5月14日新弾カード紹介

 

昨日から始まった20弾のカード公開ですがいきなりVR3種、SR1種、ビクトリー1種と大量に高レアが公開されました。当然魔改造多数というTCG版のE3がいかに大変だったかを如実に物語るカード公開になりそうです。なので魔改造、オリカが多い弾は久々で戸惑うかもしれませんが仕方がないので慣れていきましょう。

 

 

 

今日最初の1枚は”天界の神罰でした。TCG版ではE3のオラクルのスタートデッキに入っていたカードでスペックはTCG版と同じでデュエプレに実装されます。

まず有色獣1体破壊ですが、ほぼ確定除去として使えます。無色獣は高コスが多いので低コス帯で使うときに場にいることは少ないのであまりデメリットには感じないと思います。環境的にはメイ様を狙いたいですが先行1T目メイ様だと1マナはブーストされてしまうので完全な対策とは言えない点には注意です。

自分のクリーチャー1体タップは基本デメリットですがE3のカード、オラクル関係では自分のタップされているクリーチャーをコストにして踏み倒し能力が起動するものがいるのでそれのサポートとして使えます。が、リソース確保の面を考えるとターンを跨いだコンボになりやすく踏み倒し獣が除去されやすい、3枚コンボの割に出力が高くないなど課題が多数でした。

なのでこのカードが使われるかは踏み倒し先のカードパワー含めて他のカード次第になります。またSTがないのと味方1体タップのデメリットはやはり重く受け札にはなりにくいなど汎用性の面ではイマイチな部分があります。

コンボ用のカードとして使うことになりそうなのでうまく自分のクリーチャーを1体タップするデメリットをメリットに変換したいです。

 

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2枚目はE2からの取りこぼしカードで”真実の名リアーナ・グローリー”が公開されましたこのカードが収録されたパックには刃鬼がいたりします。不遇好きの予想通りE2の未実装カードのいくつかが20弾で実装されることになりそうです。

スペックの話をするとTCG版と一緒です‥‥まぁ強くはないです。選ばれないWBが単純に強いと言える時代ではないのであまり評価できないんですよね‥‥メカデルソルなら光文明を持って天門で出せる方が強い。無色ならエンジェルコマンドであればウェディングゲートで一応出せるという言い訳ができるのですが無色のメカデルソルでは踏み倒し方法が限定され過ぎて使いにくい。アンノウンも生かせはするが他が強すぎて入る枠がない。

相手にサイキックがいたら自分のクリーチャーがすべてのバトルに勝つも味方全員の範囲は嬉しいがそもそもすべてのバトルに勝つという能力はそんなに強くない。サイキックも今使われているのはシステムクリーチャーがメインで除去するにはタップさせる必要があると噛み合っていない。個人的には出た時に相手のサイキック1体を盾送りにするに魔改造してもよかったのでは?と感じます。

つまるところUCの数合わせカードだと思います。コイツを入れたいデッキは無いんじゃないかなぁ‥‥

 

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3枚目は”策士のイザナイゾロスター”でした。天界の神罰と同じデッキに収録されているカードで同デッキの肝となるクリーチャーです。

TCG版からはコストとパワーは据え置きで踏み倒せる無色獣のコストが7から8になり強化されました。ただしデュエプレでは山札を見る能力は探索で3種以上入れると濁るのでTCG版のように山札から好きな8(TCG版は7)コス以下の無色獣を出せることは難しくなりました。

まずタップされたクリーチャーの確保ですが、とりあえずメイ様ですかね‥‥置きマナ加速で手札消費を抑えつつイザナイゾロスターを出した時に場にいればほぼタイムラグなく踏み倒し能力を発動させることができる強いコンボができます。後は天界の神罰とかで味方をタップさせて能力を発動させるコンボも可能です。

 

        

 

