7月16日新弾カード紹介

デュエプレ】第15弾『超覚醒嵐舞』 -FIRESOULS DUELIST- ティザームービーが公開 - デネブログ

 

PVが無事公開され実装カードが順次公開されていきます。結構日程が詰まっている感じがするので1日にSRカードが2種以上ある日があります。記事を書く側としては大変なんですよね‥‥加えて超次元関連は呼び出しカードとサイキック獣がセットになるので1枚の発表で2.5枚分の労力がかかります。という事でいつもの通り速報性重視の日刊カード紹介を15弾もやっていきます。

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15弾最初の1枚は”聖黒獣アシュライガー”でした。TCG版からの変更点はコスト軽減が強制になった以外に変更点はないです。コスト軽減はアウゼスのような両方を持っているクリーチャーでも-2にしかならないです。

TCG版とスペックは一緒という事でデュエプレでも運用面は変わらないと思います。アシュライガーから7コスのエンコマ、デモコマにつなげるのが強そうです。違うのは繋がる先にキング・アルカディアスがいる事、アシュライガー自身が多色で種になるので2コスブーストからつなげれば最速4T目にキングが出ます。他だとオルゼキア、PGに繋がりAD限定に目を向けるとクエイクスが候補になりそうです。1マナ余るけど6マナ域にもアウゼスやクイーンがいるので1Tでも生き残ればかなり強い動きができそうです。

一方の課題はアシュライガー自身が4マナと中途半端に重い事。2コスブーストからつなげようとすると手札の管理が厳しくアシュライガーからの展開が上振れ運任せになりやすい。3コスドローからつなげると安定はするがテンポが一手遅くなりビート系のごり押し展開に間に合わない可能性がある‥‥と安定と上振れのトレードオフに頭を悩ませることになりそうです。

デュエプレではアシュライガーに近いカードとしてヴォイジャーがいましたがヴォイジャーはコスト軽減がエンコマ限定でしたが1ドローがあり、結果青を入れたドロー重視ではなく青抜きの構築が主流になりました。コスト軽減しか能力のないアシュライガーはどう使われるのか実装後に試行錯誤しそうです。

あとの課題はコスト軽減のシステム獣という事で除去に狙われやすい事。パワーが4500あるのでメジャーな火力除去は回避できますがバースターやデスサークルが飛び交うマナ域のクリーチャーなので過信は禁物です。

 

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2枚目は”死神明王ガブリエル・XENOM”が公開されました。TCG版からはコストが1軽くなりデュエプレでは6マナの進化獣に、そしてレアリティがUCからRに格上げされました。TCG版では7コスUCでこの能力は破格で驚いた記憶があります、そして環境ではあまり活躍しなかったのでインフレが進んだなぁと感じる1まいでした。

コスト以外のスペックはTCG版と変わらず。デュエプレでよくある能力の強制処理化も無く墓地肥やしは任意のままです。殴るたびに山札3枚削るとLOが怖いので任意処理のままなのは有難いです。

という事で出して殴ることさえできれば墓地肥やし、確定除去、墓地回収が1枚のカードでできて能力が自己完結ししている凄い奴です‥‥が進化獣で進化元が場のエンコマorデモコマという事で見た目以上に出しにくいです。5マナ以下の進化元で手ごろなのが少ないんですよね‥‥ピカリエはいいとしてその次がデスライオスは場に残すのに手間がかかるしロードリエスとボルシャリオは多色に加えてスタン落ち。グレゴリアスはナイト関連の能力と進化元には苦労しそうです。

死神なんだからいっそ進化元に死神を追加しても良いのでは?と思うくらいには候補がいないです。1コス上には進化獣は対象に取れないけど墓地進化のヴァーズロマノフが、非進化でも7コスにオルゼキアと競合先が強いのも課題

一方でなんでか知らないけどエンコマから進化出来て除去が撃てるというのはかなり貴重な能力です。エンコマはロックはできるけど除去はほとんどできないデザインなので種の問題を克服できれば活躍できそうです。

環境で使われるかはかなり怪しいところ、超次元呪文やゴッド、GENJIやライゾウ、キリコとゲームを終わらせに行くクリーチャーがバンバン飛び交うデュエプレでは堅実過ぎて使われなさそうだなぁと感じます。ドルバロムがスタン落ちしているのも辛く、サイドキック的な運用も難しいです。Bロマも上記のようにヴァーズで良くね?で終わってしまう。

TCG版では安くて遊べる環境外デッキの切り札という立ち位置だったガブリエル、デュエプレでもデッキビルダー杯などの環境外が主戦場になりそうです。

 

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15弾最初のSRカードはPVで目玉として堂々と公開された”悪魔神王バルカディアス”でした。TCG版からはコストが-2と近年まれにみるヤケクソ感が漂う強化です。まぁドルバロムにバーロウで踏み倒し、アルファディオスにヴォイジャー、そしてアシュライガー同時実装と早出しギミックがネタ切れしているので仕方がない。加えてコイツを踏み倒せるカードは流石に評判が悪くなりそうなので出来ることがコストを下げるしかなかった感じがします。

コスト以外の部分はTCG版と一緒という事で超次元主体のデッキ相手には多分出せば勝てます。加えて全体除去を持っているので出しさせすれば状況を一変できる強力な進化獣です。コストが下がったことで上振れれば最速5T目着地によって有利な相手に頓死させることが可能になりました。

一方で進化元が場に必要でその進化元もエンコマとデモコマ限定と上のガブリエル同様出すのが大変です。場持ちがいいPG以外の種は確定除去が飛び交うマナ帯に出すと場元が期待できずなかなか進化できません。加えてガードホールとDDZの実装が確約されているので展開次第では有利対面そうな超次元コントロール相手にも不覚を散りかねません。

なので普通に出すと自分の場にはバルカディアス1体しかいないので逆転性は高いが有利な状況で詰めの切り札としてはピーキーな性能をしています。各対面を考えていくと各種超次元コントロールは(不安要素はあるが)有利、ナイトは有利、Bロマ・ライゾウは不利、超次元ビート・キリコは速度勝負、各種速攻はトリガーお祈りで恐らく不利だろうというのが現状かなぁと感じます。

TCG版だとアルファディオスやドルバロムと併用して状況に応じて刺さるのを出すという運用が主だったバルカディアス。デュエプレでは果たしてどんなデッキに搭載され活躍するのかあれこれ考えることになりそうです。

 

ついに始まった15弾の実装カード公開、PVを見るに勝舞編ラストという事で気合の入ったカードが沢山実装されると思います。頑張って毎日更新で新弾カード紹介の記事を作る予定です。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。