1月31日新弾カード紹介

昨日はゴッドの紹介という事で今日はもう一つの目玉3色カードの紹介です。各カードの紹介の前にこれまでの2色から1色増えて3色のカードになるとルール面で一部違うところがあるのでその確認から。

そのルールとは召喚時コスト軽減を受けた多色カードの支払うマナ数です。多くのコスト軽減カードは召喚化可能な最低コストが表記されていますが、デュエマではクリーチャーや呪文を使うにはそのカードが待つ文明を全て支払って使う必要があります。なのでカードの持つ文明の数が召喚や詠唱の最低コストになるという事です。なので単色は1マナ、二色なら2マナ必要でそれ以上軽減されません。という事は3色は3マナが最低コストになります。この辺の軽減ルールは当時と今のデュエマでは違う裁定が下りていました。デュエプレは現代ルールに準拠しての軽減ルールになっていると思われるので3色もそれに準じます。
具体的には当時の旧ルールの場合コッコ・ルピアが2体場にいる場合ロマネスクは2マナまで軽減されロマネスクの召喚の必要なマナが足りないという事で出せない裁定でした(出すにはマナが0で色しか出せない5色をマナに置いておく必要があった)。それが現代デュエマではコスト軽減で文明の数が足りないコストまで軽減されると文明のみ追加でマナを使う事ができるようになり。上記のロマネスクはマナの3枚カードをタップして召喚できるようになりました。

ま、要は制約が緩くなって使いやすくなりました。ルールに詳しくなったところで今日のカードを紹介します。本日最初の1枚は”執拗なる鎧亜の牢獄”でした。
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いきなりコイツですか‥‥このカードの下位種に2色の陰謀と計略の手(4コス呪文で効果はナーガのAT)の上位版として登場したので陰謀と計略の手(初出は聖拳編2弾)を差し置いて実装されたのはTCG版プレイヤーからするちょっと違和感を感じるかもしれません。
 ですが青黒赤で効果そのものは非常に使いやすく強力です。1バウンス1ハンデスハンデス効果はTCG版同様ランダムハンデス、戻したクリーチャーと同じカードがハンデスされれば盾焼却が可能(選択は牢獄を使った側が選べる)とTCG版から弱体化なしで実装されます。
ハンデス、除去カードが弱体化されやすい中、TCG版から変更なしでの実装は非常にありがたいです。
さて、そんな強力な牢獄ですが、主な採用デッキはもちろん色があっている除去(ゲート)サファイアが第一候補です。はい、サファイアデッキはまた強化されます。他にも色が合う呪文主体のコントロール系デッキでは当分採用されるであろうスペックを持っています。相手の減札が0枚なら確定除去&1枚盾焼却とコイツを使いまわす専用デッキも作れるんですよね(流石にこのタイプで環境入りは無理だが)。で、盾焼却は半分オマケみたいな発動条件ですが他のハンデスカードと組み合わせて確率を上げる事もでき、デュエプレが戦国編に到達した際に結構重要になるので覚えておきましょう。
総評としては色が合うコントロールデッキにはすんなり入り、堅実かつ上振れた際には相当のアドバンテージを稼げる強力な除去カードとしてデュエプレでも活躍が期待できます。

二枚目は赤緑の”無頼剣兵ドラグイノセント”です。3色カードプッシュの8弾ですがTCG版でも普通に2色の多色は登場しています。という事でデュエプレでも2色のカードが8弾で多数実装されます。
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このカード、名称から分かる通りドラグストライクと無垢の宝剣の合体クリーチャーです。TCG版からはコストが1下がり強化されました。で、合体して多色なったから合体前と比較して強くなったのかと言われるとう~ん‥‥個別に自由に種族進化の進化元になれる、pigでドラゴンを出すを考えると無垢の宝剣からはコスト上昇とパワーが下がり(デュエプレだと宝剣のパワーが3000なので下がることになった)出しにくく、除去されやすくなってしまった。Pigでドラゴンを出すでドラグストライクと比較するとパワーが上昇したことで一部の除去の対象にならず破壊されにくくなってPigが発動しにくくなった。と個別に比較するとオリジナルから劣化した部分があります。また両方の能力を生かすというのはなかな難しく片方の能力にデッキ構築を寄せた方が強いなど合体したからと言って劇的に強くなったわけではありません。
という事で、ドラグイノセントを生かすにはALLでは宝剣やドラグストライクの5枚目以降として採用しデッキの安定性を高めるが主な役割になりそうなのですが、Newだとすでに宝剣は使用不可、8弾実装でドラグストライクも使用不可能になります。なので使い勝手が劣るのを承知でNewではこいつを使う必要性が生まれます。他、赤緑の多色であることを生かすなどの工夫は必須なのがこのカードです。
この手のカードは重ねる進化獣、出すドラゴンの強さに依存しているので手間を考えると相当強力なカードがいないとなかなか使われないですが‥‥何やらフレーバーテキストに妙な事が書かれていますね~。

