5月13日新弾カード紹介

DUEL MASTERS PLAY'S」第14弾パック“爆竜覚醒録-DIABOLIC CRISIS-” は近日配信へ

 

14弾の実装が発表され、いよいよ超次元時代が本格化していきます。という事でいつものように新弾カード紹介をやっていきます。

と、その前に14弾のスキンはダピコになりました。シクに関しては前回ノータッチだったのはスキン含めて予想ができなかったからです。PV公開後だとストームホール/ファイナルストーム、ミカドホール/ディアスZがシクなのかなぁ。となるとダピコは何に付属するんですかね‥‥オリカという線も残されそうですがオリカのシクはやったことが無いはずなので元ネタぐらいはありそうです。

 

 

14弾最初の1枚は”XX・チャージャー”という事でオリカから紹介が始まりました。効果はXXを探索してトップデックに置く3コスチャージャーとブレイブ、モノノフがやらかしたからトップデックにすればいいやろとうのが感じられます。まぁ3コス1ドローチャージャーとか青涙目なので仕方が無いと言えば仕方がない。

また、まーた赤がドロー関連の効果持ってきたよに関しては無きゃ無いでサーファーとエナライ(とエナホ)を入れた金太郎飴デッキを量産する可能性があるんですよね。で、このエナライへの比重を下げるべく赤を中心に各色、各テーマごとに特色のあるドローソースを配る。というのがデュエプレの基本方針なのでNEXと同じようなXXのデッキを作らせたいというのならこういうカードが作られるのは必然と言えます。

肝心のスペックはと言うと、5コスで何か出したいXXが無いと使いにくいよなぁと思います。カードイラストに映っているGENJIXXはTCG版通りなら6コスと微妙に噛み合わない。

 

           

 

TCG版だと5コスのXXはフレームシヴァXXしかいないのでオリカないし魔改造された結果5コスのXXが発表されたないと微妙なカードがXX・チャージャーかなと思います。3コスチャージャーは偉いのですがマナ加速するにしてもドラゴンが絡むのでコッコとかでいいよねになりやすいのが難点です。なのでこの呪文を使うのなら2コスブースト→XXチャージャー→GENJIXXのラインを生かしたいが‥‥他のルートを使った方が動きに柔軟性が出るので択として組み込めたら強い、頼り切るならそこそこ止まりかなと思います。

 

画像

 

2枚目は”レッピ・アイニー”、TCG版からは山札の上のオープン枚数が2枚から3枚に増加、手札に加えられるカードにXXを追加と基本的には強化されて実装されることになりました。基本的にはの部分ですがTCG版より山札が削られるのでLOに注意という事です、手札に加えた超次元呪文とXXでとっとと殴って勝ちましょう。

覚醒編ではNEXとルピアを踏襲してXXとアイニーというコンビを提示したのですが環境的にはドロマー超次元が長らく最強の座を譲らず、対ビートにも強い不滅オロチが襲来したり素直なビートダウンは冬の時代でした。加えてXXもアイニーも単体スペックで弱いカードが多くGENJIXXが孤軍奮闘するという結果に終わっています。

という戦績だったので不遇好きはテーマとしてプッシュしてくるならデザイナーズ化を強めてくるだろうと思っていました、予想通りです。色々範囲が広がったことで使いやすくなり何も手札に加えられない事が少なくなりました。≪超次元≫は文明の縛りもないのでうまく構築すれば赤以外の色をデッキに加える事もできます。

他の部分では赤単色で3枚墓地を肥やせるというところでしょうか。現状墓地に枚数を用意したいデッキはBロマ系だけですが赤も墓地の枚数を参照するカードは出るので墓地にカードが落ちるというのは山札の下に戻すと比べて劣っているわけではありません。

後は、アヴァラルドとは比べてはいけません‥‥というよりアヴァラルドの方がおかしいんだから、グローリーゲートと比べても無条件で最大3枚ドローはインチキです。こちらのメリットは鳥が場に残る、墓地にカードが行くなのでこの2点を生かして使いたいです。

問題はコッコ・ルピアや上のXX・チャージャーとコストが被ったこと、ドラゴンの比重が大きいのならコッコですが、5コスにいいXXがいなければレッピのの方が優先されそうかなぁ‥‥次のターンカトラス&カイマンホールでマナか手札を補給しながら殴ったのちXXを叩きつけた方が強そうに感じます。

