7月23日新弾カード紹介

 

ガード・ホールとデビル・ディアボロスZはどういう形であれ環境にいるでしょう。このカードたちが環境にいないのは何かがおかしいので。

他、SRカードはラストストームが確定していますが後2枚が不明なままです。文明のバランスを考えると青と緑のSRカードな筈なんですが‥‥日程面でも24日の生放送で事前公開は終了と最後の駆け込みであわただしくなりそうです。

 

 今日最初に公開されたカードはオリカの”クロス・アイニー”でした。15弾では汎用カードが高レアリティになっている事が多いですがこのカードもVRと高めになっています。

 赤緑多色で5コス2000のST、モードで3000以下火力か相手の進化獣1体をマナ送りの鳥という事でファイアー・バードのトリガークリーチャーとしては最高峰のスペックを持っています。バルカディアスやキング・アルカディアスをも除去れるのは非常に強力、デュエプレでは母なる星域が無いので進化獣のマナ送りはTCG版以上に強力です。3000火力も優秀でジャック・アルカディアスが現役な所を見るに使いやすいです。

 Bロマノフデッキの進化獣をマナに送るのは一長一短で墓地進化メタにはなるがマナにクリーチャーが埋まるのでデスドラに逆利用されてしまいます。逆に3000火力は墓地進化の種を与えることになるのでBロマノフ相手だとどちらの能力を使うのか考える必要があります、デスマーチを除去したいという場面はあるので悩む事になりそうです。

 

 一方で名称のアイニーを生かすのはちょっと難しいかなぁと思います。現状XXデッキは存在せず強力なシナジーがあるわけでもない。というより名称サポートで”超次元”を足した結果、超次元と一部のXXでデッキにしているのでアイニーという名称で特別メリットはなさそうです。そうなるとルピアを持っていたらに関してですが、こちらは一長一短、NEXの超探索は枠が埋まっていることが多いのでコイツがルピアだと超探索が濁るデメリットとNEXから除去札を持ってこられるので。

 

 コイツが入りそうなデッキはまずはNEXでしょう。ブレイブルピアのナーフ以降、戦祭の化身が使われることが多いですがここをクロス・アイニーに入れ替える事になりそうです。ライジングの手札交換能力を使える、バルカディアスやキングアルカディアスなどを除去できるのは戦祭にはないメリットです。速攻対策も3000火力で除去できるので多色というデメリットを差し引いてもこちらが優秀です。

他の専用デッキでは爆竜NEXのデッキなどでも活躍しそうです。もしかしたら超次元ビートでのバルカディアスメタとして普遍的に見るカードになるかもしれません。

 

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 今日の2枚目もオリカでした。”爆竜パーフェクトストーム・XX”、6コス6000のA・ドラゴン/フレイム・コマンドで除去耐性を持ちます。

 除去耐性の湯発は墓地に超次元またはブラスターとある呪文なので5文明すべてに対応するカードがあります。まさかのオーラ・ブラスターの強化です(使いません)。

 場を離れたらで誘発するので破壊以外にも耐性があるのはグッドポイント、デュエプレでは低コスト超次元呪文が多く使われ、横展開した後に多分実装されるであろうカンクロウ・ブラスターも対象になるのでビートデッキとして成立はしそうです。

 

 ただまぁ‥‥GENJIXXでいいわななカードでもあります。コイツ自体にSAが無い、6コスはGENJIXXと被る、ブロッカー破壊とTB化の方が基本強いとあえてパーフェクトストームを使う理由が薄いんですよね‥‥

 ここにねぇ名称:アイニーも範囲に含まれたらまだ何か出来そうな気がするんですがそういうのは無し。上で強めなアイニーを出した後にこれではアイニーがルピアを越える事は無理そうです。アイニーでXXサポートになるのがレッピアイニーとイーグルアイニーだけではデッキにならんのよ‥‥GENJIXXのパンプアップ条件にアイニーを追加するぐらいをやらないとXXとアイニーの友情デッキは強くならないと思います。

 

 という事で14弾のストームXX〈天地爆裂〉と同じくパーフェクトストームXXはGENJIXXの下位カードとして環境の表舞台に立つことはないかなぁと思います。クイックピックなら強い(大体のカードがそう)のでそちらでは除去耐性持ちの強いクリーチャーとして活躍してくれるでしょう。

 

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 3枚目は”レッピSPアイニー”と”時空の剣士GENJI・XX”/”剣豪の覚醒者クリムゾンGENJI・XX”でした。

