9月23日新弾カード紹介

 

16弾ではザビヒドラなどの昔のクリーチャーのリメイク版が実装されますが、TCG版ではこれらのカードは「フルホイルパック リバイバル・ヒーローザ・ハンター」と「フルホイルパック リバイバル・ヒーローザ・エイリアン」に収録されていました。なので別に特別な事でも何でもないです。ちなみにCMはというとハンター版の方がぶっ飛んでいて温泉に浸かっているボルバルから始まり、勝太編のキャラの後に勝舞編のキャラも出てきました‥‥”☆タカラトミーの商品です”が画面にある辺りぶっ飛んでいます。

世代交代の中でもカードの方は引き継がれて蘇る事があるかもしれないのが16弾以降のデュエプレです。

 

 

今日の1枚目は”オンセン・無敵タイム”でした。カードと紹介でテキストが違うガバガバチェック体制丸出し紹介ですが、デュエプレではドローは任意枚数な事はなかったので3枚固定ドローだと思います。という事でオマケ効果を考えるとトリプル・ブレインの上位互換です。TCG版からは引けるカードが1枚増えています

オマケのガロウズ・セブ・カイザーを守る効果ですが、TCG版にあったこの呪文を唱えた時から次の自分のターンの初めまでガロウズに除去耐性を付与する効果が無くなりました。

ドロー枚数は増えたがガロウズを守る効果は弱体化しました。が、多分使いにくいだろうなぁと思います。デュエプレではP’S覚醒リンクが追加されガロウズが出た時パーツが揃っていたら即リンクするがあると考えるとガロウズは最後に出るんですよね‥‥なので除去耐性付与が生きないです。一応ガロウズは常在能力持ちなので先出しする事もありますがターンじゃなくて毎回の除去に捨てざるを得ないので使いにくそうです。コイツを使うより超次元呪文を増やして何度も出せるぜってした方が対応力や圧が強そうです。

 

 

2枚目は”聖隷王ガガ・アルカディアス”でした。TCG版からテキストは変わりましたが能力は一緒で相手はエイリアンが場にいなければ呪文が唱えられない封殺能力を持ったTBです。強化点はコストが8から6になりオリジナルと同じコストになりました。

元となったアルカディアス同様ミラーマッチでは準バニラですが超次元環境に刺さる能力でコスト6と7コスのガドホより先に出せる場面があります。また相手のみ封殺なので自分は問題ないのはオリジナルにない強みです。加えて進化元もエイリアンと小型獣やサイキック獣でポンポン場に出せるので進化元に困ることは無いでしょう。

一方でエイリアンが流行る環境ではパワーしか取り柄のない進化獣になる事、クリーチャーの除去には無力と穴もあります。16弾ではエイリアンが本格的に参戦しその後もハンター/エイリアンとか言うふざけたスペックのクリーチャーたちが実装されると思われるので呪文ロックは過信できません。

コストが軽くなり使いやすくなりました。エイリアンのデッキは白青黒で組ませたいみたいですので終盤の詰めとして採用される可能性のある進化獣が実装されます。

 

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次は”死海秘宝ザビ・デモナ”と”ギル・ポリマのペンチ”でした。TCG版とスペックは一緒です。ギル・ポリマはサイキック獣ルールが書かれているだけなのでTCG版ではバニラクリーチャーとしてカウントされます。

ギル・ポリマはバニラなので語ることはほとんどないです。ザビ・デモナの方はトリガー付きで自身含めて黒か赤のクリーチャーを破壊したら5コス以下の黒または赤のサイキックを出します。TCG版では4コスまででしたがデュエプレでは5コスまでに強化されました。という事で実質呪文感覚で使えてトリガー付きなのでエイブリルホールより強いです。

出せるサイキックの候補としてはSTがある事を考えるとブロッカーのザビ・ガンマンを出せば受け札になる、ジョンジョジョンを出せば進化獣を止められるとトリガーとしても一定に使えそうです。手打ちならオーフレイムや赤ヤヌスなどを出すことができます。

評価としてはクリーチャーになった黒のサプライズホールと言ったところでしょうか。自身以外にも味方を破壊することもできるため意外なところで生きるかもしれません。

 

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次は”電流戦攻セブ・アルゴル”です。”マシュマロ人形ザビ・ポリマ”はバニラなのでギル・ポリマ同様語る事が無いです。

