5月19日新弾カード紹介

 

昨日トワイライトΣですが無限ループ自体はデュエプレでも可能です。となると無限ループしてどうやって勝つのか?になるとN・ワールド+パクリオによるLOやJ・イレブンによるEXウィンが現状デュエプレではできないです。なのでG・ホーガンのブロッカー付与で耐久して次のターンに一斉攻撃が一番現実的かなぁ。無論ループのための準備やターンの制限時間等の課題をクリアすれば宇宙が見えます。

後は環境入りするかですが‥‥スタートでΣの種+3体を場に用意するのはデュエプレでも大変そうなのでTCG版同様、面白デッキ止まりになりそうです。TCG版では関連パーツが無規制という事から分かる通りガチ対戦でお呼びがかかるコンボではなかったので。

 

本日1枚目は”エターナル・スパーク”でした。TCG版からは除去できる範囲が1コスト上がったので強化されました。一方でお決まりの相手クリーチャー限定という制約が付きました。

盾送り除去という事でサイキック獣を除去する際は確定除去になるので1コス除去範囲が広がるのは結構えらいです。13弾の5コスサイキック獣もトリガーでコイツを唱えれば覚醒前に処理できます。他、ジョンの両面やキルと言ったサイキック獣も射程に入りいます。無論普通のクリーチャーに撃っても盾が増える事が気にならないのなら除去として非常に優秀です。盾回収の少ないデュエプレならなおさらです。

単色盾送りの適正パワーってこんな感じなんですよね、エタガがいかにおかしい性能していたがよくわかります。適正とはいえコイツも特別な理由が無ければ使われなかった呪文。TCG版では後々5コスに非進化確定盾送りのパニック・ルームが登場したりとサイキック獣のプッシュに対応するように盾送り除去が時折実装されるようになってきました。

あえてこの呪文を使うメリットを考えるとアマテラスから唱えられるので山札から発射できることでしょうか。コントロール軸でアマテラスを使おうやガントラビートでのアマテラスなら構築を工夫すれば探索を固定化してこの呪文を撃ちたい時の撃てるようになります。

 

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2枚目は”次元院の霊騎アスファル”と”時空霊魔シュヴァル”/”霊魔の覚醒者シューヴェルト”でした。不遇好きとしては多色サイキックは15弾かなぁと思っていたら14弾で実装となって少し驚いています。

3枚ともスペックはTCG版と変わりありません。気を付けることは覚醒後のシューヴェルトには解除が無いので1発の除去で超次元ゾーンに戻ってしまうという点だけは注意です。能力的に狙われやすいので場持ちに関してはあまり期待できません。

アスファルに関しては破壊された時にサイキックを呼びだすという事でブロッカー能力と合わせて相手をけん制できます。まぁそれでも超次元呪文を撃った方がお手軽なのでセラフィムという種族が生きるとかでない限りはあまり使わないでしょう。クイックピックなら強そうです。

シュヴァルに関してはなぜ15弾と予想したのかにも絡むのですがコイツ、多色獣なのでキングの種になります。加えて覚醒条件の対象にキングが入るので相性がいいんですよね。TCG版ではシュヴァル登場時にはキングがプレ殿に逝ったのでデュエプレで初の邂逅になります。コレの何が強いって、デッキ内に多色獣を入れなくてもキングの種を用意できるんですよ。白or黒の5コス以下を出すなんて5コス超次元呪文ならどれでもOK、フェアホならマナ加速で次のターンにキングが出ます。つまりマナのタップイン事故を極限まで減らしてもキングの種を何枚も用意できるという事です。

他覚醒条件の6コス以上のデモコマ&エンコマも天門などの各種踏み倒しを駆使すれば意外と簡単に達成できます。キングやクイーンと言った相手の行動を縛れる、オルゼキア等の除去カードも範囲内です。他再録されているアウゼスやZAGAANでそろえると面白い方法もあります。

シューヴェルトの方はクリーチャーが出てきたら盾追加(おなじみの5枚以下限定)と呪文を唱えられたら1枚ブレイクは変わらずです。呪文を唱えられた時の能力はブレイクなのでSTを使われると言う事は注意です。基本的には劣勢時に輝く能力です。盤面を更地にした時にシューヴェルトが場にいれば大体生き残れます

運用方法は単純にエンコマ、デモコマが多く入ったデッキに超次元呪文と一緒に入れる、以上です。ランブルやドラヴィタが覚醒条件の対象になるので白と黒の超次元呪文で状況に応じて出し分けましょう。余談ですがコイツは覚醒編限定構築ではトップメタでした。サイキックゲーに対してヘイトが集まっていた覚醒編環境で覚醒編限定戦をやりサイキックゲーを強制された結果が超次元にあらずんば人にあらず”との言葉を残して引退した人が続出しました。デュエプレではそうならないことを祈ります。

 

 

サイキック強いの中、平和すぎるのが”次元院のディメンジョン・ホーン”と”時空の鬼若コーシロウ”/”戦鬼の覚醒者ダンジューロウ”です。能力はダンジューロウの踏み倒しが探索化しただけです。

ディメンジョン・ホーンはサイキック獣を出す範囲が面白いカード。マナ枚数以下で2体まで選べます。タップスキルで1回限りの発動という制約を乗り越えれば色々な事ができます。11マナで青ヤヌス+時空の火炎や6マナあればキルヤヌスができます。2体までとあるので1体でもOK、14マナ貯めて覚醒後の大型サイキックも出せます。強いかは別なのでデッキビルド杯などではコイツを使って覚醒後のサイキックを出したり面白コンボデッキを投稿してみるのもありだと思います。

