7月18日新弾カード紹介

 

昨日のグレンオーに関しては強さどうこう以前にちゃんとバグなく仕上がっているのか?の方が気になってしまいました。EXウインに関してはランクマでやられて不愉快にならない強さを考えた結果グレンオーが最初になったのだと思います。TCG版でグレンオーまでに登場したEXウィンはデュエプレだとバグって壊れになりかねないので。

・ユニバース:アポロ、デスドラの一回で種を使い切れるので実質1T場に残ったら勝ち

・サイバー・J・イレブン:11体は並べられないし連鎖やΣを絡めると7体は簡単

アレフティナ:調整されたミルザムによって条件達成が簡単になった

とまぁシステムや他のカードの関係で他のEXウィンは出せないと思います。

 

昨日のカードはこれくらいにして主役の今日のカード達を見ていきます。

 

 

1枚目は”穿神兵ジェットドリル”でした。能力はマナ加速に対するメタ能力TCG版の相手のマナ加速を山札の下に戻すからカードが動かないに変更されました。デュエプレ版はカードが動かないなので不用意にランブルの覚醒サポートに逆利用されないなどの変化があります。またメタ能力は山札か墓地限定なので(使われていないけど)ヤッタルワンなどの手札をマナにするカードやチャージャ―には無力です。

ここ最近ライゾウが~という意見が多かったので注目度が高そうですが、不遇好きの視点からすると大した弱体化にはならんと思っています。だって問題点が多いんだもん。

問題点一つ目は2T目のブーストには絶対に間に合わず後手だと3T目ブーストにも間に合わない速度面の不安。

二つ目はメタ以外の能力を持たず3コス2000の貧弱クリーチャーな事。メタ能力以外を持たないので刺さらない相手には完全に腐り、自分のデッキパワーを下げるだけになってしまいます。ついでに種族もデュエプレではイマイチですね‥‥TCG版だとランデスのアッシュがいるのでアッシュでランデス、コイツで反撃を許さないという相性の良さがありましたがデュエプレでは(今のところ)できません。

こういうカードって結局使われないか、メタ対象がメタを乗り越えるカードが平然と搭載されて数は減るけど駆逐するには至らないというのがTCG版の常でした。恐らくデュエプレでも同じでしょう。ラッカ超次元ビートやドロマー超次元には無力、リース超次元ビートは2コスブーストからのボルシャックホールでOK。5色はジャックアルカディアス、ライゾウにはアカギガルムスがいるので時間稼ぎにしかならないと抑止力としてはスペック不足かなぁと思います。

 

 

発表順から入れ替えて2枚目は”爆竜NEX”でした。デュエプレから見るとかなり未来のカードで覚醒編から5年後の革命編のカードになります。

スペックはファイアー・バード版バルガゲイザーと言ったところで山札の上から鳥を踏み倒します。出た時と殴るときに発動するので確実に1回は能力が起動できます。加えて鳥をSAにするのでどんどん攻めることができます。

TCG版ではファイアー・バードをどんどん踏み倒すデッキを連ドラになぞらえて”連鳥”

と呼びましたが、連鳥デッキの主流はこのカードではありませんでした。

 

 

主流だったのはキャプテンドラッケンで最大5体も鳥を踏み倒してボルコフ・紫苑で鳥をSAにして一斉攻撃するというものでした。ドラッケンの種は各種ドラゴンサポートの鳥を使い高速召喚、ボルコフでSAを付与してとワンショットキルを狙うデッキでした。強さに関しては‥‥テーマデッキとしては高い完成度を持っていましたがCS等で使うデッキではありませんでした。

話を爆竜NEXに戻すと鳥をランクマでは1体、2体踏み倒したところで‥‥という感が強いですね。TCG版に比べるとインフレは進んでいないし、マッハルピアの能力が任意になったのでうまくいけば4打点は作れますが所詮は鳥で焼かれるのがオチです。この辺なぁブレイブ・ルピアがナーフでWBを失わなければワンチャンありそうですが残念ながら修正されて打点が低下、踏み倒しで旨い鳥がザークピッチしかいないのが辛いです。

