3月24日25弾実装カード紹介

 

BAの方は次回のカードリスト公開時に触れるので今は皆さんお疲れさまでしたに留めておきます。今回は日曜日に公開されたカードを見ていくのですがその前に言いたいことが。

研究所の実演、使用デッキとスキンが合っていないんですが‥‥何でバイクで勝太、ドギラゴンデバサラやねん。逆でしょ逆、バサラがバイクで勝太がドギラゴンにするべきでしょ。バサラスキンを隠したいはPVで映っている以上意味ないのよ‥‥次回はこういう入れ違いがないことを願います。

公式X(Twitter)とBA決勝Tの生放送の2つで新カードが公開され多数のカードを紹介していきます。

 

 

 

機術士ディール

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TCG版ではツインパクトのカードで下面の本日のラッキーナンバーがヤバ過ぎて3月頭に殿堂入りました。そのカードからクリーチャー面のみを抜きだして”機術士ディール”が25弾に実装されます。

能力はTCG版と同じで出た時に数字を指定しそのコストの相手獣をバウンスします。数字を指定しているので選ばれないクリーチャーやエビセンといった厄介なクリーチャーを処理できます。

ギャンブル要素の強いマジックコマンドですがコイツはとりあえず1体はバウンスでき堅実にアドを取ることができます。加えて6コスでガチャンコサインに対応ということでガチロボでも採用を検討できそうです。

コストはやや重く侵略の素材としてはイマイチですが6軸ガチロボでの除去札など使える場面はありそうなカードが公開されました。

 

 

ドギラゴン・エントリー

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ようやく来た革命軍サポート”ドギラゴン・エントリー”、5コス呪文で盾回収の後に7コス以下のコマンド・ドラゴンを踏み倒します。

進化獣も踏み倒せるのでイラスト通りドギラゴンのサポートカード。盾回収で革命能力をサポートしながらドギラゴンを出すことが可能です。

他の踏み倒し候補としてはモルトNEXT、マナに5枚赤のドラゴンを埋める必要はありますがメンデルスから繋げれば最速3T目にハートバーンで走ることも可能です。が、要求値が高すぎるので現実的には4T目ぐらいになります。

火文明の革命軍サポートですが盾の回収が1枚だけなのでコイツ単体では革命2能力を発動させるのは難しく、一方で序盤から盾を割ってくる相手にはまずは耐えることが求められる手打ちコスト5‥‥上手く使いたいところですが生放送で多数のカードが公開され、この呪文を使うかどうか怪しくなりました。

単純な踏み倒し呪文としてジャックポッドの互換カードになるのか(それでも怪しいが)革命軍のデッキで使われるのか気になる1枚。

 

 

 

巨大設計図

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E2のカードがスタン落ちして行く中、未実装だった”巨大設計図”はここで実装されることになりました。設計図系のドロー呪文で7コス以上のクリーチャーを手札に引き込む呪文です。

TCG版では長らくマイナーカードとして細々と使われたかも怪しかったですが双極編のツインパクト登場以降採用先を獲得し環境デッキに採用されていきました。現TCG版では白緑天門のドローソースとして使われています。

デュエプレでは色の問題はありますが九極侵略や天門系、ワラシベイベーのデッキで採用候補になります。白系のデッキは緑の枚数確保が課題ですが大型獣を多数入れて手札に抱えたいデッキなので色バランスが取れれば採用されそうですがシールドレイユの除去が大事なので使われるかは現状怪しい。トーテムはそもそもカード不足とTCG版同様に現状はマイナーよりのカードになりそうです。

デュエプレならではを考えていくとドロンゴ―のエグザイルクリーチャーはデッキにあるときは上のコストを参照するのでデッキ内の大型比率を高める事ができて相性が良いです。が、UKパンクやサインシュゲイザーは緑が入らない‥‥

上手く使えばパフォーマンスの良いドロー呪文なので噛み合えば使うデッキが出てきそうです。

 

 

 

革命龍程式 シリンダ

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水文明の革命軍で主力なのが”革命龍程式 シリンダ”。5マナの進化獣、ほとんどTCG版と同じ能力ですが手札上限を超過しないためにドロー能力に制限が付きました。

ジャバジャックがスタン落ちするから代わりにコイツを使ってくれというメッセージがありそうなカード。TCG版ではドロー能力を持った5コスの出た時に攻撃できる水のドラゴンという部分で価値を見出されシリンダミラダンテというデッキで使われたのが有名。進化元が緩くコマンド持ちということで皮肉ながら侵略との相性もいいです。

革命2の攻撃制限、ブロック不可も条件を満たせば攻守にわたって使える能力で相手の足止め、ブロック不可によるフィニッシュ力を高めてくれます。一方でシリンダ着地後に出てきたクリーチャーには無力でSTや次のターンに出てきたSAで突撃されると突破されてしまいます。

とりあえず出せば2~3枚ドローできるので青単ビートでは使えそうな1枚ですが5マナ‥‥エリートもスタン落ちでテンポが遅い。シリンダミラダンテも妨害を担ったパクリオが未実装と気になる点が多いです。能力自体は悪くないのでうまい使い方を見つけたいです。

