11月16日28弾実装カード紹介

 

 

残るSR枠は2枚、もうバスターと新キリコで確定と分かりやすいカード公開。昨日ハムカツ団関係のカードが公開され始めドギラゴン剣周りのカードは大体予想できるものになっています。

一方で新キリコ関係は全く見えてこない。5月のパックでキリエが登場しすぐさま次が来た事も影響していそうです。果たしてどんなカードになっているのかカード紹介のラストでやります。

 

 

 

ヘブンズ・フォース

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ドギラゴン剣や新キリコの前にただただ強かったカード”ヘブンズ・フォース”が今日の1枚目。TCG版では実質4マナのバルガライザーを2T目に出して3T目に閣ループするインチキデッキの上振れ札として大暴れした結果一発プレ殿に。当然のようにデュエプレでは弱体化がなされデュエプレ版は光限定になりました。

革命F期のヘブンズフォースの使われ方を踏まえるとこの弱体化でレッドゾーンに入れる事が不可能になりました。2T目にバイクが走る、STで下バイクを出して封印を外すができなくなりバイクにこの呪文を入れる意義が無くなりました。

今のデュエプレでヘブンズフォースを使いそうなのはばず青白サザンになりそうです。青白サザンは青の枚数が少なく青が絡んだカードを手打ちするのが少し難しいのでこの呪文でカバーしそう。ドレミ+2コス獣、シド+1コス獣など2T目に多面展開できるのは強そうです。手札消費の激しさはドレミの1ドローやサザンのドローでカバー。他だとメカオーも小型をばらまいた後にドローができたりピラミリオンで更なる展開が可能と相性が良さそう。

後弱体化で目立つのがクロックが出せなくなったこと。STで発動した時に強い受け能力を持ったクリーチャーが出せない。光4コス以下となるとブロッカーぐらいしか受けクリーチャーがいないのでSTで使う際はTCG版より大きく弱体化。

後はルミリエやボイジャーも出せますがコスト軽減を出しても後が続かなさそうで白単連鎖に入るかは結構怪しいと思っています。2T目に軽減を出しても次人出せるのが5コスまででそこまで上振れが無い、ミラクル・ミラダンテの外れになりうるとデメリットの方が目立ちそう。

先を見ると赤白轟轟轟で白の小型メタ獣をばらまいた後に轟轟轟を出すデッキなどで使われたヘブンズフォース。デュエプレでは一体何を踏み倒すのでしょうか。

 

 

風の1号 ハムカツマン

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ここからは怒涛のハムカツ団ラッシュ。まずはスタートデッキ収録のハムカツマン、”風の1号ハムカツマン”。スタートデッキ収録ということでネタバレ防止措置として種族にハムカツ団がありません。能力の方は青銅+解体屋ピーカプなスペックで3コス1ブーストでSAの赤緑多色のクリーチャーです。

マナ加速で5マナのカードに繋いでドギラゴン剣を出すもよし、SAで即攻撃して革命チェンジで成長してもよし、3コスSAの緑獣なのでサンマッドになれる、レヴィヤから出してバスターが絡んでワンショットと多彩な運用が可能。

無論バスターの踏み倒し能力でばらまいても最低限の活躍が可能と多色故の取り回しの悪さがまったく気にならない使いやすさを持ちます。

後は使われるかですが‥‥どこかで使われそうな感じがします。バスターが絡んだデッキだと多色という部分が少し気になりますがバスターが絡んだデッキではマナ加速、チェンンジの初動、踏み倒し候補とかゆいところに手が届くカードです。

 

 

風の1号 ハムカツマン剣

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続いてはパック収録の方のハムカツマン、”風の1号 ハムカツマン剣”。剣(バスター)が名前に追加された以外デッキ収録とパック収録のハムカツマンで名前の違いが無い少し紹介者泣かせのカード。

カードとしてはタイガの相互互換カードでタイガはヒューマノイド、ビーストフォークサポートを受けられるのが強み。こちらは革命軍サポートが受けられるがあんまり使わないしハムカツ団も種族シナジーはそこまで無い。

