8月14日新弾カード紹介

昨日からナイトの発表も始まり、10弾メインとなる2台巨頭が揃いました。両者共にデュエプレ環境に食い込むには大なり小なり課題があるのでそれに対してどう対処していくのか、不遇好きが感じている今後の発表の注目ポイントです。




昨日の流れを引き継いで今日最初の1枚は”魔弾ソウル・キャッチャー”カードイラストのデモハン感とは打って変わって墓地回収のナイトマジック呪文です。

TCG版からの変更点は回収がランダムになったこと、探索の場合ナイトマジックによる連射でテンポとターンの制限時間による制約の結果弱体化されたのだと思われます。この辺、デュエプレのサービスインの際に4ゲーマーズかどこかで1試合あたりのプレイ時間を7分前後に納めるという御題目にとらわれ過ぎているような気がしてならないんですよね‥‥ボルバルやアポロヌスなどもこの1試合の時間を意識して作られたのであろうと不遇好きは推察しているので、そういう理念でゲーム性をないがしろにするのはやって欲しくないというのが本音です。

話がソウルキャッチャーから脱線しましたが、このカードの運用にはブラッディ・シャドウやデ・バウラ伯の実装発表待ちな所が多く、現時点での評価ができないです。特にブラッディ・シャドウは多色なため10弾に収録されず10弾EXに回される可能性が高いので、ブラッディ・シャドウの実装発表まではソウル・キャッチャーは実装されているんだくらいの感覚になりそうです。4コス以下のナイト獣は回収しなくてもゲキでリアニメイトできるって言うのがそれに拍車をかけるんだよなぁ‥‥


戦国編はナイトやサムライがメインだけどそれ以外のカードももちろん収録されています。今日の2枚目は”光神龍ラル・アブゾーバー”でした。





TCG版では転生編のクロスギア、インパクト・アブゾーバーの転生版カードとしてブレイク枚数を1にする効果を引き継いだクリーチャーとしてラル・アブゾーバーは登場しました。
そしてデュエプレへ転生するとプレイヤーへの攻撃不可能力削除とブレイク枚数の固定能力を相手限定へと強化されました。5コス5000の攻撃できるブロッカーに加えてメリット能力があるのでTCG版以上に戦国編での単色カードのスペックとは?を顕しています。戦国編期から5コスのクリーチャーはバニラと同じスペックにメリット能力が足されることが多くなりました。
 
しかし、デュエプレのラル・アブゾーバーはイマイチな予感がするんですよねぇ‥‥素直にクロスギアのインパクト・アブゾーバーをサムライ化させた方が強いのでは?と不遇好きは断じます(外れたらゴメンネ)
理由は多岐にわたります。まずはクリーチャーにしか反応しないのでフォートレスには無力、加えて最大のメタ対象だったアポロヌスが殿堂入りし見かける機会が激減したことによる需要の低下5000のブロッカーという事でボルフェウスやボルガウルの火力除去、メツのサボタージュ6000火力、そして各種ブロッカー破壊によってさっくり除去されるので専用除去でしか除去できないクロスギアの方が個性的な常在効果を生かしやすいんですよねぇ‥‥
そしてブレイク枚数を1にしてもじゃあ、ゲキメツでペチペチ殴られるとトリガー発動の確率は下がって、ランデスによって負けないけど嬲られる刑に処されたり、じゃあ数の暴力で押し切るに対しては無力という分かりやすい欠点もあるのでアブゾーバー君は外れVRな気がします‥‥




お次も光のVR”光神龍ザ・イエス”の発表でした。TCG版からATによるシールド・プラスがCipとATによる純粋な盾追加になりました。この変更は強化に近いですね、Cipでも盾にカードを送れるので盾のカード総数ではデュエプレ版の方が多くなります。
ささやかに強化されたのですが、こういうカードは雑にブロッカーが付いている方が強いんだよなぁ‥‥天門で出せればCipで盾追加ができて2面止めれたり、次弾以降でくるミルザムと出せば盾0からでもミルザムのウルトラ・シールドプラスが使えるというコンボによって採用価値が生まれるのですが‥‥そんな夢は見られなかった。
ドラゴンではあるので受けが弱いというドラゴンデッキの弱点を補ってくれるのですが、ドラゴンデッキの基本は殺られる前に殺るなのでコイツで盾を増やすよりはSAを投げつけた方がいいんですよね。受けにしてもブロッカーが付いていてマナが伸びるロマネスクという壁があるのでザ・イエス君も上のラル・アブゾーバー同様、VRで出すべきカードなのか?という疑問が付いて回ります。

ザ・イエスの能力がシールド・プラスではなくなったのですが、戦国編での新規キーワード能力の数が多いので仕方がないのかなと思っています。じゃあ、シールド・プラスはデュエプレでは登場しないのかとはならないと思っています。プレ殿カードで天門強化になるスターカードのミルザムがいるので、シールド・プラス関係は10弾EXの新規ギミックとして少数精鋭で実装されると不遇好きは予想しています。


今日は白VR2枚だから最後も白でくると思っていましたが青の”蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド”がTCG版同様SRで発表されました。





TCG版同様手札を全て墓地へ、盾を全て手札に加えて山札の上から捨てた手札と同じ枚数を盾へ置くテクニカルなカードです。
主な用途は墓地を肥やすデッキでの速攻・ビート対策。殴られて手札が増えているときにコイツを出せば墓地を一気に肥やしつつ盾を増やすことで延命する事ができます。
とはいえ、こういうカードはコンボに使ってナンボなのですが不遇好きのデュエマIQではテクノロジーから出せば盾が9枚になるぜすげぇだろ以外に実用的なコンボが思いつきませんでした(悲しい)。でもテクノロジーで出しても山札が一気に削れるというリスクの割にコイツの墓地肥やしが生きる構築はまだ作れないと思うんですよね‥‥山札を大量消費して手札数枚、盾9枚、墓地に最低10枚、盤面にコイツ+αからどうやって勝つのか?というビジョンが見えないのでテクノロジー殿堂入りの原因を一概にコイツが原因とは断言できないかなぁ。
こういうカードはコンボが開拓されると一気に凶悪なカードへと変貌するので、他のカードを見ないとどうにも評価できないというカード紹介の天敵とも呼べる1枚です。とはいえ、TCG版でチェンジ・ザ・ワールドを使ったぶっ壊れコンボが開拓されたという事はなかった=採用デッキが見つからなかったため実質ハズレ枠、趣味用カードの域を出なかったです。なのでデュエプレでも現状墓地を肥やすデッキの速攻・ビート対策カードとして採用を検討する止まりなカードな気がします。

今日の公式発表はVR2枚、SR1枚と派手そうに見えて、実際使われるのか?を問うと現状厳しいカードしか発表されませんでした。白のVRはクロスギアだったら、ブロッカーが付いていればという些細な変化で評価も上がりそうなのですが、このスペックではVRとしての格はないと感じています。SRのチェンジ・ザ・ワールドは色々出来そうなのですが、TCG版での結果や現状のデュエプレのカードプールを考えると使われるのかなぁという評価にとどまっています。
これで今日のカード紹介を終わります。頑張って毎日新弾のカード紹介をしていきます。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。