カード修正についてその2

少し遅くなりましたが今回のカード修正についての話をします。
という事で最初はビジョンから。

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原因は無論青単ツヴァイなわけなのですが‥‥他に考えられることは今後青単のコントロール系のデッキをプッシュする可能性があり、そのデッキにビジョンが使われたらまずいという判断もありそうです。今のテクノロジー型はテクノロジーの膨大なドローがあるおかげで成立しビジョンで中継する必要がないので今は健全ですが今後どうなるか?というところがあるのでしょう。ただ青系のコントロールTCG版だとDS期のドラグハートが出てから活躍だったので今からというのは早いかなと思います。ちなみに青のビート系はサイバー青単やリキピ系がTG版では成立していますがこっちのタイプは基本進化獣などのクリーチャーの能力で攻撃しつつ手札を補充するという戦法を主体としているのでドロー呪文は入らないことが多いんですよね、特に速度重視のサイバー青単は入れにくい上にアストラル・リーフで引く方が強いので2022年はリーフの方に規制が入る可能性があります。
で、ツヴァイ本体の規制の可能性はというと、入りそうなタイミングは二つあります。一つは新規の青のSRを主体とするデッキを作らせようと運営が考えた時です。これは単純ですね、新規SRよりツヴァイが使われたらゲームの流動性がない上に売り上げにかかわるので規制の対象になるという事です。もう一個はスタン落ちの際にするですね、Newは使えるカードが限られるので使えるデッキタイプを減らすとそれだけ多様性がなくなりミラーが発生しやすくなるなどゲームがつまらなくなる可能性が高いのでツヴァイがスタン落ちするまでは本体の規制が淹れにくいです。一方ALLはカードプールが増え続けるだけなので一個デッキタイプをつぶしても後釜のデッキはいくらでもいるので多様性が確保できるためです。
で、最後に上を踏まえてツヴァイ本体の可能性はというとまぁかかるでしょうね。確実に新規カードの開発に影響が出るスペックなので。なので新弾で青単推奨のSRが出たり、リキピの進化獣が出たらそろそろかなという事になりそうです。

