インフェルノ・サイン殿堂入りを語る

 

ホロライブコラボ第2弾の情報公開や今回の修正共に発表が速いなと感じたというのが最初の感想。いつもは修正アプデの週の月曜や火曜に発表だったが今回は1週間前に発表‥‥何かが変わったんですかね?

ということで今回はインフェルノサインDP殿堂入りを自分の視点で語ろうと思います。

 

 

 

サイン殿堂入りの感想

 

 

イベント開始と同時にインフェルノ・サインが1枚制限になります。開発側からは使用率や勝率は問題ないけど採用デッキとのマッチアップでターン数が長くなりすぎるのを問題視されての規制となりました。発表と同時に多くの意見が飛び交い、被っていますが自分の感想を述べていきます。

 

まずは修正に賛成か否かですが賛成よりの是々非々。まずは賛成の部分ですが、採用デッキのトリガーロージアと対面するのが面倒くさくNDをやりたくない一因になっていた点。加えてコラボイベントで新規が入ってくる中で面倒くさいデッキは少ない方が良い。

一方でこの修正だけでトリガーロージアというデッキは弱体化するものの致命傷ではないのでデッキとしては残りそうでこの1枚制限でどこまで弱体化するのか不透明な点。去年12月のレジェプレで再録したカードが半年もたたずに規制が入った点とTCG版殿堂カードという事でコスト増加という弱体化をしたにもかかわらず同じように1枚制限になった点の2点は開発に苦言を呈したいです。

 

 

修正告知の文言を見ていくとトリガーロージアが対象で個人的にはサインシューゲイザーはとばっちりだと思っています。この辺は色々意見がありますが、サインシューゲイザーが主問題なら3月の新弾実装と同時やそれ以前に規制される。トリガーサインからビッグアクションを起こせることが問題ならカツドン破からのUKやヘブンズ・ゲートも似たような構造なのでサインシューゲイザーが悪いわけではないというのが自分の意見です。

個人的にはサインシューゲイザーは使いこそしなかったが各カード間のシナジー、動きは良いと思っていて対面する側としてはどう崩していこうか、攻防のやり取りでカードゲームとして戦って楽しかったんすよね‥‥デュエマらしい攻防って感じがして戦って勝った時の充実感、負けた時の相手のカード回しにあっぱれや自分の選択ミスを悔んだりと惜しいデッキが消えるのは非常に残念です‥‥というかシューゲイザースタン落ちまで後1か月なので後1か月ぐらい‥‥と今でも思っています‥‥おのれトリガーロージア。

 

 

次に他のカードでトリガーロージアを弱体化できないのか?ですがトリガーロージアおいうデッキは汎用トリガー詰め合わせデッキで個々のカードで規制を掛けられない。各トリガーは無理で世紀末HDMは去年にこのすばコラボでプライズ化している事に加えてゲームを畳むカードを取り上げると更にゲームが延びる事になって逆効果。

なので修正するならエンドレス・ヘブンの盾追加を5枚以下限定にするとかの盾追加の発動回数を減らす方向が妥当だと思うのですが、ホロライブコラボでプライズ化が決まり修正候補から外れる。ロージア本体もセイントローズがいるのでコスト増加しかできず、それじゃダメで規制出来るカードがサインしかなかったんだろうなと感じています。

1枚制限が妥当なのか?ですがSTで動くというギミックな以上コスト増加が意味をなさない、踏み倒しコストを6にするもできなくはないが6コス支払って6コスを出すのは旨味が少ないということで1枚制限は仕方がないかなと思います。

 

サイン殿堂入りでどうなる?