コーシロウは淡泊すぎるサイキック獣。緑のサイキック獣弱くね?の原因の一つです、さっさと8マナ貯めて覚醒させましょう。それでも1ターン凌がなければならないくて除去の的という事でガチ対戦ではお呼びがかかりませんでした。

覚醒後のダンジューロウは流石に強いです。非進化限定とはいえ8コス以下を攻撃のたびに踏み倒せます。覚醒すれば強いの典型という事で覚醒前に狙い撃ちされてガチでは使われませんでした。デュエプレで追加された課題は探索化、覚醒条件の都合上最低でも8枚マナゾーンにカードがあるので狙ったクリーチャーを出すのには構築を工夫する必要があります。

総じてこの3枚はデッキビルド杯向けのカードって感じがします。8コス以下踏み倒しも意外と窮屈でデルフィンなどの9コス以上のパワカが出せない等々、運用面ではあれこれ考える必要があります。

 

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4枚目は”啓示の精霊サンスクリッド”でした。TCG版からは探索化したとはいえ狙ってスパークを盾に仕込む事ができます。デュエプレではスパークを唱えたら1ドローが追加されささやかに強化されました。

色々惜しいなぁコイツ。まず7マナかぁとぼやきます。6マナなら(スタン落ちするけど)ガントラから繋がって盾追加スパークを仕込んで殴り合い強いが‥‥まぁ7でも大丈夫かスタン落ちでAD下限定の方が痛い。ブロッカーが無いので天門から出せないのでNDだと額面通りに7マナ支払う必要がある‥‥ADならヴォイジャーから繋がる。他、スパークでホリスパ、バリスパ、上のエターナル・スパーク以外にそこまで盾に仕込みたい呪文が無い。

とまぁ種々を考えるとAD向きの選択肢に入るかなぁなカード。とはいえスパーク呪文自体は数が増え続けるのでその都度できることが増えて強くなるので覚えておいて損はないかなぁ。殴り合いが多くなるデュエプレだとそれなりに期待できそうな1枚。

 

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ここにきての抜け忍シリーズ”腐毒の幻ハンゾウ”が本日のSR枠として公開されました。ニンジャ・ストライクが7マナ以上の時ST以外の変更点は盾を身代りにして場に残る除去耐性がパワー0以上の時ターン1回限定になり基礎パワーが6000になってWBになりました。

種々批判が大きい抜け忍カードですが、まぁコイツも基本的にはダメダメですわな。カッコいいニンジャなイラストもよーわからん変な奴に変わり、7マナ以上トリガーも7マナは重いと評価は散々です。このスペックじゃ流石に使われません、盾追加や盾操作が少ないデュエプレではなおのことです。

強いて使いどころを挙げるとすればベルヘルデガウルの連デモデッキでしょうか。マナ加速する、デッキ内のデモコマの比率を上げたいので入れるスペースはありそうです。そうなるとパワー6000のWB打点も生きるので使うなら現状このファンデッキになりそうです。

 

散々な評価をされたコイツが再評価されるとしたらデュエプレにドルマゲドンX(画像無くてごめんなさい、何分カード5枚を使うのでサイズが‥‥)が実装され時でしょう。デュエプレ勢だとドルマゲドンXの知識が無い可能性があるので軽く説明すると。最終禁断フィールドとして5枚のカード(40枚にも超次元ゾーンにも含まれない)をデュエマ開始時からバトルゾーンにセットした後とトップデックを4枚裏向きにセット。5コス以上の黒か赤の”コマンド”が召喚される時に能力が発動し裏向きのカードを墓地に置いていき、4体目が出て裏向きのカードが全て墓地に行くとドルマゲドンXというコスト999、パワー999999のバケモノが封印という全体除去を放ちながら場に出現します。ドルマゲドンXは最初から場にいる扱いなので召喚酔いが無いTBで2回の除去耐性を持ちます。

という事でこのドルマゲドンXとそのお供を使って相手を消し飛ばすデッキがTCG版にはあります。で、そのデッキの一つでハンゾウは使われました。手打ちでもニンジャでもドルマゲドンX解放のステップを進められるので。で、ここまでデュエプレが進めば盾操作も増えているだろうしどうせドルマゲドンのデッキは耐久しなければならないから7マナ溜まるよねってことで抜け忍ハンゾウ(STでもドルマゲ解放ステップは進められる)でも出番あるかも?ってことです。

ちなみにハンゾウ入りのドルマゲドンXデッキの一つにはドルバロムやバロム・クエイク、デスマリッジと言った大型デモコマ進化を扱う豪快デッキがあり、ハンゾウが殿堂解除された時はTier2~3ぐらいの強さCS上位入賞報告も上がるなど実際に環境にいました。というのもバロム系のカードをフィニッシャーに据えると黒主体のデッキに勝ち筋が無いという欠点をドルマゲドンXが補い、同時にドルバロム支援カードが多数増えており、TCG版ではついにドルバロムが環境入りするという事になりました(他は大体地雷止まり)。

という事なのでデュエプレで抜け忍ハンゾウ君が再評価されるのは数年後になるのかなぁ‥‥直近で考えると15弾でアシュライガー&バルカディアスが実装されたらワンチャンくらいありそうです。後、蛇足ですがドルマゲドンXの開放はザガーンでもOKなのでTCG版にはザガマゲドンなるデッキがあります(他にも強カードを入れればザガーン4投の割に強くできる)。

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