5月20日新弾カード紹介

 

 

墓地ソースの主要カードが公開され残るはゴッドノヴァだけとなりました。まぁダイハードとか他テーマのカードもまだあるますが‥‥事前告知通り今日は研究所にてゴッドノヴァの公開なので20弾注目のギミックカードたちを見ていきましょう。

 

 

 

今日1枚目は”光厳のカルマフリル”でした。デュエプレオリジナルカードで出た時、横にオラクルがいたら1ドロー、常在能力で相手の呪文のコストを+1します。

 

            

 

TCG版ではこんな役に立つはずもないパンプアップカードでした。デュエプレではこんな能力では到底戦えないのでオリカ化することになりました。

2コスに強いオラクルがいればスムーズに1ドロー&呪文コスト上昇を生かせますが4~5コス呪文相手への時間稼ぎを優先して1ドローができないけど出すという場面はありそうです。

使われるかは微妙なところ、ゾロスターの生贄候補と考えると常在能力の呪文メタがもったいなく感じてしまうんですよね‥‥光臨系のデッキでならワンチャンあるのかなぁ。

 

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2枚目は”信心フ深きコットン”です。TCG版はから魔改造されターン終了時アンタップからゴッドの身代りになる疑似ウルトラセイバー能力になりました。

 

         

 

つまりコイツの上位互換。なぜこっちが来なかったのか言うとイラストアドからくるキャラ人気です。コットン自体マイナー枠で人気があるのでデュエプレではそれなりな能力に魔改造されました。

使われるかは‥‥2年前のゴッド軍団でこの手の身代り能力が一切使われなかったことを考えると種々変更点はあれどゴッドノヴァになってもこういうサポート能力は使われないかなぁ‥‥一応ゴッド指定なのでHDMを筆頭に昔のゴッドのサポートも一応できます。

 

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ジャブはここまででここから本命のゴッドノヴァです。まずは”イズモ”、TCG版からコストが1軽くなった関係でパワーも4000に下がり、PBが追加されました。従来のゴッドと違いクリーチャーカードなので各種踏み倒しに対応しています。まぁコイツの本体はゴッドリンク能力なのでデュエプレ版の仕様を見ていきます。

 

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ということでデュエプレのゴッドノヴァの中央Gリンクはこんな感じ。まず中央のイズモを出してその後横のゴッドを呼び出すシステムになりました。ちょうどHDMの逆でHDMは左右を出した後に中央が出てきましたがイズモは中央から出して左右をくっつけていきます。召喚とあるので左右神を出す時にはマナコストを支払います。従来のゴッドと違うのは左右それぞれに選択肢があり、イズモは左右2体それぞれ選べます。1枚のカードで4択が取れるのが強みと言えそうです。リンク後の仕様は従来のゴッド(ゲキメツ以外)と一緒でパワーとコストは合算したものになり、リンク後は召喚酔いがなくなります。

一方でTCG版と違い左右神の単体運用ができなくなりました単体で強いゴッドノヴァが単体で使えなくなるので使用感が変わりそうです。加えてTCG版のゴッドリンクはゴッドノヴァが場に出るたびにGリンクが発動し組み合わせを移動することができましたが1枚に集約されたためできなくなりました。またデュエプレの従来のゴッド同様にリンク解除がないので除去1発で即座に完全除去されてしまいます。

1枚のカードに集約されたため種々の変更、弱体化要素はありますがうまく使いたいギミックです。ということでイズモのリンク先の左右神を見ていきます。

 

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イズモにリンクする左神はこの2体。まずはパールジャムですがコストが1下がり5マナになりました。その関係でパワーも1000下がり5000に、加えてマナ加速能力も出た時限定かつタップインと基本的には弱体化しました。リンクした時のマナ加速は山札を削り過ぎるとかあるのでなくてもよいという判断なんだと思います。一見すると弱体化要素が目立ちますがイズモが4コス、右神が5と7コスなのでイズモ→パールジャム→7コス右神と綺麗なマナカーブでスムーズに展開することができます。

もう1体のディーヴォも調整されましたがパールジャムほどの変化はなし。殴るときに相手1体を山札の下に送ります。破壊ではないのでそれに関連した能力の誘発が無いのが強みです。盾のブレイク枚数追加が無くなりましたがそれはイズモのPBに集約されたのでなくても大丈夫。パールジャムと比べて相手の盤面に触れるのが強みですがディーヴォを使おうとするとテンポの面で動きがもっさりするので事前のマナ加速やコスト軽減によるサポートでスムーズに動けるようにしたいです。

 

