7月13日新弾カード紹介

サバイバーに関してはオービスクラスに魔改造された逸材が他にもいるかどうかで強いデッキのバリエーションに関わってきます。オービス主体のコントロール軸は山札から呪文を持ってくるフォボス・レインγの実装とスペック次第になりそうです。一方のビート系は現状弱いままなのでシータ・トゥレイトなどがどこまでビート向けに改造されるか次第だと思っています。

昨日のサバイバーの話はほどほどに今日のカード紹介をして行きます。最初の1枚は”護聖霊騎ヴァルチャー”でした。



 O・ドライブを使う事で実質5色5マナで1ブーストからのマナ回収と能力を発動させればマナの数を減らさずにマナ回収できます。TCG版ではカードを1枚回収でしたが、それをそのままデュエプレで実装するとカードを1枚探索して回収は狙ったカードを拾う事がかなり難しいので多色カード限定になりました。

 う~ん‥‥使われるかなぁ、コイツ‥‥2コス3000のバニラか5色5マナでマナ回収の選択はちょっとイマイチスペックかなぁと思います。ビューティシャンのようにオマケでもいいからブロッカーとかがくっついているとゲキでリアニメイトした時などの際に役立って汎用性が高まるのですがO・ドライブ抜きの場合ただのバニラになるのはちょっと厳しいです。肝心のO・ドライブ能力もデッキを5色してまで使いたい能力じゃあないんだよなぁ‥‥ゴッド・フュージョンのデッキに入りそうなんだけど、現状のフュージョンデッキにマナから呪文を拾うガーデニング・ドライブを入れた構築をあんまり見ないんですよねぇ。マナから拾うよりGAEを使って山札から持ってくるのが主流なのでヴァルチャーはあんまり見ない1枚になりそうな気がします。


 未実装カード紹介でビックアップした”怨念怪人ギャスカ”がまさかの実装発表となりました。



 こんなデメリットしかない1コスクリーチャーですらトンデモナイ即死コンボが開拓されるのがTCG版の現代デュエマです。知らない人に軽く説明するとこの零龍とギャスカを使った専用デッキを組むとそれなりの確率で2TKillができました。



 この零龍は現代デュエマでは数年に1種類登場する40枚のデッキとは独立したカードで、ゲーム開始時からバトルゾーンに置かれているカードになります。で、条件を満たすごとに能力が起動し最終的にはカードを裏返してクリーチャーになります。そしてクリーチャーになった時、零龍は相手クリーチャーを全て破壊し、かなり強い場を離れない除去耐性を持ち、最初から場にあるので召喚酔いがないのでクリーチャーになったとたんにワールド・ブレイカーで殴る事ができる超絶カードです。このクソ強い零龍の能力起動にはどちらかのプレイヤーの手札が0枚になった時という発動条件があります。ん?手札が0枚、そんなこと簡単にできるわけ‥‥ギャスカを使えば1枚1マナで手札を墓地に送れるじゃん。しかも他の能力も墓地の枚数とか墓地からクリーチャーを蘇生した時などギャスカのデメリットがデメリットじゃなくなりました。
 最終的には1T目に1マナでギャスカをプレイすると墓地に送られたカード=初期手札次第で2Tに零龍が卍誕し2T目にワールドブレイカーで殴って、お供でダイレクトアタック、ゲームエンドというやべーデッキになってしまったので、コンボの起点となるギャスカが殿堂入りしました。蛇足ですが、このコンボが発覚したらギャスカ君のシングルカードのお値段が1枚4000円に暴騰したりしました(今は300円ぐらい)。

 じゃあ、デュエプレではどうなの?なのですが殿堂カードをそのままのスペックで実装してくることからも零龍のような相性のいい超絶インチキスペックのカードが無いので、ぶっ壊れになることは無いです。というより零龍が登場する以前はほとんど使い道がなかったです。このことからデュエマにおいていかに手札が0枚というのがハイリスクなのかを体現しています。
入るとしたら、めちゃくちゃポジティブに考えて黒緑速攻で手札を使い切った時に使えるかなぁ‥‥ぐらいです。まぁ将来的に零龍程ではないにしろコンボが開拓されることを期待するカードです。

