2月4日新弾カード紹介

昨日のラルゴバニスのFTでビッグバンVSネプチューンが超獣世界では起きたという事でこの二体の進化GVはデュエプレに実装されそうです。これによってTCG版不死鳥編ではラストがビッグバンVSブラックホールだった構図が変わりますが、ネプチューン君は果たして闇堕ちしてしまい能力が変わってしまうのかが気になるところです。個人的には文明も能力も変わってほしくはないです。そして対決構図が変わったことでブラックホール・サナトス君はリストラが半分宣告されました。まぁサナトス君は原型をとどめないくらい魔改造しないとお話にならない弱さなのでシカタガナイデスネ~

とまあFTでも実装カード予想ができますが今日の発表はこんな感じ。まず最初の1枚は”神滅海王グラン・ベルゼ”です。

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で、紹介の前このカードテキスト面で不備を抱えています。それは”相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時~”の前にどのクリーチャーが攻撃したら能力が誘発するか書かれていないからです。通常は”このクリーチャーが攻撃する時~”、”自分の他のクリーチャーが~”など発動する条件が最初に明記されています。が、現時点ではこいつにその文章が抜け落ちていて対象が不明です。カードリスト公開時でのテキスト追加や実装後に挙動を確認すればいいのですが、長い文章を書きたくないからといって省かれても困るので明記が欲しいです。とりあえずこの場ではTCG版同様グラン・ベルゼの攻撃でブロックされなかった時能力が発動するという前提で進めていきます。
能力はアクアポンター同様、相手の盾を見るからドローに変更で実質的には強化されました。相手のマナや場、墓地から手札の文明を推測しうまく使えば大量ハンデス、大量ドローが期待来ます。コストの重さはドラゴンなので軽減や踏み倒しは比較的容易、即効性もSA付与はドラゴンならカチュアやトット・ピピッチがいるので言うほど難しくはないです。ただブロックされなかった時というのは結構厳しいです。デュエプレの現状ではアンブロッカブルを付与するカードがエレキチューブマンタなど数が少ないため、ブロッカー除去と組み合わせた方がよさそうです。
ただ、ここまで運用に手間がかかる事、コストが重い、相手の盤面には干渉しないという点を考えるとガチでは使われなさそうなカードになります。効果自体はうまく読めば非常に強力なのでシティバトルやレジェンドマッチなどデッキの種が割れている相手に使うというのがこのカードの居場所になりそうです。カジュアルマッチの場合はうまく読みを利かせて使えればカッコいいと思います(やっていることはハンデスなので陰湿と言われて仕方がないのですが…)


本日2枚目は”炎獄スマッシュ”わずか4コストで単色クリーチャーを確定除去できるカードになります。

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STがないのは痛いですがこの軽さでの確定除去は使い勝手がいいです。ただ現環境下での単色獣除去はマーキュリーやヴィーナスには無力化され、ツヴァイは殴ってくるためSTのないこのカードではメタにならない、サファイアはゲートで簡単に帰還してくる、ダイブリは既に殴られているので後手で除去しても不利と刺さる相手が少ないです。またリンク状態のゴッドも多色扱いなので除去できません、撃つならリンク前に使う必要があります。唯一有効なのはカチュアを除去できるという点です。8弾でカチュアはALL専になってしまうので需要は落ちそうですがALL環境でのメタカードとして除去コントロールに2枚ほど刺しておくと使えそうです。バキュームジェルとはペンチカチュアされてタップ状態のカチュアも取れるのでSTがない分はタップされている相手にも有効な点で差別化できています。


本日最後は8弾の新要素ゴッドからキキカイカイです。
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まずレアリティがRからVRに上がりました。後述のコンボを考えるとVRへの格上げは妥当な措置です、というかコイツが流行ったらマズイ類のカードになります。そんな使い方の前にスペックの確認から。単体でのコストや能力はTCG版からの変更点はありませんが、キキのパワーが3000から5000に上昇したので純粋に強化されました。

