7月17日新弾カード紹介

 

今日のカードも魔改造、オリカが続きます。ドロンゴ―がP’Sドロンゴ―に強化されたりとTCG版から強化改造されたカードが多いですが仕方がありません。メタゲーム的にはE3はデュエマ第二の暗黒期といわれるぐらいには色々停滞してた時期なのでデュエプレ実装の際にあの手この手を使わないと強いカードにならないので‥‥

そんな魔改造が多くなる21弾のカードを今日も見ていきます。

 

 

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TCG版ではインフレの極致とも言える2019年の超天編期に登場した”伊達人形ナスロスチャ”がデュエプレではE3期に実装されることになりました。最大コストのカードを墓地に置くということでロストチャージャーのクリーチャー版です。向こうはマナが伸びてこちらは場に殴れるクリーチャーが1体残るのが違いです。

名称的にはナスオの要素もありますが種族はデスパペットのみです。後、TCG版では時期が時期なだけにパワーがなんと4000でした。デュエプレではパワーが2000に下がりましたがこれがE3から超天編まで6年のインフレというものです。

TCG版では好きなカードを置けるクリーチャーということで青黒退化などで使われ、あした。デュエプレではやはりデッキ内の最高コストカードしか落とせないという汎用性の無さが気になるのでデッキの核となるカードが最高コスで何としても墓地に落とす必要があるときに使うことになりそうです。

ここでの公開ということでPVで名前がババーンと出ていたアイツのためのカードという感じがします。現状はその使い方になるのかなぁ‥‥最高コストのカードを扱う以上手打ちを意識してマナも伸ばしたいことが多いので現状アイツのためだけのカードなのかなぁと思います。他のデッキでの採用は実装後に開拓されるかもしれません。

後はデュエプレで墓地退化デッキが生まれるかですが‥‥世紀末HDMが実装されていない以上やるつもりはないんだろうなぁ‥‥と感じます。デュエプレで再現できたとすると3~4T目にバルカディアスで呪文をロックできるとかができてしまうのでデュエプレで墓地退化はやらないだろうと思っています。

 

 

21弾最初のオリカとなりました”剛勇傀儡ズカズッカ”です。種族はデスパペットとワイルドベジーズで能力は墓地肥やしです。黒のデスパペットは当然として緑側の野菜もナスオやアップル、イガラーズなどで墓地を参照したりするので能力と種族は噛み合っています。

能力はまずマナから好きなカードを墓地に置けます。この手のカードでは時たまクリーチャーもしくは呪文限定の制約が付きますが今回はないので好きなカードを墓地に置けます。そして墓地肥やしの後に2マナ加速するので実質1枚墓地肥やし1ブーストになります。2ブーストということでマナはタップインします、この辺デュエプレは2マナ以上一気にマナを貯めるカードは徹底的にタップインするように調整しています。この辺追加のアクションを取らせないようにして過度な上振れを抑止したいのだと思われます(1弾の二角で強すぎたからこうなったともいえそう)。

近いカードとしてはギガヴォルがいますがギガヴォルは1ブースト2枚墓地肥やし、こちらは1ブースト1枚墓地肥やし、墓地肥やしが山札探索かマナから自由選択と細かい差があります。墓地肥やし枚数の差を考えるとマナから狙ったカードを落とせるに主眼を置いたカードです。

上のナスロスチャ同様に今日のSR・ビクトリー枠が分かる1枚でアイツはコストが高くて墓地利用をするので両方を伸ばすカードを出す必要があるのでコイツです‥‥TCG版はそういうのをあんまり考えないでとりあえずユーザーに運用を任せたら悲惨な事になったのでこういう形でデザイナーズ化することが多いです。

他のデッキへの採用を考えるならドルバロムでしょう。今は使われていませんが今後もデーモンコマンドのプッシュは入り、リバイバルの可能性も高いです。デッキとしてもマナに埋まってしまったドルバロムを墓地に落としつつマナ加速できるので相性が良く、黒緑多色でドルバロムの除去とランデスに引っかからない緑カードとしてズカズッカが今後採用されるかもしれません。

 

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3枚目はTCG版で殿堂入りしており、デュエプレでは強すぎて実装しないのでは?と思われていた”盗掘人形モールス”が実装されます。墓地回収はそのままですがG0能力は強すぎるので当然弱体化、条件はTCG版と同じでコスト軽減になり墓地にクリーチャーが6枚以上あれば1コスで召喚出来ます。