サイン殿堂入りで各デッキはどうなるかですが‥‥まずサインシューゲイザーは環境から撤退、スタン落ちまで1か月を残してシューゲイザーはNDから撤退しそうです。一応ビート軸で組むことができますが今の速度、カードパワーを相手に戦えるかはかなり怪しい。

一方のトリガーロージアは弱体化こそすれど多分一定に生き残ると思っています。他のトリガーに入れ替えてリペア完了が簡単に出来るんですよね‥‥これでもハンデスに弱くなるのですがトリガー30枚デッキが1種のトリガーを規制した所で完全消滅するわけがないんだよなぁ‥‥

最後に他のデッキですが‥‥ウラミハデスを筆頭に数多くのカジュアルデッキが構築困難になって解体を余儀なくされそうです。特に黒単、黒緑軸のリアニメイトデッキは所滅することになりそうです。

別のアプローチをするならエターナル・サインは使えるのでADではこれを使ったデッキが開拓されていく可能性はありそうです。

 

 

 

26弾以降を見据えた話

 

 

まずはトリガーロージアですがホーリーが実装されて強化されることがほぼ確定しています‥‥他のデッキの強化カードにもなるのですが強化されてしまいます。個人的にはトリガーロージアというデッキは地雷枠としてNDでロージアがスタン落ちするまで環境に残りそうな感じがしています。

 

 

更にその先を見ていくと遅くとも2025年の春までにはミラダンテⅫが実装されるんですよね‥‥世紀末HDMの枠をミラダンテⅫに変えたトリガーロージアの耐久力と面倒くささにミラダンテⅫのロックが合わさり大変な事になりそうな匂いがします。杞憂に終わって欲しいですが果たして‥‥

 

今回の修正は、デュエプレのシステムや方針でループによる即死はNGにした結果、受けデッキが思ったより強くなりやすいが行き過ぎたと思っています。これまでもTCG場によりトリガーが多めに入ったデッキはいくつかあったのですがトリガーロージアの30枚前後は歴代最多、今後も強化が入るとなるとテコ入れは必須だと感じています。

ちなみに有効トリガーの枚数ではサインシューゲイザーが13枚ほど、青赤UKは8枚+αぐらいで仕込みが無ければ過去のデッキと比較して顕著に多いわけでは無かったりします。

 

 

 

個人的にはEXウィンやトリガーケアのカードを実装してこなかったツケが回ってきたかなと強く感じています。一部のデッキでやらかしそうな気配が合ったり、良くないデッキが生まれる可能性はありますがこの辺のカードは実装するべきだったと感じます。今からでも遅くはないので7月の特殊弾で実装されて欲しいと感じました。

 

 

これからのテーマという方向で考えるとレッドゾーンZはTCG版と同じスペックで実装されるべきだろうと自分の中で感じています。TCG版ではギャラクシールドメタその他で強すぎるということで殿堂入りしたレッドゾーンZですがデュエプレでは必要なカードであると思います。同じ理由で単騎マグナムも弱くなりすぎない、ちゃんと使えるスペックで実装されて欲しいと感じます。

 

 

EXウィンの方向だとデュエランドはビッグマナのテーマとして良さそうなので強いデッキになれば環境で過度にトリガーを詰んだ待ちデッキに対するメタになるのでビビらずに実装されて欲しいと感じました。

 

 

アニメイトという方向に目を向けると勇愛の天秤が実装されそうで赤黒軸でリアニメイトデッキを組みやすくなる感じがするのでリアニメイトというテーマが好きな人は26弾以降、ここを開拓していくと面白いかなと感じています。

 

終わりに

最後に今回の修正を振り返るとコラボイベ前の害悪デッキの弱体化が狙いはわかるが肝心のデッキにどこまで効いているか不透明な調整になってしまった点は否めないなと感じました。印象が悪いのは玄人受けするデッキがほぼ完全に消えたこと、再録カードの規制で見通しが甘いと言われてしかるべきで印象が悪い方に感じられるのが残念でした。

後はコラボイイベントで初めてビクトリーのプライズを出すのはいいのですがTCG版ではヘルボロフは革命編環境をトップTier付近のデッキで強すぎて殿堂入り。ロージアとモルトNEXT(閣とのコンビだが)も殿堂経験があり、最盛期はこれからでミラダンテⅫや各種ドラゴン軍団その他が実装されてくる中で規制をやりにくくして大丈夫?と感じました。再録のサインが今回殿堂入りしたことで不安になってきたのですが開発さん大丈夫ですよね?

受けデッキを崩すカード、EXウィンカードを恐れて未実装にしてしまったツケなのかなと思うのでこれからはそういうカードも適切なバランスの中で実装してくれよなという自分の願いを述べて今回の締めとさせていただきます。