10月25日発表のカード修正に関して

前回の次回予告通りふざけようとしたらカードの修正が来てしまったのでその話をします。日程的に10月は来ないだろうなと思っていたらコラボイベ前の新規層向けなのか下方修正が来ました。アプデ後施行という事で17弾までの約1か月の間がどうなるかという事になりそうです。

 

画像

 

まずはダイヤモンド・カスケード、修正内容はマナ回収と墓地からのマナ加速にカスケードが動かなくなったのとパンプアップが1000刻みになるという弱体化をされました。

まず理由に関してはADでの使用率が高めで24%以上だったとのこと。インフレが激しいとはいえすべてのカードが使えるADで使用率4分の1での修正は僕は納得しています。ちょっと高いですね、勝率も高めとのことなので修正やむなしです。

やはりジャスミンの追加が決定打になりました。ジャスミン実装段階‥‥というかカスケードの実装段階でジャスミン来たらヤバくね?ブリザードと組み合わせたら強すぎじゃね?と言われていて実際その通りになりました。

加えてパンプアップによってこの速度域のデッキにしてはあり得ない高パワーと高打点もよろしくないと判断されたようです。ちょっと簡単にパワー上がり過ぎです。アンタップでマナが補充できる&手札確保と相性が良すぎました。

大方の予想ではブリザードが1枚制限になるのか?とか言われていましたが1枚のカードを2回修正するわけにはいかなかったのかカスケードが修正される事になりました。

で、どうなるか‥‥ですが、修正後でも基本の能力は変わらない、他にスノーフェアリーが1体でもいればWBと5マナの進化獣にしては強いまま。加えてブリザードでカスケードを、カスケードでブリザードを拾える、オチャッピィで墓地からマナに埋めて回収と出力と手間は増えたものの強い動きは健在なのでADでは落ちるものの環境に残る可能性はある思います。NDはちょっと厳しいかなと思います速度で若干上回るハンターの存在があるので。ADでも天門のブロッカーを乗り越える手段が実質無くなりましたが数の暴力の強みは健在なのでリペア‥‥もといそのままである程度環境に残るかもしれません。

 

画像

 

2枚目はヴィルジニアでした。TCG版では超次元への生贄で殿堂入りした感がありましたがデュエプレでは違った理由で結局1枚制限にぶち込まれる事になりました。

原因はMRCだそうです、使用率15%前後と個人的には修正するかぎりぎりのラインかなぁと思います。他の理由としては上のカスケード修正でMRCの使用率が高まりそうだからとありますが‥‥そうかなぁ?と疑問符が出てくるんですよね。というのもMRCは対スノーフェアリーでMRCからミカドホールからディアスを出し、除去を重ね打ってディアス覚醒でスノーフェアリーに蓋をするとメタが取れるから強いと言った感じでスノーフェアリーが落ちるならメタ対象の減少で伸びるとは逆になるかもしれないからです。

正直、アヴァラルドがスタン落ちして白黒緑超次元コントロールがお清め+ドラヴィタの動きが安定しなくなったから1枚制限にしますの文言があってもよかったかなと思います。

で、リペアに関してなんですが、一応ヤミノディヴィジョンでリアニメイトできるのでそれでリペアをするから試行錯誤するのかなぁと思います。盤面要求値が高くなり安定しないですがスタートはそこだと思います。かなりの弱体化と再構築を余儀なくされると思います。まだデュエプレはクリーチャーで質の良い墓地回収が少ない上に探索のままの墓地回収が多いのでMRCを手打ちするのがかなり難しそうだからです。TCG版にあるホネンビーとかあればねぇ、そこそこ安定するのですがそう言うカードはまだデュエプレにはない。墓地回収も軒並みまだ探索のままでプレイの要求値が高いかなぁと思います。この辺リバイヴホールが非探索でも対横並べの要のディアスZを出せないなどリペアになるのか怪しい部分があります。

という事でヴィルジニアの1枚制限でMRCは大幅な弱体化と再構築を余儀なくされることになりました。上手くリペアできるのかが課題です。MRCがTCG版に進出した矢先にこうなってしまいました。

 

画像

 

3枚目はエンペラー・キリコでした。内容はヴィルジニア同様1枚制限です。理由は使用率が高めなのと、上の2枚が修正されると使用率が高くなりそうだからです。

使用率はともかくとして上2枚が規制されたらアカンそうは納得ですかね。トリガーが薄く一気に殴られると脆いキリコはカスケードの下方修正は嬉しいですし、除去しつつ高打点を押し付けてあわよくば蓋をするMRCもN・ワールドがあるとはいえ間に合わないと辛そうなので修正すること自体は納得かなと思います。

一方でキリコを1枚制限にしたところでそこまで使用率は下がらないと思うんだよなぁとも思っています。質問箱で散々キリコの修正あるんですか?をされてないじゃね?と答えてきた僕としては複雑な心境です。

で、何で1枚制限があんまり意味がないかというと、結局ワイルドリリィでマナに埋めて手打ちなりアマテラスで星域撃って出すができるからです。盾落ちしなければワイルドリリィを出して確定でキリコを埋められる、出せば勝てる進化獣を盾落ち以外確定で指定したゾーンにおけるカードがある以上、弱体化しても環境外にはならんのよ。

環境外にならなかった進化獣にアポロヌスがいましたよね、コイツと一緒です。アポロも殿堂入り発表時は”終わった”という評価をしましたが不遇好きはヘリオライズでサーチできる以上残るだろうと思っていたら徐々に持ち直してスタン落ち直前のBAで決勝Tまで残る活躍を見せてスタン落ちまで環境に残りました。

という事なのでキリコが1枚制限になってもほぼ確実に環境に残ると思います。リペアに関してもエンフォーサーや盾落ちケアのためのイカズチ増量、トリガーを増やす、エクス・永遠・サファイア全種盛の上振れ仕様と別ベクトルの強さを獲得しそうです。加えて17弾以降にドンドン吸い込むナウという4コスでキリコや踏み倒し先を山札の残しつつワイルドリリィを引っ張ってこれるバウンストリガー呪文の実装が控えてる以上キリコデッキが環境外になるとは不遇好きは思っていないです。修正直後は減るけど時がたてば結局強いじゃんという事でスタン落ちまで環境に食い込むと思います。

 

今回の修正での影響度はMRC>カスケード>キリコだと思います。MRCが大幅に弱体化することでお清めを無理に入れなくていい可能性が生まれてお清めが入りにくいデッキが上がってくる可能性があります。カスケードに関してはハンターという近い速度のビートデッキがいるのでそこで使用率が動くかな?ぐらいだと思います。キリコはまぁ薔薇の使徒の時と同様あんまり変わらないかなと思います、やる事変わら無いし、どうせ17弾以降の吸い込むナウで最前線かその手前まで戻ってくるでしょう。後の既存デッキだとライゾウが元気になりそうだけど、ハンターという壁があるので壊れにはならず相変わらずおいしい立場になりそうです。

今回のカード修正に関しては以上です。次回は17弾実装カード予想の予定にします。

Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。