お次はレモン。
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まぁ~こいつは分かっている通りザ・生贄です。で、コイツのナーフに関してはそもそもデュエプレの””天門”というデッキタイプの構造が間違っているので発生しました。
というのもTCG版の天門”ヘブンズ・ゲート”というデッキは基本的に白青で構成され、そこに黒がタッチで入る可能性があるという構成をとります。踏み倒すブロッカーも長らく白単色で多色で強めなものが出たのは革命ファイナルからでしかも白青の2色がほとんどでした。
なので僕はデュエプレの多色天門というのがどーしても違和感を感じ、かつ嫌悪感を受けてしまいます。というのもTCG版で強かった天門デッキがあるんだから、それをデュエプレ仕様‥‥というかクラシカルデュエマに合わせる形でカードを作ればいいのではと思っています。白青で強くてスタンダードな天門を作らせた上で応用として多色天門を出すならいいのですがそれをせずいきなり多色天門というのは筋が違うのでは?と感じています。
というかね、アムシオンやアルティメスの枠をそれに使えやという事ですわ、8コス7000で相手の非進化獣を1体盾に送る能力を持った白単のカード作るとかできるはずなのに何でか知らんがデュエプレのガチで使える天門カードは多色推奨の弾で出すとか意味わからんのですわ。フィニッシャーもゲキメツやらサファイアを使うならアルファディオスを使わせようという努力が足りん、6コス6000エンコマの召喚コスト-2の光ブロッカーを作っても問題ないわけですよ。TCG版で10年かけて積み上げてきた天門というデッキタイプの最新型がこれではぼくは納得できんのですわ。僕が感じるのは今の5C天門は天門じゃないなと思うんですわ、TCG版の5C蒼龍とか5Cジャックポットの派生としか感じられないです。
とまぁ愚痴っぽい事をつらつら上げましたが、問題はそれだけではありません。今後この5C‥‥もとい、多色ブロッカー主体の天門はデュエプレの環境を大いに支配する可能性が大だからです。
その原因がコイツ等。
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コイツ等を使ったデッキタイプで受け札に天門が使えるというのはヤバすぎます。特にキング・アルカディアスは対策方法として呪文の除去カードを搭載するか速攻するかの2択を他のデッキタイプに突き付け、更に新弾の結構なギミックをコレ一枚で完全否定するという対戦環境の健全化と商業の両側面において大問題です。というかコレが使われ続けたらサムライは討ち死にします(実際TCG版は討ち死にした)サイキックの半数が死にます。E2のゼニスもアウト、E3のアウトレイジもオラクルも大半が沈黙、墓地ソース何ソレ?となりドラゴンサーガなんて作れません、革命編も侵略者は速度で押し切れる可能性はあるが革命軍は革命できません。ジョーカーズもデフレ上等だった十王編の多色登場まで沈黙とキングアルカがプレ殿したからこそ生まれたギミックが多数です。もっと言うと母なる星域と多色サイキックを使うと40枚のデッキでキングの種をわざわざ用意する必要ありません(それなんてデュエプレボルバル?)。
そんなやべーキングの欠点は上に挙げた通り除去コンか速攻になるわけなのですが此処に除去コンの性質を持ちかつ多色獣を多数搭載したデュエプレ天門が手を組むのはあまりにも危険です。というか環境が崩壊します。盾から天門を踏んだらキングの種二体飛んできて、アガピトスならウルコスで種着地&タップによる時間稼ぎ、マナ加速でキング着地が早くなるという死体蹴りをされてゲームセットです。というか僕ならキング、クイーンがいずれ実装される前提でカード作るなら天門で出せる大型多色ブロッカーはそもそも作りません。この辺、デュエプレ開発は多分何も考えていません、今が面白ければいいやという方針に3,4弾くらいから変わってしまったので。
じゃあ、クイーンは平和かというと、こっちはこっちでミラーマッチの際に先にクイーン出した方が勝つという糞ゲーが始まります。ついでに天門でビート系は殺せるので残った除去コンをクイーンで封殺して終了と事故か運ゲー以外で勝つのが困難なやべーデッキをデュエプレで生み出すわけにはいきません(それでもツヴァイなどの魔改造組は対抗程度にはデュエプレは進んでいるんだよね)
そしてこの夫婦、調整版の闇鎧亜なら大丈夫じゃんと思うかもしれませんが全然そんなことありません闇鎧亜キング・アルカディアスは単色メタはコスト増加に弱体化しましたがその代償としてなぜか踏み倒しメタの能力を獲得しました。この踏み倒しメタ能力、着地は許してくれるのでCipは使えますが単色だろうが多色だろうが踏み倒したクリーチャーは全部破壊されます。つまりゲートサファイアはサファイアが墓地に戻されます。そして何より問題なのが相手の天門で出るクリーチャーも全部死にます。なのでミラーマッチにおいては聖鎧亜より闇鎧亜の方がデュエプレだと厄介になる可能性があるというトンデモナイ仕様が隠されています。ちなみに闇のクイーンもきっちり天門メタ能力を搭載しておりコスト増加によって手打ちを遅らせ、トリガー天門を封殺するという仕様は残っています。
そして蛇足ですが、この夫婦の調整版が控えているからこぞゲオルグは規制されません。だって今だけしか使われないじゃんゲオルグ。9弾で夫婦が実装されたらゲオルグは過去のカードとして使いたい人が頑張って使うカードに格下げされ使用率が落ちるので今規制する必要がないからです。5月に使用率がガタ落ちすることが半分確定しているカードのナーフするより夫婦の調整に全力を注いでもらう方が賢明です。
というか3,4弾の多色ブロッカー共はスタン落ちと共にナーフでブロッカー削除なりなんなり調整しないとヤバい予感しかしません。加えて戦国編以降結構な期間単色主体が続き、そこで白単のブロッカーを活躍させようとなると今の5C天門のあらゆるカードが障害になるので多分結構なカードに調整が入る気がします。なかったらいろんな意味で超絶魔境な環境でTCG版の再現というデュエプレのお題目は宇宙の彼方へ飛んでいくことになるでしょう。

という事で9弾以降が本当に不安です。本当はこの後EXパックの予想をしようと思いましたが、いろんな意味でここで力尽きたのでここまでとします。今後も不定期で考察などをしていくのでTwitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。