 

 

爆竜ストームXX <天地爆裂>は映画第三作目”炎のキズナXX‼”の映画館来場記念特典カードでした。コストとパワーは変わらずトップデックオープンが2枚から3枚に増えてSA能力の発動条件が満たしやすくなり、微地肥やし枚数が増えたことでパンプアップの条件を満たしやすくなりました。パンプアップ条件には超次元呪文もOKと強化されています。

専用構築を施せばほぼ無条件で6マナSAのWBになりますが‥‥無条件でSAを持ち、ブロッカー破壊というパンプアップより強い能力を素で持っているGENJIXXというカードが存在してだな‥‥という事で単体スぺックだと5枚目以降のGENJIXXにしかならないのよね君‥‥

一応墓地肥やし能力がTCG版では時空の嵐ストームXXの覚醒条件のサポートになるけどストーム・カイザーXXの実装が確定化している中でストームXXまで枠があるとは思えないんですよね‥‥

という事でXXというテーマはデザイナーズ色を強めてデッキとして形になって環境進出、といういつものデュエプレ魔改造ですがここにコイツはいないんじゃないかなぁと感じる1枚。が、GENJIXXはXXに関わる能力が追加されたらしくXX種類数は大事になってくるとのことらしいので他のXX次第では使われる可能性が残っていそうです。

 

画像

 

玄人が発言しまくるSNSという媒体でデザイナーズ軍団ばっかり発表すると強さ以上に不平不満の声が大きくなる界隈になってしまったデュエプレ。という事で本日4枚目は”超次元キル・ホール”&”時空の喧嘩屋キル”/”巨人の覚醒者セツダン”が発表されました。大枠はTCG版から変化なしです。変わったのは発表形式が超次元呪文とサイキック獣が別個ではなく1枚に収まったことです。1枚で全部見られるのは大変良いのですがサイキック獣のテキストが小さくて読みにくいです‥‥

分解して個別に解説するとキル・ホールはTCG版と一緒で4000以下のブロッカーを焼きながら2コスor赤か緑で4コス以下のサイキックを出します。ブロッカー破壊のパワー制限4000は結構微妙な数字でTCG版ではミル・アーマやタデバウラ伯、ロードリエスなどが焼けて優秀だったのですがデュエプレではエルカイオウ、ブラッディシャドウの4500ラインが壁になります。とはいえデリンダ―、ジャックアルカ、ビューティシャンを焼けるので使えるスペックになっています。

ただそれでも入るデッキは少ないんだよなぁ‥‥速攻なら3コス帯はSAや疑似SAのカードが入って召喚酔いするサイキック獣を出したいわけではない、中速デッキなら3コス帯はドローとマナ加速という準備段階でアドを取れない小型サイキックを出す対タイミングではないとイマイチ使いにくい。現代DMだと赤黒4コスSAのコマンド持ちサイキックがいるのでバイクでブォンブォンできるので強いのですが‥‥

一方の時空の喧嘩屋キルはテキストが整理されて能力が分かりやすくなりました。相手ターン中サイキックの天敵能力のバウンスを自身含めた味方サイキック全員に付与して場持ちが良くなります。変わった部分はバトルゾーンにあるというテキストが消えた事、変な挙動そして墓地に行った後に発動するバウンスも防げるようになりました。覚醒条件は変化なし。気を付ける事があるとすればデュエプレではターン開始時に発動する能力は右から処理する事。例えば左にキル、右にチャクラがいるときはチャクラの覚醒から処理が入るのでキルも覚醒できるが逆の位置だとできないというTCG版にはない制約が生まれました。これはキルタッチャブなど小型サイキックの覚醒条件に大きく関わるので5コスのホール呪文で複数体ばらまくときは出す順番を考える必要が生まれました。

と、分かりやすいテキスト変更と面倒臭い仕様がありますがサイキック獣にバウンス耐性が付くのは強いのです。5コスホール呪文からキルキルしたりキル+何かを出して数で圧倒するというのはTCG版から変わりありません。

覚醒後のセツダンも基本的にはTCG版と変化なしです。バウンス耐性が自分のターン中も発動するようになるのでサーファーやバースターに除去されないアタッカーとして最後の詰めに使えます。基本はキルを覚醒させての運用ですが緑7コスという事でフェアホから直接出すことも可能です。ジャパンでOKとかはありますが種族やバウンス耐性付与等で役立つ場面はあるので覚えておいて損はないし実際に出す場面はセゼロでははないです。

