2月2日新弾カード紹介

明後日からのSPマッチはハイランダー戦、つまりデッキ構築が1枚積み限定戦ということで、ようやくデュエプレもカードの数とプレイヤーの質の両方がハイランダー戦をできるだけ成長したんだなと感じました。とはいえ、このハイランダー戦、新規、初心者には難しいルールでの戦いであることには変わりはないので不安だなと思う方は公式動画を確実に視聴しておきましょう(ゴッドの紹介を見るにアテになるかは結構怪しいですが)。
とりあえずデュエマのハイランダーと言えばボルメテウスコントロールが鉄板です。現デュエプレでも純ハイランダーで構築が可能なので知名度などからSPマッチ開幕時はこのボルコンを中心にメタゲームがスタートすると思われます。使うのかそれともメタるのかその辺を考えるところが今回のSPマッチ開幕時点での環境になりそうです。

カードプールが増えれば増える程ハイランダーは個性と差別化がされていくので、今日の新弾カード紹介に移ります。最初の1枚は”霊王機エル・カイオウ”でした。

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白青のブロッカーでパワーが4500、種族アーク・セラフィム/グレートメカオーの相手プレイヤーを攻撃できないブロッカーです。マナ置きで若干の制約がありますが2コスブロッカーとしては破格のエル・カイオウがデュエプレに来ます。多色として召喚時のマナ制約がキツイ以外の欠点を持たないのでサーボルトの実質上位互換カードになります。メカオーデッキではサーボルトの枠をコイツに入れ替えることになりそうです。またもう片方のアークセラフィムも今後の発表次第では使える可能性がある種族ですので覚えておきましょう。
またエル・カイオウは地味にクリーチャーを殴れる4500のカードという事でALL環境ではカチュアを倒せるカードとして非常に強力です。コロビナーやソーラー・コミューンなどでタップキルをする際に4500の500の差は非常に使い勝手がいいです。
TCG版では種族デッキ以外にも除去コンでの速攻対策などで使われてきました。多色で多少最速着地は難しいですが2コスのブロッカーの選択肢としては現状1番強いです。


本日2枚目は”運命の選択”でした。発表がTwitterとは別での発表でしたが周知媒体を考えるとTwitterを外すというのは広告的に不利益が大きいのでその辺従来のスタイルに戻してほしいです。

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愚痴はこれくらいにしてこのカードですが、TCG版からリクルートは無条件化、デジタルという事で手札公開なしで追加効果が発動するが、条件面では指定文明オールOKからクリーチャー限定に弱体化と細かく調整されました。実質的には強化されましたがTCGほどではないものの効果で相手に手札を推測されてしまうという欠点は残っています。
で、この運命の選択、TCG版では極神編で登場以来2020年まで一切環境どころかファンデッキにすら搭載されなかったカードです。しかし今年の正月コイツを入れたデッキが突如として環境入りを果たしました。理由は現代デュエマをやったことがある、知っている人ならだれもが知っているデドダムを山札から出せるからです。

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デドダムを知らないデュエプレユーザーに簡単にデドダムの強さを言うと青黒緑の多色獣でCipで実質1ドロー、1ブースト、1枚墓地を肥やすことができる上に種族にコマンドを持っているスーパーカードで現デュエマ界最強の汎用カードの一つです。現代デュエマでもこのデドダムは未来のカードと評価されるほどの超汎用カードなのに構築済みデッキ限定カードで現時点で再録なし。このためデドダムのシングルカード価格は最低価格で二千円越え。優良カードで多数のデッキに4投するため全く需要に供給が追い付いていないカードです。こいつを山札から確定で持ってきて更に条件付きでSAを付与しコマンドが攻撃することで誘発する超強力な踏み倒しシステム(革命チェンジでデドダムが11000のWB獣に入れ替わる)へとつなげられるため運命の選択が注目されました。そしてついたあだ名がデドダム・ホール、逆を言えば4コス支払って3コスのカードを場に出すカードが使われるにはデドダムほど強いカードが生まれないといけないという事でもあります。
という事で、デュエプレにデドダムが実装されるまで5年近くかかりそうなので、運命の選択はその時が来るまで有象無象のカードとして保管されるでしょう。デュエプレ環境で使えそうな使い方を見つけた方はぜひ紹介してください。自分は現段階では思いつきませんでした。


