8月11日新弾カード紹介

本日より始まった10弾のカード紹介という事で、恒例行事、新弾カード紹介をやっていきます。事前公開のカードを即日で紹介するので実装後と差異が発生するのは御愛嬌として新弾に実装されるカードたちをあーだこーだ言っていきます。

卿のカード紹介はクロスギアの紹介&サムライの顔見せという事で公開枚数は少なかったですが、動画にて多くのカードたちが登場しました。という事でカード紹介の前にクロスギア関連のギミックの確認から。



大体画像を見ればOKですが皆さん気になるのはクロスギアによって盤面を圧迫するのかどうかですよね。見て分かる通り盤面の7体制限に含まれます。という事で公式の紹介動画のようにジェネレートできるからと言って考えなしにクロスギアを場に出すと盤面が埋まって肝心のクリーチャーが出せなくなるので気を付けましょう。いきなり不安要素が出てくるんですが‥‥




お次は特定のクリーチャーはクロスギアがクロスされていると能力が追加されるアクセル能力、初出は転生編。見れば分かりますがアクセル獣はアクセルなしの場合バニラなカードが多いです‥‥





最後は侍流ジェネレート、クロスギアをタダで場に出せる踏み倒し能力です。なおクロスのコストは必要です。という事でクロスギアの能力を発動させるには基本コストを支払うことに変わりはありません。


とまぁ、ジェネレートとクロスで支払うコストが違う以外TCG版と変化がありません。果たして大丈夫なんですかねと不遇好きが思う位には変化が無いです。クロスしなければクリーチャー、クロスギア双方ともに能力を生かせないというのは構築やプレイ時の安定性が犠牲になる。その一方で得られるアドバンテージはそこまで大きくない。Cipや呪文による確実性のある動きの方が強いといったTCG版の反省が今のところ見えないデュエプレのクロスギア。こうなったらインチキカードを多数出していくしかないという事で個々のカードを見ていきましょう。





10弾一発目のカードはこの”風来の股旅ビワノシン”でした。探索化以外TCG版とスペックに変わりはありません。
この探索化、めちゃくちゃ痛い弱体化です。サムライすべてが探索対象なためサムライのクロスギアとクリーチャー全てが対象範囲になり狙ったサムライを手札に持ってこれないといった事態が頻発しそうです。こうなるとコストが軽いのも考えもの、序盤の動きを安定させようと小型クロスギアを多数入れるとデッキパワーが下がりとりあえず1ドローにしかならない。一一方で枚数を絞るとアクセル自体が発動できず本末転倒と扱いが難しい。
と、3コス小型獣のアクセル一つをとっても運用に頭を使う必要があり、使うと大して強くないというなぜサムライ&クロスギアがイマイチだったのかを端的に表しています。





侍流ジェネレートの紹介役となったのがこの”大神秘ハルサ”TCG版と同一のスペックでアクセル能力でマナ送りの確定除去が撃てる進化獣です。
5コス9000とアクセル能力が条件付きな分基本スペックは高いです。が、基本スペックが高いだけではやっていけないのがデュエマ/デュエプレワールドの常識。
そして、このカードというより、アクセル獣全てに言えるのは左上の数字が嘘な所。従来の左上の数字が飾り勢は実質の数字が減っていくとか0になるなど数字が減っていきます。が、アクセル獣はアクセルなしの場合バニラな事が多いのでフルスペックにしたいのなら左上の数字以上にマナを支払わなければならないという爆弾を抱えています。という事でこのハルサ君の最低コストは6になります。
とまぁ、運用が大変なのがアクセル獣、TCG版では1枚たりともアクセル獣が環境第一線で戦う事はなかったがデュエプレではリベンジができるのか‥‥実装後に答えがでます。




ここからは紹介動画カードたち。まずは基礎クロスギアのフェアリー・アクセラ―とメモリーアクセラ―。コスト最低の1という事でTCG版との差はなし。動画ではバカスカ並べていましたが盤面上限にカウントされる以上、場に1枚あれば恐らく大丈夫でしょう。つまり手札にだぶついたら事故ります。そしてクロスしないと意味がないのでクリーチャーも必要と手札の要求値が高くなります。そして付与がAT、ワンパントリガーのリスクを背負って1枚のアドを取りに行きます‥‥フェアリー・アクセラ―はガントラ・マキシパマスでOKなよかーん。




