9月22日新弾カード紹介

 

まずは公開済みのカードでテキストに誤りがあったそうです。

 

正しいテキストはこちら

堀師の銀で出た時のマナ埋めが強制ではなく任意でした。という事でTCG版と一緒です。残りのカードに誤植等が無いことを祈りつつ今日のカードを見ていきます。

 

 

1枚目は”自爆屋ギル・メイワク”でした。TCG版とスペックは一緒で自壊すると2000火力を放ちます。

このサイクル唯一のエイリアンを種族に持つので昨日のザビ・ヒドラで使い回せますがそれで2000火力を使い回してもあんまり強くないです。ただ、軽量エイリアンの候補が現状少なすぎるので他のカード次第ではギル・メイワクを使わざるを得ないかもしれません。この手のカードはリバイヴホールで拾えるのでエイリアンデッキならなかなかな活躍が期待できそうです。

相手の初動クリーチャーを消せるとはいえ、超次元環境では呪文主体のデッキも多く、腐る場面も多いです。なので入るとしたらエイリアンの種族デッキになりそうです。

 

画像

 

2枚目はハンデスメタの”若頭の忠剣ハチ公”でした。ハンデスに反応して場に出て出た時にハチ公を手札に加えます。

E1期からハンデスメタのマッドネスも新型に変わりました。これまでの相手ターン中に捨てられたら場に出るから相手のカードにのみ反応するに変わりました。なのでハチ公はヒャックメーなどで能動的に出せなくなりましたが自分のターンの相手のカードでハンデスされても場に出るようになりました。総じて”受け”に特化したマッドネスです。そしてTCG版ではクリーチャーまたは呪文とありましたがデュエプレではカードになったので恐らくギアのオールイエスでも場に出せるようになっています。2年ぐらい先の話になりますがクリーチャーでも呪文でもないカードがデュエプレに実装された時、この変更が役立つときがあるかもしれません(なおその時にハチ公が環境にいるとは限らない、まぁ永遠龍はいそうだけど)。

場に出た時にハチ公を手札に加える能力もなかなか強く3コス3000のスタッツを持ち、インフレを感じます。ハンデスをしない相手にも手打ちで手札が減らない小型クリーチャーとして運用出来ます。

一方で能力を生かすには3枚以上デッキに入れないと安定しません。優秀な能力とはいえ3コス30001ドローのクリーチャーが無条件で入るほど現デュエプレは優しくはないのでコイツを出して後のプランが明確なデッキでないと使えません。

なので入るデッキはハンターデッキになりそうです。横展開したいという方針が公開済みのカードから明確で小型を並べてガイアールを出してビートダウンという事で赤の枚数確保の基盤としてもハチ公は入ると思います。小型で手打ちもそこそこ強いので赤入りの中速ビートデッキでスペースがあるなら入るカードになりそうです。

 

 

3枚目は”超竜アバレ・ムゲン”でした。テキストは少々変わりましたが能力は一緒です。進化元にドラゴンが追加されてささやかに強化されました。

見ての通りサイキックメタで小型サイキックの大半、大型サイキックの覚醒前なら大体処理できます。アンタップキラーで倒すのでアンタッチャブルも難なく処理できます。バトルに勝った時のブレイク能力は勝てばOKなのでサイキック獣以外とバトルに勝っても反応します。

一方でパワーが8000しかないのでデビルディアボロスZには勝てず、時空ギャラクシーが覚醒して殴り返されるとサイキックメタとしては完全ではありません。7コス8000は現デュエプレの進化獣としては低いパワーで覚醒後のサイキック獣あいてだとデッキ次第では全然無理な可能性もあります。加えてチッタペロルなどのアンタップキラー付与もデュエプレでは少ないのでブレイク能力を軸に使うのも難しいです。

ハンターデッキは横に並べてガイアールカイザーでビートorガイアールオウドラゴン完成やマナ加速からの鬼流院刃で多面展開を軸としそうな中でアバレムゲンを採用するのは難しいかなぁと思います。ドラゴンという方向に目を向けてもライゾウには入れにくい進化ドラゴンとコイツはあんまり使われないかなと思います。

 

画像

 

4枚目は”スーパー炎獄スクラッパー”でした。TCG版ではよくある上位互換を分かりやすくするためにスーパーの名を付けたカードです。TCG版ではコストが下がっただけでしたがデュエプレでは更に割り振り火力の上限が6000と1000アップしました。

火力範囲が広がった経緯としてはデュエプレではあまりにも地獄スクラッパーが使われませんでした。赤のトリガーは種族等の関係でタイガーグレンオーや多色のアカギガルムスが使われて地獄スクラッパーやバーストショットもあまり使われなかったので強化してきたのだと思われます。

