2月10日新弾カード紹介

昨日、新弾の残りのSRを予想しておいて即、外れるというとこになりました。予想って難しいですね。まぁまったく想像できなかった能力のクリーチャーなんで二重の意味で驚いています。

そんなSRカードは最後にして8弾カード公開でおなじみとなった。最初の1枚はアーク・セラフィム枠として”霊騎アラク・カイ・バデス”の実装が発表されました。

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TCG版からバンプアップ値が1000増え強化されました。この強化によって自軍のアーク・セラフィムはコイツ含めて炎槍と水剣の裁きの除去の範囲外となります。Newでは再録がない場合サウザンド・スピアが使えなくなるのでこの強化は大きいです。またターン終了時のアンタップ効果はブロッカーでタップキルをした際の隙を消せるなど、攻撃できる5コスのブロッカーとしては破格の能力を持っています。
若干重いコスト5は3コス軽減サイクルでバデスを軽減できて種族がアーク・セラフィムに変更されるであろう秘精甲蟲メタルバグから繋がるためあまり気になりません。
毎日1枚ずつ増えるアーク・セラフィムですがまだ手札補充をどうするかという課題が残っています。候補はあるのですが6コスは流石に重いのでなんか改造されてくると思っています。
まぁ最悪マナ加速とコスト軽減から提督を素出しするというプランがあるので最低限置きドロー系が1種来れば解決できるので来て欲しいです。

次の発表されたのが”剛勇王機フルメタル・レモン”でしたWS軍団の主力という事で野菜軍団は滅ぼされ、WS以外の野菜は実装されないと思われていましたが野生の野菜は生きていました。

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敗北回避のための山札減少が10枚から8枚へと減り強化されました。これによって山札回復なしで発動可能回数が2回から3回に増えました。まぁこんなヤツがTCG版だとVRという極神編期もまだまだ微妙なホイルカードの収録が続いていました。
で、コイツは強化されたから使えるのかというと、基本は何も変わっていません。という事でコレクション枠で。墓地が増えても活用しにくい色構成、ダイレクトアタックを受けるたびに1回ずつ消費される(ラストアヴァタールはターンで効果が掛かるため1Tは確実にしのげる)ため過剰打点に弱い。パワーが3000しかないのであっさり除去されて能力発動もままならないなど基本が変わっていないのでガチで使われることはないでしょう。カジュアルで出してもさっくり料理されるオチしか見えないパワーなのでネタカードとして取り上げる動画投稿者がいればレモン君も本望でしょう。そういうカードです。


ネタというより野生の野菜の生存報告みたいなカードの次は”光波の守護者テルス・ルース”の登場が確定しました。

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さて、コイツの能力はデュエマ屈指の害悪戦術ランデスをメタる能力を持っています。ちょうどシュノークラーがスタン落ちなので入れ替わる形になります。種族が一緒なのでシュノークラー君お疲れぃ。
TCG版の不死鳥編~極神編期はデュエマの歴史の中で最もランデスが流行った時代なのでこいつを有するガーディアンはメタデッキとして環境で活躍していました。が、デュエプレではどうなのかというと、メタの対象であるランデスは‥‥
ドラゴンランデス:ザールベルグ、ミルドガルムス未実装かつ使いまわし要員の母なる大地未実装で実装されているのはバジュラのみ
ランデス:タイムトリッパー、マナ・クライシス、焦土と開拓の天変全て未実装で使えるのは宝剣のみ
バジュラズブルー&除去バジュラズ:核となるバジュラズ・ソウル未実装
とまぁ、みんなの嫌われ戦術という事でランデスデッキはデュエプレでは軒並み未実装で構築不可能。という事でテルス・ルースのメタ能力は実質腐っています。害悪戦術と言われるランデスですがメタもちゃんといました。
なので現状コイツは2コスでバイツで死なない安定したパワーを持つガーディアンとしてガーディアンデッキの初動としての運用が基本になります。で、このガーディアンの種族デッキは極神編期までは環境にいたのですがデュエプレでフィニッシャーのデルフィン未実装、展開兼除去札の母なる大地の未実装(これ自体は妥当なのだが‥‥)、盤面上限7体の壁により横並べ不能という三重苦を背負ってしまいカジュアルデッキから脱出できていません。当時は活躍していたペトローバやミスト・リエスもコレクションに眠る事になっているので、せめてちょっとはランデスカードを出すとか、デルフィンや大地の代替カードくださいと言いたくなるカードがデュエプレに実装されます。ゲキメツのランデス能力健在とかジャック・ライドウ先行実装でバジュラ環境進出とかになればコイツにも注目が集まるかもしれません、その時まで待ちましょう(来て欲しくない人もいるが‥‥)

