5月16日新弾カード紹介

 

昨日のオルタナティブとストロガノフはレアリティを間違えているんじゃないかと思うんですよね‥‥仮にも名称指定の専用コンボがあるのにUCはなぁ‥‥20弾でゴッドノヴァと他のオラクリオンやアウトレイジその他の兼ね合いでVRまでは枠がカツカツでRなら上が詰まっているから仕方ないねとはならずUC‥‥今からでもストロガノフと入れ替えません?

オルタナティブがUCという事はR以上にどんだけスゴイカードがたくさんある(なおストロガノフ)のか気になる20弾、今日のカードを見ていきます。

 

 

今日の1枚目は”閃光のメテオライトリュウセイ”でした。E3になっても増え続けるリュウセイシリーズの1体です。蛇足ですがリュウセイの派生カードは勝太編最後の革命Fまで出続けます。スペックはTCG版と一緒で出た時に相手獣全てタップ&味方全員にSA付与です。変わったのはレアリティでSRからVRに降格しました。この辺21弾で来ればSRという可能性もありましたが21弾まで刃鬼を強化するのはいかがなものかと感じていたので降格してでも20弾にねじ込んできたのはよかったと感じています。

コイツかぁ‥‥E3がなぜ暗黒期と言われたのかの原因がコイツのようなカードがE2のテーマを強化してE3のギミックを粉砕、E3の新能力の悉くをの無かったことにしたからです。メテオライトは主に刃鬼に入るのですが中盤の繋ぎでメテオを出してオールタップで相手の盤面を取って耐久します。横に四つ牙、バゴパン、勝利リュウセイ、勝利ガイアールがいることが多く、それらも盤面を取れるようになるので昨日の光臨やアシッドの生贄の小型などをこれで一掃、刃鬼が来るまで耐久して刃鬼を出してENDという動きでE3のギミックを破壊しました。

加えて刃鬼で踏み倒した時も「覇」の安全な攻撃先を作りダイハードの盾焼却と合わせて盤面を取りながらEXターンを取りに盾焼却をしてフィニッシュするというコンボで刃鬼を環境トップたらしめました。

ということで刃鬼に2枚くらい入れることになりそうです。今の刃鬼は青赤緑(+黒)の型が多いですがコイツとホワグリで18弾環境のメンチみたいな黒抜き型になる可能性が高いです。

 

 

2枚目は”黄泉秘伝トリプル・ZERO”でした。TCG版からはコストが1軽くなり6マナになりました。効果は一緒でまず盾追加をしてその後自分の場にコスト6以上の無色獣がいいれば1枚ドロー、1マナブーストします。

うん、強くないです。1コス軽くなったからって使われるようにはならないです。デザイン的にはアシッドとかのオラクリオンや今後公開されるゴッドノヴァの攻撃時に唱えて欲しいのは分かるんだけどそいつらに欲しいのは下準備のカードや踏み倒し先の他のクリーチャーたちであって呪文じゃない。唯一使えるとすればジャスティスの踏み倒し範囲内なので出た時と殴るときに唱えられるチャンスがあるよぐらいかなぁ‥‥ジャスティス側がこの呪文を唱えたいかは考慮しません(TCG版では超次元呪文や知新なりなんなりを唱えて使われなかった)。

対のナッシングゼロは無色ジョーカーズによってインチキカードになって殿堂入りしましたがこちらは無色ジョーカーズとも組み合わせは開拓されませんでした。無色ジョーカーズやアシッドはビートダウンでこういう後ろ向きなカードとの組み合わせがイマイチ、ゴッドノヴァもリンクが優先でリンクするまで殴らないしリンク後に唱えたいか?問われると唱えたいがリンクのパーツ、初動&サポートカード群、受け札でデッキが埋まりコイツを入れる枠がない。

つまるところ数合わせのC相応のカードかなぁ‥‥構築済みデッキ限定収録でデュエプレ実装で初めてレアリティが付与されたけどそれがCということで期待値はなんとなく察せられる1枚です。

 

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3枚目はメイ様対策筆頭候補として長らく実装候補に挙げられていた”学校男”がようやく実装されます。スペックとレアリティはTCG版と一緒でオルゼキアの能力を逆にしたようなスーサイド能力を持ったクリーチャーです。