セブ・アルゴルはTCG版から変化なし。5コスのブロッカーで出た時に白・青・黒の5コス以下のサイキック獣を出します。候補も多く、攻めにも守りにも使えますが自身がブロッカーでエイリアンなので呪文のコストを上げて足を引っ張るガガパックンやブロッカーのザビ・ガンマンやマティーニと相性がよさそうです。

場に残るクリーチャーでサイキック獣を出して横展開ができるのでザビミラとの相性もいいです。ブロッカー能力で時間を稼いでザビミラにつなげたいです。他にも種族がサイバーロードなのでトワイライトΣで使い回せる、クリーチャーなのでサイバー・G・ホーガンと相性がいいなど様々なコンボができます。

5コス超次元呪文と比べて高コストサイキック獣は出せませんがクリーチャーであることを生かして使いたいクリーチャーが実装されます。

 

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バニラのギル・ポリマとザビ・ポリマがリンクすると”幻惑の魔手ドン・マシュロ”になります。TCG版からはパワーが3000も上昇と強化されました。

パワーが上昇したことで5コス超次元呪文1発で揃うとう圧は強まりました。実質5マナ9000のWBでオマケ付きと考えると悪くはないです。が、TCG版もデュエプレもそんなことをする余裕はないのでサイキックリンクとは何ぞや?で終わるカードになりそうです。

クイックピックなら使えるのかなぁ・‥‥素材が別個でそろうかどうか運しだいと使いにくさはあるけど揃ったらそこそこサイズのクリーチャーで1発の除去では解体出来ないクリーチャーとして取れるカードが無いなら揃えに行くのもありかなぁと思います。

 

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もう一枚のビクトリーは予想通り”超次元ガロウズ・ホール”とガロウズデビルドラゴンセットでした。まずは個別にカードを見ていきます。

まずはガロウズ・ホールですが、これまでデュエプレではかたくなに出してこなかったセルフバウンスもできるバウンス呪文です。なのでTCG版同様非サイキック獣を自分相手問わず1体バウンスします。サイキック獣を出す効果はTCG版の7コス以青か黒に加えて4コスか5コスのエイリアンサイキック獣を出すが追加されモードで選ぶ形式に強化されました。という事でガイアールホール同様ガロウズを出すかザビ・リゲル&ハイドラ・ギルザウルスを出すかなどができるようになりました。

総じてガロウズ・デビルドラゴンを完成させるを主眼に置いた呪文になりました。

欠点はサイキック獣が戻せないこと。超次元全盛期のTCG版E1環境ではコレが祟って低い評価寄りでした。デュエプレでもサイキックが戻せなくてやきもきする場面が多そうです。なのでバウンス効果は現状オマケとしてしか使えない場合もあります。

ガロウズ以外に出すサイキック獣の候補としてはルナアレグルで手札を整え山札を回復させる。TCG版同様ブラックガンヴィートで2面除去をするなどこれまでに登場したサイキックともなかなか相性がいいです。

 

TCG版での歴史を軽く振り返るとE1環境末期では勝利サイキック全員にアクセスできる超次元呪文としてやサイキックメタのクリーチャーをバウンスしてサイキック獣を出せる点が評価され評価が少し上がりました。そしてDSに入りサイキックメタが減ったのとスペルサイクリカで唱えてサイクリカをセルフバウンスしてサイクリカを使い回す今後が開拓され強いカードに出世。

革命編で侵略が登場しサイキック獣を非サイキックにする方法が出て環境第一線に上り詰めました。その後相手ターン中にこの呪文を唱えることができるサイバー・ダイスベガスとの相性が良く、結果ガロウズ・ホールは殿堂入りしましたがコレは半分冤罪で殿堂入りするならダイスベガスとの声が大きかったです。

後は毎度おなじみドギラゴン剣のデッキにも入っていました。その型はクローシスバスター、コントロールタイプのバスターデッキでガロウズ・ホールは受け札、メタクリーチャーの除去、剣のチェンジ元の勝利ガイアールを出すという役割で強かったです。そして攻めが苛烈すぎる現代デュエマを考慮して余枚使えるように降格しました。降格後はサイキックの衰退と除去+αなカードが増えた関係であまり使われていません。

 

とまぁ軽く歴史を振り返るとセルフバウンスって駄目じゃね?となるので僕は相手限定のバウンスになると思っていました。多分スタン落ちで使えないだろうと思いますがAD環境がその時どうなるか注目ポイントです。

