12/3日新弾カード紹介

デッキビルダーの内容発表でNewで組めそうなデッキを考え始めようかなと思うが新弾のカード次第なところもあるので今日の新弾のカード紹介、行きます。

まず1枚目は”エンドブリンガー・ドラグーン”新弾のカードは発表が始まってから2週間以上経って不死鳥編期のアニメ、漫画の主人公が使う種族のカードが来ました。この遅さこそがティラノ・ドレイクという種族の不遇っぷりを表しています‥‥
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 TCG版からは一切の変更がないです。その効果はエンドブリンガーでに殴られた相手クリーチャーは除去耐性がない限り一方的に破壊できるというもの。攻撃で選んでいるので選ばれないアンタッチャブルも貫通、バトルを介さないので全てのバトルに勝つも意味がない。TCG版と同様ならバトルも発生しないのでブロックもできないと、破壊されない効果を持つクリーチャー以外は無条件で破壊できます。一方で殴り返しにはパワー500のクルトにも一方的に負け、ブロッカーで守る事も出来ないという癖の強いカードです(ある種不死鳥編のクリーチャーとはどういうカードかを端的に表しているともいえる)
 じゃあ、使い方は?となると光のタップカードと相性がよさそうですが汎用除去コンにこのギミックを組み込むスペースはない、専用デッキを組もうにもティラノ・ドレイクは闇と火の文明でそこに光を混ぜるのは構築が難しいと能力を生かしたデッキビルディングは難しいです。なのでティラノ・ドレイクデッキの3コスカードで殴り返し要員兼進化元として除去は怖いが置いておくカードになりそうです。ティラノドレイクにはラプトル・ドラグーンというサポート種族のブレイブ・スピリットが場にいると自分のティラノは攻撃されなくなるというカードがあるのでそちらとブレイブスピリットの実装があれば少し使いやすくなりそうです(うまく改変してほしいところではある)

次のカードは”ラッキー・ダーツ”聖拳編で登場した殿堂カードがここに来てまさかの実装です。
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 TCG版からは盾の選択は相手依存からランダム化とSTの追加という強化を受けましたがコストが1→5と大幅に上昇されたので実質的には弱体化していると言えます。
 なぜ、こんなネタカードみたいなのが殿堂入りしたかというと、当初は運が良ければ早いターンでロストソウルやインビンシブル呪文が撃てるネタカードでした。しかし覚醒編でEXゾーンである超次元が追加されたことにより、デッキ内がノンクリーチャー(つまりハズレなし)で1T目から運が良ければ7コスの大型クリーチャーをを出せる(超次元呪文はサイキックを出す以外の効果もあるのでアドがすごいことになる)という驚異の速度で最新ギミックの強力なカードを使い環境で暴れたため殿堂入りしました。現代では運が良ければ先行1T目に勝利できる条件がある事から殿堂解除はないとされているカードです。
 という事で、効果は強化されたが今後の事を考えてラッキーダーツはコスト増加という形で実装されました。まあタッチや汽車男をナーフするデュエプレで先行1T目ロストソウルは何言われるか分からないので妥当といえそうです。
 現状、デュエプレには超次元の影も形もないので当分は実況動画の配信者たちのおもちゃカードとしての活躍が主になるでしょう。ちなみにテキストの盾一つの中から呪文をすべて唱えるは今は盾は一つ=1枚ですが今後”シールドプラス”という能力(有名なのはプレ殿のミルザム)で一つの盾に2枚以上のカードがあるという状況が発生するため、その際の混乱を避けるためのものだと思います。

次の発表も呪文でした。闘魂編から遅れての実装となった”無限掌”です。



 効果はそのままにコストが+2されました。デュエプレでは制圧力が高いカードは軒並み弱体化されるので無限掌もその対象となってしまいました。
 バトルに勝ったらアンタップという事でタップカードやアンタップキラー(付与)のカード相性がいいです。TCG版からのコスト増加はホリスパとは相性が悪くなったがバリアントスパークなら必要コストは6コス(メタモーフがあるので7マナ以上必要だが)で実用範囲内、フルコマンドはないがクエイクゲートはある(これまた6→7コス)とそこまでコスト増加が痛いというわけではないです。十分にリペアが効く範囲内です。
 他の使い方としてはブロッカーは少ないがクリーチャーを展開する遅めのデッキに速攻対策として積まれる場合がありました。複数体を殴り返しできるので実質自分のクリーチャーよりパワーが低い相手のタップクリーチャーを破壊する除去カードとしての運用です。この殴り返しの除去カードとしてはバジュラのデッキに搭載され、バジュラのランデス効果を1T中に複数回使うというコンボもあり地雷としては十分な実用性なのでバジュラを使ったデッキでは隠し味としてピン刺ししても強い使い方ができました。
他のアタックトリガーとのコンボもデッキビルデングが面白く魅力的なのでコスト増加で制約は増えましたがそれでも面白いコンボなどにも活用できるのでなかなか魅力的なカードなのが無限掌です。

本日最後の発表されたのはティザーでも名前が明らかになっていた”蒼神龍スペル・グレートブルー”です。
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オリジナルからはVR→SRに格上げとコスト-1、踏み倒す呪文の無制限化と外れた場合は墓地ではなくドローになったという事で強化されています。
能力はそのままデッキトップをめくって呪文ならタダで使えるというもの、コスト制限はないのでインビンシブル呪文も使えますが現状山札の上を操作するパルピィ・ゴーピィもアクア・アナライザーもいないので不確定要素が大きすぎていまいちだと思います。デュエマはプレイヤーへのダイレクトアタックが決着手段の基本でこれができるのはクリーチャーだけというルールなのでフルクリーチャーデッキは強さは別として成立しやすいですが呪文主体のデッキははどうしてもダイレクトアタック要員必要で不純物が多くなりやすく呪文の踏み倒しがあまり強くないです(この欠点を超次元で補えるからこそラッキーダーツは壊れてしまったのだが)
 という事なので、スペル・グレートブルーはガチャカードとしてネタデッキが組まれる程度かなぁと思います。正直に言うとペガサスのアッパー調整みたいに山札からランダムで呪文を引っ張り出して唱えるくらいは欲しかったところです。もしくは山札のトップを操作するカードがないとデッキを組みたいにならないんじゃないかな…と思うほどには不安があるSRです。
またAT能力なので召喚酔い中の除去も怖いです。6コス以上はデモハンが飛び始めるので何もできずに退場という事が多くなりがちで、呪文を踏み倒すスペル・グレートブルーはSA付与をしようとするとハズレが増えるというジレンマを抱えるなどでネタカードの域を出ないというのが自分の雑感になります。

今日のカードは不死鳥編らしいハイブリット種族で癖の強いカード、呪文とそれにまつわるカードの発表になりました。実用性はさておき、ラッキー・ダーツとスペル・グレートブルーは新弾が出るたびにインフレによる呪文の選択肢の増加。無限掌もインフレでアタックトリガーで強いカードは今後も出ると”強化はされ続ける”カードなので何かのきっかけで注目されるかも?といったところです。
以上、今日の新弾のカードは4枚発表したけど癖や能力が独特過ぎてネタカード?でした。できるだけ毎日、新弾のカード紹介はして行こうと思います、Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。