3月16日25弾実装カード紹介

 

PVが公開され25弾のカード公開が始まりました。いつも通りにカード紹介をして行きます。25弾から革命編に突入、新機軸の能力が多数登場します。個人的にはE3のゴッドノヴァ、ドロンゴ―、DSのドラグハートのような1枚で2枚以上のカードを含んでいるや超次元の両面カードがセットになっているカードがドキンダムX以外ほぼないので紹介記事を書くのが楽です。

今日はいきなり25弾目玉というかコイツ等ぐらいしか革命編で環境デッキまで駆け上がったデッキタイプないんだよなぁ‥‥なバイク軍団の公開です。

 

 

 

 

轟速 ザ・レッド

画像

 

新種族ソニックコマンド勢は見た目がバイクに乗った人なので通称がバイク、バイクの歴史の始まりを作った”轟速 ザ・レッド”が25弾最初の公開カードになりました。

4コス4000のSAということで赤単なら鬼切丸の劣化じゃね?と思いそうですが種族がソニック・コマンド、”火文明でコマンド”を持っているSAということでコイツが殴ると何かが起きるのが新時代のデュエマです。

TCG版では他の能力を持った上位互換カードが出て引退しましたがデュエプレでは最新のカードとしてブイブイ言わせてくれるでしょう。

 

轟速 S

画像

 

2枚目も軽量ソニック・コマンドの”轟速 S”でしたSはシングルと読み、ザ・レッド同様にシンプルな能力になっています。

毎ターン攻撃とクリーチャーに攻撃できないというデメリット能力持ちですが3コス5000と軽くてコストの割には高めのパワーを持っています。

SAはないですがトップギアを引けなくても3T目に出せるということで初期のバイクデッキではよく使われたカードでした。序盤の軽量除去を躱して盾を殴っていく運用でデュエプレでも使われそうです。

 

画像

 

新種族侵略者の新能力は”侵略”、進化獣が持っている能力で条件を満たしたクリーチャーが攻撃する時にコストを踏み倒して攻撃しているクリーチャーを進化元にして出てくる能力です。つまり進化クリーチャーが自前でコストを踏み倒して出てくるようになります。更に攻撃は続行されパワーやブレイク数は進化先を参照するのでただのバニラが突如として高打点、ハイパワーな進化獣になって襲い掛かってきます。

TCG版同様にデュエプレでもゲーム速度の転換点となる能力で凄まじい速さで相手を吹っ飛ばすことができます。コスト踏み倒しメタや強力な受け札が無いと対抗でできず、現TCG版でもこの能力を持った進化獣が環境デッキになり殿堂規制がかけられるほど強力な能力です。

 

超合速‐SA‐W

画像

 

侵略能力持ちの進化獣1体目は”超轟速 SA‐W”、進化元は革命編の進化獣としてはデフォルトの赤獣なら何でもOKですがこの条件で手打ち進化はしません‥‥というか侵略能力持ちの進化獣は文明指定の進化元を用意して律儀にコストを支払うという行為はほとんどしません。大事なのは侵略:火のコマンドで赤のコマンドが殴った時に踏み倒して出すです。クイックピックだと侵略進化獣もコストを支払って出てくることはありそうですがランクマでは余程の事がない限りは手打ちする事は少ないと思います。

能力は自軍の赤獣を全てSAにするというシンプルな能力。デザイナーズとしては豪速 Sを出して次のターンに殴るときに横の召喚酔いしたクリーチャーをSAにして突撃するです。が、この能力で赤のソニック・コマンドの侵略進化獣の中では弱いに分類されました。

5マナ7000のWBで自前でコスト踏み倒し能力を持っている進化獣が弱いが普通の世界にデュエプレは突入します。25弾の赤ソニック・コマンドの進化獣としては実質9枚目以降のカードになります。能力は悪くないので枠に余裕があったら使うかもしれないというカード。

 

 

轟く侵略 レッドゾーン

画像

 

