昨日のカード達はほぼE3が関係ないかーどでした。魔改造を施されたドロンゴ―はともかくとしてオラクル側のデッキが形は見れるのですが何ができるのかが定まっておらず不安になります。下手すると昨日のカードを使ったデッキに環境でボッコボコにされそうなんですよね‥‥ゴッドノヴァなりオラクリオンで強いカード求む。
後、タイムトリッパーに関しては入るデッキが現状そんなに多くなさそうです。将来性は昨日のべた通り抜群にあるのでVRと少し集めにくいですが何とか集めましょう。
レアリティの移動が多い20弾のカード達、今日発表の分を見て行きましょう。
今日の1枚目は”転々のサトリ ラシャ”でした。TCG版と能力は同じで出た時に無色以外を全てタップする1コス獣です。相手のと書かれていないので味方も巻き込みます。
味方も巻き込むということでまずは光臨やイザナイゾロスターやアシッドといった踏み倒し能力とのコンボ用カードです。1コスなのでプレイしやすく殴らずに味方をタップするカードとして使えます。一方でイザナイゾロスターなどの踏み倒し有色獣も寝かせてしまうので返しのターンに殴り返されて1発限りになりやすいです。この辺は踏み倒し先のクリーチャーで睨みを利かせることで何とかしましょう。
もう一つはクルトとラプソティの9枚目以降として採用を検討できます。1T目に出せば味方を巻き込むリスクもなく、デメリットに感じたらマナに埋めればいいので2枚ほどいれて白入り速攻の速度を上げることができます。後年、ヘブンズ・フォースというカードで手札から踏み倒せるようになり白単ウィニーで受け札としても使えるなどいぶし銀の活躍をしました。まぁヘブンズフォースは白単ウィニー以外のデッキでやらかしてプレ殿に逝ったのでそのままでデュエプレに来れるとは考えにくいです。
デメリットが相応に重いので味方をタップすることで力を発揮するカードとしてコンボに使われそうです。
2枚目は”禍々しき取引パルサー”でした。TCG版と同じ能力で出た時に手札をすべて捨てて2枚引きます。ターン開始のドローと合わせれば次のターンの手札を3枚にする能力ともいえます。
見るからに墓地を肥やしつつ手札を減らさないカードということで墓地ソース用のカードです。他にも手札消費の激しいビートダウンデッキでも手札が少ない時に出して手札交換で手札を増やすこともできます。速攻は3コスはSAを出したいので速攻よりは遅いデッキに入れることになりそうです。
赤の手札交換ということで公開済みのカードを見るに墓地ソースには確定で入ってきそうです。ただデュエプレには墓地ソース向きの墓地回収カードがないので墓地を肥やしたいが手札に5000GTがあると出しにくいなどのジレンマが生まれました。TCG版では盗掘人形モールスで回収できるのである程度気軽にパルサーなどのカードをプレイできたのですがデュエプレにいるのはホネンビーだけ。ビートダウンしたい墓地ソースにブロッカーで攻撃できないホネンビーはデュエプレのインフレを考えると入れたくないなぁ‥‥と感じます。この辺上手く調整したカードが欲しいところです。
後は他のカードの実装次第です。墓地回収と墓地肥やしでどういうカードが来るか今後の公開を待ちましょう。
3枚目は”突撃奪取ファルコン・ボンバー”でした。TCG版とは一緒の能力でSAと殴るときに味方1体をSAにします。自身がSAということで出して即味方1体にSAを付与できます。
同一ターンにファルコンボンバーと何かを出すのは一見大変そうですが、多分20弾には場にアウトレイジがいればコスト0で召喚できる無情力ナインがいるので実質4マナで2打点を作ることができます。トップギアと合わせれば3T目に出せるので早いビートダウンのコンボとしてなかなかな速度で打点を作ることができます。手札消費が重いに関しては上のパルサーや多分20弾にいるであろうガネージャーのビートダウンデッキに入れるといい感じに活躍できそうです。
もう一つの使い方ははシューゲイザーをSAにする役割のカード。シューゲイザーが今だ姿は見えませんが、キリウージルヴェスが弱体化＆スタン落ちしているのでシューゲイザーをSAにする方法がコイツしかない可能性があります。シューゲイザーの能力でファルコンボンバーを出してワンパン、シューゲイザーをSAにして逆転王女プリンを踏み倒しシューゲイザーで連続攻撃できます。
想定されている使い方はこの辺でしょう。後はガネージャーやシューゲイザーが一緒に実装されれば活躍の機会がありそうです。
今日のカードは特定のデッキで使うカードが多い中で超汎用ST”週末の時計ザ・クロック”が公開されました。出た時にターンの残りを飛ばす超強力なST獣です。通称はクロック。