不死鳥編~極神編の白単色の高レアリティカードはデルフィンとなるわけですが期待していた実装はお預けとなり8弾の白単色SR枠はオリカの”連珠の精霊アガピトス”になりました。

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能力は自己完結していて山札から白の3コス以下の獣を場に出し、相手獣をタップ。白3コス
が出るたびにタップが発動。うん、手札消費なしで展開出来て書いてあることは間違いなく強いです。が、自分はコイツは弱いと思っています。理由は単純です、デュエプレの盤面上限7体制限とまったく噛み合っていないからです。序盤を凌ぐ&タップキルのための小型を置いたところにコイツを出してタップキルを始めても数体追加したらそこで上限到達、その後に展開されたら追加で別途タップ呪文が必要。改めて能力を使おうにもセルフバウンスカードはほぼない(この時期のTCG版のバウンスカードは自身の獣も選択できたしそもそも盤面並べ放題)のでスーサイドか除去されるのを待つ(当然先に除去で狙われるのはアガピトスなわけで‥‥)しかないという残念具合。加えて3コス以下がいくら充実しても探索によってデッキにいれる種類を増やすことが難しく、汎用性と安定性のトレードオフという難しい課題が追加される。そしてそんなシステムと噛み合っていないカードをサービス開始から1年以上たった今、実装するってどうなのよ?と思っています。

ちなみにこのオリカ、極神編期のTCG版にいたら間違いなく強いです。ムルムル(白単2コス2000で味方ブロッカー全員パワー+3000という子供たちご用達のカード)を並べて他のブロッカー丸ごと超バンプアップしてコイツでタップキルができるとか普通に強いです。盤面に並べ放題というのは質を考える必要が無くて楽なんですわ。他、ドローはミスト・リエスで息切れなし、ウェビウスを使えばノーコスで1体盤面に追加&相手獣タップというハイアドバンテージを得られ、パワー問題もペトローバ、ムルムルで解決可能なのでグッドスタッフ、イニシエート、ガ―ディアン軸どの構築も可能。タップキル警戒で手札にクリーチャーを貯め込むならロストソウルで叩き落とし、フィニッシュもデルフィンを出してダイヤモンド・カッターで〆ればOKと当時のTCG版にあったら超強いのですが‥‥ここはデュエプレです。
盤面7体制限もあってデュエプレで今まで一度も軽量ブロッカーを並べてダイヤモンドするデッキが生まれていないのに何でコイツを出すのかが疑問です。そもそも過去にガーディアンが出るたびに相手をタップするミキュートが使われていなかったのにこいつを出す理由がありませんし、その反省を踏まえずSRという枠を使って実装するというのはどういうことなの?と頭を捻ります。
テルス・ルースはメタ能力の対象が嫌われ者の代表で実装しにくいから能力が腐ってしまったと言い訳ができるのですがこっちのアガピトスは使いにくいのがすでに証明されているにも関わらずSRという目玉枠で出してきたという罪ポイントがあります。せめて能力がCipで場にいる白3コス以下のクリーチャーの数だけ相手をタップなら、速度問題はともかくとして並べた軽量獣でまとめてタップキルと環境に刺さった動きができ、課題はフィニッシュ手段のみ。マナ加速しないなら最後はアルカディスで殴るというデッキが生まれそうなのが更にコイツの残念評価を高めてくれます。

最後のSRは超辛口評価になってしまいましたが、自分の今の評価はこんな感じです。ブロッカーが付いているから天門から出せば大量展開で‥‥とも考えましたが天門って3コス以下の小型獣は入って4枚ぐらいなんですよね、ドローと大型ブロッカー、動きの補完と弱点の補強をしたら枠がカツカツなので入れにくいんですよね‥‥せめてエンジェル・コマンド版ドラゴンズ・サイン(白5コス、STで7コス以下の白竜を手札から1体ブロッカーを付与して場にだす)があればまた評価は変わりそうなのですが、そんな未来カードが来るわけないんですよね。
掌返しをしたいのでアガピトス君は同時に相性がいいカードを引き連れてきてください。後、8弾実装後アガピトスを使って強いデッキを組んだ人はぜひ宣伝してください。掌返しと一緒に自分も使ってみます。
以上今日の新弾カード紹介、白のSRはシステムに嫌われた悲しい奴?を終わります。
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