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なのでリンク状態のパワーもTCG版から2000上昇し9000と強化、能力もTCG版から変更なしという事で、自分がドローすると相手にセルフハンデスを発生させるとい陰湿極まりない能力はそのままでの実装になりました。このハンデス能力、引いたカード1枚につき1枚ハンデスなので引いた枚数相手は手札を捨てることになります。エナジーライトを使うと相手にデモニック・バイスを飛ばせるという事です。陰湿極まりないいやらしい能力です。他にも”引いたとき”に誘発するのでターンの開始のドローはもちろん、エマージェンシー・タイフーンでも2枚ハンデスが飛ばせるなど”カードを引く”という様々な状況やカードに反応します。一方でTCG版では”手札に加える”というテキストだとハンデスできない裁定になっています、デュエプレでも恐らくこのテキストの区別はされていると思われるのでキキカイカイの能力を誘発させたい時は”~枚カードを引く”というテキストのカードを使うことになりそうです。
という事で、このキキカイカイを使った有名な極悪コンボの紹介に移ります。まずキキカイカイのリンクを達成し自分のターンにドローを連打して相手の手札を空にすると並行して場にコマンダー・テクノバスターを用意します。すると相手の手札が空になった状態で相手がターン開始のドローをするとテクノバスターの能力で自分がドロー→カードを引いたのでキキカイカイのハンデスが誘発され相手は引いた手札を即座に捨てて手札0枚の状態で実質相手はターンを始めるという恐ろしいロックコンボがデュエプレでも再現できます。
この極悪コンボ、決めるまでの手順と残った相手の盤面をどうするかが問題ですが、一度決まると現状メテオキャノンのマッドネスとブロッカー破壊での除去か殴られてのSTor盾からの手札で除去札を引く以外で脱出の方法がありません。またメテオキャノンも1体しか除去できずテクノバスターのドローで2体目。3体目のキキカイカイが着地するとメタになり得ず、パワー負けしてるため2体目でブロックされて終わり。またゴッドカードの墓地回収カードが発表されれば使い回されて終わりと、構築で決まれば勝ちという状況を簡単に作り出せます。またTCG版とは違いサファイアが使えるため執拗なる鎧亜の牢獄等で赤マナを用意すればフィニッシュはサファイアで殴ることで盾からの反撃をシャットアウトさせることが容易になりTCG版より極悪さが増しました。
対策はロックが決まる前に殴り切るか、キキカイカイをリンクさせないようこっちが除去とハンデスを繰り返すです。ロックまでの手間を考えるとつけ入るスキはあるので頑張ってロックが決まる前に殴るかロックコンボを崩壊させるようにコントロールしましょう。
 という事でキキカイカイの評価は”環境に進出してはいけない”という評価になりますwwww、だって駄目でしょwwwドローロックして相手はカードを引く→捨てる→ターン終了をタッチするを繰り返されてサファイアが駆け抜けるのを見ているだけのデッキが環境に来たらwwwwヘイトを集めすぎるのは目に見えているのでキキカイカイロックは環境レベルまで強くなってはいけません。とはいえ現状の上位デッキの内8弾でも残りそうなツヴァイやメカオーはこのロックコンボが決まる前に殴り切れそうなのでキキカイカイが環境に上がることはないと思いたいです。というか来ないでくれというのが本音です、来たら間違いなくヘイトを集めまくるので。
じゃあランクマで勝てないからカジュアルで使う‥‥というのもロックの性質上憚られるという矛盾を抱えたデッキが8弾で爆誕します。使うなら許可を取った上でルームマッチで使うかCPU戦で使うかにとどめましょう。
蛇足ですがこのキキカイカイとテクノバスターを使ったロックデッキはカーキンのYouTubeチャンネルにまだ動画が残っています、しかも二つ。一つは普通の紹介動画なのでいいのですが、もう一つは相手が子供。子供との対戦動画はガヤに他の子供がいる、キキカイカイのイラスト部分がなぜかゆっくり魔理沙とゆっくり霊夢になっているという爆笑物の動画ですがそのくらい笑いを取りに行かないとカジュアルな場では使えないのがキキカイカイロックのデッキという事でもあります。

今日の新弾のカードを見てもやはりボルバルは殿堂してしかるべきカードであり、ボルバルによって6弾、7弾のカードが露骨に10T目を迎えさせないように速度を上げる調整がされていることが丸わかりです。この高速化した環境を8弾以降では少しずつまた低速化させようとしてくると思われるので多面除去カードの実装が待ち望まれます。
またキキカイカイもボルバルが殿堂下からこそTCG版と同じスペックでこそ実装できたと思います(サファイアがいるのが若干怪しいが)。理由はキキカイカイでロックした後、ボルバル着地&ブレイク→EXターン中にドローでハンデス誘発orハンデスを直接打ち込んでっていうのを数回繰り返されたら人は虚無になります。
とはいえキキカイカイの発表はいよいよ様々なデッキが跳梁跋扈する時代を予見させるものでもあります。環境外デッキも多数組めるようになってくるので、サプライチップの用途追加でシティバトルなどの周回等でお遊びデッキや対人戦ではちょっと‥‥というデッキも使える場面があります。そうい時こそ普段使わないカードやデッキを使っていきましょう。
以上今日の新弾カード紹介、キキカイカイは節度と要領を守って使いましょうでした。毎日更新で新弾のカード紹介をして行きます。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。