TCG版では墓地を肥やすデッキの潤滑油として酷使された1枚。ヴィルジニアからメルゲループ、墓地ソースと採用先を変え、墓地にクリーチャーを多数落とすデッキの出力を引き上げた結果殿堂入りしました。その後も墓地利用デッキで使われ0コスで墓地から好きなクリーチャーを回収できるは現TCG版でも強くいつかプレ殿行きになるかもしれないカードです(サガはそれ以上に早く勝つのでモールスは採用されない)

デュエプレでも1コスで墓地から好きなクリーチャーを回収できるのは強そうです。条件達成すなわち墓地にクリーチャーが6枚あるのでその中から好きなクリーチャーを回収できるので実質モールス入りのデッキは墓地が手札になると言っても過言ではありません。

一方でG0からコスト軽減になったことで召喚する際は黒マナを使う必要があるのでデッキ内にある程度他の黒いカードを入れる必要が生まれるなどちゃんと弱体化しています。

入るデッキはやはり墓地ソースやMRCといった墓地にカードを落としまくるデッキです。ただ、墓地ソースは黒の枠がカツカツで他の黒のカードにも明確に役割があり入れ替えるとデッキのバランスが色々変わる。MRCもリバイヴで墓地回収は十分で呪文の枚数も多くコスト軽減が想定より難しいなど既存デッキに入れるとなると枠の兼ね合いが難しそうです。

将来に目を向けると黒単ヘルボロフなど墓地を肥やすデッキは定期的に生まれそうなのでその時に使うことになると思います。

 

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今日のSRのアイツは”不死帝 ブルース”でした。TCG版はビクトリーでしたがSRに降格しました。能力的にも枠を考えたら降格するのは仕方がないカードです。

能力は書いてある順番は違いますがブルースは墓地から召喚できる、出た時に3枚墓地を肥やす、ブルースが場にいる間墓地からデスパペットとアウトレイジが召喚出来るようになるのはTCG版と一緒です。加えてデュエプレ版は墓地にアウトレイジとデスパペットが3枚以上あれば2マナ軽減されて6マナで召喚できるようになる、墓地召喚で進化獣も召喚出来るようになったが強化ポイントです。

う~ん‥‥強化はされているんだけど、ブルースの根本的な欠点が解決していないと感じていて昨日までのUKパンク、ジャッキー程強いとは感じないです。というのもコスト軽減で早く出しても結局”召喚”は何も書いていない場合コストを支払うのでブルースをを出したターンはそこで相手にターンを渡すことがほとんどの部分が未強化で使いにくいままです。8から6になっても今のデュエプレの速度ならブルースを出してターンエンドは実質相手にEXターンを与えているも同義なんだよなぁ‥‥というかダークライフ→ズカズッカで246のマナカーブは出来るが墓地が3枚肥えないの辛すぎる。

1コスモールスやG0のクロスファイアがいるとはいえ、それを生かすならわざわざブルースを間に噛ませる必要性が薄いんですよね‥‥墓地ソースが手札交換で墓地を肥やすので必要なカードは抱えてそれ以外を落とすがやりやすい上に6マナでブルースを出すころにはGT+クロスファイアのアクションが取れてブルースで1T待つ理由がない。1コスで墓地回収できるモールスが実装されるので7枚墓地にカードがあれば1コスでモールスで墓地回収の後にクロスファイアを出す方が必要カードが少なくて再現性が高い‥‥エグザイルも自壊させた方が早出しできると普通に使おうとするとブルースを使う理由が薄い。

あえてブルースを使うなら特攻人形ジェニーを使い回し続けてハンデスを絡めた動きを主体とした方が良いと感じます。幸いデスパペットには解体ジェニーやザビバレルとハンデスカードは豊富なのでこちらを軸にコントロール気味なデッキになる感じがします。そうなると今度はゲームを畳むカードが無いのが気になってくる。この時代に黒緑で良いフィニッシャーが不在で妨害・コントロールは出来るがゲームを終わらせるカードが無いのが辛い‥‥

21弾のカード公開が始まってまだ3日で判断するのは早いですが、ブルースはイマイチ寄りなSRかなぁと感じます。

 

今日のカード公開は方向性ははっきりしてますがブルースはジャッキーやUKパンクの1段階強化されればOKにカードではなく2段階強化されないといけないカードという差が見えたと感じます。どういうデッキになるんですかね‥‥少なくとも単純にGTとクロスファイアを出すなら墓地ソースの劣化にしかならないのでそれ以外を模索することになりそうなのとランクマの環境最前線にいるカードじゃなさそうな感じがしました。

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