という事で良いテーマデッキにはなると思います。鳥なら何でもOKなのでギャタクシー・ルピアを踏み倒してロマンを求めるのもいいでしょう。鳥は今後も数は増えていくし、15弾で相性がいいカードがある可能性も残されています。デッキビルダー杯の有力テーマになりそうです。

 

 

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2枚目は”ポジトロン。サイン”、今だTCG版では殿堂入りしているパワーカードが公開されました。という事でデュエプレ版は弱体調整を施されポジトロンサインでポジトロンサインを撃てなくなり唱えたいSTが呪文が無かった際のリカバリーが不可能になりました‥‥だからどうしたって話です。

このカードの問題点は同名カードは4枚までというデュエマのルールをぶち壊したからです。ヘブンズゲートなどの超強力トリガー呪文の5枚目以降として無限の可能性と勝ち筋を用意するカードです。

TCG版ではガチャデッキのガチャカードが順次殿堂規制が入る中リペアカードとして使われ自身も殿堂入りしました。ガチャカードの枚数増加と受けのトリガー両方のかさ増しできるバケモノカードで殿堂入りも納得です。その後も天門ループで搭載され、現在でも時折使われています。

正直、コイツは来ないだろうと思っていました。というのも上記の通り同名4枚までのルールに抵触し、トリガー呪文がインフレによって強いカードが出続ける以上どこかでやらかすだろうと思っていたからです。

じゃあ何で出せたの?の関してはデュエプレでは盾の操作をするカードがほとんどなくてクリーチャーが強いからまぁいいやろという事で実装にOKが出たのでしょう、今後どうなっても知らんぞな1枚です。

 

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ポジトロンサインはどうなっても知らんぞから1日も経たずにどうとでもなれなカードが来てしまいました”ホーガン”・ブラスター”の実装確定です。殿堂カードという事で弱体化されコストが1増えました以上だ!

このカードの何がヤバイかというとコスト制限が無くクリーチャーも呪文もOKでSTを持っているという事です、つまり全部がぶっ壊れています

まずは踏み倒しコストが無制限という事であらゆるカードが踏み倒せてしまいます。各種インビンシブル呪文もOK、サファイアもデルフィンもOK、非進化という縛りもないので種を用意していればライゾウやらキング、クイーンもOKと運任せな事に胡坐をかいてやりたい放題です。という事でカードの種類が増え続ける限り可能性が無限大にもなるヤバさを持っています。

そしてクリーチャーも呪文も踏み倒せるということで唱えれば確実に何かは踏み倒せます‥‥特別何か工夫する必要もなく。後々殿堂解除されたミステリーキューブはクリーチャー以外はマナに行くという事で明確にハズレがありますがこのホーガンにはありません。大型呪文を使うデッキも大型獣を入れるデッキもコイツを使います、多様性とは一体。

そしてこのヤバイ呪文にはSTがあるので運任せではありますが最速2T目に唱えられます。なのでこのカードを搭載したガチャデッキは大型獣が多数入って速攻には弱そうに見えて速攻相手に五分以上に渡り合える頭のおかしいデッキなります。無論遅いデッキには手打ちからの踏み倒しで大変な事になります。

とまぁ全部がぶっ壊れているホーガンブラスターはクソデカクリーチャーが多数登場したE2環境にて最凶の理不尽として環境を暴れ散らかした結果殿堂入りしました。殿堂入り後も墓地から呪文を唱えて唱えた呪文を手札に戻すサイクリカや唱えたら勝てるオールデリートが登場したため解除は不可能となっています。

そんなカードがデュエプレでは1コス増えての実装です。1回のブーストで即使用できない6マナになった、枚数かさ増しのミラミスとキューブが未実装という事で大丈夫という事なんでしょう‥‥ラッキーダーツはまだいいがポジトロンサインと合わせて8枚態勢は環境が心配になります。後はゴッドは出ないので選択肢が少し減った点はささやかな弱体化です。