新レアリティのレジェンドのカード、すなわち25弾最大の目玉カード”轟く侵略 レッドゾーン”が爆速で公開されました。アニメでのバサラの独特なレッド↓ゾ↑ーンでおなじみのバイクデッキの主役です。TCG版から能力の変更はなしで6コス12000のTB、侵略:火のコマンド、出た時に相手の最大パワーのクリーチャーを全て破壊です。除去能力は独特な範囲で狙ったクリーチャーを破壊するのは難しいが最大パワーならどんなに大型でも選ばずに破壊できるのがウリで全てとあるので最大パワーが同じパワーで複数体並んでいても一掃することができます。

ということで3~4T目に除去能力を持ったTBが突撃してくる環境が25弾環境から始まります。TCG版同様に異次元の速度でコスト踏み倒しメタが効く以外の欠点は無く、ブロッカーで止めようにも除去能力で吹き飛ばされバトルで勝つのは困難、12000という高いパワーによって殴り返しも難しく、着地したら非常に対処が困難なカードです

コイツを軸にしたデッキが赤侵略やイラストデザインがバイクなのでそのまんまバイクと呼ばれTCG版環境で活躍しました。デュエプレでもその圧倒的な速度とカードパワーを持って環境を侵略していきそうです・

 

レジェンドカードについて

レッドゾーンのレアリティが新レアリティのレジェンドということでTCG版と比較しながらデュエプレでの仕様を復習します。

まずはTCG版同様にビクトリーから引き継がれる形で最高レアリティのカードになります。なので再録や特殊弾の新規カードでない限りはビクトリーは廃止、レジェンドへと移行します。加えてTCG版を踏まえるとデュエプレでも約1年ごとにレジェンド→マスターカード→キングマスター→オーバーレアと最高レアリティが変わっていきます(旧レアリティも特殊弾で新規が出ているので復刻として出てくる可能性はある)。

カードデザインとしては枠が黒からカードの文明の色になり、テキスト欄の右上にLEGENDの金文字が刻印され、コストの色も金色とTCG版と同じ仕様でデュエプレにも登場します。

最期に一番大事な生成などですがビクトリーと同じ生成が3200ポイント、分解が800ポイント、排出率もSRの枠になりそうです。なのでTCG版のような箱1枚確定は恐らく再現されず、ビクトリーより入手が容易はデュエプレでは再現されない形になりそうです。レジェンドはデッキに複数枚入るカードが多いので少し大変ですがレッドゾーンなど長きにわたって環境で活躍したり、その強力な能力ゆえに相性がいいカードが登場したら使われ始めるが多々あるので頑張って集めましょう。

 

レッドゾーンデッキ解説

画像

 

何時もはカード紹介だけなのですがレッドゾーンという人気カードで研究所の方で紹介デッキが公開されたのでそのリストを見て不遇好きの視点で語っていきます。

先ずはリストを見てですがPVに映っていたターボ3が採用されていないデッキが使われました。代わりに2種の侵略進化獣が搭載され、TCG版の初期のレッドゾーンに近い構築になっています。

TCG版でも初期型はブレイズクロ―が入り1T目にブレイズクロ―を出せば3Tキルができるをウリにしていましたが、2コス獣がブレイズクロ―のワンパントリガーで除去されると後が詰まる、レッドゾーンのハイパワーがあれば無理に3キルする必要が薄いということでレッドゾーンのデッキから1コス獣は抜けていきました。

実演の対戦でもブレイズクロ―が引けず2T目スタートでしたが3T目にレッドゾーンに侵略進化、4T目にジャスキル以上の過剰打点を作って確殺したのでデュエプレでも基本は4~5ターンで詰め切るデッキになるのでは?と思います。

そうなるとブレイズクロ―の代わりに何を入れるかですが踏み倒しメタを除去するマッカランやリソース補充の赤コダマンマ、自分の侵略も止まるが同系メタ等々で使える赤マグナム、受け札として革命軍枠で恐らく実装されるであろう革命の鉄拳などが候補になりそう。レッドゾーンの除去能力と3打点がハイパワーなので少し遅くても巻き返せるのでTCG版同様速攻(3キルデッキ)と中速(5~7Tで詰め切る)の間ぐらいの速度帯のデッキになりそうです。