大事なのは2コスSAの赤緑多色というスペック。1コス獣を出せなくても2マナでコイツを出して5コスの革命チェンジ獣にチェンジ、3T目にバスターを出すを可能にしています。次元の霊峰が使えずトレジャーマップを使いたい場面が多そうなデュエプレでは1マナでとりあえずトレジャーマップで手札を整えてからこのハムカツマンで成長スタートという動きはやりそうです。

後はバスターの踏み倒し能力でばらまく、レヴィヤで踏み倒しで更に打点を作ると成長軸のバスターデッキでは様々なところで活躍しそうな1枚。成長軸のバスターなら必須カードとして使われそうです。

 

 

漢の2号 ボスカツ

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TCG版だと準バニラなスペックな上に4コスと中途半端なコストでバスターになれないことで評価が低く、アニメでも勝太からディスられるという悲しき”漢の2号 ボスカツ”。デュエプレではコストが1上がり5マナという見た目の上では弱体化されての実装。

一見すると弱体化ですが5コスになったことでドギラゴン剣にチェンジできるという超絶怒涛の強化です。成長軸ではンババと合わせて5コスの中継クリーチャー8枚体制が早くも可能になりました。色も赤緑と白が不純物なンババより優れているのがボスカツの強み。

一方で革命チェンジ以外の能力はやはり弱い、バトル中パワー+2000だけでバスターにチェンジする事に命を懸けているクリーチャー。一応殴り返しに強いは成長軸ではそれなりに重要なのが救いだがマナ加速を持つンババの方が能力的には強い。加えてSAもないので手打ちでは使いたくないのも弱点。

5コスになって弱体化した部分はバスターの6コス以下踏み倒しで複数体踏み倒す際にボスカツ+2コス多色という横展開プランが取れなくなりました。能力が能力なだけに数で勝負という時の択として使いにくくなりました。

総評としてはバスターにチェンジすることに命を懸けたカードで成長軸では必須カードだが他のバスターデッキでは入らなさそうなカード。意地でもバスター(とプチョヘンザ)にチェンジしましょう。

 

 

刀の3号 カツえもん

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パック収録だった”刀の3号 カツえもん”、3コス赤緑多色獣で文明指定の革命チェンジと出た時に相手ブロッカー1体をマナ送り除去します。

ボスカツがバスターにチェンジする事に特化したカードならこちらはバスターでばらまいて強いカード。バスターの踏み倒し能力でハムカツマンと一緒に出したり、カツえもん2体を出したり、レヴィヤで出して追加打点とブロッカー除去できる踏み倒し先として使えます。

殴るデッキになる成長バスターとしてはブロッカー除去は有難く、3コスと手打ちができるのもグッドポイント。オリオティスも除去できるのでバスターが走る前に邪魔者を除去する事もできる。

気になる点としてはハムカツやハムカツ団のクリーチャーを多数入れると多色事故が怖いのが欠点。未来設計図などの単色手札操作系や革命チェンジによる展開で事故を減らしながら戦っていくことになりそうです。

後はボスカツもそうですがカツえもんもこの見た目で種族にドラゴンを持っているので昨日のダイリュウガンの連続攻撃時のディスカードとして使えます。

マナ送り除去でブロッカー指定という範囲の狭さや3コスという革命チェンジの中では少し中途半端なコストは気になりますが殴るデッキになるバスターでは使いやすブロッカー除去クリーチャーとして使われそうです。

 

 

神歌の歌姫 キリコ・アンプラウ

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残るSR枠まずは新キリコの”神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド”。当然オリカでキリコの新スキンがシークレット版に付随することになりそう。

青緑2色で13マナの進化獣、当然軽減能力持ちで懐かしのソウル・シフトによって進化元のコスト数だけコストが下がります。出た時の踏み倒し能力はキリコを踏襲して横のクリーチャーをマナに埋めた後に3体踏み倒し。この3体踏み倒しは同名が不可になり名前の異なるクリーチャー3体を踏み倒します。ターン1回制限はオリジナルと一緒。

