デュエプレ1周年記念イベントについてその2

今日からSPマッチが始まりました。クリスマス仕様のジェニーが配布されるので実質クリスマスイベントも兼ねています。という事で1周年で本日話題になった事柄についてあれこれ突っ込んでいきます。
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 まずはSPマッチ。全カード使用可能なため誰でも対等な条件で参加可能で皆さん自分が考えた最強のデッキを持ち込めるルールでの開催です。自分は10000ポイント獲得分やりましたが使ったデッキは連ドラです。この連ドラも使用者によって個性が出ていますね。インフィニティがいる場でバザガジールを毎ターン出し入れしてドラゴンを呼ぶ、カチュアシュートでおみくじ感を楽しむなどなど普段は机上の空論みたいなコンボも現実的にできますからね。アポロヌスの早期召喚狙いも一定数いるみたいです(デスフェニ、エタフェニ併用型もいる)。
 他に強そうなのはやはり天門にアルファディオスをぶち込んだデッキですね。最速2T目にアルファディオス着地は同型以外のデッキが詰みになるので対策札がない場合は即爆発するしかありません。
 10マナスタート、6弾、7弾のカード追加によってSPマッチはかなりの高速環境&理不尽押し付けムーヴゲームと化していますが使えるカードは皆対等なため、やられたらやり返す、相手のデッキを参考にして使ってみる、メタを考えて試す等々でこのお祭りイベントを楽しんでいきましょう。具体的にはメタモルフィース、インフィニティの能力やザークピッチなどのマッドネス能力ははアルファディオスのロックに引っかかりません。アポロヌスのマナ破壊は相手が選ぶタイプの除去やスレイヤー、ガルザークの効果などのオート処理に引っ掛けることで除去ができるなど対処は限定されますが意外と抜け道は多いです。
 一方でドラゴンデッキが多く、ザークピッチなどのマッドネスが多いためかハンデスはあんまり見ないですね。見てもメテオキャノンやザークピッチ着地で効果が薄いので呪文のハンデスは使われていないみたいです。ただドラゴン系にはベルザローグ入りは多いようです。
 また、こんな時でも(こんな時だからこそ?)ツヴァイやダイヤモンド・ブリザードを使う人もいるみたいです。一方で無課金、微課金組が重宝していたキャントリ速攻は見かけていません。全カード使用可能なため派手なSRをたくさん使ったデッキを組めるという事で使う人が少ないのかなと感じます。後はやっぱりインフレに追い付いていないといった感じでしょうか。その辺も含めて流行の変化もSPマッチならではなので楽しんでいきましょう。

 もう一つはコロコロオンラインでディレクターへのインタビュー記事が公開されました。まあ、突っ込みどころが多いですわな。テストプレイを重ねたとありましたが初期のダイヤモンド・ブリザードは間違いなく開発の段階で気づかなければならないカードです。そんなブリザードとテストプレイをした結果、ボルバルマスターズの再来が起きてしまいました。開発がハンデスボルバル、天門ボルバルというデッキタイプに気付かなかったという点はテストプレイ不足と言えます。まぁボルバルに関してはダイブリ、WS、クイーン・メイデン以外のビートデッキのパワー不足の結果もあっての事なので一概にボルバル単体の問題というわけではないとも思います。この時に7弾のドリームメイトくらいのカードパワーがあるデッキを組めるようにカードを実装したらボルバルマスターズはもう少しおとなしかったかもしれないのでインフレの未発達が招いた事態とも言えます。
 またコラボイベントの開催などはディレクターの趣味の意向が強く反映されている感じなので、その辺での私物化は職権乱用→身内ネタ→内輪受けのコンボでプレイヤーがシラケてゲームに対する熱が冷めてしまうのでそういうのは控えてほしいと思います。やるなら周囲のスタッフ(無論イエスマン以外)たちと入念に打ち合わせや調整、マーケティングをした上で開催してほしいです。
 現環境はというと、強いカードは多いものの互いが牽制しあって辛うじてメタが回っている感じなので、調整一つ失敗すると壊れる可能性があります。とりあえずテストプレイ時の致命的な見落としはなさそうですが、ツヴァイマーキュリーの同時展開、次弾以降のカード実装を考えてなさそうなゲート、アポロヌスのパワー30000はテストプレイではどう”問題がなかった”のか聞いてみたいところです。マーキュリーに関しては他の進化GVとの兼ね合いという擁護点があるとはいえ、この3つの要素は後々に響く可能性が高いのでもう少し安全運転なカードの実装をと思います(それで5弾環境のように新弾の目玉が使われないというのは問題なのだが)。またそろそろ長期間環境トップにいるデッキのキーカードに調整が必要な位にはデュエプレも到達したのかなと感じます。この辺もかなり難しい問題なので慎重にされど迅速かつ適切な調整を運営がしてくれることを願っています。
 後、若干環境の速度が速いのでは?と感じるかもしれませんが、7弾フェニックスが展開力特化なのに対し8弾実装予想のフェニックスは種も含めて除去能力とかを持っていくると予想しているので8弾環境はゲームスピードが遅くなるため今の速さは一時的なものだと自分は思っています。

DMPS-01『レイジ・オブ・ドラゴン』

 最後はスーパーデッキ「レイジ・オブ・ドラゴン」の全カードが判明しました。予想通りドラゴン特化構築でした。え~個人的にはペッペ・パインよりトット・ピピッチの方がよかったです。またコンセプト外のカードの収録はなかったので8弾実装でサウザンド・スピア、9弾以降の実装で各種赤緑の多色カードがNDで使えなくなります。8弾以降も続くであろう進化GVフェニックスの種を並べる戦術にサウザンド・スピアが使えなくなるというのは影響が大きそうです。特にアポロヌスのデッキはバディとセンチネルしか裁きの対象にならないので勢力を伸ばしそうです。サウザンド・スピアと同時にペトローバも落ち、NDの一斉火力除去は裁き一択になるのでその辺も環境のバランスが変わりそうな要素です。
 ゴンタを代表する赤緑の多色カードの脱落も影響が大きいです。現時点ではクイーンメイデンがNDで使えなくなるだけですが、現状のままなら極神編のエンペラー・マルコのデッキは強い弱いにかかわらずTCG版の再現をするならAD一択になってしまうので代替となるカードの実装が必要になります(候補はあるんだけどね~‥‥いまいちかみ合わせがよくないのよ)
 まあ、中身もガチを考えるとやっぱり”改造は必須”です。最低限バルガゲイザーの増量などはしないとカジュアルでも若干厳しそうです。この辺は改造する楽しみの部分もありますので一概には言えません‥‥とはいえ改造前提ならALL6弾以前のカードで構成して7弾のカードでパワーアップていう宣伝の仕方とかすれば課金とか煽れていいんですがねぇ(無課金でもフレミングジェットとか突っ込めば強化になる)とぼやきます。

 明日には1周年記念放送があります。スーパーデッキによって1弾から6弾のカードでNDで使えるカードが順次判明していきますが、今日の中身を見るに極神編の目玉の一部はTCG版の再現はNDで構築不能、AD専用となる可能性が高くなりました。このため運営にはNDとAD両方を盛り上げなければならないというDCGとしてはかなりの難題と向き合う1年になりそうです。プレイヤー側もより多くの決闘者がNDとAD両方を遊んでほしいと思っています。自分もND、AD問わず記事を公開していきたいと考えています。以上、デュエプレ1周年記念イベントについてその2でした。今後も不定期で考察やデッキ紹介などをしていくのでTwitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。