5月13日新弾カード紹介

昨日、一昨日と武者ドラゴンの基本的なデッキパーツが発表されました。それを見て思った事は相手のアガピトスはきついが武者から展開すればまだ対抗できそうな感じがしました。
 一方でメツ1枚で戦術が完全崩壊しそうでやっぱり弱いかなと思ってしまいました。メツCipでサポートの鳥がまとめて除去られ、ブロックされなかった時の6000火力で武者本体が破壊され、基礎パワーが負けていて殴り返され、大和のサポートがないとメツを除去できずゴッド・リンクされて蹂躙される未来しか見えないんですよね‥‥ここに単色獣という事でキング・アルカディアスに無力が加わるという恐怖のラインナップが完成します(驚愕)。そしてアガピトス、メツ(というか竜極神)、キングアルカを全て投入した恐怖のデッキが爆誕する予感しかしないんですよね~ウルコスやアラゴナイトが種になり、キングアルカに足りない盤面制圧をアガピトスと竜極神で補う対武者包囲網が勝手に完成します‥‥テストプレイは大丈夫?と問いたいですね。まぁ未公開カードに期待しましょう。

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 今日の1発目はO・ドライブの仕様発表から行きます。TCG版ではタップするマナの数と文明を指定してきて使いづらさが目立ったシステムですがデュエプレでは文明が解放されていてマナが余っていたら任意で能力発動となり格段に使いやすくなりました。一方課題としてはTCG版ではO・ドライブ能力を持っていることそのものが能力として設定され各カードの基本コストが割高or低パワーになってしまった点、O・ドライブで支払うマナの数が能力に見合っていない、この2点をデュエプレではどう改善するかだと思っています。その辺追加コスト=能力のコスト論になるのでデュエプレのインフレに合わせた形に改造してほしいです。

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 という事でO・ドライブカード最初の1枚はコアラ大佐でした。TCG版では結構活躍したO・ドライブクリーチャーなのでいい1枚ですね。まぁ見て分かる通りO・ドライブ能力を持つ=バニラよりパワー-1000されているという点でO・ドライブを発動させないと使う価値がないカードという点で運用に癖があるんですよね‥‥
 で、発動させないと意味がないというO・ドライブ能力、コアラ大佐はTCG版からちょっと変更されました。デュエプレではダイヤモンド効果に召喚酔いの解除がないので赤のO・ドライブがSAに変更され召喚酔いの解除を再現、白のO・ドライブをWB付与と能力を入れ替えることでTCG版とほぼ同一の能力を再現しています。O・ドライブ能力もSA付与、WB付与が実質1.5コスと悪くないコスパなのでTCG版でもドリームメイトデッキで活躍しました。
コアラ大佐の能力は次第点だけどデュエプレでは?となると、5コスSAのWB、実質3色クリーチャー、パワー2000‥‥ボルパンサーでよくね?となり、O・ドライブ能力はプレイした時(召喚した時)限定の能力なのでパンダで踏み倒して出た時はO・ドライブが(多分)発動しません。この二つの向かい風は結構厳しいです。と従来のドリメデッキには入れにくので、あえて使うならパンダ主体のデッキではなくゴリランボーを軸に速攻気味な構築にして実質4コスSAとして使うとかになるのかなぁ‥‥この辺実装されてみてからでないと分からないです。


 コアラ大佐の次は”囚われのパコネコ”が発表されました、あの~コイツ不死鳥編のカードなんですが‥‥という突っ込みを入れつつ、能力の欄は従来の2コスクリーチャーとは比較にならない詰め込み具合です(コレが魔改造の結果ではなく元からだったりする)。

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 コアラ大佐同様パコネコもデュエプレ仕様に合わせるために能力が微調整されました。変更がなかったのは他の味方ドリームメイトのパンプアップ能力。上昇値は1000とささやかですが、メツの全体除去にある程度対抗できる、パンダが7000になるのは結構重要です。バトルの代行能力は殴られた時のみと弱体してしまいました、ここまで能力を詰め込んだらしょうがないですね、TCG版が盛り過ぎといった方が正しいでしょう。最後の自身をアンタッチャブルにする条件はビークル・ビーがデュエプレでは全てドリメに変更になったのでドリメの進化獣が場にいればに変更されました。パンダやゴリラを軸に攻撃をするのがデュエプレのドリメなので能力の発動自体はそこまで難しくなく、アンタッチャブルという疑似除去耐性は最後の詰めで輝きます。一方でアガピトスのタップは他のドリメがパンパップする関係でパコネコが最低パワーになりやすくアンタッチャブルを貫通するオートタップで踏み倒されるアラゴナイトであっさり除去られます。自身の能力でバトルを代行するならモッフル、パンダ、ゴリラ、ジャッカルが場にいないと意味がないです。
 アガピトスへの対処、現パンダのデッキ構築を見ると、パコネコも従来のドリメデッキには入りにくいなぁと思います。となると新規のデッキタイプを考えることになり、候補としてはパンダではなくゴリラを主軸に据えた速攻寄りにドリームメイトデッキを組んだ方が活躍できるのかなぁと思いました。赤緑の2色で2コスはモッフル、ラルビン、パラリラを、3コスにゴリラ、リンパオを使い、パラリラのための多色を入れ奥の手のコアラ大佐とボルパンサーを添えた新たなデッキを組んだ方がパコネコは強いのでは?と感じました(この構築が環境で戦えるかという部分は棚上げする)。