未来に向けると不安な事がありますが現状はガロウズセットを出す呪文、ちょっと先でもメタに強くて勝利サイキックを出せるカードとして健全に大活躍できそうな呪文です。

 

ガロウズ・セブ・カイザーは自分の手札が5枚以上ならブロッカーを得るが追加されました。相手が攻撃してきたときに1ドローや盾からの補充である程度防御札としても使えるようになりました。ただしP’S覚醒リンクの関係でガロウズを最後に出す事が増えそう、リンク解除時は場に残らない事を考えると条件付きブロッカー能力を使う機会は少ないのかなと思います。

WBで最低限の打点はありますが6000しかないので炎獄スクラッパーで除去されると言った事もありそうです。やはりサイキックリンク特有の使いづらさはあるので運用には気を付ける必要があります。

 

竜骨なるものザビ・リゲルは相手の呪文によってエイリアンが破棄された時に相手は1体破壊がエイリアンが場を離れた時相手の最低パワーのクリーチャーを破壊に調整されました。破壊以外にも反応するようになったので除去方法の変化はありますが強化と言えそうです。自身が除去されても発動するので出して何もできないまま退場という事は少ないです。

一方で能力は呪文にしか反応しないのでバルカディアスなどのクリーチャーには無力です。バトルでも誘発しないのでクリーチャーが強化されやすいデュエプレでは能力が発動しない場面が多いかもしれません。

除去に対して牽制できる能力はありますが、耐性を付与するのではないので速やかにパーツを揃えリンクを狙いにいきましょう。

 

ハイドラ・ギルザウルスは再手が踏み倒しをした時にランデスが次の対手ターンまで使用可能マナが1マナ減るに調整されました。重複発動しない、マナゾーンのカードは減らないことから弱体化と言えそうです。

ザビ・リゲル同様踏み倒しを止めるわけではないので踏み倒しカードを使って後は殴るだけとなると能力が生きるまでタイムラグがありやや使いにくくなりました。

 

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リンク形態の”死海竜ガロウズ・デビルドラゴン”も細かく調整されました。パワーが3000上昇し15000に強化された一方で踏み倒し封殺能力は自身が攻撃中と相手ターン中に限定され弱体化しました。なのでガロウズ・デビルドラゴン以外が盾をブレイクされた際にはトリガーが使われてしまいます。殴るたびに2体バウンスとリンク解除は健在ですがバウンス能力はガロウズホールと違って相手限定です。加えてリンク解除はガロウズ・セブ・カイザーを残すことができないのでTCG版とは一長一短です。個人的にはガロウズに条件付きブロッカーがあるのでガロウズを残したいんだけどP’S覚醒リンクの都合上仕方ない。

踏み倒しメタによって相手の行動を制限しつつ、殴るたびに2体バウンスで盤面の差を広げつつ比較的安全に詰めに行ける切り札として強そうです。P’S覚醒リンクによる奇襲性もガロウズ・セブ・カイザーが出せる呪文がガロウズホールとエナジーホールの2種があり枚数を確保しやすく狙いやすいです。

一方で3枚のサイキック獣を使う割にパワーが15000と低く、踏み倒しメタ能力はありますがサイキック獣を出すことは止められないのでバウンス能力使って相手のサイキックリンクを止めないと返しにサイキックリンクされて超大型サイキック獣によって殴り返しされてしまうというリスクもあります。今はガイアールオウドラゴンだけですが今後増える要素なのでリンクしたら即時に殴ってバウンス能力で危険の目を摘み取る必要があります。加えて踏み倒しメタも限定的でトリガーは止められるけど手打ちは一切止められません。手打ち天門からはブロッカーが出てくるし、超次元呪文からは普通にサイキックが出てきます、殴るときのバウンス能力で対処しましょう。

メタで刺さりそうなのはキリコ系でアマテラスからの呪文踏み倒しを止めるのでキリコは手打ちでしか出せないです。後はG0も止められるけど現状G0で使われている奴あんまりいないんだよなぁ‥‥エクスはマナは支払うから意味ないし。

評価としては完成して殴り続ければ非常に強力なフィニッシャーと言えそうです。P’S覚醒リンクの追加とガロウズ・ホールの強化でTCG版より格段にリンクが狙いやすくなったのでデュエプレではメタゲームの最前線で活躍してくれることを期待しています。

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