祝デュエプレ1周年記念!!~スーパーデッキとSPマッチについて~

本日をもってデュエルマスターズ・プレイスは1周年を迎えました!!この1年、最初はどうなるんだこのゲーム‥‥という感じでしたが、夏を境に様々なてこ入れが成功し何とか辿り着きました。という事で当ブロマガも数回にわたって1周年記念の内容についてあれこれと考察していきます。

 まずはデュエプレにも来たスーパーデッキについてです。おっさんな自分大歓喜の商品です。こいつが出た衝撃はすさまじいものでした。パッケージ、収録内容全てにおいて当時の子供たち=現アラサーからアラフォーのおっさんの思い出が詰まった商品です。
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 TCG版におけるスーパーデッキはデュエマ5周年を記念して販売された商品シリーズでした。なので従来の構築済みデッキは箱型で販売していましたが、スーパーデッキは円形の派手な形をし、デッキの目玉カードの数々を前面に押し出し、見るだけですげぇカードが入っているとわかる商品になっていました。
というのもスーパーデッキはデッキコンセプト達成のために必要なカードをレアリティ関係なく投入、逆転のためのSTもフル投入と子供たちや初心者が買ってルールとデッキの回し方さえ覚えれば野試合くらいなら簡単に勝つ喜びを味わえるという衝撃の商品でした(従来商品ではとても考えられなかった)。そしてその目玉カードたちがパッケージに何枚も見えるという一目見て買いたいと思わせるようになっていました。当然お値段も張りましたが(約5000円、従来の構築済みデッキの約3倍)そんな事は些細な問題です、というのも収録カードのSRは大半がすでに絶版、シングルカードでスーパーデッキを再現するより格段に安く、入手が簡単だからです。一方でカードは全て銀枠ホイル仕様で絶版カードの価値が下がらないような配慮があり、やはり改造した際に銀枠と黒枠が混ざるのは座りが悪いといった事もありました。ついでにこの銀枠ホイルはカードのそりがひどく(買った事のあるおっさんにはわかる)改造すると余計に目立つのだけが難点でした。
DMPS-01『レイジ・オブ・ドラゴン』

 そんなスーパーデッキがデュエプレにも来ます。で、その収録内容も従来の構築済みデッキの倍のSRを投入など気合が入った収録内容です。でもやっぱりTCG版より豪華さで負けるなぁ…TCG版のスーパーデッキ「ヘヴン・オブ・ドラゴン」はバルガゲイザー4枚、BWD1枚、アルティメット・ドラゴン(当時はSR)2枚、バルキリー・ドラゴン(当時はSR)3枚(加えてインフィニティ・ドラゴン2枚)と比べる方が間違っているのか(TCG版の「バイオレンス・エンジェル」なら当時のSR4枚、「キャッスル・オブ・デーモン」はSR7枚)それとも足りない分は生成or入手済みだからいいよねなのか判断に困ります。とはいえ従来商品より格段にデッキの完成度は高いと思われるので無料配布チケットと合わせれば十分でしょう。そして当然値段も3000ジェムと従来より高い値段なのもTCG版と一緒です。そして大事なのはパッケージが丸いという事!(ここ、すごく大事)かつてのスーパーデッキ再現をすることに意義があるというこだわりが非常に大切です。とまあ細かいところはどうでもよくて、きちんとスーパーに相応しい豪華な内容ならそれでいいんです。バルガゲイザーが4枚よりサファイア2枚の方がいいよねとかきちんとわかっていればいいんですよ。環境とか考えていないのはTCG版と変わらないし(ガイオウバーンとかが頭おかしいだけ)、こういうのはお祭り感が大事です。

 で、こっからまじめな話です。スーパーデッキに収録されたカードは来年1年間NDで使えます。恐らくこっちの方が重要な人も多いと思います。で、自分は周年記念商品は再録パックと予想していましたがスーパーデッキによってハズレとなりました。が、しかし再録メインな事には変わりないので答え合わせをしようと思います(これが今日の本題)。全カードが開示されていないですがとりあえずパッケージのカードからピックアップしそれ以外でめぼしいカードがあったら後日また答え合わせをします。


 まずは「エイジ・オブ・ドラゴン」からです。連ドラが楽しくなってきた時に使えなくなるというのは寂しいのでバルガゲイザーは来年もNDで使えます。やはり連ドラのキーカード、これからも充実していくドラゴンたちを踏み倒していきます。
デュエプレ】「地獄スクラッパー」の評価と採用デッキ | 神ゲー攻略
 