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右神に選ばれたのはこの2体。マッシヴ・アタックは出た時1ドローでパールジャムと同じくコストとパワーが下がりリンク時1ドローが無くなりました。TCG版ではリンク時1ドローでリンク先の更なるゴッドノヴァを手札に引き込める能力でしたがデュエプレでは1枚に集約されマナの方が大事になりそうなのでややかみ合わせが悪いです。一方でディーヴォの除去を使いつつ3体リンクするには必須なのでディーヴォのところで述べたようにマナを貯めて少ないターンでリンクできるようにしたいです。

右神のもう1体はクラフト・ヴェルク、変更点は非リンク時の山札の上から盾追加が無くなりました。1枚に集約されたのでリンクしていないときにクラフト・ヴェルクが場にいることは無いので仕様変更に近いです。1枚ドローの後に盾追加するので必ず盾追加でき手札のSTを盾に仕込んで耐久力を上げることができます。一方で盾追加はTCG版と同じく強制発動なので1枚ドローとしては使えません。運用面ではパールジャムを出した次のターンにリンクすることが可能で4マナイズモ→5マナパールジャム→7マナクラフト・ヴェルクとスムーズにつながりパワー16000のTB、殴るとき盾追加するクリーチャーになります。

イズモ及びリンク先のゴッドの総評としては派手さはないが基本的な能力が揃っているという評価です。理想はパールジャムディーヴォでリンクしたいですがTCG版からその組み合わせは不可ということでカードパワーは抑えられている感じがします。手軽に出せる分能力は控えめですが他のカードでテンポを取り、ディーヴォ+クラフト・ヴェルクの組み合わせができれば相当強いと思います。ただテンポ面やリソース確保の面で難しいのでマッシヴ+ディーヴォパールジャム+クラフト・ヴェルクで妥協せざるを得ない場面は多そうです。イズモを出した後の選択肢は従来のゴッドより格段に広くできることが多いので状況に応じて上手く使い分けましょう。

 

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ゴッドノヴァの目玉、PVに映っていた”神人類ヨミ”はTCG版と同じビクトリーでの実施となりました。すでにカツキングと5000GTがビクトリーでの実装が公開されヨミはSRに降格するのでは?と噂されていましたがビクトリーです。ということで20弾ではビクトリーが3種存在することになりました。

能力面では中央ゴッドリンクによってイズモを越える6体とのリンクが可能になり、TCG版にはなかったシンパシーによるコスト軽減能力の追加、ゼニス意識の召喚時3ドローは出た時3ドローに強化され趣は無くなりましたが踏み倒しで出てきてもドローできるように強化されました。シンパシーはゾロスターの強化によってヨミが踏み倒せるようになり生かせる場面は少ないですが手打ちの際に便利です。ドローは間違いなく強く、イザナイゾロスター+メイ様の色構成を取ると手札の確保が難しいので3枚ドローで補強することができます。3体リンク時の盾ブレイク封殺能力はタップ時限定と弱体化しました、この辺リンクしたら殴ってゲームを動かし欲しいという開発のロングゲームに対する意識が感じられます。加えてリンク解除がないのでTCG版では除去を食らっても左右神を生贄にして別のゴッドノヴァとリンクすることでしぶとく耐久することが不可能なので防御力という点ではTCG版より弱体化しました。

リンク先の6体はこんな感じです。

 

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まずは左神、イズモから引き続きパールジャムがリンクできます。が、イズモと違いヨミは5マナのイザナイゾロスターでの踏み倒しやシンパシーを使っての5~6マナ前後で出てくることになりそうなのでマナ加速はやや優先度が落ちそうです。構築でオラクルを多数搭載し4マナ前後でヨミを出すなら全然候補に入りうるので構築次第です。

2体目のリバティーンズは出た時にパワー-5000を放ちTCG版の-2000から大きく強化、メイ様を除去できるようになりました。一方でリンク時の能力誘発は削除となりパワー低下は1発しか使えなくなり数で攻めてくる相手には使い勝手が悪くなりました。

3体目はジャスティスでTCG版かなお変更点はほぼ無し。出た時に山札の上5枚を見てその中からコスト6以下の呪文を唱える単体でも強かったゴッドノヴァです。TCG版ではアシッドなどのビートダウンデッキでは超次元呪文を唱えキル×2体を出して数で攻めるビートダウンをし、光でも進化でもないエンコマということでウェディングゲートを唱えられて踏み倒せるカードだったり、ループデッキ悪用され環境の主役になったりとTCG版の歴史に名を刻んだ強いカードです。が、デュエプレではヨミを経由しないと出せないカードになり単体運用が不可能に上で述べた単体運用が全てできなくなりました。これによって他のカードへの影響は大きく、環境も含めてTCG版での知識や経験が使えなくなりました。単体で使えなくなったということで踏み倒せる呪文も一新されることになります。ヨミを使ったデッキがクリーチャーコントロールになりそうなので構築を工夫しないと不発になりやすい、汎用カードを踏み倒すことになりそうなど再考する部分が多いです。とりあえずデーモンハンドなどの除去カードはすんなり入るのでその辺が捲れるように受け札は呪文になりそうなことぐらいしか僕にはわからないです。どんな呪文を踏み倒す様になるのか実装後に研究することになりそうです。