 弱体化調整をされて”天使と悪魔の墳墓”の実装が発表されました。まぁ各所で賛否両論飛び交っていますが、弱体化しなくてもスペックがスペックなので結局、賛否両論が飛び交う事に変わりはないのかなと思っています。僕は弱体化については意外とは思いませんでした。



 弱体化としてランデスが削除され、その代わり3コスになりました。盤面に干渉する効果は維持一定にメタカードとしてはTCG版同様期待できそうです。
 メタ対象としてはアポロやツヴァイの雑に並べてくる種をまとめて吹っ飛ばぜる可能性があるので、アポロが環境に鎮座している現状、除去コンに1,2枚ぐらいは入りそうです。ただ何処までいっても墳墓はメタカードなので、アポロが衰退するなら入らなくなったり、入っても1、2枚なので肝心な時に引けなかったなど、過度に期待するカードではないと思っています。
さて‥‥ランデス部分の削除なのですが、いろいろな理由があっての削除だと思います。あった方が後々のビッグマナに対するメタにもなるなどもありますが、削除された以上は削除された理由を考えていきます。

①プレイングが面倒くさい
TCG版だとCSなどガチ対戦では墳墓対策のプレイングは当然なのですが、CSは結局大会なので1日で一区切りはできるのですが、デュエプレは毎日ランクマッチで人によっては1日に10戦以上することもザラなのでそのたびに墳墓が入っていそうなデッキに対して何度もマナチャージの際に墳墓除けをするのは大変で、この労力をランクマッチ参加の全プレイヤーが共有すると否よりの意見が多数を占めそうなので削除された。
②マナの参照がシステム的に難しかったor不可能だった。
スタートチャージ10で1T目にチャージされたマナの中で多色マナがアンタップされる際に処理としてそこそこ時間が掛かっているのでマナのカードを参照する、しかも相手と自分の双方を確認する必要があり、時間が掛かる以上に処理のシステムが作れなかった。
③メタゲームの関係
現状、墳墓が入るデッキは除去コン系、メタはランデス部分で刺さるのはフュージョン系などのビッグマナ系なのですが、環境上では除去コンがトップメタ、ビッグマナ系は環境中位ぐらいと、メタゲーム上ではランデスを残したままにすると除去コンが強化され過ぎるのを回避しるために削除した。

 この3点が不遇好きが考えた墳墓からランデスが削除された理由です。が、真相は開発のみぞ知るという事で一つ。で、この調整された墳墓はTCG版同様メタカードとして除去コン系に1、2入るぐらいかなぁと思っています。現状はアポロを中心に一定に刺さりそうなのでしばらくは盤面の展開を少し考えるプレイングが必要になりそうです。

 本日ラストは”ラスト・バイオレンス”でした。ここで最初の5色カードという事で仕様の確認。マナの数字が1ではなく0なので5色カードはマナに置いても文明のみが解放され使用可能なマナは増えません。なのでフェアリー・ライフなどでうっかり5色がマナに埋まるとテンポが稼げません。なので5色故に強力なスペックを持つのですが5色カードはあんまりデッキにいれない方がいい調整になっています。



 ランデスは弱体化させるという鉄の意志を持って2枚ランデスが1枚ランデスになりました。その代わりコストが7になりました。
 という事で、弱体化はされたもの7コスなったのは結構大きいと思っています。7コスなら毎度おなじみ3→5→7のマナカーブで1対4交換の呪文を撃てるようになりました。
なので、1ランデスの削除の代償としては結構いいものをもらいました。なので効果はマイルドになりましたが撃ちやすくなったので5色コントロールで使う価値はありそうです。他、将来性を考えると7コスと8コスだと呪文踏み倒しのカードの対象に相当違いが出るので未来のデュエプレに影響はありそうです。


ランデスカード2種の実質弱体化調整に関してはしょうがないのかなぁと思っています。今の環境のバランスを考えると、過度の除去コン強化はメタゲームの多様性に悪影響を及ぼしそうなんですよねぇ‥‥なので種々の調整結果こうなったと不遇好きは思っており、受け入れています。以上今日のカード紹介でした。頑張って毎日新弾のカード紹介をして行きます。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。