昨日から始まった新弾カード発表、昨日は大本命の一角、ボルシャック・NEXが発表され幸先よいスタートを切りました。
一方で今週末のバトルアリーナ6thは新型コロナの流行によりオフラインからオンライン開催へ変更となってしまいました。次はオフラインで言われていましたがやむ無しです。
今日はいよいよ注目の新ギミック、究極進化とルナティック進化の発表と事前告知されました。今日発表のカードたちを見ていきましょう。
究極進化の前に昨日のNEXを盛り上げるルピア2体がまず発表されました。1体目はルピア・ラピア、TCG版からはコスト-2、パワー-3000と小型化して実装されます。
元は4コスでライフ→このカードと少し手間がかかるカードでしたが2コスになったことで初動として使いやすくなりました。能力も場に残ればコスト軽減、破壊されたらマナに埋まりマナからドラゴンを回収と出し得な事はTCG版と変わらず。そしてルピアを持つのでボルシャック・NEXから出せるとドラゴンデッキの初動としてスタン落ちしたコッコ・パルサに近いカードになりました。
一方でマナからドラゴンを回収が任意から強制処理に変わったのは地味ながら痛恨の弱体化です。誤植じゃないんですかね~‥‥な~んで強制処理になってしまたのか、疑問が出ます。というのもドラゴンデッキの序盤って手札以上にマナが欲しい場面が多いんですよね‥‥そういう場面でラピアが破壊された時にマナ回収をしないで実質ブーストしてラピアが残った時と同じ速度でドラゴンを出したいんですよね。ついでに併用するかは不透明ですがアカギガルムスの除去能力発動のためにマナに埋めたドラゴンを回収してアカギの除去不発というリスクも生まれました。
‥‥任意に戻してくれねーかなぁ‥‥
2枚目はスピア・ルピアでした。基本スペックは変更なし、能力も破壊された時のドラゴンサーチが探索化したのみとTCG版からベタ移植に近いです。
自前のアンタップキラーで特攻してドラゴンを持ってくるか場のドラゴンをパワーアップさせることを目指したルピアです。パンプアップとアンタップキラー付与はサンバースト・NEXとのデザイナーズコンボでサンバーストが11000~11500のクリーチャーに勝てるようになり23500まで勝てて24000と相討ちになるサイズになります。ちなみにサンバースト・NEXにはバトルに勝ったらアンタップする能力があるのでスピアのアンタップキラー付与で盤面一掃というコンボができます‥‥手間がかかるうえにサンバーストがイマイチなので強くありません。サンバースト・NEX君が魔改造されることに期待しましょう。
という事なのでコイツを使うなら特攻かパワー1000の小型獣相討ちしてドラゴンを補充というのが基本的な運用になりそうです。上のラピアとコイツも破壊された時に能力発動なのでパワー1000はあんまり気にならないです。
さて‥‥スピア・ルピアが使われるかはどうなんですかね‥‥ボルシャック・NEXが超探索によって5種まで選べるようになったとはいえ5種と制限があることには変わりないので使われるかはやはり実装して実際に組んで使ってみないと分からないです。
3枚目からは本日公開された究極進化関係のサポートカード。最初に発表されたのは進化設計図。手札に入らなかったカードが山札の下に埋まるときの処理がランダム化した以外はTCG版から変更なしです。
このカードが必要なデッキは大量に進化クリーチャーを入れるデッキ、限神化編当時なら強欲ユニバース(カイザーフェニックス)やギャラクシーデスティニー、少し前だと緑単ベアフガン、現代ならモモキングJOとピンポイントな活躍が多いです。
というのも普通に進化獣を使ったデッキを組むなら進化の化身やエボリューション・エッグ(デュエプレ未実装)や各種クリーチャーサーチ・ドローカードで十分だったんですよね‥‥フェニコーラーが使われてマナ進化や墓地進化など場に進化元を必要としない進化獣が多数登場する予定の12弾なのでそれらのカードを大量投入するデッキに進化設計図は入る事になりそうです‥‥そのデッキが強くて環境でよく見るようになるかは別問題です。
お次は大神秘ビシャモンが発表されました。TCG版からはコストが-1され自身以外の味方緑クリーチャーにパンプアップ2000が追加されました。
パンプアップ2000はほぼ空気強化ですが、種族を考えると西南の巨人がパワー低下で一掃されるリスクを減らせると考えると追加されて損はないです。
一方でコスト-1はめちゃくちゃありがたいです。西南と合わせて多重コスト軽減、ドルゲーザで大量ドローを組み合わせることでジャイアントの大量展開を可能にします。マナ進化もコスト軽減によってマナが減るデメリットを軽減し頭数を増やしてドルゲユキムラのG0の邪魔にならないとジャイアントデッキに欲しかった待望のカードが実装されます。