このカードはE2期に登場したカードなのですが当時は個性的なカードでデメリットが重くこんな軽いコストで自壊する必要のあるコンボが無くあまり使われませんでした。が、E3に入り墓地ソースが開拓されると墓地ソースの序盤の除去札や5000GTの除去に巻き込まれるぐらいなら学校男でアツトとかを破壊すれば除去になり2枚墓地肥やしで5000GTのコストが2軽減され、同一ターンにプレイしやすいなど軽さがメリットになり使われ始めました。その後も黒単ヘルボロフなどのリアニメイト、墓地利用系のデッキで序盤の除去札として使われ対面の初動コスト軽減獣(トップギアなど)やとりあえず出されてくる小型メタ獣を除去するカードとして活躍しました。

ということでデュエプレでも同じように墓地ソースで使われることになりそうです。序盤に除去したいクリーチャーもメイ様やエボリューターが現環境でブイブイ言わせているので学校男で分からせましょう。加えてドロンゴ―が鬼強化されているのでドロンゴ―発動用のカードとして運用できそうです。学校男は盤面を触れるのでリソースのブータン転生とはクリーチャーと呪文の違い含めて差別化できています。

とまぁ、ちょうど需要がある時期に学校男は待望の実装となりました。Rとこの手のカードにしてはレアリティが高いですがそれに見合う個性あるカードです。

 

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4枚目も学校男以上に何時実装されるんだと言われ続けた”停滞の影タイム・トリッパー”がついに実装されます。レアリティはまさかのVRへと昇格を遂げました。能力はシンプルに勝利のリュウイカイザーと同じ相手のマナをタップインさせます。

チューザといい20弾‥‥というかE3から出せるカードが少ないのか古いカードの実装が目立ちます。それがE3の面々よりわかりやすく強そうなので複雑な表情になりますが‥‥

TCG版でタイムトリッパーがどういうデッキに入っていたのかというと主にビートダウンで使われました。近いカードとしては文明や能力が違いますがゴーゴンシャックに近いです。マナのタップインで相手を足止めしている間にこちらは展開してやりたいことを通していく動きで黒入りのビートダウンデッキの妨害札として汎用的に使われました。

3マナの勝利リュウセイと言われて現デュエプレ民でも強さが分かると思います。E2のマナ加速環境からE3環境への交代を図るべく投入されたカードだと思うんですがコイツは汎用性が高いので影響範囲は甚大、先行3T目におかれてぐぬぬ‥‥となり続けたTCG版と同じ光景がデュエプレでも繰り広げられるようになりそうです。

とまぁタイムトリッパーは強いカードなのですが入るデッキはというと現時点ではオールイエスぐらいしかないです。というか逆にタイムトリッパーがいなかったことで黒入りのビートデッキがデュエプレでは流行らなかったという方が適切かもしれません。ザマルやジャックヴァルディとかがこれに該当しています。他だと宝剣とかと組み合わせた黒ランデスもありますがコレは駄目なデッキなのでなくてよかったです。

じゃあ、E3期でタイムトリッパーが入りそうなデッキはシューゲイザーなのですが未公開、アシッドは生贄を捧げるのでシステムクリーチャーなタイムトリッパーは噛み合わない。序盤は墓地肥やしをする墓地ソースや小型エグザイルを出したドロンゴ―にも入れにくい。既存デッキで入るとすれば上で上げた通りオールイエスかなぁ、メタを呼んで白黒+青か赤で組んで戦う上級者向けのデッキで使われそうです。

後の事を考えると安泰で黒入りのグレンモルトビートダウンと黒単ヘルボロフのDS期2枚看板デッキに革命編の赤黒バイクはタイムトリッパーを入れて妨害してから展開をして行きます。なのでスタン落ちまで大なり小なり使われ続けると思います。

まさかのVRに昇格するとは思いませんでした。枠がカツカツでヒロイックなクリーチャーを何とかVRにねじ込んで何とか‥‥という中でまさかのタイムトリッパーVRで実装となりました。

 

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二日ぶりのSRは今日の最初がメテオライトだからダイハードだと思っていたら”「修羅」の頂VANベートーベン”が公開されました。TCG版では刃鬼と同じパックに収録されていたゼニスという事でデュエプレ定番の進むけど一つ目のテーマのカードも出しますの枠です。不遇好きは事前予想で候補に挙げていました、流石にコイツを未実装にはならないです。TCG版のGPプロモになった超有名カードを未実装にするのはアカンという話です。後実装を予想できた根拠としては背景ストーリー上では戦慄からこの修羅へと形態変化するんですがホロライブコラボイベ実装時のシティバトル更新でベートーベンの話が緊急で未実装になる、メインストーリーの更新が無い事から19弾のメインストリーはゼニスとの決着と同時に戦慄から修羅へと変わるベートーベンにお話も組み込まれていてネタバレ防止のために延期になったのだろうから実装を予想しました(一応これは全部不遇好きの想像)。

