7月12日新弾カード紹介

さて、サバイバーの期待値は低いのですが、TCG版での戦績はというとDM‐06環境だとそこそこ強かったです。シェル・ファクトリーとグレイブ・ワームによって数少ないアストラル・リーフに対抗できるリソース補給を可能としていました。で、盤面を並べた後、クエイクゲート使い、付与されたアンタップキラーで一気に盤面を取る。という動きで当時の環境でそれなりに存在感を示していました。そしてDM‐07で地獄万力を獲得したボルコンに不利が付くことから姿を消していきました。
そんな微妙な戦績だったサバイバー、デュエプレでは果たして現環境デッキに対抗できるだけのスーパーカードを獲得し戦えるのか、運命のカード発表です。





 馬鹿正直に思い出の世界にあるDM‐05、06のサバイバーだけを実装してくるのなら改造込みでも期待値はないので、もう頼れるのは思い出とかそういうのを一旦おいておいて2015年の     クロニクルデッキの新規サバイバーを出すしかないです。
 という事で、クロニクルデッキ組でアマリンαに続いて”猛毒モクレンβ”が発表されました。TCG版からスペックは変わらずATの1ブーストというサバイバー能力を持っています。
 運用はシンプルに2コスサバイバーからモクレンにつないでビートしながらマナ加速して重量級のサバイバーやシェル・ファクトリーにつなげていくというのが基本戦術になります。
で、刻むビートをする場合、手打ち、トリガーを問わずジャック・アルカディアスが重いので2コスサバイバーは昨日のカードを使うにはあまりにもリスクが高すぎるので、3500とサイズがあるアマリンを場に出せるかがカギになりそうです。ただし今日のこの後に発表されたサバイバーを見ると刻むビートダウンをするのは戦術的に噛み合いが悪そうな感じがするので、この刻むタイプのサバイバーデッキが活躍できるのかは少し不安です。



 クロニクルデッキ組を含めても手札とマナを増やすカードの多くはATなのでどうしてもトリガーなどによる除去の危険が高いのでCip能力を持ったサバイバーが来ないと厳しいままかなと感じている中”雲上の精霊オービスγ”が発表されました。



 何なんだこいつは、エンジェル・コマンドのサバイバーだとぅと思ったDM‐05、06のサバイバーしか知らない古参勢の皆さん。コレが2015年にサバイバーを新規で作るとどうなるのか、というスペックを持った1枚でございます。
7コス7500でブロッカーとサバイバー能力で相手1体をフリーズする超スペックサバイバーです。TCG版よりフリーズさせる対象に融通が利かなくなりましたが、それでも相手1体をフリーズさせることに変わりはありません。強いて欠点を上げるなら、相手獣が全てタップされていると能力が発動しない点ぐらいです。
流石にコイツは間違いなく強いです7マナを用意するのが若干面倒くさいくらいで他に弱い要素は一切ないです。そのマナコストもブロッカーを持つ白のクリーチャーという事で毎度おなじみヘブンズ・ゲートで場に出せます。他にも種族エンジェル・コマンドを持つので4コスのヴォイジャーから繋がるのでモクレンのATを使って何とか7マナ用意するリスクを侵す心配もありません。
天門軸の場合、アガピトスとオービスを天門で出して、アガピトスの能力でアマリンαを場に出すと2体フリーズ、1体タップ、ブロッカーが2体着地とクッソ強い盤面を作れます。これをトリガーや手打ちでできるのは強いです。
 とまぁTCG版には存在しなかったヴォイジャーやアガピトスのおかげで白のサバイバーは結構な強化を受けているので強いサバイバーデッキを組むなら白はかなりの確率で使う事になるのかなと感じました、この後にもラッセルズβとかも控えているだろうから白のサバイバーはクロニクルデッキ組が来れば強いんだよね。


 仕方がない事なのですがDM‐05、06のサバイバーだけだと小手先に強化ではどうあがいてもデュエプレ環境のバケモノ共に対抗しきれないのでクロニクルデッキ組が主力になるのはしょうがない事として割り切るしかないと思います。クロニクルデッキ組も種族やカードイラストは昔に合わせようと超努力して作られているので妥協して下さい。




クロニクルデッキでの大型サバイバー3体のうちの2体目がこの”キング・ムーγ”でした。TCG版から更に強化を受けての実装とかなり気合を入れて調整してきたのを感じます‥‥この辺のカードを1種類ぐらい、紹介動画でチラ見せして欲しかったなぁというのは贅沢なんですかねぇ‥‥
肝心のスペックにおいての強化ポイントは2つ。一つは自分の場にサバイバーが5体以上いればパワー12000のTBへと巨大化するというインチキじみたパワーアップが可能になりました。キング・ムー自体も数のカウントに入るので残り4体を何とかして場に用意維持できればこのクソデカリヴァイアサンで強襲する事ができます。もう一つの強化はサバイバー能力のバウンスが強制処理から任意処理になったことです。デュエプレでは非常に珍しい調整で任意処理になったことで相手に強力なCipを持つクリーチャーしか場にいない場合、使い回されるリスクがあるのですがその心配がなくなりました。
後の課題は6コスという微妙に重いマナコスト。オービスと違って踏み倒しやコスト軽減に乏しい青のリヴァイアサンなのでこの部分をどうにかする必要があります。モクレンでマナ加速‥‥と行きたいところなのですが、キング・ムーにパンプアップ6000とTBが追加されその条件が条件なのでATのマナ加速は噛み合わせが悪いなぁと感じています。シータ・トゥレイトの能力やスペック次第なのですが、シータ・トゥレイトの能力で味方獣にサバイバー追加が健在なら上のオービス&アガピトスとヴォイジャーのパッケージを採用し盤面を作る&耐えるからのシータ・トゥレイトでヴォイジャーやアガピトスにサバイバーを付与しキング・ムーを出してという戦法が強そうな気がします。

 こうなってくると昨日のサバイバーの中で流星魚αの価値が上がってきます。キング・ムー、オービス、アマリンをアポディ以外の方法で一掃するのは現状かなり難しいので現デュエプレで飛び交う除去をかいくぐって何とか盤面を形成、最後に流星魚αでアンブロッカブルを付与して一斉攻撃などのワンチャンスを掴みやすくなりました。

 今日の発表でようやく不遇好きのテンションも高まってきました。クロニクルデッキ組にも強化されて実装される可能性があるという事で、何とかサバイバーも戦えるようになるのかなと期待できるようになってきました。以上で今日のカード紹介を終わります。頑張って毎日新弾のカード紹介をして行きます。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。