ポジトロンサイン以上に将来に禍根やデザインの制限が出ないか不安な1枚がデュエプレにやってきます。

 

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本日最後1枚は”大河聖霊エル・ドラ―ド”でした。TCG版からはブロッカー能力と条件付きのコスト軽減が追加トリガー踏み倒しの誘発がプレイヤーへの攻撃限定から攻撃なら何でもOKに緩和と魔改造されました。ブロッカー能力追加は除去の的になりやすくなる一方で自身の能力の保険になったり天門や白騎士ゲートで踏み倒せると一長一短です。まぁ、GENJIの能力で破壊されても踏み倒しは発動するしGENJIで割った盾から天門その他で出てきて殴り返し余裕でしたとかがあるのでこのサイズの白獣がブロッカー能力を追加されるのは基本的に強化。コスト軽減の方は盤面が劣勢時なら2軽減されて7マナで出せるとビートダウン相手にぎりぎり間に合うようになっています。

コイツの目玉能力はトリガーカードの踏み倒し、1枚引いてから踏み倒しのでハンデスされても踏み倒しができる可能性があるという強みがあります。加えて相手に1回強制攻撃させるので除去が無かった相手には15000のブロッカー&トリガー呪文に突撃しなければならないという恐怖のカードに仕上がっています。

このカードは初期のミラミスホーガンデッキの大型枠として搭載されミラミスが危険なカードなのでは?と言われるようになりました。そしてE2のクソデカクリーチャーによって受け身なエル・ドラ―ドは引退し世代交代、ミラミスホーガンキューブガチャデッキは伝説になりました。

 

ではデュエプレではどう使うかに関してですが、ブロッカーが追加されたので未実装のミラミスの代わりに白騎士ゲート(ADなら天門)を使いましょう。後は上のポジトロン&ホーガン(更にガチャしたい人はダーツ)を入れればTCG版と踏み倒しカードの枚数はさほど減らないガチャデッキの完成です。

 大型ブロッカーを中心に据えなければならない制約はありますがPGにミルザム(やったね盾追加でガチャトリガーで何回も遊べるドン)と踏み倒し先のブロッカーは多いです。バルカディアスというリセットカードが運よく出てくる大当たり構築も全然ありです。無論ガチャ・踏み倒し以外にもデモハンなどの除去トリガーを唱えるだけでも十分強いです。

 

種々を考えるとミラミスが未実装な代わりにエル・ドラードがブロッカーを得たことで天門・白騎士門と組み合わせることが15弾のガチャデッキのデザイナーズの様です。果たしてこれがヘイトを集めない健全なデッキなのかは全くの未知数です。ヘイトを集めまくって全然ダメでしたも十分あり得ます。というか天門系抜きでも下手をすればデッキになる(なっていた)のに天門系を追加するのってどうなのよ‥‥と不遇好きは思います。

 

 

今日は恐怖のガチャデッキ軍団の紹介日でした。普通こういうカードは楽しい楽しい運ゲーデッキで終わってデッキビルダー杯に彩を与えるだけで終わるのですが3種12枚もあると話は別で理不尽の極みにしか感じられません。

大丈夫だろうと判断としては踏み倒しが呪文なので(使う側という可能性はあるが)バルカディアスを立てれば有利に立ち回れる、所詮はトリガー除去でブロッカーを壊してサファイアで消し飛ばせばOK、天門系ならドロマー超次元のハンデスが刺さるなどメタが回らなくなるという可能性は低いかなぁとも思います(心情などのメンタルな部分は別)。

後はTCG版での反省点として超次元だけが強い環境にしたくないという意図もありそうです。超次元主体のデッキだけが強いのも超次元時代の多様性としては問題だと思うので適切な強さ調整されていて欲しいです(後はバグが無ければいいのだが‥‥)頑張って毎日更新で新弾カード紹介の記事を作る予定です。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。