セツダンの方での強みはやはり種族ジャイアントでしょう。フェアホからバウンス無効のジャイアントが出るので次のターンにドルゲーザが出る。ユキムラのG0条件を満たせる等々のメリットがありキルが2体覚醒したら一気にジャイアントの頭数が増える等々大型が多いジャイアントとは相性が良いです。

他にもキルとセツダンには様々な活用方法がありますがそれは他のカードの時にします。というのも次のSRカードは大分やっているので。

 

画像

 

TCG版と同様事前公開段階で騒がれた”爆竜GENJIXX”はレアリティがVRからSRに昇格してデュエプレに参戦します。

TCG版ではどう騒がれたかというと6コス無条件でSAを持ちブロッカー破壊というビートダウンにおいてクソ強い能力を持っているからでです。TCG版では約8年でザガーン様と同じコスト、パワーでこのようなバケモノが出現しました。当時はチャクラゲーの真最中でかなりのコントロール環境の中、ビートダウンの希望の星という事で期待されていました。また超次元が強いならデッキに入る大型クリーチャーの基本スペックは?という疑問にこのGENJIXXは一つの答えを出しました、という事でTCG版同様デュエプレでは6コス含めて大型獣はコイツが標準スペックになります。

そんなに強いなら天下取れたよね?と思いがちですがTCG版のGENJIXXで天下は取れませんでした。理由はミル・アーマなどチャクラ以外にもブロッカーが並ぶことが多く思ったより突破力が無い(それでも他とは段違いではある)、数か月後には確定除去のガードホール、タップされている獣を破壊するガンヴィート、クリーチャーの能力に選ばれないディアボロスZとドロマー超次元側がインチキカードを多数獲得しGENJI率いるビートデッキを再び蹂躙しました。また天門相手にも万全とは言えず1体しか除去できないので2体超大型が並ぶと結局殴りにくい、手打ちでこのザマではトリガーで天門を踏んでしまったら返しのターンにあっさり討ち取られると無敵最強とは断じて言えないのがGENJIXXのスペックです。故に”標準スペック”と表現できる。

とまぁTCG版では強いんだけど普通のカードだったGENJI君はドロマーハンデス&天門に対抗すべくデュエプレでは条件付きでPA5000とTBを獲得しました。発動条件は墓地に超次元呪文とXXが3枚以上とやや厳しいですが上のXXデザイナーズ軍団や相手もハンデスを逆利用して条件を満たしましょう‥‥これでも割と焼け石水気味なのが超次元時代の恐ろしいところ。PAという事もあってTCG版でもぶっ壊れにはならないと思います、デュエプレならなおさらですね、普通に強いというレベルに収まると思います。

最後は入るデッキですが雑に言うと”デザイナーズ、プレイヤーズを問わず赤が入って6マナを用意できるデッキならとりあえず入れろ”です。白赤緑や青赤緑の超次元ビートに入れても強いし、ガントラビートやマルコビートに入れるもよし、上のXXデザイナーズデッキの主力にもなる、とまぁ中速ビートダウンなら入れておけば大体活躍して強いです。

最後に簡単に総評すると赤が入るビートデッキの主力中型アタッカーとして幅広い活躍が期待できる優良カードという評価です。すなわちTCG版と基本一緒です。超次元時代のというより今後のスタンダードスペックなのがGENJIXXというカードです。

 

 

今日から始まった14弾のカード発表。小型サイキックに関しては明日、公式生放送にて未公開カード含めて多数紹介とのことなので組み合わせや運用等々明日の記事にて書きます。XXに関してはTCG版の戦績がアレなのでデザイナーズ色が強まるのは仕方がないです、いつもの事と割り切りましょう。GENJIXXは初見だとなんだこのスペックはと驚くと思います。だってザガーンにSAとブロッカー破壊が無条件でくっついて条件満たせばTBは初見ならビビります。が、超次元が解放され、サイキックゲーの時代ではこれ位のスペックが無いと6コスい以上のカードは見向きもされないという非常なる現実がTG版ではありました。TCG版同様デュエプレもGENJIXXのスペックは見た人を驚かせる当たり時代は変わってもリアクションは変わらないんだなぁと感じました。

頑張って毎日更新で新弾カード紹介の記事を作る予定です。Twitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。