現代デュエマでもいまだに現役、最強のSTの一つで当然他の強いSTと同じくVRでの実装となりました。生成してでも4枚必ず集めましょう、多分毎年再録される枠です。ということで種族にこだわらないのであればサーファーからクロックに青のトリガーは世代交代します。
クロックの強みは青単で必ずターンが帰ってくるトリガーという点。これまでビートダウンの物量を止めきるには無理やりスパークを入れることが多々ありましたがクロックの登場で青が入るならすんなり入り色が歪むことが減りました。盾操作で埋めてもよし、そしてお祈りで殴るときは無いことを祈り殴られた時は埋まっていることを願う光景がTCG版と同じく開幕します。青が絡んでデッキでは大抵採用候補になり何らかの踏み倒しSTとの組み合わせもよいので殴り合い環境を推奨することが多いデュエプレでは非常に強いカードです（別にTCG版が弱いわけではない）。
クリーチャーということで踏み倒し系のトリガーとも相性が良く、墓地肥やしとデスゲートとの組み合わせはデスゲクロックと呼ばれ墓地ソースや青黒（＋赤）の防御ギミックとしても大活躍しました。無論母なる大地で出してもいいです。
欠点としては～大地で引きずり出されると事故る事です。なので緑入りのデッキと対面するときはうかつにマナに埋めないように気を付ける必要があります。STは手打ちしにくいのでマナに埋めがちですが逆利用されると辛いので気をつける必要があります。後は種族がアウトレイジなので青単リキピに入れるとジャバキッドやハルフォートのハズレになる可能性がある点がサーファーに劣る点があるので併用する際はよく考える必要があります。
後はルールがややこしいです。ターンを飛ばす能力は発動した時点で待機していた残りの効果・能力処理をすっ飛ばしてターンが進みます。なので光臨やイザナイゾロスターなどの踏み倒し能力が不発になる、ロマネスクのセルフランデスがスキップされるなどターン終了時の処理がややこしいです。
クロックがいることでST獣を封殺するカードが評価を上げたりしました。青が入るデッキでは入れやすく、常に警戒する必要があります。TCG版ではコイツに一喜一憂すのが日常でした、デュエプレでもその光景が解禁されます。ビートダウンを使う際は常に気を付けましょう‥‥あ、あとデジタルなゲームで不正はできないだろうけど6枚入れるのは駄目だぞ。語りたいことが多いカードですが多分みんなコイツを使ったことあるだろうし強みも出された時の理不尽さも分かっていると思うのでこれ以上は語りません。最後に言えることはクロックは間違いなくプライズになって配布されたり幾度も再録されて今後ずっと使い続けるカードです。
あれぇ‥‥パルサーが公開されたから5000GTかクロスファイアだと思っていたら”未知なる弾丸リュウセイ”が公開されました‥‥出た時に互いにマナを6になるようにして相手はマナをタップインさせるということでビッグマナに対する強烈なメタカードです。墓地に置かれるカードがランダム化したので弱体化しました。
う～ん‥‥コイツかぁ‥‥元は上のリボルバードラゴンの派生カードであり、いつものリュウセイ派生カードではあります。
で、コイツかぁ‥‥と困惑したのはこのリュウセイが入るデッキがほとんどない事。能力はビッグマナ系のデッキに対して強烈なメタになるんですがじゃあコイツを入れたいデッキが20弾がはほとんどなさそうなんですよね‥‥確認のためにDMWikiをみても記述は簡潔‥‥つまりあんまり使われていなかったカード。
入りそうなデッキは7マナまで伸ばすけどそれ以以上はマナを伸ばさず、ビッグマナを遅延したいデッキ‥‥シューゲイザーくらいかぁ‥‥上のファルコンボンバーと一緒でシューゲイザー待ちです。後はMRCかなぁ‥‥今だとクリーチャー軸が流行っているのでうまく組み込めるかもしれません。種族のアウトレイジは‥‥前のめりなビート軸や墓地ソースで7マナまでマナを貯めるデッキじゃないんだよなぁ‥‥
後はコイツがSRってどうなの？と感じます。局所的なメタカードで入るデッキが限定的なのでVRであってほしかったというのが僕の感想です。ゴッドノヴァや微地ソースのフィニッシャー候補を差し置いてコイツがSRは冒険しすぎなんだよなぁ‥‥このカードを4枚使う事はほとんどないので少ない枚数でOKなのはいい事なのか悪い事なのかは人それぞれです。
今日のカードはクロック以外癖が強いカードでした‥‥というか20弾のレアリティ若干おかしくね？と感じます。枠のはみ出しがどうのこうの言われたからVR以下でも枠をはみ出させます、その代わりトリッパーをVR、オルタナティブはUC、未知なる弾丸はSR！！‥‥大丈夫なんですかね‥‥墓地ソースやアシッド、ゴッドノヴァのデッキはちゃんとフィニッシャーを実装してくれるんだよね？という不安が出てきたカード公開でした。毎日カード紹介の記事をする予定です、この記事が参考になったらTwitterでのいいねや宣伝よろしくお願いします。
