9月24日新弾カード紹介

 

 

公式放送で新情報と最後のSRカードが公開されました。情報量が多いのでまずは今日公開のカードから見ていきます。

 

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ますは”シンカイ・タイフーン”から。TCG版からは種族にハンターが追加されました。基本的にハンターが付くことはプラスに働くことが多いのでささやかに強化されました。

能力的にも墓地を肥やしたいデッキに採用したいですが現デュエプレで墓地を肥やしたいMRCに青のクリーチャーは入れたくないので使うなら別のデッキになりそうです。攻撃できないブロッカーなので少し後ろよりのデッキに採用したいです。

従来のカードには探索がありますがエターナル・サインに引っかからないクリーチャーで墓地を肥やせる、ハンターで墓地を肥やすギミックのデッキでは初動として採用できそうです。ビート相手だとブロッカーで壁になり、破壊されてもデスゲートでリアニメイトしてまた壁を作る事ができます。

 

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2枚目は”反撃の城ギャラクシー・ファルコン”でした。スペックはTCG版から変わらない1コストの城で味方ハンターを全員SAにします。1マナなので呪文感覚で使えて奇襲することができます。

採用するデッキはハンターのデッキになりますがSA付与は永遠龍と被るので差別化する必要があります。他、一気にハンターを出す鬼流院 刃はタップインと16弾までのカードだと採用先が少ないかもしれません。

ハンタープッシュは17弾も続きそうなので相性がいいカードがあればこの城も使われるかもしれません。とりあえずサイキックの鬼流院 刃が来ることを期待しましょう。

 

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3枚目は”ミラクル・リ・ボーン”でした。TCG版からはSTが追加されハンターデッキで使うならインフェルノ・サインの上位互換のカードとして使えるようになりました。

STで出た時はサンダー・ブレードなどの除去能力を持ったハンターやブロッカーのハンターを出せば受け札になります。墓地利用系のハンターデッキで採用できるかもしれません。

 

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これまでのカード紹介があっさりだったのはこれまでのカードが”暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ”とのシナジー重視の公開で語れなかったからです。

TCG版からは出た時の墓地肥やしが探索で黒かハンターの5コス以上1枚に弱体化しました。探索を考えるとハンターは抽選から外れても良いのでは?と思います。デュエプレのロマノフⅠ世と比べると墓地肥やし枚数は減りましたが墓地探索廃止で墓地から好きな7コス以下の呪文を唱えられるようになりました。

墓地肥やし枚数が減ったのでロマノフⅠ世のようなロマノフⅠ世とエターナル・サインを落として連続攻撃するというコンボは狙いにくくなりましたが状況に応じた呪文を唱えられるようになりました。

加えて名称にロマノフを含むので従来のロマノフサポート受けることができます。ディミトリ卿やロマノフ・タイフーンはこちらでも問題なくサポートを受けることができます。当然ハンターでもあるのでハンター関連のサポートを受けることができます。

という事で、墓地肥やしから6マナでギャラクシー・ファルコン+リボーンで即時にゼロ・ロマノフの呪文踏み倒しを狙ってねという事です。

墓地肥やし枚数が減ったのでビルディングの際は墓地の枚数を稼ぐことが大事かなと思います。ゼロ・ロマノフとミラクルリボーン+αで固定するか更に種類を追加し踏み倒しのバリューを上げるかの択が楽しいカードになりそうです。

とまぁ楽しいカードなんですが環境には進まないかなぁと思います。MRCでもロマノフは抜け気味、ロマノフⅠ世のデッキも環境外。ガロウズデビルドラゴンやN・ワールドのメタカードと逆風があるのでデッキビルダー杯向けなのかなぁと思います。今後もハンターは増えるのでロマノフ・リ・ボーンと合わせてできることは増え続けそうなので今後にもある程度期待できます。

 

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最期のSRは”ボルバルザーク・エクス”でした。世代交代に相応しい古き名前に新しき能力を携えたウルトラドラゴンがSRカード紹介の最期を飾ります。

能力は7コス6000のSAでWB、出た時マナを7枚アンタップでターン1回の制限があります。召喚限定が無いので踏み倒しでも誘発します。そして10T以降はTCG版と同じスペック、マナを全アンタップでターン制限なしとやりたい放題ができるスペックになりました。いいんですかね?こんなふざけたスペックで‥‥またボルバルマスターズ開幕からの1枚制限がワンチャン見えます。

 

TCG版では効果段階からぶっ壊れの評価を受け、その通りに活躍しました。あらゆるメタをすり抜けて出てくる0マナSAのWBドラゴンは頭がおかしいスペックです。

主な運用としてはキリコの上振れ要員、Nエクスを中心に色の合うビートダウンデッキから紅蓮ゾルゲと言ったコンボデッキでも使われ4枚使えた時代を第二次ボルバルマスターズと言われるほど流行しました。結果1枚制限になり、騒動は収まりましたが4枚使えた期間はわずか9か月。勝舞編の反省を生かした早い殿堂規制がかけられました。

