3月15日新弾カード紹介

 

19弾のカード公開をしていますが今のところすげぇ大人気フィニッシャー級のカードが公開されていません。そうなると必然話題になったカードの話になるんですがその話題は悪い方向のメイ様という‥‥しかもマナ加速関連ということでE2の大型クリーチャーが公開されればこれメイ様の上振れマナ加速から出していいんですか?で更に騒動になるというジレンマに陥っています。そうじゃない場合は昨日の光悪魔のようにイマイチ話題に上がらないと19弾色々ありますが今日のカードを見ていきます。

 

 

公開順から順番を入れ替えて今日は”デュエマの鬼!キクチ師範代”から見ていきます。まず能力ですがメタ能力で互いに山札から場、マナや墓地、シールドにカードを動かせないようにします。なのでコイツ1体で山札からの踏み倒し、マナ加速、墓地肥やしと盾追加をメタることができますTCG版から変わったのが動くはずだったカードが山札に戻ってシャッフルからそもそも動かないようになりました。

ということで多方面に対応できるメタカードです。不遇好き含めて流石にこのカード名は子供向け過ぎるから同型再販のカルマカレイコの方がもう少し後に実装されるだろうと思っていたらこっちが実装公開されて驚いたでしょう。

役割としてはメタカードですがTCG版とは少し事情が変わりそうです。TCG版ではミラミスホーガンも暴れていたのでそちらへのメタが強かった。が、デュエプレでは山札からの踏み倒しはNDだと現状あまりいない、ADまで枠を広げてもバルガライゾウと踏み倒しメタとしてはイマイチ。一方でマナ加速や墓地肥やしはTCG版以上に活発ということでこちらへのメタが基本になりそうです。

とはいえ3マナのクリーチャーなので2T目のブースト、墓地肥やしには間に合わないので完全ではありません。コレで最低限のテンポを取られ、刺さりが悪いという事もあります。今悪い意味で話題のメイ様も先攻1T目メイ様は間に合わない(後手メイ様は間に合う)。墓地肥やしはMRCには刺さるが除去も豊富なのでこのカードで稼いだ時間をどう生かすかが大事。青黒リバイバー対面はコイツで止める以前にビートダウンを止めるのが先決で刺さりはイマイチ。

他にも刺さる対面は多いのでうまく使いたいですが‥‥3コスのメタクリーチャーって思ったより使いにくいのよね‥‥使うならデッキ単位でくみ上げないと勝てるデッキになりません。特に自分も影響されるので自分の動きにも制限が入ってしまいます

なのでこのカードが入るデッキはメタに特化したデッキ、TCG版のオールイエスビートのような徹底的に中・小型獣で妨害してオールイエスハンデスとブロッカー付与でビートダウン&コントロールというデッキになりそうです。こういうデッキが凄い流行るかと問われれば使いどころが肝心とランクマとはやや相性が悪いですがCSやバトルアリーナと大会コンテンツではメタ読みや流行りに乗れれば勝てるデッキとして使われそうです。

後は、種族がヒューマノイドということで18弾環境で超絶怒涛に苦戦して今や空気と化した「爆」のデッキに入りそうです。キクチで相手の動きを止めてその隙に何とか「爆」のTBを通してビートダウンして勝つですね。幸い同期のライバルである野菜はキクチの能力が死ぬほど刺さるので倍返しできるかもしれません。後は19弾でリバイバルされるドリームメイトにもめっちゃ刺さるので人間相手に食料たる野菜やペットの愛玩動物は勝てるわけないだろとマウント取っていきましょう。

が、一方でリュウセイホールの3000火力に焼かれて結局四つ牙でマナ加速される、吸い込むや陰謀と計略の手などで除去される等々であっさり場から離れることもあるのでこのキクチをおとりに本命を素早く叩きこむデッキが生まれれば使われるカードになりそうです。

 

 

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次の1枚は”ウェディング・ゲート”です。ヘブンズ・ゲートの対になるカードなのでVRだろうと思っていましたがRでの実装になりました。効果はTCG版と一緒で光でも進化でもないエンジェルコマンドを出すので闇(と無色)のエンジェルコマンドを出します。注意するべき点は光でもないの部分で白黒多色のアウゼスやバルホルス、2種のネロは出せないです。この部分で昨日のクリスティゲートとは違うので気を付けましょう。

