5月15日新弾カード紹介

 

昨日アシッドが公開されましたが踏み倒し先がほぼ未公開。TCG版通りにカードが来るにか?というところで今日の公開カードを見ていきます。

 

 

 

今日最初の1枚は昨日のイザナイゾロスターやアシッドで踏み倒せる”神聖騎オルタナティブ”です。最近言われているレアリティ降格問題ですが、コイツは厳密にいうと構築済みデッキ収録で再録がないのでTCG版ではレアリティが設定されていないSR仕様のカードです。この辺、19弾の時に散々言われたからいわゆるゴネ得で20弾からレアリティではなくTCG版に準拠するのか、アウトレイジの対に当たるのでアウトレイジTCG版では特別だったのでこっちもデュエプレではこうしようとなっているのかは不明で死。この辺DS期以降を見てみないとわかりません。

スペックの話をするとTCG版から変わらず、出た時にイザナイゾロスターが場にいれば確定除去、いなければ6000のパワー低下を放つ無色クリーチャーです。ということでイザナイゾロスターで生贄を捧げて出してくださいというクリーチャーです。アシッドからも出せてその場合でも6000火力相当の除去が撃てるのでサイキック獣など中型獣は除去することができます。

踏み倒しのコストになるタップされた獣の確保はまぁメイ様とかを捧げることになりそうです。ただ、青銅や解体ジェニーで小突いて盾を割った後に出す場合は後ろ向きなオルタナティブはやや噛み合いが悪いです。除去で殴り合いに強くはなるのですがカウンターが怖いです。

なのでランクマ環境のオラクルデッキで使われるかというと微妙なところ。TCG版を考えると青銅や解体ジェニーで小突いてから踏み倒すのでビート向けの無色獣を出すアシッドのデッキが環境に進み、オルタナティブはあんまり使われていなかった感じがします。なのでビート向けの無色獣が来ないのならコイツを使う事になりそうです。後注意する点は除去が強制なのでエビセンを強制的に選ぶ必要がある点は頭の片隅に置いておきましょう。

 

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2枚目は”マントラのイザナイカリーナ”でした。新能力の光臨を持った踏み倒し能力を持ったクリーチャーです。

 

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光臨の詳細はこんな感じ。自分のターン終了時にタップされていたら能力が発動しTCG版を踏まえるのなら山札からの踏み倒し能力です。で、強いの?と問われるとタップする手間によってイマイチでした。踏み倒し能力ということでコストの割にパワーが低くブロッカーやら各種除去を受けやすく返しのターンやSTを踏んづけてしまいイマイチ。タップするカードを使っても3枚コンボの割に強くなかったりでカードをガチャガチャと動かして楽しい種族デッキにはなるのですがガチ環境では戦えない能力でした。デュエプレでもこの辺は変わらないかなぁ‥‥踏み倒し先にスーパーカードがいれば戦えそうですが実装枠とかを考えたらTCG版と同じような結果になりそうです。

 

イザナイカリーナに話を戻して光臨能力は山札を見る踏み倒しなので探索化するかと思ったら山札の上6枚から出すに調整されました。自身もオラクルで他にオラクルを3シィ以上入れると探索が濁ることを危惧した結果の調整だと思います。なので使うならデッキになるべくたくさんのオラクルを入れて不発にならないように構築を組むことになりそうです。

で、何を踏み倒すのか?ですが上のオルタナティブはオラクリオンかつコスト7で範囲外、イザナイゾロスターはオラクルだがオラクリオンとのコンボカードで別にカリーナが欲しいわけではない。この後紹介するオラクルを踏み倒してとのことですがターンを跨ぐコンボで出てくるのがあのスペックではTCG版同様戦えないかなぁと感じます。結局カリーナをタップさせるカードや殴るという行為でターンを跨ぎやすいという欠点で使いにくいです。この辺マッハファイター(ジョー編以降の新能力)やSAといったリスクを軽減する能力とセットにして自己完結する必要があるのですがE3のカードにそんなことはできません。

 

 

3枚目は“純潔の信者パーフェクト・リリィ”です。TCG版と同じスペックで殴るときに相手1体をタップしパーフェクト・マドンナと同じパワーが0以上なら場に残る能力を持っています。