という事で本日ラストはドラグイノセントのFTで言及されていたのがコイツ”極仙龍バイオレンス・サンダー”が目玉のSR枠で実装されます。

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3色の進化獣でTCG版より強化されての実装となりました。強化点は進化元が多色獣だけでなくドラゴンからも進化可能に強化、プレイヤーへの攻撃時ブロックされなかったらの限定発動から、純粋な攻撃時能力に強化、火力除去が6000以下から9000以下に強化とTCG版をより使いやすくした純粋な強化版となってデュエプレに実装されます。
で、強化されたとはいえ10コス、3色はそのまま出しにくいのでは?と思われがちですがドラゴンなのでルピア等でコスト軽減が可能。ATは発動しないが進化元にドラゴンが追加されたためバルガゲイザーで捲れたら別途進化元の用意なく進化可能となりました。
そして一番のコンボはTCG版と同様、上述のドラグイノセントもしくはドラグストライクをマルドゥクスで自壊させ、マルドゥクスに重ねるという大型コンボでかなり早期に場に出すことができます。
デュエプレ】「腐敗勇騎マルドゥクス」の評価と採用デッキ | 神ゲー攻略

このマルドゥクスを使ったコンボはドラグストライクを使うなら赤黒で完結すること、ドラグイノセントでも進化の化身でバイオレンスサンダーを引き込めるなど黒赤緑t青でも普通に構築可能とコンボ枚数が3種(ALLなら4種)で済むためサイドを固めることが比較的自由で受けやバイオレンスサンダー素出しのためのカードに枠を割けます。
とまあ専用デッキを組むことが可能なのですが、やはりコストとコンボデッキ特有の不安定さがネックになります。出すことさえできれば圧倒的なハンドアドバンテージ差を作り出せるのでうまい構築が生まれればデュエプレの環境では上位に食い込める可能性を持てるぐらいにバイオレンスサンダーは強化されました。多分ALLの方がドラグストライクを使え、安定性がレギュレーションによって変わるのでALLとNewで構築が変わる可能性もあります。


そして最後にオマケというかバイオレンスサンダーのフレーバーテキストで超神星ネプチューン・シュトロームについて言及されていました。
超神星ネプチューン・シュトローム【スーパーレア】DM │デュエルマスターズ通販専門店 アカタカ

ナレ死という扱いでなければ、このネプチューン君デュエプレに来ます。え~このネプチューンの実装というのは8弾環境において非常に大きな意味を持ちます。というのもこのネプチューンのMBはATで任意発動、MB1で相手獣を全て山札の上に送るという、現7弾環境のツヴァイ、メカオー、アポロヌスをぶちのめすことしか考えていない非常に強力な性能を誇ります。これに加えてデュエプレの進化GV共通のシンパシーを獲得しコストの重さを克服、すでにドデビルはバウンスのバルゾー、ブロッカー破壊のヴィネスによって進化GVの着地速度勝負に勝てる可能性をすでに持ち合わせます。また裁きなどで除去してくる除去デッキにはゴーゴンシャックでけん制しつつ同じくドデビルを種とするマーキュリーをサブプランに搭載可能、ハンデスには提督実装である程度牽制できる、1,2コスのドデビルはTCG版にもいるのでCやUCでそのまま実装される可能性大。 TCG版でドローエンジンとなるディープマリーンがドデビルに種族変更されるという強化を受けて実装されれば間違いなくこのネプチューンを使ったドビルデッキは環境に進出できます。というか現環境トップを行くツヴァイに明確に有利が付くデッキが生まれる可能性が生まれました。
ネプチューン実装で唯一の懸念材料はFTでバイオレンスサンダーに負けたという事です。というのも当時の構築でネプチューン(ドデビル)デッキとバイオレンスサンダーデッキの相性はネプチューンデッキが有利なんですよ、デッキの機構上この関係は多分デュエプレでも変わらないと思われます(余程ネプチューン側が事故る、バイオレンスサンダーがは最高の上振れをするや他のデッキ対面で不利になるのを承知でメタカードを入れるなどをしない限りこの相性は多分覆らない)。加えてパワーもネプチューンが1000高く、能力でも対面したら一方的に負けると散々な関係なんですよ。なのでバジュラとスターマンの関係のようにデュエプレ実装に伴いバイオレンスサンダーに負けるように調整という名の弱体化がされないかがだけが問題です(無論実装されるか?というのが最大の問題ではある)

今日の発表で目玉SRが発表されはじめ新弾本格始動となってきました。ここで一つ新弾のカードを判断する上で非常に重要な事が一つ。それはTCG版から強化されるという改造を受けたから強いという判断を容易にしてはいけないという事です。ドラグイノセントも確かにTCG版から強化されていますが、運用はTCG版同様非常に難しいことに変わりはなく、構築とプレイングをよく練らないと使えないカードです。この辺に十分気を付けてカードのテキストを理解していきましょう。
ようやく、8弾で強そうと言えるカードが発表されてきました。明日以降もの発表で現環境を変えるカードの発表の可能性が高くなり、この8弾相当豪華な弾になりそうです。環境外デッキでも豪快なデッキが生まれたりとTCG版同様非常に楽しいゲームになりそうです。
以上、今日の新弾カード紹介、3色カード解禁とFTでナレ死のフェニックスは種候補も含めて実装してくださいでした。毎日更新で新弾のカード紹介をして行きます。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。