現代デュエマのパワーを実感したところで本日ラストは”散舞特機サンマイダー”です。はい思考を古代デュエマすなわちデュエプレに切り替えましょう。

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TCG版からはコスト-1とCipで手札の同名カードを3枚まで山札から持ってくるという能力が追加われたので強化?されました。はい、閉廷です。
コマンダーテクノバスターですら使われない現デュエプレ環境でこのスペックは流石にまずいでしょ‥‥しかもドロータイミングがテクノバスターと半分被っている。弱点も同様で相手のターンにハンデスされたら、次の自分のターンに使える手札は増えない、ALLならロストソウルを警戒する7コス域で自分ターン終了時にドローする置きドローソースは同種族に2種類もいらないよ‥‥しかもコイツCipの手札補充効果が相手に公開される&実質1枚手札公開して最大3枚強制ドローで公開カードがどこにあるか相手に分かってしまうという馬鹿能力に加えて手札が増えるため着地したターンならドロー効果が不発になる可能性が生まれるという散々な能力の組み合わせです。この中で特に致命的なのがCipで手札を補充するので本来は確実かつ安全に能力が発動するであろう自分のターン終了時のドロー能力が不発になる点、返しのターンで除去されたらターン終了時のドローが1回も使えないなんてことが頻発するからです。またターン終了時のドロー効果を使うならCipをできるだけ不発にするようにデッキビルディングをするというのは本末転倒のような気がしてなりません、そんな使い方するならテクノバスターでいいでしょで終わってしまいます。一応差別化点としてはテクノバスターは確定は1枚、サンマイダーはうまく使えば3枚引けますが、相手のドローに反応するテクノバスターの最大値は3枚以上、相手への牽制を考えたら普通はテクノバスターで十分です。
こんなのがVRで本当にいいのかと僕は問いたい。せめてターン開始時に手札が3枚になるように引くとかでテクノバスターともっと差別化してから来いと自分は言いたい。
散々にこき下ろしましたが、コイツが8弾環境で使われる可能性があるとすればキキカイカイがTCG版と同一のスペックで実装されることです。TCG版キキカイカイが場にいれば手札を切り続けて手札が0~1枚でターンを終わらせればコイツの複数舞ドローでキキカイカイのハンデス能力”自分が引いた枚数相手は手札を捨てる”によってハンドアドバンテージ差を倍にすることができます。現状コイツの使い道はこんな感じかなと思いました。後はまだ見ぬカードたちや9弾以降の未来のカードとの組み合わせで超強力なコンボが発覚することを願っています。後はデュエプレ特有のSPマッチで使えるかといったところです、今回のハイランダーやスタートチャージ10(流石に高コスカードの充実で次回開催は厳しい)ではそこそこ使える置きドローソースになるかもしれません。


エル・カイオウによってまたメカオー強化かよ…と呆れる声もチラホラ見えますがTCG版極神編は不死鳥編ハイブリット種族が多色解禁というシリーズでもあるので、うんざりするより前向きに捕えた方が賢明です。という事でドリームメイトの多色待っています、また運命の選択は本当にデドダムと組み合わせることでようやく実戦レベルになったのでTCG版で強いからデュエプレでも強いだろうというのは多分ないです。またサンマイダーは多分8弾屈指のハズレVRだと思っています、自分は掌返しの用意はできていますので実装後に実戦レベルのコンボを開発した方はぜひ流行らしてください。
以上今日の新弾カード紹介を終わります。毎日更新で新弾のカード紹介をして行きます。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。