9弾カード紹介EXターン

カードリストが公開されたという事でこれまでと同様、事前公開されなかったカードたちの中から不遇好きがピックアップしてあれこれ突っ込んでいきます。今回の9弾、使われそうなカードも多いですが、ネタ要素も多分に含まれたカード、もう実装されないのではないか?なカードも多数ありピックアップするカードがめちゃくちゃ多いです。

・超神龍ザウム・ポセイダム 
 いきなりネタ枠です。どういうネタかというと、イラスト的には再録して”超神龍ザウム・ポセイダム”として出るはずだったのですが、誤植か何かの因果から”蒼神龍ザウム・ポセイダム”として同型再販されてしまったというネタです。名称ルールから見ると蒼神龍の方が間違っています。紙版では別カードなので合計8枚入れられます‥‥いれる能力じゃないけどね。
 そんな、ポセイダムはデュエプレでは自分だけでなく味方のドラゴン全てにアンブロッカブルを付与できるように強化されました‥‥ドラゴン並べてアンブロッカブルで殴るよりアポロヌスした方が多分強いので、デュエプレでは現状ネタにもならない空気なカードになってしまいました。

・ミスティック・ガストゥール
 事前発表でも何枚かあった8弾EXまでに実装しておけよシリーズ、ドデビル編開幕です。TCG版よりパワー低下がタップされているクリーチャーに1000から単体に2000×場のドデビルに変更されました。数のカウントにはこいつも含まれるので最低2000は保証されています。強化されているんだけどなぁ‥‥せめてコスト6が適正値かなぁと思う1枚。グレモリーよりは強い能力なので8弾環境で使いたかった1枚。
 他、触れるとすればフレーバーテキストTCG版の背景ストーリー同様ゴッドに追い詰められた闇文明は「王」の復活という事で暗黒凰ゼロ・フェニックス実装か?と思わせるテキスト。が、8弾でそういう言及があったヘヴィデスメタルは9弾でもいまだ音沙汰無し。9弾EXでヘヴィデスメタルとゼロ・フェニックスを同時実装するというトンデモナイ弾になるのか果たして。

・エルメテウス・雷撃・ドラゴン
 盾0枚の時SAは変わらず。盾が0枚になった時の火力が4000単体から相手5000以下一掃と超強化されました。速攻相手に間に合えばカウンターが決まって強いですが…間に合うか怪しい。僕の予想ではジオメテウス・無限・ドラゴンが来ると思っていたらこっちが来たかぁ枠。

・リアルとデスの大逆転
 4コスのトリガー確定除去の代償に破壊後相手の墓地から1体を探索リアニメイトするという事で実質盤面の数は変わらない。一方で一旦相手のクリーチャーを離せるのでSAを選ばない限りは相手の打点を減らせる。進化獣を対象にする場合は種が探索でヒットするのでこれまた悪くはない。クイーンを除去できるトリガー呪文なのは重要。ただしリアニされたクリーチャーのCipが発動してしまうので選ぶクリーチャーは慎重に。

・秘護精サルード
 8弾EXまでに出しておけよシリーズと見せかけておいて実はそうではない枠。理由はミューズがいるから。という事でセラフィムデッキを使うならミューズと選択になる。こっちの魅力は確定で1体タップが確定知っていること。速攻相手にはミューズだが、大型獣もタップできる点を含めるとこっちの方が堅実。

・ロイヤル・ドリアン
 9弾の特徴その2、まさかの実装枠。というのもTCG版でコイツの登場は聖拳編とかなり前。登場当時は何に使うんだカードだったが裁定の関係で化けたカード。
 種に超スペッククリーチャーをセット、進化獣の一番上のカードだけを引っぺがして種の超クリーチャーを早期に場に残す”退化”というコンボにおいて上のカードを引っぺがすカードの初代がこのロイヤル・ドリアン。退化コンボの開拓はコイツから始まった。
 が、デュエプレではその悪用を事前段階で叩き潰すためにクリーチャーとしてマナに送るに調整された。つまり進化獣は種ごとマナに送還される。対象を敵味方問わず全て吹き飛ばすので使うならツヴァイやアポロメタ。ツヴァイ相手にトリガーすれば一発逆転できるかもしれないが、そのためだけに使う価値があるかというと怪しい1枚。