そしてある種バルガゲイザーよりも重要なのが地獄スクラッパーです。スクラッパーがないと赤のトリガーどうするんだになるので必要不可欠なカードになります。ネタに走るならまたしてもコッコ・ルピアが収録されています。ビルダーでも収録されただろと思いますが、コイツがいないと回らないのも事実、これから何回でも再録されるのでそのたびにまたお前かという事になるのでしょう多分。他はまぁNDでサファイアが使える期間が2か月伸びるとかそれくらいです。後はサファイアとバルガゲイザーとヴァルキリアスの下のカードが何か次第なので全収録内容が公開されてからになります。

お次は「セイクリッ・エンジェル」、こちらで一番大事なのはアクアンです。
デュエプレ】「アクアン」の評価と採用デッキ | 神ゲー攻略
 
やはり来ました、今は環境で見かけないですが極神編に入れば必要になるのでNDで使い続けられるというのは非常に重要です。他はトリプル・ブレインは微妙なところ、エナジーライトとブレイン・チャージャーに押されて使われていないですからね。SRのアムシオンは個人的にはサイフォスの方がよかったです。後はめぼしいカードが少なそうですがパッケージに無いカードに掘り出し物が眠っている可能性が高いのでリストが気になります。

最後は「リターン・オブ・デーモン」、まずピックアップするのはボーン踊り・チャージャーです。ロスト・チャージャーに押されていますが枚数重視だったり、低コストカードを落としたい時にはこちらを使いたいという場面もあるので使い分けることで居場所を確保したいところ。ゲートやグールの実装で本格的にリアニメイト戦術が可能になったのでボーン踊りもこれからのカードの実装次第では活躍しそうです。他で大事なのは緑の貴重なドローソースになる口寄せの化身です。残念ながら二角の巨人は漏れてしまいました、なのでNDではマナ回収が難しくなることになります。なのでNDで青が絡まなくて緑を使うデッキでは口寄せが貴重なドローカードとして1年間通しで使い倒されるでしょう。後はやはり下のカードです、バロムエンペラーが極神編のカードな事を考えると軽いデーモンコマンドが欲しいのでリストの公開を待っています。

 スーパーデッキ関係はこれくらいにして次は12月最後のイベントSPマッチについてです。今回もまたスタートチャージ10です。またか…とかえぇ~‥‥豪華なログインボーナスで人を集めている時期に新規に厳しいルールとか何考えているんですかねぇ‥‥と最初はぼやいていましたが、今回は前回(にじさんじコラボの時)の反省を踏まえたのか、大会ルールと同じように全プレイヤーが全カードを使用可能にするという形で敷居が低下しました。使えないのはイベント配布のプライズと1枚(後で話す)で他は大会モードと同じ仕様でデッキが組めます。新規に優しい仕様で構築の自由度が勝利に直結するルールなので個人的には手のひらを返して「よくやった」と言います。
デュエプレ】「ボルメテウス・サファイア・ドラゴン」の評価と採用デッキ | 神ゲー攻略
 一方で、10マナスタートで対策が非常に困難で先攻後攻の差が絶望的になりお手上げ状態になるという事でボルメテウス・サファイア・ドラゴン君は出禁になりました、当然ですね。先行初手サファイアはこのルールでは一発レッドカードの犯罪ムーブなので禁止にされて当然です。サファイア実装で開催が絶望的だったスタートチャージ10ですがサファイアを出禁にするという形で開催してきました。そして報酬がサファイアなあたり、勝ってサファイアを取り戻せ的な何かを想像してしまいますが多分そんな意図はないはず。
新規に厳しいという点を全カード使用可能にして敷居を下げ、環境を壊すこと必定なサファイアを出禁することで1周年に相応しいお祭り感あふれるSPマッチになりそうです。前回から6弾と7弾が追加され戦術の幅も広がりました。新規やライト層に限らず全カード使用可能という事で様々なカードが使えるのでこの機会にいろんな戦術、カードを使ってみましょう。


再録メインはパックではなくスーパーデッキでしたが再録カード自体の予想はそれなりにいい線を突いたのかなぁと思っています。判明していないカードにも重要なカードがありそうなので全リスト公開が気になります。そして全カード使用可能、サファイア出禁のSPルールは非常に楽しみです。新規も古参もライト層もカードプールに差がない以上対等です。差をあるとすれば発想力とそれを実現させる構築力とプレイングです。様々な戦術が乱れ飛ぶデュエマならではのド派手な戦いを新規や初心者ライト層も楽しめる仕様になっているのでクリスマスから年末にかけて遊んでいきましょう。以上祝デュエプレ1周年記念!!~スーパーデッキとSPマッチについて~でした。今後も不定期で考察やデッキ紹介などをしていくのでTwitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。