ここからはいよいよ究極進化とルナティック進化の発表です。まずはギミックの妖怪から。
まず究極進化の基本的な仕様はTCG版と変わらず、進化クリーチャーから進化する進化クリーチャーです。
TCG版では手間がかかり過ぎて弱いという評価だったのでデュエプレでは究極進化クリーチャーはゴッドカードに近い、二つの状態で場に出せるようになりました。追加されたのは普通の進化獣として場に出し、ゴッドリンクと同じ仕様で再度コストを支払って進化させる”ルナティック進化”によって1枚のカードで進化獣と究極進化を賄えるようになりました。もちろんTCG版同様に進化クリーチャーの上に究極進化クリーチャーを重ねることもできます。
分かりやすくすると↓な感じ。
この羅月トルネードと神羅トルネード・ムーンがゴッドカードと同じように1枚のカードから選択式で場に出し、羅月トルネードからコストを支払ってルナティック進化すると究極進化獣の神羅トルネード・ムーンが出ます。
という事で究極進化獣の種となる進化獣の数を減らしてもデッキが成立するようになりました‥‥結局普通の進化と究極進化でコストを支払っているので手間が変わらないのが不安ですね‥‥ゴッドカードが強かったので1枚で→進化→究極進化できるのは強いと思うのですが、究極進化の問題点はそれだけではなく究極進化獣の能力そのものが弱すぎて門前払いとなってしまったので活躍できるかは究極進化獣の能力がきちんと強化されているかの部分が非常に大事なりました。
という事で今日発表の究極進化獣を見ましょう。
マジかぁ‥‥能力の強化ポイントがジャイアント限定から味方全員だけです。一方でルナティック進化の素材となる羅月トルネードはマナ加速からの任意マナ回収という事でマナ回収しないなら5→7のマナカーブによってトルネード・ムーンに進化可能と良い能力をもらいました。ブロックされたらブレイクは空気でしょう、さっさとトルネード・ムーンになるので。
さて、上で能力の変更なさすぎと思いましたがトルネード・ムーンに関しては種になるジャイアントの進化獣がビシャモンのコスト-1とG0で0マナ召喚可能なドルゲユキムラが未来から登場したため出すこと自体はTCG版とは段違いです。進化元の場持ちも西南である程度保証され、手札補充もドルゲーザとユキムラで用意できる。場にジャイアントを並べるもビシャモンという第二の西南によって多重軽減しやすくなり初動さえ回れば2コス前後で並べられ、青銅などを羅月トルネードでジャイアントに変換可能と能力はイマイチですがジャイアントの強化がされたデュエプレではデッキとして成立して現実的に出せる究極進化クリーチャーになりました。
気になる点と言えば、G0でやコスト軽減、大量ドローが可能なのでルナティック進化するまでもなく普通に究極進化した方が手軽なのでは?と簡単に出せるから能力が強化されなかったのかな?というぐらいです。
環境入りしてランクマで暴れられるかは未知数ですがある程度強さが保証されたジャイアントデッキが12弾では生まれるようになりました。
神羅トルネード・ムーンが20時45分ごろ発表と生放送で紹介されたのを差し引いたても中途半端な時間に発表されました。
という事で21時にFTだけはカッコよかった緑神龍ティルガベジーダが発表されました。
見てくださいこの魔改造を、神羅トルネード・ムーンワンチャン強いんじゃない?からの約束された勝者感。元は破壊されたら山札に戻るだけだったのに二つも能力が追加されたのに基本スペックは変わらないインチキっぷりを。やっぱりジャイアント<ドラゴンなのか‥‥追加されたのは出た時相手の3000以下を全てマナ送りと手札以外から場に出たら追加で9000以下をマナ送りにします。
説明不要のザ・踏み倒され要員、バルガライゾウやカチュア(AD限定)で使ってくれよなというカードに仕上がりました。何か他にいう事あります?コイツ。各種踏み倒しで使ってくれよな、上振れライゾウから出ればビートダウンの並べた小型獣を一掃し9000までを確殺するという連ドラデッキの弱点を補えます。
‥‥もちろんシークレット候補のキリコの踏み倒し先候補でしょう、12弾環境ではよく見ることになりそうなカードに魔改造されてティルガベジーダはデュエプレに実装されます。
究極進化使いやすくなってSUGEEEEEE!!からのそれを霞ませる単純明快過ぎる魔改造を受けたティルガベジーダの発表。せめて今日ぐらいは究極進化強そう!で終わって欲しかったのですがなぜ同日発表なのかなぁ‥‥ビシャモンと合わせて自然文明はSR2種、VR1種で目玉のレアリティはVR1種のみになりました。
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