1枚制限後も刃鬼やモルネクなどのハンターやドラゴンのデッキの上振れ札として使われ現代でもコイツだけ赤を入れたデッキや5色のデッキでソリティアを継続させるためのカードとして使われています。なのでTCG版でも無制限への降格の話すら出ないです。やはり踏み倒しでもマナが回復するのは反則と言えるスペックです。

 

デュエプレでの運用を考えるとまずはNエクスが有力かなと思います。N・ワールドのドローからエクス+何かで相手を圧殺します。追撃でプレイされるカードは2枚目のエクス、シューティングガイアール、GENJIXX、永遠龍辺りが候補になりそうです。もちろん普通に超次元呪文を使っても強力です。ガイアールホールのサポートとしても実質0マナで出せるハンターとして使われそうです。

将来的にはビッグマナのデッキでもTCG版と同様に使われそうです。10T以降ならTCG版と同じスペックでビッグマナなら10T以上ターンを費やす事は多いのでその際はTCG版と同じく大変よろしくない動きをするでしょう。ドロースペル+エクスからの超コンボで相手は死にます。デュエプレでは実際に使えるかは微妙ですが13マナあればデリンダーやN。ワールドでドローしてからのエクス→バイオレンスフュージョンを1Tで決めることができます。対コントロールでは狙えるコンボで対コントロールへの最終兵器になり得ます。現段階ではAD限定ですが今後のデュエプレで超大型クリーチャーの実装が控えているので覚えておく必要があります。

一方でキリコ系のデッキには入らないかなと思います。TCG版のキリコは星域や手打ちでヴァルキリアスを出して更に追撃するという動きでしたがデュエプレの星域はオリジン進化しか出せないの&スタン落ちで目にする機会は少ないかなと思います。

 

一応の欠点としてはマナと手札を潤沢に要求する点が難点ではあります。7マナまで貯めるマナ加速カードの使用やマナアンタップ後にプレイするカードの確保とエクスのスペックを生かしきるにはリソースの確保が必要です。じゃあハンデスすればいいじゃーんって考えているとN・ワールドで一瞬にしてリソースを確保して‥‥とデッキビルデング次第でどうとでもなります(だから殿堂入りした)。後はライゾウには入りにくいかなぁ思います。ライゾウで踏み倒した時はただのSAにしかならずマナのアンタップが腐りやすいので。一応GENJIXXと合わせて入れてセカンドプランのヤケクソビートダウン、ライゾウ引かなくても勝てるぜとかはできますが‥‥それをやるには手札がカツカツだしやるならNエクスした方がいいので。

 

多分環境でよく見るカードになると思います。とりあえずは7マナアンタップするカードとして使う事になると思います。現デュエプレで10T以上ターンをあえて狙うのは少し難しいので狙ってTCG版と同じスペックで使う事は現状少ないかなと思います。なのでエクス→エクス→何かというのは現状は狙わず、エクス+何かで運用する事になりそうです。後は殿堂入りするかに関しては‥‥蓋を開けてみないと分からないです。ドロマー超次元やエイリアン、ザビミラキリコなどのエクスが入らないデッキが強くてだったり、まさかまさかのMRCに入ってエターナルサインから出てきてとかの半分想定外運用をされるのかとかもあるので実装後や17弾以降のカード次第ではどうとでも転びそうです。

 

ここからは公式放送での新情報です。

 

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まずはモードチェンジ版の実装。TCG版同様一部のカードがアルトアートで排出されるようになりました。TCG版では極神編のカティノカード、戦国編からのヒーローズカードと通常版と違うカードが出ていたので勝舞編までの人でも仕様面は理解しやすいです。排出率もシクよりは出やすくTCG版と違って4枚集めれば全デッキへ使いまわせるのでジャスミンやジェニー等集めたい人は集めましょう。恐らく17弾以降、しばらくの間継続する仕様だと思います。

 

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そしてギガント・インセクトTCG版と同じジャイアント・インセクトなります。ジャイアントが追加されるのは基本的に強化と言えます。いまさら感が漂いますね‥‥勝舞編までの人だと何でこうなるんだとなりますが。勝太編のE3で色々あってジャイアント・インセクトジャイアントとしてもカウントされるに変わりました。なのでジャイアントの最低コストは16弾からはスナイプモスキートの1になります。後々はジャイアントのデッキで使われること前提のジャイアント・インセクトのカードがあったります。それほどまでにインセクトの強化が入らなくてジャイアントの強化は入るという人気の差がありました。実際それで新章DM期にジャイアントが環境に進んだしね。ドルゲーザ率いる巨人デッキは昆虫軍団を取り込んで進撃します。

 

公私式放送の対戦やパック開封でシンリョクガリバーやディスメルニアなどが見えましたがそちらの紹介はカードリスト公開の時にやります。また新弾実装が29日と確定しました。他、パネルミッションでパックが多数配られるから不安視されていましたがこれまでと同じように新弾実装時のパック配布もあります。なので16弾は最近渋くなった配布をここで取り戻せる形になりました。差し引きゼロだと個人的には感じています。

今後も不定期で考察などをしていくのでTwitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。