 

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右神はこの3体。まずはイズモから引き続きマッシヴ・アタックですがイズモの時よりは場に出ないんだろうなぁ‥‥と感じます。ヨミ自身がドロー能力を持っている、リンクするときには6マナ以上あることが多そうで他を出したい局面が多そうなのであんまり使われないと思います。他2体の右神の能力が腐るときにとりあえず出すという運用になりそうです。

2体目はストロークスで能力はでたときに3000以下を2体破壊します、TCG版では出た時とリンク時に発動で2回誘発しました。TCG版では更に再リンクした時にも除去が撃てますがデュエプレではそれはできなくなりました。左のリバティ-ンズと同じような調整ですがこちらは2体除去ができるのでリキッドピープルのような数で攻めてくる相手にはTCG版と同じく有効に働き、除去範囲外の進化獣は殴り返しの除去で対応できます。刺さらない相手には別の右神を出せばいいです。

3体目はダフトパンク、出た時に6コス以下をリアニメイトという事で単体運用出来ない点を除けば殿堂カードのゴッド、ゲキの上位互換みたいなカードです。リアニメイト候補に関してはイザナイゾロスターでヨミを出す時に捧げた生贄を呼び戻せます。ゲキを考えると深い事を考えずに除去やハンデスで墓地に行ったクリーチャーを場に出すくらいに考えればOKだと思います。後は‥‥イズモがクリーチャーなのでイズモを出すという事は考えられそうです。

ということでヨミから出せるゴッドノヴァを見ましたが、全員出た時に仕事完了なカードなんですよね‥‥この辺が従来の強いゴッドと違う点です。ゲキメツは殴るときに2ランデス+α、ゼンアクは殴るときに確定除去、HDMは相手のマナを-1するとリンク後も強い何かしらの能力がある。しかしヨミはリンク後に残るのは盾ブレイク封殺のみという点はやや気になります。除去1発で完全解体されてしまう点も含めて一撃必殺のカードという訳ではない感じがします。出しやすくなっている分破壊力が無いので詰めの部分では苦労するかもしれません。

この辺イズモと差別化されていてイズモのリンク先の7コスは攻撃時誘発、ヨミは全員出た時能力のみ、加えて除去能力はイズモが単体確定除去、ヨミが5000のパワー低下と3000火力×2と上位下位の関係ではない感じがします。

 

後は構築なのですが、とりあえずイザナイゾロスター+メイ様のギミックは確定とみていいでしょう。研究所でもその組みあわせで構築されていました。別の話になりますがこれでメイ様のナーフが2か月伸びそうというのがほぼ確定しゲンナリしている人は多そうです。蛇足はほどほどにしてそうなると色は白黒緑でほぼ確定、手札リソースはヨミの3ドローがありゴッドノヴァの選択肢を考えれば手札が枯渇して動けないという可能性は生まれにくいです。後は汎用カードで埋めてイザナイゾロスター+メイ様もしくはマナ加速からの手打ちに特化するのか、オラクルのゴッドサポートやその他クリーチャーを使いシンパシーを使うのかの択になりそうです。また、リンク先がイズモとヨミに集約されたためイザナイゾロスターの探索に余裕があるのでイズモとヨミは両採用になりそうです。特にイズモから出せるディ―ヴォの確定除去がかなり貴重な能力(ヨミで確定除去を撃つにはジャスティス経由しなければならず不安定)なので両方採用して相手に応じて使い分けることになりそうです。総じて白黒緑のクリーチャーコントロールでイズモとヨミがフィニッシャーになるというデッキになりそうです。

 

そしてゴッドノヴァの仕様が公開されたことで悲報です、このままだとSRのアシッド君が全然強くないです‥‥一応2体出せて山札のヨミ+手札のヨミを同時に踏み倒すとかでイザナイゾロスターと差別化はできるのですが、そんなオーバーキル展開をする余裕は今のデュエプレにはない。ジャスティスその他ゴッドノヴァがヨミとイズモに格納されてしまい踏み倒し候補が激減、イザナイゾロスターでOKになりそうとSRに降格以上の辛い現実がアシッドに降りかかってきました。こちらがどうなるのは残りのカード次第ですがまぁ‥‥デッキの主役を務めるのはかなり難しそうです。

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