 囚われのパコネコが発表されたという事で21時の発表はやっぱり”伝説のサンテ・ガト・デ・パコ”でした。

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 進化元にアーク・セラフィムが追加(種族にセラフィムは元からある)、それに合わせてキャントリ付与とコスト軽減能力もアークセラフィム対応に強化、キャントリはデュエプレ仕様の5枚以下に調整とドロー以外は強化調整を受けて実装されます。
 さて、こっちのパコネコはどう使いましょうかねぇ‥‥今のドリメに7コスは重くそれで出す進化獣がコスト軽減とキャントリ付与はちょっと嚙み合わせが悪いです。またコスト軽減&キャントリも盤面上限を考えると色々怪しいと運用が難しそう。セラフィム軸なら足りないドローを補え、盤面を増やした後余った数マナで進化GVのヴィーナスを着地させ盤面圧縮とフィニッシャーを展開できる。マナブーストとブロッカーがいるので着地までの耐久はドリメ軸より格段にしやすいので使うならセラフィム軸かなぁな気がします。その場合はATだが直接展開できるソルダリオスが競合相手になりそうです。殴る必要性の有無、マナから探索踏み倒しと手札からコスト軽減召喚の違い等を差別化として使っていくことになりそうです。
 運用するならギフトを絡めないと現デュエプレでは速度がキツイ。大型システムクリーチャーを使ってアドを稼ぐより超性能フィニッシャーを投げつけ合うデュエプレ環境でこいつが活躍するビジョンが浮かびづらいなぁと感じます。そう言っているとギフトで早期着地してコスト軽減とキャントリで盤面並べてヴィーナスを1コスで出して殴りかかるデッキがTUEEEE‼な事があるのが面白いところです。


 ここから少し蛇足という新弾のカード構成に対する運営への愚痴?のようなものをします。
今日のカードを見て思うのはコアラ大佐以外の2枚は8弾EXパックまでに実装しておけよと言いたいです。以下その理由という名の批判。
 まず一つ、弾の構成が綺麗じゃない。8弾がアポロヌス、メカオー主体にドリメデッキが組めるようにする、ここまではいい。なら8弾はティラノ、セラフィム、ドデビルのデッキ構築とドリメの補完をメインに据えるべきなのになぜゴッドと多色を足したのかが分からない。そして8弾まででハイブリット種族のデッキの基本を完成させた後、EXパックで各ハイブリット種族のデッキ構築のバリエーションを増やして9弾からゴッドと多色を出すという事をなぜやらなかったのか僕は問い詰めたい。
 次このハイブリット種族のバリエーションについてです。デュエプレのハイブリット種族のデッキはデザイナーズ色が強すぎるという事で賛否が分かれた意見が多いですが、TCG版ではハイブリット種族内でコントロールかビートダウン、フィニッシャーを進化GVにするのか種族の進化獣にするのかの選択肢がありました。足りないのは強さだったり、構築の費用が高すぎるのが問題だったんですがねぇ‥‥デッキ構築の幅を減らし戦術面も低コストクリーチャーで自分のアドを稼いだ後進化獣で殴るという戦術が駄々被りしているのはいかががなものかと思います。
 このデッキバリエーションの問題はカード不足が原因なので8弾(EX含む)で極神編要素を含ませたことが大きく影響している気がしてなりません。メカオーなら種族の進化獣がいない。ティラノはハンデスのソウルバイス・ドラグーンや除去スリリングスリーを持つペインシュート・ドラグーンが未実装となりコントロール構築が組めない&もっとキラゼクスのサポートを出して進化獣に頼らないビート系ティラノデッキ構築の確立。セラフィムはいっそのことアガピトスを種族をセラフィムにする&リクリート能力を3コス以下セラフィムにする調整をしてメカオーとの差別化(後、カードパワーの調整)とデッキバリエーションを増やす方法はあるんですけどね。ここにそれらを補完する先行実装カードやオリカを出すことで各デッキタイプの強さを調整してほしかったです。これで8弾と8弾EXパックに極神編要素を入れなくとも収録カードの枠を埋められると思うんですけどねぇ‥‥極神編を先出しするより僕はこれらをやるべきだったと思います。この辺、デュエプレは新弾のたびに新規要素を出さなければならない縛りに囚われている気がします。この新規要素出さなければならないも7弾進化GV、8弾スリリング・スリーという形で実装すれば解決できるんですがね、そうすればスリリングスリーのカードをもっと出せるんですが進化GVと比べて地味過ぎですかそうですか。
 そして、ドデビルはテクノロジー構築、進化GV軸の2種がある、弱いがグレンベルグ、アスティマートを使った構築も組めなくもないとバリエーションがあるだけにメカオーとティラノの構築の幅の狭さが目立っている気がします。ドリメは今日の発表でどの進化獣を使うかで速さのバリエーションが生まれましたがそれは9弾では遅すぎるんですよ、8弾EXまでに終わらせておくべきだったと僕は思っています。

 最後は新弾のカードは半分以上関係ない駄文ですが僕が今日のカード発表(もとい前々)から感じたことになります。今日のカード発表を見るに他のハイブリット種族の強化カードもある可能性があるので遅いと感じてはいますがデッキタイプのバリエーションが増えることは嬉しいので他の種族にもあることを期待しています。
 以上今日の新弾カード紹介、O・ドライブの発表とまさかのドリメ軍団でした。頑張って毎日新弾のカード紹介をして行きます。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。