 

逆転のオーロラ

 

再録される”逆転のオーロラ”はタップインが無くなりTCG版と同じスペックに戻りました。24弾で母なる星域が実装されたのと合わせてオーロラで盾をマナに埋めて星域で革命進化獣を出してくださいとなりました。

燃える革命ドギラゴンの数少ないデッキの一つオーロラドギラゴンがあります。ただこれ要求値が高い。盤面に2体(内1体は火獣)、手札にオーロラと星域、マナにドギラゴン、盾は単色3枚以上‥‥条件の中で単色は多分達成できるが残りが問題。まずマナにドギラゴンを埋めて盤面展開しオーロラと星域を手札に揃えるを赤緑の色で揃える必要があります。

かなりの難易度ということでオーロラドギラゴンはよくできたテーマデッキ止まりでした。他にも26弾以降ならデスザロストとかいますがコンボに必要な枚数が多い。

サポートカードが増えたのでオーロラを使うかどうかは微妙な感じ。必殺コンボとして組み込んでもいいがドギラゴンに欲しいのはそういう方向じゃないんだよなぁ‥‥と感じています。

 

レヴォ・エヴォッチ

 

テコ入れ必須のドギラゴンに待望の盾回収カード”レヴォ・エヴォッチ”が公開されました。オリカで3コス3000の焼き鳥、自分の革命軍が出るたびに任意で盾回収をします。自身も革命軍なのでとりあえず1ドローということもできます。

TCG版では赤の盾回収が赤コダマンマぐらいしかいなかった‥‥そりゃドギラゴン使えん、ということで追加された1枚。置きドロー要員ですが自身が出た時にも誘発するので最低限1枚回収は可能で任意なので回収したくない時は回収しない選択肢も取れます。

ドギラゴンを使うのなら必須になりそうな1枚。次に紹介するメラッチと組み合わせるとコイツ(3マナ)→メラッチ(4マナ)→ドギラゴン(7-2=5)と繋がり全員種族に革命軍を持つので盾5枚からドギラゴンの革命2発動まではもっていくことができます。

赤の革命軍の手札リソース補給兼革命能力サポートとして活躍しそうです。

 

燃えるメラッチ

 

TCG版から存在するドギラゴンサポートの”燃えるメラッチ”、4コス4000で自分の火進化獣のコスト-2します。当然強化されバトル中破壊されないはパワーが0以上なら破壊されないにパワーアップ。更に革命2で革命軍の進化獣のコスト-4と魔改造されました。

ヤケクソじみた強化ですがここまでしないと戦えないのか‥‥と感じます。革命2の軽減は元の能力と合わせれば5マナでメラッチからドギラゴンに進化できます。

26弾以降にも革命軍の進化獣としてキャプテンドラッケンが控えているのでその時も使われそうです。

 

燃える革命 ドギラゴン

 

オリカによる革命サポート、メラッチの魔改造によって”燃える革命 ドギラゴン”自体はTCG版と同じままです。7コス15000のTB、革命2で次の自分のターン初めまでの敗北回避、革命0で攻撃時アンタップの二つの革命を持つ進化獣です。

ドギラゴンは他の革命軍進化獣と違って革命2、0以外の能力を持っていないのが大きな足かせとなってなかなか活躍できませんでした。文明も耐久が苦手で当時盾回収カードが少ない火文明と課題まみれでした。更に連続攻撃も攻撃時にアンタップということでスパーク、デスゲートなどなどあらゆるトリガーで止める事が可能で信用できない点も課題でした。

 

デュエプレではどうなの?は

まず有利な点はループやEXウィンによる勝ち方が無くほぼすべてのデッキが最終的には殴ってくるのでそれをSTや革命0トリガーで跳ね返せればドギラゴンで大逆転ができる。盤面上限によって過剰打点を作りにくく火文明でも何とか受けれる可能性がある。オリカのレヴォエヴォッチによる盾を手札リソースに変換し多少融通が利く、メラッチの魔改造で革命2達成から5マナでメラッチ→ドギラゴンができるとデュエプレの方針とシステム面で追い風が吹き、サポートに強化が入ったので何とか戦えそう。

不利な点としては25弾環境はまずレッドゾーンが流行りそうでレッドゾーンを受けるカード、メタるカードがそのままドギラゴン対策になり攻撃を通せない可能性が高い。盾回収が増えたとはいえブラックサイコの実装で黒単のハンデス攻勢が強まりドギラゴン着地が難しく、勝ち切れない可能性がある。

不利な点を掘り下げていくと、オリオティスでメラッチからの早出しが止められ、コスト踏み倒しメタで星域を止められる。サインシューゲイザーのトリガー軍団&盾追加で連続攻撃も敗北回避も突破され、減った盾に対して過剰打点を作られで突破される。天門系はヴァルハラパラディンとグランデ、バラディオスのフリーズで止められ、シールドレイユの盾送りで革命0が止まり、ネバーラストが龍解したらゲームセット。モルネクも赤単なら鉄拳でしか止められず(しかも9000以上をめくる必要がある)盾回収をするとガイギンガで鉄拳突破プランを取られるので有利とはいえない。

