20弾実装カード予想前編

今年は人生で一番つまらないGWになったなぁと感じます。内外で不遇好きのテンションが萎える出来事が多発し7月末まで仕事が忙しい中での癒しが欲しいです‥‥

愚痴はほどほどにしてコラボイベの終了が5月25日ということで新弾実装が近づいてきました。ということで毎度恒例の新弾実装カード予想をします。今回は高レア編ということで20弾の目玉になるカードを中心にピックアップします。

 

 

3月の19弾でE2の背景ストーリーでのラスボス、シャングリラまで実装されたので20弾はE3に突入。エピソードシリーズ最後のカードがデュエプレに実装されます。

で、TCG版E3の評価としては弱い、デュエマ第二の暗黒期と言われています。実際はというとスタートは最高のスタートで強いカードがちゃんとあって新規に強いデッキを生み出すカードと既存デッキに組み込む強化カードの両方がありました。一方の問題点はご覧の通り

①ドロンゴ―とゴッドノヴァという1年通しでカードをリリースした開発イチオシギミックが爆死。

②E2のビッグマナデッキたちを強化するカードがE3後半期にも登場し世代交代が進まずメタゲームがマンネリ

③シールドゴーや光臨といった新規能力に1弾ごとに既存種族の再フィーチャーを詰め込んだことで各ギミック、種族のカードが不足しとっ散らかってしまった。

この3点を中心にE3は課題が山積し低迷したシリーズになってしまいました。後は性急なカードイラストの変化もあるにはあると思うのですがこれも上記の問題を解決していたら強いので使っていくうちに愛着が湧くで受け入れられたかもしれないですが弱かったので異物としか映らなかったという点が大きそうです。

とまぁ課題多数な上に19弾でジャバジャックというE3後半期の希望の星を実装してしまった事で更なる問題が発生しそうですがとりあえず20弾はデュエマユーザーなら知っているあのカード達が実装されると思うので目玉カードたちを見ていきましょう。

 

 

まずはE3のビクトリー候補にもなる暴走龍5000GTとVR以上で実装されそうな百万超邪クロスファイアTCG版では現代に至るまでメタゲームに進む事がある墓地ソースというデッキタイプはこのE3期に誕生しました。5000GTの入手難易度高い一方でクロスファイア構築済みデッキに2枚収録なので意外と組みやすいデッキでした。

スペックの話になると5000GTはデュエプレでも環境を変える力は確実にあると思います。速度が間に合えば現環境トップメタの1角のリキピと永遠の規制候補カードリュウセイホールから繰り出されるサイキック獣を一挙にメタることができるバケモノのです。そしてクロスファイアはコスト0で出せるSAのWBでほぼ確実にバトルに勝つクリーチャーで墓地ソースの主力を務めます。

 

デッキの組み方としてはE3期はほぼ青黒赤のカラーで構成されていたと思います。初期はメルゲループとか言うぶっ壊れコンボもありましたが即規制、デュエプレではメルゲの弱体化&モールス出禁によって安心?できるデッキです。とりあえずメルゲ、アツトを使う事になりそうです。後は‥‥当時はフェイトカーペンターも使われていたけどなぜコイツはデュエプレではレジェプレ2023ではなく2022に再録なのか?ということでNDで使えません。ホネンビーという方法もあるのですがビートダウンに攻撃できないブロッカーは使いにくいのでイマイチなんですよね‥‥当時使われた墓地肥やしを考えるとスクランブルタイフーンなどの再録がありそうです。2021年のクロニクルデッキのカードも考えられるがこちらはこちらでアウトレイジMAXでやや出しにくいんですよね。

 

          

 

他、墓地ソースで高レアカードになりそうなのが疾風怒涛キューブリック。イラストから見て分かる通りE3のカードイラスト方針は今までと全然違います。テキストは長いですが大事なのはマナに水文明があれば墓地に置かれたらバウンスが発動する事。誘発条件は悠久と似た感じでどこからでも墓地に置かれたらバウンスが発動します。そしてこれがクソ強い、0コスで1体バウンスと考えると殿堂入りも納得。墓地ソースの墓地肥やしのついでで相手クリーチャーをバウンスし時間稼ぎ&妨害ができます。とまぁ墓地に置かれることが仕事なので基本場に出ないんですよね、コイツ。なのでWBと条件付きSAがほぼ飾りになっています‥‥出す機会はあるとは思うが墓地置かれるのが仕事のカードです。