TCG版ではチャミリアを使う事がありました。タップスキルで次のターンに使うクリーチャーをサーチ、イザナイゾロスターのコストに使って山札から好きな無色獣を出すというコンボです。デュエプレではチャミリアスタン落ちと山札探索によってかなり使いにくくなってしまいました。このコンボの再現のために山札から無色獣を探索するクリーチャーの実装が待たれます。

メイ様がいることを考えるとイザナイゾロスターはそこそこ強いと思います。後は踏み倒せる8コス以下の無色獣を3種に絞るかどうかです。デュエプレのギミックプッシュは1弾限りになりやすいので無色獣を上から選んで3種入れてイザナイゾロスターとメイ様&その他マナ加速カードと汎用カードでデッキになると思います。踏み倒し先もTCG版を考えると除去やらなにやら揃っているのでなかなかなデッキになると思います。

課題は速度とパワーです。まず速度ですが青単ジャバジャックを受けつつイザナイゾロスターで踏み倒すのは難しそうかなぁ‥‥多面除去できる8コス以下の無色獣がいれば戦えるかもしれません(なおそんな無色獣はTCG版にはいない)。パワーの方はターン終了時に踏み倒し&出せる範囲でWBの打点まで、味方1体を変換するので横展開力は高くないということでリーサルまで時間がかかり、刃鬼などのビッグマナ勢に上から圧殺されやすい事です。まだウェディングはリーサルまで時間がかかるのでその間に立て直しして勝ちに行くことができるのですが、刃鬼のような一撃必殺型相手だと間に合ってしまう事が多いです。味方で使うと頼もしいメイ様ですが敵に回しても厄介で速度勝負で不利になるのが辛いです。

評価はこんな感じ‥‥強いかは踏み倒し先の無色獣の公開待ちかなぁ‥‥踏み倒し能力は強い能力なので上手くデッキがまとまれば環境に食い込んでくる可能性はあります。

 

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4枚目は”お騒がせチューザ”でした。TCG版からはスペックは据え置きで毎ターン殴るデメリットと引き換えにタップされていると誰も呪文を使えないという強い能力を持った尖ったクリーチャーです。

で、まずい言う事はデュエプレに来るのが遅せぇです。今かぁ‥‥と思った人は多いと思います。2年前のドリームメイト登場時、2022年のサイキックプッシュの時にメタカード枠で出す。19弾のドリームメイトリバイバルで目玉としてねじ込む‥‥と3つのタイミングで出す機会があったのですがそのすべてをスルーして今です。いや~‥‥5000GTの実装が確定している中で上のリアーナグローリー同様サイキックが衰退しそうな中で出されてもなぁ‥‥というのが僕の感想です。TCG版での活躍から目玉になりそうなカードをここまで引っ張てしまって賞味期限切れな感じがぬぐえません。実装タイミングが上の3つのタイミングなら呪文メタとしてもっと使われた可能性があるだけに今実装というのはかなり残念です。

で、このカードがなぜ有名なのかというと時代はTCG版の不死鳥編期、サファイア地獄の環境でこのチューザを使ったビートダウンデッキで全国大会を制覇した強者なデュエマプレイヤーがいたからです。あの環境でメタを読み切り主流デッキではないデッキで大会を制覇しカリスマ性があるDMプレイヤーは今デュエプレでも有名プレイヤーとして絶賛活躍チュウ!その名は‥‥ささぼー氏‥‥多くのDMPが知っている事ですがそう言う事です。ということなのでTCG版でもその名誉をたたえて最近チューザが再録されたりしました。その流れを受けてデュエプレでは実装が遅くなりましたがささぼー氏自らが思い出のカードのボイスを収録とのことですので当時の思い出に浸りながらドリームメイトの呪文メタクリーチャーとして使われて欲しいです。

 

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今日のSR枠は”神聖斬アシッド”でした。枠の兼ね合いもありビクトリーからSRに降格してしまいました。