E2の黒天使デッキのキーカードとなるカードで天門よろしく豪快に大型獣を踏み倒すことができます。なので構築の基礎部分、手札を一気に3枚も消費するのでドローが大事、STがあるので受け札にも使え、盾追加で仕込むことができる部分は共通しています。が、出てくるクリーチャーの能力が大きく違うので強みや弱みが変わってきます。

黒天使の特徴としては闇文明なのでハンデスや除去能力を持っていることが多く相手に干渉しやすい。能力の起動に盾を墓地に置くというスーサイドが条件になっていることがあり、ブロッカー持ちが少ない事と相まって天門ほど堅いデッキにはなりにくいというのがTCG版でのデッキでした。盾を消費するのは盾追加でフォローできて、除去能力で相手獣を除去して防御はできるのですがSAによる奇襲に脆いです。

後はE2期しか黒天使がプッシュされていないのでカードの選択肢という点において天門に負けています、が現状はスタン落ちと最新弾ということであんまり気にならないと思います。つまるところ去年の白騎士みたいなものですわな(毛色は真逆だが)。

ということで踏み倒し候補の黒い堕天したエンジェルたちを見ていきます。

 

 

黒天使1体目は”偽りの星夜オレオレ・ダークネス”でした‥‥あの~黒天使ってウェディングが生み出したので結婚関連の名称からカード名が取られているのですがいきなり例外なカードからになりました。オレオレの名称から分かりますがコイツは19弾でイマイチだったライオネル系譜のクリーチャーです。なんでこうなったかというと鬼丸君と戦った結果ライオネル君が赤染めされてゼニスから裏切ることになりその代償として黒いコイツが生まれました。

背景ストーリーの話はおしまいにしてスペックですが盾を消費することが多い黒天使にしては珍しくメリット能力しかありません(そういう意味でも異質)。自分のコマンドの数だけランダムハンデスをします。自身もカウントされるので出せば1枚はハンデスでき、上のウェディングゲートで他の黒天使と出せば2枚ハンデス、2体のダークネスを出せば4枚ハンデスできます。そしてデュエプレではスレイヤーが追加されました。パワー7000はこの時代やや低いのでこの能力でより大型クリーチャーを相討ちに持ち込んで盤面の差を少なくすることができます。

堅実な能力で基本弩のデッキにも刺さるハンデスなのでTCG版より選択肢が少なくなるであろうウェディングゲートのデッキに入りそうです。一方でSTウェディングゲートから出しても受け札にはならないのでこの点は注意です。うっかり永遠龍が出てきてしまったら追加の打点となってしまうので場面に応じてはあえて出さないという事もあります。

後は、コマンドなら何でもカウントされるのでビルド杯とかではグッドスタッフ的に組み込むことも可能です。各種デーモン、エンジェルに加えてコマンドドラゴンも出てくるのである程度マナが伸びてコマンドを種族に持つクリーチャーをメイン据えるならこいつもセットで使ってみるのも悪くないかもしれません。アシュライガーやADのボイジャーでコスト軽減されるのでそう言う古のギミックデッキを組んでみるのも一考です。

 

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2枚目の黒天使は”偽りの星夜スター・イン・ザ・ラブ”でした。スペックの前にコイツもツッコミどころがあるのでまずはそこから。まずFTに関してですがアニメでの使用者の言葉遣いを踏襲しています。アニメでは男が使うんだけどウェディングの配下を使う人が男の子という点で子供向けアニメって感じがします。今なら女の子が使うカード(なお能力)になりそうですがそうじゃない時だったので全カードにFTを追加するデュエプレでは違和感が出てしまいました。もう一つはレアリティでコイツは構築済みデッキのSR仕様で1収録の目玉カードでした‥‥それがVRに降格とはちょっと寂しいですね。

レアリティは降格しましたが能力は色々な意味で豪快です。TCG版からは出た時他のクリーチャーを全て破壊からエンコマ以外を破壊に調整されました。この調整に関しては味方を巻き込まないというメリットと同時に天門やミラーでは除去ができないというデメリットが生まれました。なので相手の残ったクリーチャーを一掃するべく他の除去カードを併用する必要があります。また破壊能力の発動は任意ですが使ったら自分の盾が全部吹っ飛ぶという特大のデメリット能力を抱えています。とまぁとてもピーキーな能力なのでデュエプレでは更に盾が0枚の時に自身含めた味方がブロッカーになるという追加を受けました、基本的には強化で相手のSAに対して壁になり使いやすくなるような調整です。