 レッピSPアイニーはSPサイクル共通のマナ消費が自壊に変わるという能力変更をされました。時空の剣士を出す方法はタップトリガーのままです。

能力の起動自体は3コス超次元呪文からシンカイヤヌスを出し、4マナでレッピSPを出すとレッピSPがSAになり即座にタップトリガーを使えるので時空の剣士を出すのは簡単です。が、その後が色々大変なのでなかなか使われませんでした。時空の剣士側がTCG版とさほど変わらないのでデュエプレでも出すのは簡単、覚醒させて大暴れするのは大変になりそうです。

 

出した後覚醒するのが大変な時空の剣士GENJI・XXはTCG版から変化なしです。という事で覚醒条件は自分のターン終了時に自身含めて味方全クリーチャーがタップされていたら覚醒します。この覚醒条件を満たす手間や相手任せな所がレッピSPとコイツを使いにくくしています。

例えば上述のシンカイヤヌス→レッピSPの場合だとタップトリガーの処理は攻撃ステップ中に使える能力なので出した時空の剣士にザンゲキをクロスできない、キリモミスラッシュなどの呪文でSAにはできません。付与したいのなら常在能力でSAを付与させる必要があります。メインステップ中なら各種赤の超次元呪文+SA付与のカードをプレイで何とかなりますがそうすると今度はレッピSPを使う価値が薄くなってしまうのが困りもの。

後は大体の場合盾に攻撃する必要があるので各種タップカードで相手依存とはいえ狙うチャンスがある一方で除去トリガーを踏んで水の泡というリスクもはらんでします。また味方が全タップという事は返しのターンに一斉攻撃されて負けるやこのGENJI以外のクリーチャーは除去と殴り返しに対処できないので覚醒したとしても数で負ける事が多いのが難点です。

 

覚醒後の剣豪の覚醒者クリムゾンGENJI・XXもTCG版から変化なし。大型サイキックに多い解除はないですが場を離れる時に山札の一番上を墓地においてそれが鳥なら場に残ります。TCG版からはパワーが0以上の時と制約が付きましたがおいかになった時不必要に山札の鳥が墓地に行ってLOになるリスクが無くなりました。という事でタップ状態のデメリットを運任せですが解決しています。

他の能力はGENJIXXの能力強化版な攻撃時に相手のブロッカー全破壊です。覚醒させる手間、1T耐える運ゲーに見合った能力かはわかりませんが豪快な能力です。15弾環境では大型ブロッカーが強そうなので刺さる場面はありそうです。全破壊なのでディアボロスZも除去できます。

とまぁ覚醒したらブロッカー破壊能力はGENJIXXの上位互換なのですが手間を考えたら小回りの利く通常のGENJIXXでいいわなぁな1枚です。向こうが条件付きでTBになったのも痛いところでこちらを使うと打点が低いと若干おかしな事になってしまいました。とはいえ表面が7コスサイキック獣なので赤の超次元呪文を入れるならプラフもしくは相手のスパーク・コルテオ期待で出す場面はありそうです。スパーク・コルテオが入っているビートデッキではGENJIXX以外で11000のクリーチャーを除去できるカード少ないので牽制にはなりそうです。

 

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スキン付属の15弾目玉のSRカード”キズナブラスター”と"超時空ストームG・XX"/”超覚醒ラスト・ストームXX”は魔改造されての実装となりました。

まずはキズナ・ブラスター、コストが-1されて6コスになりXXサイキック獣を出す範囲が7から10に強化されました。加えて場にアイニーとXXがいるときは両方の効果が使えるようになりました。

という事で両方の効果が使える場面でコイツを唱えた後は場に4体のクリーチャーがいて、3体はXXというめちゃくちゃな呪文になりました。SRカードならこれぐらいやらないとね。そしてようやくアイニーとXXを組み合わせる意義があるパワーカードが来ました。問題があるとすればアイニーのスペックがレッピとクロス以外イマイチな事、カードリスト公開時に良いアイニーがいる事を期待しましょう。

 

超時空ストームG・XXは進化元にXXが追加されるという強化施されました。またその強化の関係でMB覚醒の進化元の超次元送りが墓地に変わりました。デュエプレでは進化獣の種を増やすカードが無く墓地に行ったサイキック獣はTCG版同様即座に超次元ゾーンに行くので基本的にTCG版と変わらないです(通常獣の超次元幽閉というネタプレイができなくなっただけ)

