7月22日新弾カード紹介

 

スベンガリィ・クロウラー弱体化は不遇好きは仕方ないかなと思っています。色々考えるとメタとして機能する範囲が広すぎるんですよね、コイツ。全デッキに刺さる能力になっていてSNS等で情報が活発にやり取りされるデュエプレだとTCG版以上に流行りそうなので。テストプレイの結果こうなったのでしょう。

後はメタカードがあるからにかまけないことです。ゲームが楽しいのが第一でメタカードの有無はその一つの要素でしかないです。TCG版覚醒編ではメタカードはありましたが楽しかったですか?と問われれば恐らく多くの人がNOと答えるでしょう。強すぎる新ギミック、対抗馬を殿堂入りさせての超次元独走、カードリリースと大会スケジュールの調整不足と問題が次から次へと生まれました。

という事で15弾環境が楽しくなることを信じてカードを見ていきましょう。

 

 

1枚目は”超竜バジュラ・セカンド”でした。TCG版からスペックの変更はありません。本家バジュラからはランデスの1枚が5000以下火力になった調整版です。

本家がSRで調整版がこのスペックでRなのは時代を感じますね。ジャックライドウでサーチできるという事でバジュラが殿堂入りしているTCG版ではリペアとしてセカンドは使われませんでした。

という事でデュエプレでも環境では使われないんだろうなぁと思います。1枚ランデスだとマナ加速を使われてしまうと効果がほとんどないので。一応生かせるとすれば5000火力で盤面干渉出来てスレイヤーなど返しに除去される危険性を少し減らせるかなぁとこれまた微妙。

見るとしたらクイックピックでは強そうですねな1枚。後はバジュラ8枚だぜ!なカジュアル向けファンデッキ用カードって感じがします。NDだとジャックライドウが落ちるので本家が使えたとしても使われるか微妙な中でセカンドは難しいと思います。

 

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2枚目は殿堂カードの”再誕の社”でした。当然弱体化しておりマナ加速対象のランダム化及びタップインという弱体化をされて実装されます。マナ加速枚数とコストは据え置きです。

探索等に調整されるのでランダム化は致し方なしと言ったところ。墓地利用系のマナ加速カードとしては使いにくくなりました。ランダムなので墓地に残しておきたいカードがマナに行ってしまう可能性があるためです。なので使うなら墓地を利用しないデッキなら若干のハンデスメタを持ったマナ加速カードになります。

もう一つの弱体化であるタップインも仕方がありません。アンタップインだと3コスでコイツを唱えて2ブーストからのライフが撃てたり、マナが溜まって来た中盤以降は実質1コス2ブーストで他のアクションを取れる恐るべきカードになるのでTCG版では殿堂入りしました。

弱体化したと言え3コス2ブーストが強いのは先輩たちが証明済み。TCG版同様エマタイ→社で活躍しそうです。TCG版でこのギミックが採用されたのは不滅オロチや超次元コントロール。不滅オロチは構築の関係で呪文の比重が高くうってつけ、超次元コントロールだとドラヴィタで社を回収できるなどのメリットがありました。

デュエプレでもエマタイと組み合わせた社エンジンが何かしらの環境デッキで採用されると思います。

 

 

3枚目は”魔城の黒鬼オルガイザ”でした。極神編のスーパーデッキ限定カードが遅れて実装されます。能力はTCG版から変更なしで出た時相手獣のパワーを1T-1000します。

普通に使うとトリガー能力を持っていて1マナ軽いヤミノサザンでOKになってします。なので使うなら種族のデーモン・コマンドを生かすのが必須になります。パワーマイナスの数値は1000Bと最低値ですがアンタッチャブルなどの他の黒のカードでは除去しにくいクリーチャーを除去できるので生かしようはあります。

使うならバルカディアスの進化元やベルヘルデガウルとのコンボ用と言ったところでしょうか。とにかくデモコマであることを生かさないと取り回しの悪いヤミノサザンになってしまうのでここを生かしましょう。

 

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4枚目は”ガンヴィート・ブラスター”でした。TCG版からはコストが1増加されての実装という事で弱体化されてしまいました。

効果は確定除去からのセルフハンデスと協力なのですがTCG版の7コスからなぜ上げたの?と疑問が尽きない調整です。TCG版で別に悪い事をしていない‥‥というか超次元呪文に押されて高コスト呪文は軒並み採用を落としていて1対3交換ができるこの呪文ですらたいして使われていないんですが‥‥

加えてデュエプレでは宝剣が4枚使えるという事で単純なカード交換で1枚劣るコイツを使うならまず宝剣と勝負しなければならないのが辛いところ。超次元呪文の前に宝剣が壁になっています。

とまぁ弱体化にライバルの存在とTCG版より立ち位置が悪くなっていますが効果は非常に強力です。SPマッチで開催されやすいハイランダー戦やクイックピックでは戦局を変えるカードとしては健在なのでそちらでは見ることになりそうです。もしくは懐古として準ハイランダーボルコンの呪文としての需要はあります。後々を見るとモヤシ能力持ちには除去からのハンデスで墓地に送れる可能性があるのでメタとしてADでは見る事になる可能性はありそうです。

 

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15弾の目玉にして覚醒編のラスボス、多分環境トップで使われるであろう”超次元ガード・ホール”と”時空の支配者ディアボロスZ”/”最凶の覚醒者デビル・ディアボロスZ”が公開されました。