護聖妖精トビ・ゴンゴン
ちょっとネタネームそうだが結構強い能力持ち。マナにカードが置かれるたびに相手のクリーチャーをタップしていくスノーフェアリー。多色であるとかトビ・ゴンゴンが盾に殴れない、スタン落ちは一旦おいておくとして、ダイブリでマナ回収した数だけ相手獣をタップできるというのはダイブリデッキがスノーフェアリーでデッキを固めることから3,4体はタップできるので超強そう。一方で多色なのでダイブリでマナに埋まるとアンタップマナが減る欠点もある。9弾ダイブリ強化カードその2。

・猛菌恐皇ビューティシャン
 コイツが今後Newで使えるポインターです。ポインターとはセルフハンデスになった、パワーが1000低い、攻撃できないブロッカー、O・ドライブ込みでコストが4と差別化もされている。Newなら代用で終わるがALLではコイツ→ポインターでハイパーいやがらせムーブも可能。無論多色獣なので夫婦になれる。O・ドライブで最も強そうな1枚。何ならブロッカーが付いていて1コス軽く最悪2コスで出すこともできるので除去コンで薄くなりがちな速攻対策も兼ねるなど非常に汎用性が高い。マッドネスには注意以外特に注文を付ける必要のない強力な1枚。

・電磁翔天ピピッピ
 個人的に先出し実装されてめちゃくちゃうれしかった1枚。コレ1体でマルコ、メイデン、ヴァルディ他に進化できる多色クリーチャー。能力はATな上にトップデック限定とほぼオマケだが進化先はより取り見取り。パワーも3000あり最低限の場持ちは期待できるが昨今のインフレをみるとさっさと進化させよう。

・トリア
 エンペラー・マルコ実装に伴い再録。この再録によって通常弾でも必要に応じて再録されるという事が分かった1枚。一方でエンペラー・マルコの種候補としてみると1コスは優秀だが攻撃できないブロッカーが足を引っ張る。

・封魔ロノヴェル
8弾EXまで実装しておけよドデビル編その2。ターン終了時に1枚墓地肥やし能力を見ればわかる通りグレンベルグアガシオンとセット販売する必要があったんじゃないんですかねぇ‥‥とぼやく1枚。自分のターン終了時なので即効性はある。一方でデュエプレ定番の強制効果なのでLOに注意、グレンベルグなどにさっさと進化させよう。TCG版では墓地肥やしが無かった、また黒のブロッカーでは珍しくクリーチャーに攻撃できたが、こっちでは攻撃そのものができなかった。何でコイツは9弾で来たのやら、もっと早く来いよぉ‥‥

ガーデニング・ドライブ
 公式デッキ紹介の時にチラッと映っていた1枚。O・ドライブ能力もデュエプレ仕様の探索化のみで貴重なマナから呪文を回収できる。今後もゴッド・フュージョンみたいな高コスト呪文やゲームを決めれるだけのスペックを持つ呪文が出るたびに注目されそうな1枚。

・電磁星樹アマリンα
 いいのか?コイツがデュエプレ初のサバイバーで?というなぜこいつが選ばれたしな1枚。普通に色が同じサイバーロードの多色を出せばよくね?な1枚。カードの左にサバイバーのマークがあるのでサバイバーの仕様はTCG版と変わらない予感(パワー上昇を逐一確認する必要があるのでサバイバーの能力自体はDCG向きではある)フレーバーテキスト的にはサバイバー出現が示唆されているが果たして‥‥
 サバイバーを抜きにしても白青2コスサイバーロードという事でスターマンとマルコをつなぐことができ、アガピトスで出せるとバニラな事に目をつぶれば相性がいいカードは多いのでとりあえずこの使い方で今は使おう。