墓地ソースの裏の強択で多分コイツで墓地ソースはメイ様をメタるのだと思います。2コスの手札交換カードなら1T目メイ様に間に合い、5000GTがメイ様を完封するので後は並べたクリーチャーでビートダウンするだと思います。

墓地ソースを構成する残りのカードは低レアが占めると思います。低コスト手札交換カードがいくつか実装されそうです。受け札に関しては既存カードなら吸い込むとデスゲート、20弾新規カードなら次回紹介予定のクロックで質も数もOKでしょう。20弾のカード紹介、実装後のメタゲームの中心になるべく墓地ソースは気合の入ったギミックになると思います。

 

 

墓地ソースは強いし人気ということでデュエプレでも安心と期待ができるのですが不安なのはカツキング。19弾で大きく取り上げられたレアリティ降格の問題も絡んできます。というのも赤単のビクトリー2種で20弾のビクトリーを埋めるのか?という問題があるんですよね‥‥こうなるとデュエプレではTCG版のガチ環境で強かったカードのレアリティが高い事が多いので5000GTがビクトリー、カツキングがSR以下になりやすいです。

なぜ弱いのかというとドロンゴーのギミックが手間がかかるが強くないというのが原因です。ドロンゴ―は対応したクリーチャーが破壊された時に手札から踏み倒すという能力で強いとされる踏み倒し能力なのですが弱かったです。というのもドロンゴ―の素材となる低コスカード、自壊カード、ドロンゴ―先の3枚のカードも使うので必殺コンボになる必要があるのですが肝心のカツキング君は出た時に1枚ブレイクする巨大な勝利ガイアールなんですよね‥‥自壊カードの効果でオマケが発生するとはいえ3枚のカードを使って2体除去か1体除去と盾1枚ブレイクからのSAのWBはE2の後では弱すぎました。加えて盤面1体という制限付きという使いにくさの極致を体現しています。これに加えてドロンゴ―は全文明に存在するので自壊戦術が不得手な光と自然のドロンゴ―の高レアクリーチャーの活躍はお察しです。

という事なのでカツキングは20弾で実装するなら降格やむなしだと不遇好きは想定しています。ビクトリーで実装するなら21弾にするべきだと思います。後、魔改造は必須です。環境的にもまずは5000GTで整理しないとカツキングにドロンゴ―した時には10マナ越えのバケモノが返しに召喚される、リキピにボコボコ殴られて焼け石に水と悲惨な結果にしかなならないと思うんですよね‥‥

魔改造に関してはメイ様や究極進化のように1枚にまとめてくるのかなと思います。で、自壊させると高コス側に変身するギミックになるんじゃないかなぁ‥‥上手く手札を用意すれば不死身な事ができなくなる代わりに使いやすくなるのでは?と想定しています。

 

 

ドロンゴ―と対になる敵サイドのギミックがゴッドノヴァ。これまでのゴッドと違うのはリンク対象が格段に緩くなったこと。左右と中央のゴッドリンクに対応していれば組み合わせが自由というのが今回のゴッドです。

が、一方で手軽にゴッドリンク代償でカードパワーは低下、デュエプレに例えるとGAEのリンク形態ぐらいのスペックが限界でゼンアク、HDMクラスの強い組み合わせが無いというのがTCG版での課題。というか単体で強い奴がゴッドリンク関係なしで使われるというのが長い期間続きました。

 

           

 

この課題の克服として中央ゴッドリンクの中央獣に強い能力を配置したのですが‥‥3体のリンクを達成する余裕があるならE2のバケモノを投げつければいいということで環境でゴッドノヴァはかなり苦戦しました、一応E3限定の狭いカードプールだと強かったような気がするんですが通常レギュで大きく流行ることは無かったと思います。