まずガード・ホールですがデュエプレによくある相手限定という調整が無くTCG版同様味方獣も盾に送れます。生かす機会は少ないですがトリガー獣の採用率が高いデュエプレでは無視できないです。蛇足ですが不遇好きはこの味方を盾送りにするを悪用してEXターンを何度も獲得するコンボをやったことがあります(詳しくはVV‐8とドキンダムエリアで調べてくれ)。加えて盾送りが任意化したので強制だったTCG版から強化されるという驚きの仕様です。

という事で確定除去が撃てる超次元呪文です。7コス多色とはいえ一線を越えたスペックを誇ります。そりゃガンヴィートブラスターも使われませんわ。出せるサイキック獣の範囲も白か黒の10コス以下と狭そうに見えてこの二つの文明の大型サイキックは充実しているのでむしろ広く感じられるほどです。ガンヴィートと合わせて2面処理やディアスZで嬲るもよし、ディアボロスZを出してゲームを終わらせに行くもよしです。コマンド指定という事でチャクラは出せませんが些細な事です、覚醒条件でディアボロスZの方が緩いのでそっちを出せばOKです。

という事で超次元主体のデッキでガードホールを使わない理由がありません。必須カードです。何枚入れるか?しか議論の余地はありません。最強の超次元呪文としてデュエプレでも大活躍するでしょう。文句なしの環境カードです。

 

そして時空の支配者ディアボロスZはクリーチャーの能力に選ばれない9000のブロッカーという事でパンプアップ条件を満たしていないGENJI君を棒立ちにさせる恐怖のサイキック獣です。コイツの登場でGENJI君が死んだのは有名すぎる逸話で覚醒編を物語る惨事でした。

デュエプレではバイス・ホールがないので相手が除去呪文を抱えているとあっさり退場してしまいますがドロマー超次元だとそもそも他のハンデス叩き落とせばOKだったりと弱点が弱点としてあまり機能しません。TCG版でもバイスホールとプレミアム超次元殿堂コンビになっても普通に環境にいて大活躍したのでデュエプレでの使用感はTCG版E1以降に近いです。

他ストームホールからも出ますが‥‥こちらは半分オマケかなぁと思います。現状トリガー化は生かせていないのでほぼ飾り。なので考慮するのは手打ちなのですが採用デッキを考えるとライゾウならファイナルストームが優先、それ以外ならディアボロスZと五分五分と言った感じだと思います。ライゾウは9マナまで到達したいのでマナを戻したくないしファイナルストームに賭けた方が強そうです。まぁそう言ってライゾウのストームからディアボロスZが出てきてディアボロスZ一人で勝利をもぎ取ったり、ライゾウも出てきて地獄絵図な可能性もあり得ます。つまりは蓋を開けてみないとわかりません。まぁ超次元詐欺として構築段階で1枚は入れる事が決まってはいます。

 

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そして覚醒条件ですがTCG版と変わらず場とマナのカード3枚を選んで山札に戻せば覚醒という緩いを通り越したないも同然なものです。ガードホールが7マナという事でマナにカードが3枚以下しかないときに基本ディアボロスZはいないので1T耐えたら確実に覚醒出来ます。戻すカードはマナのカードが中心なので使いたいカードを選ぶのが基本で超次元呪文などを選ぶことになりそうです。

一方で進化獣を山札に戻す際の仕様が変更されました。TCG版では種と進化先で別々のカードとしてカウントしましたがデュエプレでは1枚のカードとしてカウントするようになり(一応)弱体化しました。場のカードという事でクロスギアも(恐らく)対象に取れるので併用することはほぼ無いと思いますが覚えておきましょう。後は今後クリーチャーやギア以外の場に存在するカードも対象に取れるようになっているという点。ドラグハートや封印と言った場にあるカードも山札に戻して覚醒できる点は覚えておきましょう。実際、封印は併用されてヤバイクリーチャーが盤面に2体並ぶことが稀にありました‥‥マジで最凶最悪のタッグで地獄絵図です。

場のカード指定関連のルールはTCG版とデュエプレで今後も違う裁定が出る可能性が示されました。まぁコイツに関しては基本マナのカードを戻すことが多いので今はふ~んTCG版と違うんだぁとか色々出来るんだなぁぐらいの感覚でOKです。

 

そして緩すぎる覚醒条件から出現する最凶の覚醒者デビル・ディアボロスZはパワー23000のQBで殴るときに相手の各文1体ずつを破壊する除去能力と解除を持つ最強のサイキック獣です。最大5体除去しながら突撃出来ます。文明指定という事で多色獣を除去する時に多少頭を使う必要がありますが殴れれば勝ちに大きく近づくことは間違いありません。

ワールブレイカーではなくQBと打点はちょっと足りない感じがしますが補う手段もあるので気になりません‥‥というよりワールドだったら強すぎじゃね?と言われかねないので。

そして明日以降公開されるラストストームの場に出す条件である20コスをコイツ1体で達成できます。ロマンなように見えてドロマー超次元ではハンデスで相手の除去を枯らせるの見た目以上に簡単に決まります。デュエプレでは決まるかどうか微妙ですが狙える場面はあるのでロマンと思わず狙えるときは狙いましょう。

 

総評としてはTCG版と基本一緒で満点のカードです。強い最強、これに尽きます。15弾では大活躍間違いなしの最強の超次元呪文と最凶のサイキック獣でした。

現在公式で半年に1回のアンケートをしているのでオマケのパック目当てに答えましょう。メタカードが欲しい言う声があれば半年後の今に実装されたりと声を拾ってくれるので言いたい事があるならぜひ声をあげましょう。

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