カード能力調整についてとスーパーデッキカード紹介

 

配信者王決定戦2にて今後のスケジュール発表があり、本日カードの能力修正がありました。スケジュールに関しては自分の予想は外れ、結果記事のネタ一つが没になりました。その代わりカードの能力修正とスーパーデッキでの新規カード、再録カードについてあれこれ語ろうと思います。

 

まずはカードの能力修正から、今回はナーフ1枚、開発的には強化が2枚でした。

 

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ナーフされたのはツヴァイ・ランサー。コレには誰もが納得の1枚でしょう。元々が強かったのに14弾でジェスタールーペとメルゲという新戦力を獲得し山札を掘り進める力が大幅アップ。結果上振れたら最強というあのツヴァイが帰ってくることとなり今回ナーフされます。

ナーフ内容はG0条件が4体から5体になりました‥‥‥‥不遇好き含めて殿堂入りやユキムラ方式を予想する人が多かったですが実際はレオパルド・ホーンの形式を踏襲する形になりました。

とりあえず盤面の条件が1体増えたことで1Tほど着地は遅くなるので明確に弱体化します。一方で多面除去ができない相手の場合、ジェスタールーペ等を絡めた展開で除去が追い付かなくて結局出てくる、対策カードを搭載できないまたは速度でひき殺すことができないデッキに人権が無いのは変わりなさそうです。

総評としては弱体化して多少おとなしくはなるけどメタ次第ではまだまだ現役だと不遇好きは感じます。個人的にはもうちょっと強めの調整をしてもいいんじゃない?と思います。E1以降もリキピのプッシュは続くので暴れないかという不安多数と新規のリキピにも(種とはいえ)活躍できる場面が増えたという少しの希望が見えるツヴァイの修正でした。

 

 

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アッパー調整1枚目はシンラン。修正内容は踏み倒し→盾追加が盾追加→踏み倒しになり踏み倒したHF獣のHF能力が発動しやすくなりました。一方で盾追加は5枚以下制限が撤廃されたのは嬉しいが9枚以下指定が無いので10枚盾があると無駄になる、強制処理なのでLOに注意という要素があります。LOに関しては配信者王2を見れば分かる通り狙われやすいので注意です。

そして肝心の修正されて使われるかは‥‥正直ないよりの評価です。理由はシンプルでHFデッキを組んでも手札が厳しすぎて弱いという欠点はそのままなため。ドロマー超次元を代表とするコントロールにはハンデスと除去でシンランを出すからの殴って踏み倒しが難しい、ビート相手には盾追加で粘れるが踏み倒しができずじり貧で小型サイキック軍団といGENJIに結局押し負ける、ライゾウやフュージョン相手には好き放題されてHDMやドラゴン軍団に圧殺されるとメジャーデッキに勝てるビジョンがアッパーされても浮かびません。

というかこれだけじゃシンラン軸のHFデッキは無理なんよ。白騎士がアスティノスを魔改造シャルロッテ追加で何とか環境下位でこの白騎士を越えるにはこの2枚より強いドロソが無い以上環境は無理。という事でHFデッキ視点では焼け石に水でHFカードではデストラーデが汎用カードとして使われ続けるで終わりそうです。

 

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修正最後はハンゾウ、修正内容はトリガー能力獲得条件がマナが7枚から黒1枚に‥‥ということで実質強化と言えそうです。実質と言ったのはハンゾウだけタッチで入れて7マナ貯めるデッキではトリガーとしてハンゾウを狙う事が不可能になるので全部が全部強化という訳ではないので。

実装前からあれこれ言われ続けてきたコイツ。修正されたことで開発からこのカードを大真面目に使われて欲しかったという本音が漏れ、加えて修正内容もデストラーデの連鎖能力付与でそこそこサイズのクリーチャーが出せるができなくなる‥‥とまぁ修正内容でもチグハグなことをやっています。

とはいえ黒1枚でトリガーという事で使い勝手自体は大幅に向上しました。Bロマや黒ガントラ(とベルヘルデガウル)と言った黒のクリーチャーを沢山入れたいデッキのトリガー枠として採用を検討できるレベルまでは強化されました。少なくとも上のシンランと比べたら実戦的な強化内容でぼちぼち見ることになりそうです。