9マナと重く除去能力持ちということで基本、ウェディングゲートから踏み倒す候補です。除去能力、味方を巻き込みにくくなった&条件付きブロッカーで主に受けとして使うことになりそうです。打点もTBと十分なので盤面を制圧したのち殴って勝ちましょうというカードです。

後は、黒天使の盾消費のデメリットの緩和方法ですが、黒いとはいえエンジェルコマンドの大型獣なのでシュヴァルを覚醒させやすく、シューベルトの盾追加で耐えることができます。ここでスターインザラブの味方を巻き込まなくなったが生きて、先にシュヴァルを出してもOKと使いやすくなりました。TCG版では後にガブリエラで耐久するという一か八かの後にシュヴァルを出すことが強制されてたのでデュエプレ版は色々な意味でマイルドになりました。ということでADではガブリエラをタッチで入れて保険にすることもできます。ガブリエラが盾0枚を条件とするG0能力なのでスターインザラブを出した後にガブリエラで盾0枚でも突破が難しい壁を作ることができます。

VRに降格しましたが派手さは健在、使いやすさも多少はアップしたスターインザラブ、デュエプレで活躍できるか注目です。

 

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21時の発表カードはSRかビクトリーというこれまでの法則を破壊してVRとして”偽りの星夜ジューン・ブライト”が公開されました。能力は強化&調整され攻撃時の2枚ハンデスはセルフからランダムに強化、盾を墓地に置くことでターン1回限定ですがアンタップする能力は盾消費→アンタップからアンタップ→盾消費に変わった事で(多分)盾0枚でもターン1回のアンタップができるように強化されました(違っていたらごめんなさい)。各ターンということで相手ターン中にアンタップできますがジューンブライト自身にブロッカーがないので相手ターン中に生きることは少ないですが、スターインザラブの能力追加によってジューンブライト自身がブロッカーになる方法を獲得&テキスト変更が正しければ(不遇好きのデュエマ構文の理解があっていれば)盾0枚&スターインザラブが横にいるなら最大2回ブロックできるクリーチャーに魔改造されました。

ということで黒天使のハンデスカード2体目です‥‥う~ん貴重な実装枠で能力被りは果たして正しい判断なのかどうかという問題はありますが召喚酔いさえ乗り越えれば2回攻撃4枚ハンデスという悪夢を相手に押し付けることができる大型獣です。但し攻撃時能力、ウェディングゲートで踏み倒す前提とはいえ確定除去が飛び交う時に出すことに変わりはないので能力を使う間もなく退場する可能性があります。盾を減らすことが多い黒天使で除去を受けると厳しい(スターインザラブはそのリスクがさらに増えた)とピーキーさはTCG版から変わらないのが注意点です。

 

後はどう黒天使のデッキを組むかですが光悪魔より考える事少ないんですよね‥‥というか光悪魔が微妙過ぎる&盾をガチャガチャと動かす割にはカードパワーが低いとTCG版の段階で強さの優劣がはっきりしているんですよね‥‥闇天使の方が強いです、天門基盤バンザイということで(今のデュエプレ天門の構築はスタンダードじゃないけど)天門をベースにドローカード、盾操作カード、踏み倒し先、その他コンセプト補完と汎用カードを入れる構築になります。4~5コス帯にも黒天使はいるのでカードリスト公開まで公開されないカードがあります。なのでそれを見て構築を考えることになりそうえす、SRカード無し含めて現状のカードでは何とも言えないです。

 

あれ‥‥今日SRカード公開ないんですが‥‥スターインザラブがVRになったことでコングラチュレーションがSRで公開されると思ていたのですが‥‥あの~大丈夫か19弾。TCG版の殿堂発表に合わせての日曜PV&カード紹介開始で日程が短め、メイ様、微妙な光悪魔、SRカード無しの闇天使‥‥問題がない日がほとんどないんですが‥‥不安な19弾ですが毎日頑張って新弾カード紹介の記事を投稿する予定ですのでTwitterでのフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。