お次もTCG版から変更なしのカード。トドロキはアヴァラルド公と対になるカードだが強さは雲泥の差。TCG版でクロスギアはそう多く積まないので山札の上3枚では普通にハズしが発生するため全く使われなかった1枚。盤面上限があるのでデュエプレではなおの事使いにくそうな予感。


もう一体のベンケイも使われませんでした。理由は最強のクロスギアバジュラズ・ソウルのコストが5で侍流ジェネレート獣には4コスのアクア・ツバメ返しがいるためマナカーブが合わないベンケイに声が掛からなかった。
という事で画像のスペックからデュエプレ版ではパワーが3000に下がる代わりにシールドトリガー能力が追加されました‥‥その調整で使わせる気あるんですか?と詰問したいというのが僕の現状。理由はトリガーで侍流ジェネレートをしても受けとしてほぼ使えないから。ジェネレートだけで受けになるクロスギアは2000以下を攻撃不能にするノーブル・エンフォーサーだけ、相手の残りアタッカーがWB以上という限定でインパクト・アブゾーバー使える可能性がある‥‥2種類しかいない上に止められる範囲や条件が狭すぎるんですが。TCG版のクロスギアのカードを全て見渡して侍流ジェネレートのクリーチャーにトリガー能力を足そうという発想に僕はびっくりしました。ちなみにクロスギアのトリガーにはシールドトリガーXというキーワード能力によってトリガー発動からクロスまでノーコストで場にクリーチャーがいるとブロッカーを付与できたりとTCG版では使われなかったがデュエプレベンケイよりは使える形に仕上がっています。TCG版よりインフレしているデュエプレでTCG版に負けているってどうなのよ‥‥
なのでベンケイが使われるとしたら場にあるだけでブロッカーになるとかのオリカクロスギアが来ない限りは使う必要のないカードな気がします。



10弾最初のオリカになった”鍛冶の行商”クロスギア版クラゲンというスペックのカードです。次のターンが3マナという事を考えるとジェネレートとクロスの合計コストが3以下のクロスギアを持ってくるのが強そうに見せかけて強くない予感。理由はマナ加速するなら青銅の鎧の方が必要カードが少なくCipとATの差が大きすぎるから。つまりコイツで1マナ加速or1ドローするなら青銅やウルコス、クウリャンやアクア・ハルカスを使った方が基本強い
という事で、実際に使うには侍流ジェネレートなどを駆使する事前準備としてそれなりにサイズのあるクロスギアを手札に引き込むために使うのがいいのかなぁと思っています。


ここからは画像を用意できなかった勢。

隠れんぼの達人コンコーン 赤2コス2000
TCG版ではシールド・フォースで攻撃されないという何を考えたらその組み合わせでOKが出たんだという能力をアクセルで攻撃されない変更。ATの付与が多いクロスギアとは相性が良くなった。

パーフィン 青5コス3000
・盤面圧迫があるのがデュエプレという事で場のクロスギアを場に戻せる能力をもったトリガークリーチャー。またクロスギアを手札に戻すとバウンスができるという事で受け札にもなり得る。が、コイツでクロスギアを手札に戻す必要があるくらいに場にクロスギアを並べるのかというとう~ん?と考えてしまう。

アクア・コテガエシ 青2コス1000
・アクセルで1ドローのリキピ。フェアリー・アクセラ―なら1ドロー1ブースト、メモリーアクセラ―なら2ドローとアドは稼げる。が、1000なのであらゆるトリガーで退場するのでそう何回も殴れる保証はない。盤面圧迫もあるのでブロッカーがいる場面でも特攻する動きもありそう。

いきなり不安前回のサムライ&クロスギアだなぁと不遇好きは感じました。9弾EXのサバイバーも紹介動画の構築ではなく別のタイプが強かったのでサムライもそうであることを願っています。なので今回の紹介動画はあくまでも顔見せで実装後に組まれるデッキは違った形になりそうです。

今日の動画で最大の告知は既存クリーチャーに種族が追加5コス以上の大型クロスギアの存在の発表。この2つが最大の目玉かなぁと思っています。
種族追加はこれまでで先行実装されサムライやナイトが削除されたクリーチャーに追加されたり、TCG版同様に大和に追加だと思われます。武者は微妙なところです、ザンゲキマッハアーマーにサムライ追加が内蔵されているのでマッハアーマーの仕様次第で武者にもサムライが追加されそうです。
大型クロスギアは侍流ジェネレートによる旨味が大きく、インフレしたデュエプレではどんあ強いクロスギアになるのか今後の発表に注目しています。


以上今日の新弾カード紹介でした。頑張って毎日新弾のカード紹介をして行きます。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。