とはいえ実質6000火力で除去できる範囲は微妙と言えば微妙。サイキックだとディアスZは無理だったりGENJIは場に残ると6000パワー低下は現環境刺さっているんだか刺さっていないんだか絶妙に微妙なラインです。

とまぁ何処までも我々にネタを提供し続けてくれているハンゾウ君の修正でした。

 

予想に反してライゾウ君は残りました、理由としては構築費用がバカ高いけど初心者でも勝てるデッキなので花嫁コラボで増える新規勢に向けて残しておきたいという感じでしょうか。ただADでは速攻の不利対面が一つ弱体化するのでここで速攻の数が増えればライゾウ減る可能性がありそうです。

ホーガンに関しては本体は弄りようがないので15弾以降の新規戦力に期待という事で。キリコはN・ワールド、エクスが来ないと修正の俎上には上がらないです。サファイアは修正した所で来年の夏前後には来るであろう「覇」がいる以上修正したところでその場しのぎにしかならずサファイアの方がまだましとなりかねないので逃げきると思います。

 

ここからはスーパーデッキの新規カード紹介と再録カードに関してです。

 

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新規1枚目は”砲撃要塞フォートレス・NEX”です。能力は魔改造を施されました。TCG版ではゴッドメタに極振りしたカードで汎用性ゼロでした。デュエプレではNEXとルピアを1コス軽減とバトル中のパンプアップ5000に変わりました。

という事でNEXデッキの汎用能力になったんだけど使われないかなぁ‥‥ライフでマナ加速とコッコとラピアでのコスト軽減で十分なんですよね‥‥加えて鳥は軽くて軽減のうまみが少ない&ボルシャックNEXで0コス展開できるとこの城をあえて採用する理由はないかなぁと思います。

 

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お次は”超次元シューティング・ホール”と”時空の翼マスター・ルピア”&”蒼炎の覚醒者サイキック・NEX”です。

まずはシューティングホールですがこの呪文はTCG版から変化なしです。という事で現状、9以下の赤サイキックを出すは半分飾りで真価を発揮するのはしばらく先になります。現状はボルシャック・ホールと選択になるのですが‥‥まぁばらまき効果を考えると14弾環境はボルシャックホールの方が優先されそうです。

シューティングが優先されるようになるのはまず5色のディアボロスZが実装され呪文のブロッカー破壊への重要性が増した時。

 

          

 

そしてガイアール・カイザーが実装されれば5マナ出た時ブロッカー1体破壊でSA・WBという強力コンボシューテイングガイアールができればシューティングホールは環境最前線で活躍するでしょう。不安要素はスーパーデッキ2022という事でシューテイングホールがNDで使えるのは年末までという事、ガイアールカイザーは最低でも来年の夏までは使えるのでこの差を埋める必要があります。付属のサイキック獣はTCG版のメタゲームに一切かかわらなかったので年末の再録弾でもスーパーデッキでも何でもいいからシューテイングホールだけは再録されてください、でないと初のVレアカードの需要がヤバいんよ。

一方のマスター・ルピアはTCG版では弱すぎて使われませんでした。という事で魔改造を施されました。基礎パワーは1000向上し4000に、覚醒条件も自身含めたルピア&ドラゴンに大幅緩和し使い勝手が向上しました。とはいえパワー4000しかないのでさっくり除去される可能性は高いです。まぁサイキック獣なので超次元の置くだけなら簡単です、覚醒条件的に入るのはNEXかライゾウなので枠自体は余裕があります。

サイキックNEXの方はTCG版から変化なしという事で並べた鳥で打点増加(ブロッカーには注意)、一部トリガーを無効化するルピアへのアンタッチャブル付与で詰めましょう‥‥というかTCG版ではまったく覚醒しなかったのでどう強いのか机上の空論なんすよね‥‥NEXデッキで実際に活躍するか実装後に注目です。

 

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ロマノフの方の1枚目はデュエプレオリカの”魔弾ロマノフ・タイフーン”からです。青黒多色の5マナ呪文です。効果は4ドロー2ディアスカードと相手のアンタップ獣破壊の選択ででロマノフがいると両方発動します。