 

出す手間が大変そうな覚醒後のラストストームは現時点でテキスト表記上デュエプレ最大のパワー35000で選ばれないワールドブレイカ攻撃時に10コス以下のサイキック獣を好きな数出せるというオーバーキルカードです。デュエプレでは盤面上限7体という制約があるので超次元ゾーンの全サイキック獣が出せなくなりましたがそんな事は些細な問題です。圧倒的なパワーと展開力で押しつぶしましょう。今後もサイキック獣は増えていくのでコイツもどんどん強化されていきます。現デュエプレではラストストームのシールドブレイク後のダイレクトアタックのSAサイキックが青ヤヌスと赤サイキック獣の同時展開で1体SAを作るぐらいしかありませんが今後SAのWBサイキック獣や揃った瞬間に超大型サイキック獣になる最強軍団が控えています。

 

運用に関してですがまずはTCG版同様に超次元コントロールの最終兵器で使うがあります。というのも20コス分のサイキック獣を1体で達成できて達成条件が緩すぎる覚醒でデビルディアボロスZがいるのでラスボスを主人公にするという事ができます。デビルディアボロスZが強いから重ねる意義とは?とか更に1T耐久するの難しくない?ですがドロマー超次元だとハンデスで相手の手札を枯らしていることが多く額面以上に決めやすいです。デュエプレではハンデスが弱体化している、展開力が強化されているので決めにくいですが決められる時は決めましょう。他20コス分というのは14+7や7+7+6でも達成できるので思ったよりも簡単に用意できます。具体的には覚醒チャクラや覚醒ランブル+6コス以上のサイキック獣、パワード2体+6コス以上サイキック獣と除去耐性を持つサイキックを使えば実戦レベルでラストストームを出せます。後は1T耐えれば勝ちです。

 

もう一つはデュエプレでは超次元呪文の比率が上がったビート軸。キズナブラスターでGENJIXXが出せる、ストームG・XXの種にXXが追加されたことで各種超次元ビートにラストストームを入れて状況が良ければ出すというものです。上のコントロール軸もそうですが枠さえ融通できれば状況に応じて出す出さないを考えるカードを置くのに超次元はうってつけなのでラストストームをねじ込む意義はあります。出す際のコストはパワードやセツダン×2+時空の火炎orGENJIXXやヤヌス+覚醒オーフレイム+時空の火炎orGENJIXXなどでしょうか、そのまま殴れよと言いたいところですが選択肢として用意してあるというのは結構大きなポイントです。

超次元ビート軸でキズナブラスターを使うかは選択になりそうです。汎用トリガーのクロス。・アイニーが公開されたのでGENJIXX+クロスアイニーからのキズナブラスターでGENJIXX追加投入とXXサイキック獣はラストストームを出す出さないを問わず強そうです。強いて欠点を上げるとするとキズナブラスターの名称に超次元を含まないのでGENJIXXのパンプアップ発動条件を満たさないことです。

 

最期はXXとアイニーの友情デッキで使うです。コレはデュエプレからの新戦術に近く未知数です。14弾でレッピ・アイニー、15弾のクロス・アイニーとアイニーでそこそこ強いカードがあるので現状のカードでデッキにはなりますがまだ種類と質が足りないかなぁと思います。コスト軽減でイーグルアイニーに続くアイニーできれば3コスの)や、GENJIXXに続くXX(できれば4、5コス)が実装されれば強いデッキが組める可能性がありそうです。カードリスト公開を期待しましょう。実際ブレイブルピアとかリスト公開まで伏せられていたので希望はあります。

 

今日はスキン付属のラストストームが公開されました。デュエプレはTCG版よりゲームテンポが速くラストストーム着地の隙がTCG版より少ないかも?と感じます。TCG版ではロマンに終わらない実戦カードとして活躍したラストストーム。XXによる強化でデュエプレでも活躍できるのか実装後が楽しみです。

一方で従来のカード発表では明日の生放送前にすべてのSRカードが公開されシークレット版の公開が生放送で‥‥でしたが15弾はまだ2枚SRカードが残っています。明日の生放送にて公開されると思います‥‥でもSRの文明配分を考えると残っているのが多色含む緑と青で期待値が低そうなんですよね‥‥隠し玉にしては迫力不足なカードな予感がしますがはてさてどんなカードが来るのか最後までお楽しみが残されました。

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