デュエプレではゴッドがゴッドカード化したのでこちらもゴッドカード化しそうなんですがそうなるとE3のゴッドノヴァの組み合わせの自由ができなくなってしまうんですよね‥‥加えてE3は序盤は無色のゴッドでゴッドカード化してデッキスロットの余裕を作り過ぎても良くない。具体的には烈流神が2種も3種も入るのは流石に冒険が過ぎる上に中央のデカブツどうするの?という問題もあり、スペックとギミックの両面でゴッドノヴァをデュエプレに実装するには課題が多いです。

なので基本は魔改造させる、ヨミ‥‥というよりイズモというキャラクターにある程度の人気があるので3体リンクは可能なギミックとして上手くデュエプレに落とし込んでほしいのがゴッドノヴァです。

 

         

 

E3の無色はゼニスのような超高コス帯ではなくそれなりのコストで登場しました。上のゴッドノヴァ以外にも多数登場し一部は活躍しました。

その中で活躍したのがシューゲイザー、通称手芸です。出た時と殴るときの踏み倒しをしSA付与を踏み倒し着地と同時に攻撃、攻撃時に逆転王女プリンを出して連続攻撃する中速ビートダウンとして活躍しました。

強かったカードなのですがデュエプレではSA付与のキリューが悲しいスペック&スタン落ちによって再考を余儀なくされています。公式的にも強くしたいテーマなのでSA付与のカードは出してくると思います。なのでSA付与のカード次第ではTCG版の黒赤緑からデッキの構成色が変わる可能性が高いです。サポートやサブアタッカーは公式がプッシュしていたのはこの辺。

 

 

残りの枠は汎用カードで埋まるのでメイ様を筆頭にしたマナ加速カードとビートダウン用のカードを使うことになると思います。課題は速度の面でリキピより遅い事‥‥この辺でリキピは21弾で来るべきなんだよなぁ‥‥と感じます。

 

 

E3のメタゲームを停滞させる原因の一つがこの2体のドラゴン。2体とも刃鬼に搭載され強かったです。メテオはSA付与に加えて出た時に相手獣全タップし横に並べたクリーチャーと自身で盤面を取り、進化種やゴッドリンク前のゴッドを討ち取りこれらの戦術を破壊。ダイハードは敗北回避で遅延をして刃鬼着地まで耐えてきます。

そしてこの2体と「覇」刃鬼で踏み倒すと盤面を取りEXターンを取りながら盾焼却で安全に勝つと2重3重の保険をかけたワンショットが可能でE3の環境に残る原因になりました。

人気は人気のカードなので実装はしてくると思います。できればセットで実装して刃鬼の強化は実質ここまでとしてほしいです(サイクリカとかは別)

 

            

 

ループコンボのカードとして活躍したのがマーシャルクロウラーなんですが‥‥今のデュエプレではループは可能だが強いデッキにはしない、面白コンボ止まりなので実装されても微妙にしかならなさそう。

 

 

後はE3では緑のカードで強いのが全然いません。この辺はE2もそうでハングリーエレガンスをSRのままとか多色で濁してきたのですがE3も全然カードがないです。一応ヨルムンガンドベルセルクがまぁそこそこな緑クリーチャーなのですが、アウトレイジMAXということで21弾のカードになりそうなんですよね。後は見て分かる通りビッグマナ強化カードなのでコイツ等もE2のカードを強化するんですよね‥‥特にヨルムンガンドはメイ様キャンセルできるので個人的には後回しにして欲しいです。

 

 

他20弾で実装されそうなのがE2の未実装カードということで候補がこの2体。

まずデスマリッジはマイルドになったバルカディアス。21弾でバルカディアスがスタン落ちすることや19弾の闇エンコマや光デーモンのバリエーションや詰めのカードとして活躍できそうなのでここで実装してくると予想します。ミラーでは呪文封殺しか効果が無いですがそれでも踏み倒し呪文を使えなくして有効、他のデッキには全体除去と強力な能力を持つのでバルカディアス同様にコストが軽くなる調整をされるのであればデュエプレでも活躍できそうです。