・クリティカル・ブレード
 TCG版ではブロッカー破壊は超簡単というのを示している1枚。デュエプレでは謎の6000以下制限があることがあったがインフレが進んだ9弾では無条件がOKだった。
一見2コスであらゆるブロッカーを破壊できるうえにSTを持っている超スペックカードだが腐る場面も多いので環境を読んで使うメタカードという側面もある。赤のブロッカー破壊も強いのがそろい始めているので、使うなら黒緑速攻あたりでは使われそう、その場合はヴィネスと差別化する必要がある。

・甲冑幻獣カブトワン
 O・ドライブ能力はPAから純粋なパンプアップへ強化はどうでもよくて、赤緑の多色ドリームメイトであることが本体のカード。これでドリメデッキでパラリラSAにできる‥‥このギミックを使った速攻気味なドリメが強いのかはやってみないと分からない。

 気になったカードは大体こんな感じ。リストを見ていると唐突に古いカードが混じっていたりして驚きが隠せないと同時に弱いなぁ‥‥と感じるカードがほとんどない、取り合ず各デッキを強化できる要素を持っているいい弾だなぁ思った。ただ、各種族デッキを強化するカードで結構な数が8弾EXまでに実装してあったらもっと使われそうというのがあったのが気になりました。
 さて、カードの発表が始まる前に不遇好きは実装カードを57枚挙げていました。カードリストが公開されたという事で答え合わせをしたところ57枚中31枚の実装を当てました。半分以上当たっているから凄いなのか、半分しか当たっていないヘボい人なのか判断に迷います。予想で外れた原因は
①5Cが未実装で関連カードが来なかった
②バロム・エンペラー実装予想からデモコマある程度数があると思っていたら2種しか増えなかった。
③ヘヴィデスメタル未実装で関連カードが爆死
このあたりですね。①と③はまぁ予想を違えたで終わり、EXパックでリベンジします。②はあれ~?って思います。もうちょっと種になりそうなカードがあってもよかったのかなぁと思います。ただ、アマリンαは実予想なんてできるわけないです。一方でやや遅きに失した感がありますがクリティカル・ブレードの実装は使う使われないにかかわらず嬉しかったです。カードリストをみた感想と予想との答え合わせは以上です。

 ここからはちょっと遅いですが公式生放送についての話です。放送であった配信者王決定戦についてです。いろいろ言われているので不遇好きも突っ込みます。
 メンバーについては8人じゃなくて6人なんだというのが最初に来ました。メンツに関しては有名どころを揃えてきたので誰の方が良かったとかはないです。ただ気になったのは何人かがデュエプレというよりはデュエマの人が何人かいるのでこのイベントはデュエプレ単独のイベントというよりはデュエマとデュエプレのコラボ・交流会イベントという側面が強いのかなぁと思いました。TCG版→デュエプレ、デュエプレ→TCG版と興味を持ってもらいデュエマ20周年を盛り上げようという企画なのかなぁと想像します。他デュエマ公式YouTubeチャンネルもまだ始まって少ししかたっていなくてて呼べた人が一人しかいないので、とりあえずこっちのイベントなら呼べるというのは邪推で終わって欲しいと思います。
 なのでこの手のデュエマ×デュエプレのコラボは今後もやるでしょう、そのたびにメンツに突っ込みを入れられるというのもお約束になってしまいそうです。
 内容に関しては続報を待ちましょう。参加者たちのフリーダムなフリートークや対戦中のリアクションがどうなるのか分からないですからね。バトルアリーナみたいに真剣勝負でシーンと静まり返った中でやるのかトークOKでわいわいやる形式なのかが気になります。

 とりあえずカードリストからのピックアップと生放送についてのお話を終わります。今後も不定期で考察などをしていくのでTwitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。