肝心のスペックの話をするとTCG版から一切の変化なし、召喚時相手獣全てをバウンスとゼニスが持つエターナルΩに加えてドラゴンとコマンドを置換効果で場に出なくさせる常在能力を持っています。この置換効果はTCG版では強すぎてプレ殿したキングアルカディアスのターン1体制限と違いTCG版では無規制のVANにターン1体制限はないのでVANが場にいる限り相手はマッドネス等ごく一部の手段でしかドラゴンやコマンドを出せません。相手獣全バウンスもオマケと言えばオマケですが相手獣限定の全体バウンスは現デュエプレではほぼオンリーワンでビッグマナデッキにありがちな数で攻められると辛いに対する回答になります。一方でドラゴンやコマンドを使わないデッキにはロックをすり抜けられ強みが無くなります。20弾ではオラクルやアウトレイジのデッキが生まれるのでそちらには刺さりが弱いです(こういう部分で既存に強く新規に弱い世代交代カードになりそうというのもメテオライト君は学んでほしい)。

全バウンスと特定の種族を完全ロックする能力を持ってVANベートーベンはビッグマナ系のデッキで採用されました。ターボゼニスでは盤面干渉が相手依存かつ枚数に制限のあるウェディングの補助として、刃鬼ではミラーやモルトNEXTメタとして1枚ピンで搭載されました。

 

 

そしてVANベートーベンで最も有名なコンボがVANナイン大王ロックです。VANでドラゴンをナインで呪文を大王でドラゴン以外を止めることで相手はほぼ何もできなくするスーパーロックコンボがTCG版では可能でした。一見するとこんな巨大クリーチャー3体並べるのは難しそうですが全員ドラゴン持ちだったり、対面に応じて刺さるロックから出せば揃うまでの耐久が容易などもあり実戦的なコンボです。このコンボを終着点として5Cコントロールは環境で戦いました。デュエプレでは21弾辺りにドラゴ大王が実装されそうなので2か月後か遅くとも4か月後にはこのロックコンボが可能です。

ロック能力で後はライゾウを止めるカードとして使えそうですがVANが11、ライゾウが9とマナコストの差があるので速度面で間に合わないことが多々あり完全な対策とは言えません。とはいえライゾウは手札を揃えることが難しくVANが入るデッキはマナから召喚や手札にVANを引き込むす手段があるのでライゾウ側が事故れば間に合い、出せればほぼ確実に勝ちます。後はVANもドラゴンなのでライゾウから出てきても泣かないこと。

デュエプレで入るデッキは上で述べた通りターボゼニスと刃鬼、21弾以降に環境に復権してきそうな5CとTCG版と同じ面々になりそうです。メタ対象はライゾウ、刃鬼、天門、祝門と広く遅めのデッキでVANの着地までのロングゲームな相手なので刺さる相手にはエレガンスから発射したり、ヴィルヘルムの後に投げたり、ピクシーライフから拾って出しましょう。

他は‥‥デュエプレに実装されそうなゼニスとしては最後の1体になりそうな所でカノンのスキン付属のシークレット版が存在するのでは?と思っています。実装の根拠とした部分でカノンがストーリーに絡むことはこれまでのお話からも予想がしやすいので今回こそカノンのスキンが来るのでは?と思います。後はVANベートーベンでカノンのスキンならウェディングと同じデッキに入るので収まりが良いというのがあります(オラクリオンやゴッドノヴァじゃ同じデッキに入らない)。

 

今日はE2以前のカードやテーマを強化するカードが公開されました。分かりやすくE3ノ新規勢より強そうに見えるという当たりTCG版同様デュエプレも大丈夫かな?と不安があります。まだダイハードが控えていそうなので墓地ソースやシューゲイザー、アシッドから出せる大型無色獣の公開はまだか!で締めさせていただきます。毎日カード紹介の記事をする予定です、この記事が参考になったらTwitterでのいいねや宣伝よろしくお願いします。