能力では踏み倒し能力が探索化しましたが超探索なので5種から選べると目玉カードとして優遇され踏み倒し範囲も7コスから8コスへと広くなって無色獣を出せるようになりました。後はテキストを見る限り超探索5種+手札から踏み倒せます。超探索を考えると自身含めてほぼ濁らず、狙った無色獣を出せそうです。

課題はやはり能力の発動タイミングがターン終了時なのとタップされているクリーチャーが必要な点。2体までなので1体破壊しても1体は出せるのでとりあえずメイ様をコストにして何か強めな無色獣が出せます。注意する点は上のイザナイゾロスターで踏み倒した場合は誘発タイミングを逃しているので出てきたアシッドの能力が即発動することは無いです。

TCG版ではコイツを軸に据えたビートダウンデッキがありました。アシッドを出した時から殴り始めて殴った小型獣を無色の大型獣に変換し次のターンにリーサルを取る構築で環境で戦いました。小型獣で殴った時のワンパントリガーを乗り越えれば踏み倒し能力が起動し踏み倒した無色獣で相手に圧をかけられます。

環境で戦えたアシッドなのですが‥‥現状TCG版で使われた踏み倒し先がほとんど見えていません。呪文を踏み倒すジャスティスで超次元呪文を唱えて横展開、シューゲイザーで更なる横展開、告別のカノンでハンデスという択を取っていましたが全員姿が見えず‥‥う~んこの辺イザナイゾロスター同様今後のカード発表待ちです。

評価は‥‥現状保留とします。とにもかくにも踏み倒し先が見えてないので何も言えないんですよね‥‥アシッドを出すまではメイ様などのマナ加速から手打ち出す、メイ様+イザナイゾロスターで出すなどルートは多数。加えてピクシーライフでマナから拾えるので出すまでは難しくないです。なので強いかは踏み倒し先の他の無色獣次第で彼らが公開されてからになりそうです。

後の課題はイザナイゾロスターと一緒です。パワーに関してはTCG版で使われた無色獣が来るなら横展開からの数の暴力で何とかなります。が、速度問題は課題で青単ジャバジャックをどうするのかが課題と言えそうです。

 

後は公式の配信で見えたカードたちを軽く触れます。面々はこんな感じ。

シャーマンブロッコリー

タイタンクラッシュクロウラー

巳年の強襲者コブラ

潜行する穿孔 ギーガ

開運うれぴーマネッキー

 

今日の公式放送にて公開されたカードはこの面々。基本的には種族や低コストを生かすカードです。が、種族を考えたら19弾以前に来てくれたらなぁ‥‥というカードが多いのはチューザ同様に気になるところ。ブロッコリーは野菜で18弾、マネッキーはドリームメイトで19弾に来て欲しかったと思います。ギーガは実装カード予想で述べた通りガネージャーがいないとお話にならないカードでガネージャー割側としてはギーガを入れるようでは現デュエプレ環境では厳しい。コブラは初の2コスで2000よりパワーが高いバニラだがTCG版と違ってバニラサポートが存在しないので就職先がない。タイタンクラッシュは6000なのにWBがない二回攻撃か2回ブロックか1回攻撃&1回ブロック獣‥‥WBがあっても弱いのにこれでは‥‥な一品です。

とまぁ微妙な面々なんですよね‥‥この中で一番使えるのはマネッキーかなぁ‥‥ドリメデッキで40枚ドリメかつ受け札を確保したい時に使えそうです。次点はアウトレイジの小型獣2種だが他で強いのがいたら入らないと思います。

 

今日はオラクルの日でしたがまだまだカードが足りないと思います。デッキエンジンの部分は既存カードとの組み合わせで形は見えます。が、そこから何をするのか?が見えていません。この部分が肝でTCG版通りのカードが来るのか?オリカで新しい事ができるようになるのか?など期待と不安が入り混じり評価の面では保留としか言えません。とりあえず続報を待ちましょう。毎日カード紹介の記事をする予定です、この記事が参考になったらTwitterでのいいねや宣伝よろしくお願いします。