 

キリモミ・ヤマアラシ&音速 ビュン

画像画像

 

TCG版では戦国編というデュエプレでも古いに分類される時期から”キリモミ・ヤマアラシ”がデュエプレの25弾で実装される事になりました。TCG版と同じ1コスの呪文で次に召喚するクリーチャーのコストを-1とその出したクリーチャーにSAを付与します。

自身のコストとコスト軽減、SA付与によって手札を1枚多く使って自分のクリーチャー1体をSAにして召喚するカードとして使います。

軽くて手軽にSA付与できるということで今回のような3T目に3コスの豪速Sやアイラフィズ&斬鉄剣をSAにしてバイクを走らせていく以外にもカチュアをSAにして踏み倒し能力を即使えるようにするなど様々なコンボを開拓できる良呪文です。

25弾環境では3T目にレッドゾーン等を走らせるカードとして環境で活躍し、デッキビルド杯では様々なクリーチャーをSAにしてそこからコンボするデッキが生まれそうです。

 

次に25弾最初のオリカとして”音速 ビュン”、2コス1000のヒューマノイド爆/侵略者で攻撃時に味方のコマンド1体をSAにします。

動画であったようにヤマアラシ同様に3コスの豪速SやアイラフィズをSAにするオリカが実装されます。つまりTCG版で超強かったレッドゾーンにデュエプレでは更なる強化が入るってマジ?なカード。確かにレッドゾーンのデッキが赤単だと2コス帯のカードで選択肢がほとんどなくて2T目にトップギアを出せないともたつくという欠点がありましたがヤマアラシとコイツで3T目にバイクを走らせることがTCG版と比較して大きく安定性・再現度が高くなります

欠点としては殴る必要があるのでワンパンでトリガーを踏むと上手く侵略できないですがレッドゾーンのカードパワーを考えるとそのリスクを背負う価値は大いにあり、また2コス帯のカードとしては間違いなく採用されそうなカードです。

 

 

超音速のジャッカルショット

 

サンプルデッキにいた3枚目の侵略進化獣が”超音速のジャッカルショット”、各種基本スペックと能力はTCG版と同じなのでTCG版の画像ですがご了承ください。

侵略:火のコマンドで出た時にブロッカー破壊と一見するとバイクの戦術に噛み合ったカードなのですがレッドゾーンの除去の能力で大体何とかなったのであまり使われなかった1枚。

手札補充のターボ3がPVに映っていて実装が確定しているのでSA‐W同様にバイクの進化先としては9枚目以降なカード。能力は戦術にマッチしているので使えなくはないのですがやはりレッドゾーンの12000と3打点に優る部分が少なくデュエプレでもあんまり使われないんだろうなぁ‥‥TCG版では殿堂入りした超神羅星アポロヌス・ドラゲリオンのデッキでブロッカー破壊が生きるということで5枚目以降のレッドゾーンとして一時使われた実績があるので進化先をめちゃくちゃ厚くしたい時は使うかもしれません(なお26弾以降も新規の侵略進化獣は来る)。

 

 

まとめ

いきなりレッドゾーンが公開され、新レアリティの登場と次世代のゲームスピードを見せつけられるカード公開&デッキ紹介でした。何度も述べている通り、あのサンプルデッキにはターボ3が入っていません。侵略やヤマアラシで激しい手札消費を何とかするカードはあります。更に今後も強化やバリエーションを広げるカード、果ては禁断の最終兵器もあるなどモルトNEXTに続く人気カードのデッキは伊達じゃない強さと発展性を持っています。

これに対処できないデッキは軒並み環境から撤退するのが25弾環境になりそうです。コスト踏み倒しメタで対策できるとはいえこの時代のメタ獣は大体レッドゾーンの除去能力で吹き飛ばされて状況がイーブンになっただけで有利を取れないし、そもそも速度の問題があるなどゲームスピードにも革命が起きます。

毎日新弾のカード紹介をするのでこの記事が参考になったらX(Twitter)でのリポストやいいね、宣伝をよろしくお願いします。