有利な点としては単純なビート相手には強そうなので緑単サソリス相手は有利が付きそう。バイクもメラッチがレッドゾーンの除去で破壊されないので勝てる可能性が高い。

 

他気になる点は盾回収以外の山札掘削してリソースを確保していくジゴッチやエヴォルメラッチで拾えるカードが少ない点。現状だとドラッケンを使うしかないのか‥‥となり、サブプランが少ないのが気になります。ドギラゴン以外の攻め手が欲しいなぁと感じます。26弾以降ならボルドギやキャプテンドラッケンがいるのですが25弾ではいなさそう。

 

総評としてはビートダウンに強いビートダウンデッキで環境を読んで使うデッキになりそう。レッドゾーンに強そうなのは利点だが対レッドゾーンのデッキに弱いのが気になる。後はブラックサイコが追加される黒単に有利か不利かで決まりそう。自分としては黒単相手は不利とみて環境の隙を突くデッキとしては使用率5%ぐらいかなぁと思っています。

一方で進化元の緩さを生かして赤獣が多数入ったデッキの隠し味としての採用もありそう。レッドゾーンやモルネクといったデッキに1~2枚入れて不意を突いて敗北回避で相手が爆発するという事もありえなくはないです。

TCG版ではイマイチだったドギラゴンはデュエプレではどんな活躍をするか楽しみです。

 

 

 

夢幻大帝ネロ・ソムニス

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このタイミングでの公開ということでルカスキンシークレットになるオリカ”夢幻大帝ネロ・ソムニス”が公開されました。ロマノフやらなにやら候補カードが錯綜していたルカオリカですがネロの名を冠するカードになるのは意外でした。一方で能力の方はヘルボロフがコントロールよりん蒼で自分はビートダウンに寄せた能力になるのでは?とどこかで述べようと思っていましたが色々あって言えず、公開されたカードはビートよりの能力、半分は当たったと思っています。

基礎スペックはというとコスト8パワー8000の進化獣ですがシンパシー:自分の墓地にある闇のクリーチャーということで当然のように8マナは支払いません。龍王アガピトスを考えるとコイツは5マナから1マナのクリーチャー。種族はダークナイトメアはいいとしてまさかのエンジェル・コマンド、25弾実装でスタン落ちする闇エンジェルにまさかの新顔です。

能力は攻撃する時に自分の闇獣または盾1枚を墓地に置いたら闇4コス以下をリアニメイトとマナ武装5で自分の闇獣が破棄されたら1ドローと前のめりな能力をしています。

まずリアニメイト能力ですが自壊を代償としているのでとりあえず自壊させたクリーチャーを出し直す事も出来、墓地メタを食らっても何もできないことは少ないです。加えて進化獣もリアニメイト可能なのでデスマーチやダースレインといった進化獣も出せます。盾の自壊も革命サポートとして使えなくもないので革命軍の中から相性が良いカードを持ってくることもできそうです。

マナ武装のドロー能力も自壊と噛み合っており、出し直し&1ドローで盤面と手札を増やすことが可能です。5枚以下という制限はありますが黒単に近い構築で手札が5枚以上になる可能性はかなり少ないので引けないという可能性はマナ武装5の条件のみな感じがします。

 

デッキを組む点としては墓地肥やしは2コスにオリカが来たので何とかなった。踏み倒し範囲に関してはブラックサイコがいる以上どうにもならないので4コスWBになったデスマーチが欲しいと感じました。

研究所の実演もネロが強いというよりブラックサイコが強いという印象が強くあんまりネロが強そうに見えなかったのよね‥‥ブラックサイココントロールという感じでそれをやるならヘルボロフの方が‥‥と感じてしまいました。

自分が想定していたのはデッキタイプとしては中速ビートデッキで場合によりハンデスコントロールするデッキ。序盤は墓地肥やしして4~5t目にネロを着地させてビート開始、クロスファイアを絡めてリーサルを狙う。早いデッキにはデスハンズと裁門で凌ぐ。詰めの部分はブラックサイコで革命0トリガーを落としブロッカーはキラーザキルで一掃して…が基本。その中でブラックサイコでハンデスコントールするだったんよなぁ‥‥その動きを研究所で見せて欲しかった。

 

総評としては後ろに寄せようとするとヘルボロフでいいになりそうなので前のめりに行きたいカードな感じがします、ダースレインやクロスファイアを入れたデッキになるのではと感じます。強いかはバイクと黒単ヘルボロフに挟まれて他がどうなるかもわからないのでとりあえず保留。

 

まとめ

後はカードリスト公開を待つだけになりました。目玉のドギラゴンはデュエプレのシステムや方針のおかげで戦えそうな感じがしてきました。赤単構築で何とかやっていけるかもしれません。一方でルカオリカのネロは研究所での実演でビートプランを見せて欲しかったなぁと感じます。コントロールプランだとヘルボボロフで良くね?になるので。

サンプルデッキも未公開カードを使う場合が往々にしてあるので今の評価が外れの可能性も大いにあります。次回はカードリストを見て残りのカード、休んでいた時のカードを紹介します。