もう1枚のVANベートーベンは19弾のビクトリー、戦慄の新たなる形態。デュエマガチ勢の間では多分ベートーベンと言えばこちらのVANの方が圧倒的に知名度があると思います。ゼニスらしい召喚時相手獣を全バウンスする豪快能力に加えてコマンドとドラゴンへのロック能力を持ち一部のデッキを詰ませることができます。現環境だと刃鬼や今後も強化され続けるドラゴン軍団、まだ見ぬコマンド軍団に対する抑止カードとしてTCG版でもいまだに環境で使われたりします(今のTCG版では弱いが)。入るデッキとしてはターボゼニスや刃鬼のミラーで有利を取るためなどでTCG版と同じく活躍できそうなのでここいらで実装してきそうです。またシティバトルでの雑なベートーベンのお話が延期になったのはコイツが絡んだ話になってネタバレ防止の意味合いがあるかもしれません。これに付随して無色の守護者カノンのスキンはまだかという意見が多いですが不遇好きはVANとセットで来るのでは?と思っています。上の無色獣は魔改造ありきで強さの面で不安があるのでVANとセットにした方がいいと思っています(後VANならウェディングと同じデッキに入れることができる)。

 

         

 

高レアカード予想最後の1枚はミステリーキューブ。SRではなくVRで実装してくるでしょう。年始のランクマ報酬とコラボイベでホーガンブラスターを配ったのでここでキューブ&ホーガンのガチャデッキをお出ししてくるのでは?と思っています。

不遇好きとしてはND環境でライゾウほどではないが雑に強いデッキが1つくらいあればなぁ‥‥と思っているのですが、ガチャデッキは駄目な方向のデッキなんですよね‥‥8枚もガチャカードがあれば1枚は盾に埋まるしヴィルヘルム、モーツァルト、VAN、5000GT、ナンバーナインが捲れたら対面次第では容易に詰む上に「覇」なんぞ捲れようものなら大変な事になりかねないです。

、今のTCG版ではキューブはまさかの無規制。昔は殿堂入りしていましたが戻ってきました。呪文を踏み倒せない、ループが跋扈、手打ちで唱える前に殴り切るデッキの増加等々によって4枚使えてもTCG版では環境を荒していません。なのでデュエプレでもホーガン同様6マナで実装してきそうです。

その際は交通事故にあったと思ってあきらめるしかないです‥‥ワンパンでヴィルヘルムが着地、返しの殴り返しと合わせてターボされて負けという非常に不愉快な動きでE3の環境をおかしくしてしまった張本人です。

 

そしてシークレットの排出率で再録されるリバイバル枠ですが‥‥不遇好きは20弾での予想は諦めました。というのも前振りがあった18弾のボルメテ、E2にはドリームメイトのプッシュがあるからパンダと根拠と理由があるのですがE3前半でこのレベルの根拠と理由がある何かが無いです。20弾が無色ゴッドノヴァ、21弾有色ゴッドノヴァと考えると3周年の人気投票1位のゴッドリバイバルは21弾と想定すると20弾でまともにリバイバルできそうなテーマが無いです。

種族デッキもE3のイニシエートはアグロ系で過去のカードとはあまり合わない。強いて上げるならマーシャル・クイーンでマーシャルクロウラーなのですが、再録含めて種のスプラッシュクイーンがNDに全然いなくて再録頼みというネックがあります。

なので20弾のリバイバルはかなりのサプライズ枠になるのでは?と思います。

 

20弾の高レアカードの予想はこんな感じです。環境的には墓地ソースとシューゲイザーが環境に進むのが大前提。ゴッドノヴァとドロンゴ―は魔改造次第で期待と不安が入り混じっている。E2のテーマを強化するカードは高レアには何枚か実装される、リバイバルは予想不可です。

後は‥‥スキンですがVANでカノン、カツキングでカツドン、ヨミでヨミ本人のいずれかが来るだろうと予想します。VANとカノン、カツドンカツキングが本命です。

今後も考察、実装カード予想・紹介時事を投稿するのでTwitterでのいいね、フォロー等をよろしくお願いします。次回は20弾実装カード予想低レア編を予定しています。