マドンナが受け寄りな能力ならこちらは前のめりな能力でビートデッキで使えます。TCG版だとオールイエスのデッキで使われたりしました。場持ちがよくオールイエスハンデス効果を生かしやすくパンプアップでパワー低下による除去を回避できます。加えて相手獣タップで厄介な大型ブロッカーをリリィの能力で寝かせて強引に攻撃を通したり横のクリーチャーで盤面を取ることもできます。他だと除去耐性を生かしてイザナイゾロスターの能力を複数回起動させることもできますがイザナイゾロスターへ除去が向かうので踏み倒した無色獣とリリィで攻め上がって相手を倒しましょう。

 

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イザナイカリーナで踏み倒そうカードの2枚目として”害悪のカルマスタバック”が公開されました。TCG版からは魔改造を施され、古のカードガイアッシュ・クロウラーと似た調整を受けて自分と相手両方は無色以外の呪文の詠唱コストを倍にしする能力になりました。加えてコストとパワーがスリム化し上のイザナイカリーナで出せるコストになりました。基本的に無色の呪文はほとんど使われないので構築を工夫すれば相手にのみ呪文のコスト倍のデメリットを押し付けることができます。

が。課題はコストが軽くなっても6で呪文のコストを倍にしても間に合わないことがあるのが現環境という点。序盤にマナ加速するとコイツが出てくるタイミングでもう8マナ以上たまっていてエレガンスやらヴィルヘルムを飛ばしてきて能力が刺さりにくいんですよね‥‥上のイザナイカリーナで出せるもカリーナをタップさせる手間を考えると素直にマナ加速から各種クリーチャーを投げる方がリスクが少なそうなんですよね‥‥一応種族にグレートメカオーがあるのですがTCG版にいたメカオーのコスト軽減獣がいないので生かしにくいです。

使われるかに関してですがう~ん‥‥環境では見ないかなあ‥‥この手のカードは今の環境だと序盤のマナ加速カードを止めるのが仕事みたいなところがあるのでコスト6ではまだ使われないかなぁ‥‥

 

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今日はSRなしでVRのみの公開になりました。”封滅のマントラストロガノフ”でスペックはTCG版と一緒です。自身含めた自分のオラクルをスレイヤーにしてモヤシ効果を付与します。

やりたいことは分かります。イザナイカリーナで踏み倒してタップされているイザナイカリーナをスレイヤーにして殴り返しをけん制するというコンボをやってくれと意図は明確です。が、現環境でこのコンボが通用すると思うなよ、後カリーナが山札の上6枚からになって確定で決まらないのも痛い弱体化で安定性と決まった時の地味でささやかすぎるコンボで今のデュエプレで戦えると思うなよ。

カリーナではなくイザナイゾロスターやアシッドならまだ出したクリーチャーの能力が強めなので何とかなりそうですが、生贄の小型オラクル、コイツ、イザナイゾロスターかアシッドを出すという手間に見合ったコンボか?と問われたらノーでしょう。メイ様なり青銅や解体ジェニーとかの小型で小突いた方がノートリだった時にぐんと勝ちに近づくのでわざわざコイツを噛ませてオラクルに寄せる理由が少ない。

そしてレアリティ、VRより上のレアリティの枠がカツカツな中で別に降格してもよさそうなコイツをVRで維持する理由isなに?です。コイツがVRよりオルタナティブVRにするべきだと思うんですが‥‥VRTCG版ではホイル仕様でまだ箔があるし枠をはみ出していることに納得できるので今からでもレアリティを入れ替える事ってできないんですかね‥‥

光臨と組み合わせて使ってほしいという意図は見えるのですが高めのレアリティに相応しくないささやか過ぎるコンボでコイツを使わざるを得ないようじゃあ強いデッキにはならないと思います。

 

今日は最後のカードが特別地味なのが来てしまいました‥‥こういうのを見るとE3ノスペックはよぅ‥‥とぼやきたくなりVRかぁ‥‥と下げれるカードを下げず下げない方がいいカードを下げる違和感を感じる日でした。こういう残念スぺックは魔改造をして欲しいのですがそのままという事は期待値はそういうことで僕は受け取ります。裏切って強いデッキが生まれて掌返しという未来も見たいのですが‥‥果たして。

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