う~ん5マナかぁ‥‥という1枚。現状のロマノフサインは速度が間に合わないということで環境では見ないデッキ。今回のスーパデッキでの新規はほぼ全部ロマノフを出した後に強いカードばかりで肝心の速度強化が無いんですよね‥‥

とはいえこの呪文に雑にトリガー効果を付与するとマッドネスが暴れかも?という懸念がありトリガー効果は付与されなかったのかなと思う呪文。環境が遅くてボーン踊りだけでも間に合うよならこの呪文を入れたロマノフが生き生きしそうなんですが残念。

 

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次は”超次元ロマノフ・ホール”と”時空の邪眼ロマノフZ”&”邪眼の覚醒者ロマノフ・Z・ウィザード”です。

ロマノフホールはTCGから変化なしで死の宣告から10コス以下の黒サイキックを出せます。という事で後述するロマノフZを使うなら現状必須カードになります。とはいえ15弾でガードホールが来そうな以上この呪文を使うには黒単であることを生かさないと駄目。コスト含めてミカドホールとの差別化も難しいのでロマノフZが環境に進まないのであればこの呪文も使われないかなぁと思います。

ロマノフZはと言うと基礎パワーが1000向上し8000に、覚醒条件が呪文+黒のカードなら何でもOKで10枚以上と条件面は緩和されました。TCG版では山札を回復できる貴重なカードでしたがデュエプレではルナアレグルが近い能力を持ち低コストで出せるため覚醒後を生かすことがロマノフZを使う上では必須になりました。

覚醒後のZ・ウィザードは攻撃時の墓地肥やしが2枚から3枚に強化、探索化するので踏み倒しの範囲が5コス以上に制限と調整されました。まぁコイツに関しては調整云々の前に覚醒時に墓地の呪文を山札に戻す能力と攻撃時に墓地から呪文を唱えるアンチシナジーで踏み倒しが不安定極まりない点が気になりました。

デュエプレでは墓地肥やしが3枚と強化されましたが狙った呪文を踏み倒すには覚醒後に改めて墓地肥やしをする必要があるとメンドクサイことに変わりはなく、解除能力もないので場持ちもイマイチ。という事でデュエプレでもあんまり強くないのかなと思います。

 

ここからはスタン落ち回避で年末まで使用期限が延長されたカードとND復帰したカードについてです。まずは再録カードの確認から、多いので略称で。

ボルシャリオ、ジャックアルカ、トリプルマウス、花籠、サイン、アドバンテージ、フェルナンド、石板、プライマルスクリーム、宝剣

の以上です。全体的にコントロール向けのカードが多くなりました。超次元時代という事で(使われていないけど)ドロソのボルシャリオ、除去の花籠が年末まで使い続けられるのは嬉しいところ。

ロマノフ用のサイン、アドバンテージも専用デッキで遊びたい人には朗報。プライマルスクリームはライクアローリングでは物足りないよという声に合わせて再録され、相性の良いフェルナンドがセット再録。

石板は白赤緑のGENJIビートではGENIをマナから回収できるピクシーコクーンの方が優先されているがピクシーの方が先にNDで使えなくなる、ライフ+ホッピのデッキではホッピと選択になると候補として優秀です。

トリプルマウスは現状あまり使われていませんがガードホール登場後白黒緑のネクラ超次元が誕生した時復権する可能性があります。ベガは冬のスーパーデッキで再録済みなので年末まで使えます。

宝剣に関してはコントロールには嬉しいが新規が増えそうなときにランデスデッキ復権はちょっと不安があります。環境的にはそこまで脅威にはならないと思いますがこれを連打されてやめてしまう新規勢、コラボ勢が少ないことを祈ります。

とまぁ重要が高そうなカードが再録されました。一方でヘヴンとバイオレンスが再録されなかったのでコントロールでの除去札で花籠や宝剣に変わるという事で今後新弾が出るたびにコントロールの構築が変わる&超次元への比重が高くなりそうです。

 

次のメンテでメタゲームもテコ入れがされ、コラボイベント含めて新規大量獲得への準備になります。今後も不定期で考察などをしていくのでTwitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。