11/ 24 日の新弾カード紹介

さて、今日は2枚と少ない枚数しか発表されませんでした。
早速今日の一枚はミント・ジュバール、種族ガーディアンって旧種族じゃん!不死鳥編はハイブリット種族だけじゃないの?と思いますが、さすがに古参プレイヤーたちには厳しすぎるのでガーディアン、リキット・ピープル、デスパペット、ヒューマノイド、ワイルド・ベジーズ、ビーストフォークは収録を許されたのだ!
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 で、肝心の能力はトップデック3枚を見てガーディアンの数だけ墓地から呪文をランダム回収とTCG版より弱体化(TCG版は回収する呪文を選べる)しての実装となりました。が、それでも白単色で手札を増やせる、低コストで出しやすいためガーディアンの種族デッキではなかなか強いカードです。呪文とガーディアン、その他のクリーチャーとの比率が難しいですが期待値としては1枚以上回収できれば十分と言えます。
 ガーディアンは不死鳥編期はこの”ミント・シュバール”や流行を始めたバジュラメタの”テルス・ルース”を獲得し環境デッキとして最前線で戦っていました。Amazon | デュエルマスターズ 【DM-23】 光波の守護者テルス・ルース 【アンコモン】 | トレカ 通販
 
当時のガーディアンは白青黒の除去ガーディアンと白黒緑のネクラガーディアンが主流でした。どちらも構築の自由度が高く、運用が難しいデッキでした。ネクラガーディアンは青がない分ドローが苦手と思われがちですが”ダークヒドラ””ミスト・リエス”そして”ミント・シュバール”で手札を補充できるのでドローには困りませんでした。
フィニッシュ方法は”スペル・デル・フィン”や”ダイヤモンド・グロリアス”が使われ除去ガーディアンは青のドローでネクラガーディアンは”母なる大地”でマナから引っ張り出すことでフィニッシュにつなげていきました。残念ながらガーディアンを進化元とする"ヴィーナス・ラ・セイントマザー”は進化させるとブロッカーが減って受けが非常に弱くなるという致命的な欠陥があるためガーディアンデッキに”セイントマザー”を入れる構築は生まれませんでした。

とここできましたね本日2枚目の公開カード、ダイヤモンドグロリアスです。画像

TCG版よりコスト-2は純粋な強化ですがダイヤモンド状態付与はcipから常在能力へと変更されました。これによりTCG版と使用感がだいぶ違います。TCG版は出したターンしか攻撃可能にならないがグロリアスを除去されてもそのターンは効果が残り攻撃可能、デュエプレ版は次のターンも攻撃可能だが除去されると効果が消失し攻撃できなくなる。このようにダイヤモンド状態の付与に変化があるの使う際は気を付けましょう。
 そしてこのグロリアス、6コス7000でメリット持ちとコスト論度外視のオーバースペックカードです(6コス7000WB能力のみが基礎値)。まさかのダイヤモンド状態付与のパワー消費が0という驚きのインフレカードです。
 じゃあ、TCG版同様デュエプレのガーディアンデッキのフィニッシャーを務められるの?と問われると「厳しい」となってしまいます。なぜならデュエプレでは盤面に並べられるクリーチャーの上限が7体までなのでグロリアスを出しても攻撃できるクリーチャーは最大で6体、TCG版では小型ブロッカーをミスト・リエスで無限ドローで大量展開してスパーク以外で返せない盤面を作ってからグロリアスで勝てるのですが、デュエプレではそれができません。デュエプレ】「ダイヤモンド・カッター」の評価と採用デッキ | 神ゲー攻略
 
 デュエプレではダイヤモンド・カッターを使った軽量ブロッカーデッキが開発すらされていないので”グロリアス”はオーバースペックレベルの強化を受けてもデュエプレの仕様の壁に阻まれて使いにくいカードになってしまいました。

 まったく関係なさそうなミント・シュバールとグロリアスですが実は共存していたカードです。デュエプレでは母なる大地がないのでネクラガーディアンは難しいですが除去ガーディアンなら戦えるかも?といったところです。
 蛇足ですが闘魂編より白青黒の除去コントロールデッキはガーディアンとイニシエートがしのぎを削り、聖拳編では多色の差でイニシエートが台頭&グラディエーターが参戦し、不死鳥編ではミントシュバールとテルス・ルースの登場でガーディアンが復権とガーディアン、イニシエート、グラディエーターで種族デッキ除去コントロールの覇権を巡って熾烈なシェア争いをしていました(ハイブリット種族のアークセラフィムとグレートメカオーは割り込めなかったとここにもハイブリット種族の悲哀が‥‥)
 以上、不死鳥編でもガーディアンは健在で戦えたんだぜ&”ダイヤモンド・グロリアス”はシステムの逆風でTCG版より使いにくくなってしまったんだぜ…をお送りしました。