6000まで破壊できるようになったことでWBのクリーチャーを除去できるようになりました。この差は結構大きいです、16弾環境ではガイアールカイザーが使われそうなので強化によって除去できるようになりました。加えて割り振り火力は健在なので横並べしたクリーチャーたちを3体ぐらい除去できるカードとして期待できそうです。

とはいえ、バルカディアスでそもそも唱えられなかったり、6000以下があまり並ばないデッキもあったりするので赤のトリガー特有の使いにくさはあります。なので色の配分等で上手く他のトリガーと枠を調整して使う事になりそうです。

 

画像

 

TCG版と一緒のスペックで来るんだぁな”永遠のリュウセイ・カイザー”が公開されました。コレがEシリーズの8コスクリーチャーのスペックだ、と言わんばかりに強い事しか書いてありません。

まずは自軍全員をSAにします。自身もSAになるので出して即殴れます。バルガライゾウで捲れたら一緒に出てきたドラゴンもまとめてSAにして一斉攻撃ができます。普通に使っても8コス8000のSAとしても使えるのでマナが伸びるビートダウンで採用できます。

相手クリーチャーはタップインして場に出るも防御の面で非常に優秀です。2年前のエルフェウスはターン1体の制限が付きましたがリュウセイ・カイザーには制限なしとインフレを感じます。キリコやMRCにはコンボの前にまずコイツを除去させることを強制させられると非常に強いです。スベンガリィのような攻撃制限もないので寝ているクリーチャーを一方的に殴って除去して時間を稼ぐことができます。

そしてマッドネス能力。このスペックで能動的に使えたらやばすぎるのでハチ公同様相手のカードと指定があります。うっかり早期着地しようものなら以降除去されるまで相手獣はタップインというきつすぎる縛りを相手に押し付けて8000のクリーチャーが場に鎮座するという状況を作れます。

 

総じて超スペックなクリーチャーですが何でここまでのスペックになったのかを考察します。理由はシンプルにサイキック獣が余りにも強すぎたが原因です。5コスの超次元呪文から出てくるサイキックが1,2Tで覚醒すると従来の7,8コスのクリーチャーが霞むレベルののスペックを持ちコイツほどのスペックが要求されたからです。デュエプレでも7コスガドホ→デビルディアボロスZ、進化獣とはいえ、8コスにバルカディアス、9コスにキリコ、ライゾウがいる以上16弾以降の8コスのクリーチャーのスペックとしてはこれぐらいのものを出さないと環境で使われる保証ができないという事でもあります。

 

入るデッキは大きく分けて三つ。一つはドラゴンデッキ、主に連ドラ系。ライゾウで捲れたら一気にビートダウン、ハンデスメタ、マナ加速から手打ちしてのタップインで時間稼ぎと非常に相性がいいです。ザークピッチとは永遠龍の方が強いですがサー九ピッチには手札補充というメリットもあるので併用するのも手です(枠次第だが)。二つ目はハンターのデッキ。8マナとそこそこ重いので鬼流院刃のデッキに入りそうです。普通に使うと踏み倒せませんがそれでも強そうです。10マナ貯めるまで耐えるためにも採用されそうです。無論ADなら染色して踏み倒すのもありです。後は後々刃鬼という超絶怒涛の超大型ハンタークリーチャーがハンターを踏み倒して環境を席巻すると思われるのでその時に使われます。三つ目はマナが伸びるデッキ、いわゆるビッグマナのグッドスタッフカードとしての採用です。繋ぎだったり大型獣にSAを付与してサポートするだけで強いんだ。後はTCG版ではキリコ系のデッキに入りましたがデュエプレでは未知数です。星域がオリジン限定なのでヴァルキリアス併用型が無いのでデュエプレでは主流にはならなさそうですが、TCG版ではキリコにも入りました。

一方でガイアールホールを撃ってガイアールオウドラゴンを完成させようとするデッキに入るかと問われるとう~ん‥‥ハチ公の方が優先されそうかなぁと思います。併用してもいいんですが序盤からハンターを並べたいデッキでハチ公と併用するほど枠がなさそうなのでやはりマナを伸ばすデッキに入れるのが永遠龍の基本になりそうです。

 

後は余談なのですがアニメのVSまでドラゴン龍を演じていた竹内幸輔氏が今年の6月45日に45歳という若さで急逝されてしまいました。あの声がアニメと同じようにデュエプレで聞けないのが非常に残念です。しかしデュエマアニメではVSRFからは武内駿輔氏が声を当てていおり、デュエプレ公式サイトにもドラゴン龍がキャラクター欄にいるのでスキンは出ると思われます。一応勝太編のキャラだとオンセンも表記済みだけどコイツに人気があるかというと‥‥ないよなぁ。ちなみにヨーデル、ぶっちゃけ、勉ちゃんの友達トリオはまだです。

頑張って毎日更新で新弾カード紹介の記事を作る予定です。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。