文明指定ということで進化元はそれなりに緩め。とはいえ踏み倒し先を考えると厳選したいところ。13マナという事を考えると6コス→7マナは綺麗に繋がるので悪くなさそう。他サイキックを使えばデッキ内の進化元を少なくできるのでADなら活用したい。

とりあえずND、ADを考えず進化元で考えられそうなのはプロメテウス(5マナ)、四つ牙(6マナ)、デッドブラッキオ(8マナ)辺りは使いやすそう。勝利ガイアール→プチョヘンザ経由もプチョヘンザが踏み倒しで出ても悪くないのでねらい目。

踏み倒し先に関してはサファイアを複数体踏み倒して安全に勝ちができなくなったのでとりあえずデカイクリーチャーを詰め込んで何が出てきても戦えるようになりそう。

ビッグマナに近いデッキになりそう、プチョヘンザで守れるから28弾環境は少しビッグマナが息を吹き返しそうなので期待できそう。デッキの構成色に関してはデッドブラッキオを絡めて5Cやリュウセイホールを絡めて青赤緑(+白)が有力か。黒が絡むとヴィルヘルムが使えてなど強いカードが使えるのは強みと言える。

5Cの派生形になるのかなぁ‥‥28弾でビッグマナが強ければ活躍しそうですが果たして。能力は派手だし自前でコスト軽減能力を持っているのでうまく使いこなしたいです。

 

 

蒼き団長 ドギラゴン剣

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本日最後の1枚は勿論蒼き団長 ドギラゴン剣”、アパッチやマナロックが未実装ということで殿堂カードのデュエプレ版としては珍しくまさかの無調整。ということで8コス13000のTBで自身含めた味方多色獣にSA付与とファイナル革命で手札とマナから6コス以下になるように多色獣を踏み倒すバケモノが0マナで出てきます。

TCG版でこのカードが公開された時は何を出したら強いのかわかりにくく、プチョヘンザが分かりやすかった事もあって評価はそれなりだった。が、その後に踏み倒し先含めて馬鹿みたいに強い事が判明し殿堂入りまでの約2年9か月間暴れ続けたデュエマ界の主人公。詳しくはこちらの記事で

huguusuki.hatenablog.com

 

ということでデュエプレ実装でも非常に期待されているドギラゴン剣。とりあえず現時点で判明しているカードでTCG版の各ドギラゴン剣のデッキがデュエプレではどうなのか?を見ていきます。

 

・成長バスター(3キル速攻)

:次元の霊峰がスタン落ち+探索は辛いがボスカツが5コスになって団長にチェンジ出来るようになり今引きが改善。アパッチが無いもレヴィヤでハムカツやカツえもん、単騎マグナムを出すでカバーして十分戦えそう。一方で構築がベアフガンに近く、初手のワンパンでトリガーを踏むと辛い、後手だとンババやボスカツがレッドゾーンで吹き飛ばされて‥‥と課題もある。

 

・赤黒バスター

:アパッチ未実装が響きボルドギ採用のカウンタータイプは黒のカード不足が深刻で無理そう。組めそうなのはボーン踊りやロスチャから繋げてリバイヴ、イーヴィル、ムシャホールで走り受けは各トリガーに任せるタイプ。課題はバスターで何を出すのか?という部分。レヴィヤだと別途3コス以下が必要だが赤黒で3コス以下多色は全然強くない。個人的な予想だが赤黒剣は28弾環境だと強くなさそう。

 

・赤黒緑バスター

:赤黒2色と比べて3コスハムカツマンやジョニー・ウォーカーが使えてレヴィヤの踏み倒し先が初動を兼任できるので組めそう。課題はデッキ内の色バランス、マナ加速カードの選定で個性が出そう。期待できそうだがシューゲイザーと同じくTCG版でこの構成色だったビートデッキがデュエプレではあまり強くないのが気になる。

 

