか、絵面が地味過ぎるメタビートが環境の主役になって退屈極まりないからです。14弾はサイキック獣の本格実装と合わせてみんなでコストを踏み倒して大怪獣決戦をしようというコンセプトっぽいので波に乗りましょう。

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