・赤緑バスター

:ボルドギ採用のカウンタータイプはこの構築になりそう。レヴィヤを使うのもありだが超ブリキン将軍やジ・アースを絡めてダイリュウガンでワンショット狙いという選択肢もある。マナ加速もドラゴンにめちゃくちゃ寄せてメンデルという上振れに安定の火の粉や神秘の宝箱+ライフなど択は豊富。多色まみれになるがボルドギの種としてジョニー、3コスハムカツマンでクリーチャーの数を確保できる。ボルドギを使わず火の粉が手札に戻る条件を満たせる光トリガー採用型という派生も可能性あり。課題はムシャやフェアホなどの5コス超次元呪文がスタン落ちするのは気になる、メガジェットなどでリペアは可能。

 

・青赤緑バスター

:AD限定のリュウセイホールを絡めた型。クロックや吸い込むなどの青を入れ、レヴィヤ+小型かブリキン将軍&ジ・アースでダイリュウガンのどちらも組める。課題は赤緑多色過多による事故。

 

・モルネクバスター

:閣ループ不可、盤面上限、ドルマゲドンX未実装以外の不安要素が一切ない。高速ビートダウンに弱いとかエタトラに弱いとかはあるが超火力で相手をねじ伏せる事が可能。TCG版に近い構築が可能ということで初期に流行りそう。

 

・5Cバスター、赤青(白)バスター、青黒赤バスター

:5C、コントロール軸の青黒赤、青赤(白)の各デッキはキーカード未実装につきとりあえず構築不可。頑張れば青赤(白)は組めそうだが他のバスターに優る部分が少なそうなので主流にはならないか。青黒赤バスターはビート軸なら組めそうだがバスターで何を出すのか?で赤黒剣同様の課題を抱えている。

 

とりあえず思いついたバスターデッキの現時点での評価はこんな感じ。もしかしたら抜けがあるかも。

他、デュエプレのカードプールでオリジナルのバスターデッキが生まれる可能性は全然あり得る。ンババ、ボスカツ、イーヴィル、勝利ガイアールが出せる各超次元呪文、赤のSA持ち5コス以上のドラゴンとチェンジ元が非常に多彩でどこからでも出てきて多色なら何でもOKの6コス以下踏み倒しで踏み倒しも先の選択肢も膨大。この無限の可能性こそがバスター最大の強みでデュエプレでも大いに活躍しそう。

後はやはりスタン落ちか‥‥周年記念で超次元呪文が多数スタン落ちするのでNDだとチェンジ元の汎用性が下がるのが気になるところ。オリカのメガジェットやTCG版と同じイーヴィルなど使えるカードは多数あるので代替していくことになりそう。

アパッチ不在で何を踏み倒すのか?その結果デッキの構成色はどうすればいいのか?TCG版覇権カードのドギラゴン剣はデュエプレ実装に際して結構考えることが多く、モルネクバスター以外のバスターデッキは頭角を現すまで時間がかかるかもしれません。

とはいえTCG版そのままということで最終的には環境の上位にはいると思われます。最悪周年のレジェプレとかでクッソ強い踏み倒し先が来るや29弾以降も6コス以下の多色が出る限り強化され続けるので何かしらの超強いバスターデッキがデュエプレ環境でも暴れてくれるでしょう。

 

終わりに

バトルアリーナの話は置いておいてカード紹介の記事にしました。バトルアリーナに関しては研究所での新規カードと合わせて振り返るかも。

カード公開に関してはドギラゴン剣の部分が長くなってしまいました。デッキタイプが豊富すぎて全部触れようとするとどうしても長くなってしまいます‥‥強さに関しては最終的には強いデッキが生まれるんだろうなまでは分かるのですがアパッチ不在によって踏み倒し先に関して一から考える必要がありそうなのも長くなる原因。

筆者の予想はレヴィヤ+小型かジ・アースとブリキン将軍+ダイリュウガン、モルネクバスターの3つが28弾環境のバスターデッキの主流になりそうで提出します。

次回は研究所で公開された新カード+バトルアリーナ振り返りかカードリストを語るを予定しています。