16弾カードリスト公開について

 

カードリストが公開されたという事で何時ものように事前公開されなかったカードをピックアップして紹介していきます。

その前にここ最近新弾実装と同時にあったカード修正が今のところ発表がありません。ジャスミン実装でスノーフェアリーがヤバそうという声があるのでスノーフェアリー周りで何かあるのかなと思っていましたがない予感がします。果たして16弾のAD環境はどうなるのか、今後は放置してされつがままなのか不安です。個人的にはNDと同じように調整するべきだと思っています。

 

不安要素はありますがカードを見ていきましょう。

 

・捕縛専機ガガ・コロリン 白5マナ2000

:コロビナーがエイリアン化したオリカ。メタモーフ発動のウルが小型化したので悪くないスペック。種族もエイリアンとメカオーと種族デッキではすんなり採用できそう。加えて条件付きで盾送りに強化されるが文面的に7コス以上ハンターとドラゴンを併せ持つとかなり限定されているのでオマケに近い。ただ永遠龍とエクスはよく見ることになりそうなので生きる場面は結構多そう。

 

・パンドラ城デス・ファントム 青4マナ城

TCG版からはコストが1下がり誘発が非サイキックのエイリアン限定になり、出せる範囲が離れたエイリアンよりコストが低いから5コス以下に固定と基本的には弱体化。身代り効果は無くなったがこの城が離れた時も踏み倒しが発動するので悪くはない。だがどうやってもガロウズ・ゼブ・カイザーが出せなくなったのは辛いので使われなさそう。

 

・大噴火グレイト・プルーム 赤6マナ9000

TCG版からは捨てる手札の枚数が選べるようになりささやかに強化された。進化元の黒は墓地利用が得意でサルベージと合わせたりできる。緑ならカスケードと組み合わせて色々出来そう。環境外のカードになりそうだが面白いコンボは生まれそう。

 

・大魂蟲オオ・ヘラクレス 緑6マナ7000

TCG版からはジャイアント・インセクトが進化元に追加、踏み倒し能力を使った際に1マナブーストとささやかに強化された。なお踏み倒しはハンター限定なので基本はハンターデッキで使う事になりそう。鬼流院 刃がいる中でコイツを使うのは厳しそう。

 

・クラッシャー・ベア子姫 緑7マナ2000

:緑版タイガーグレンオーなハンター。タイガーグレンオーは再録されていてまだ使えるので種族や文明を生かさないのであればこちらを使う意義は薄い。緑で多面止められる、種族のハンターを生かせば採用される可能性はある。とりあえずアンタッチャブルを除去するのが目標。

 

・光器シャン・ベル、光の使徒メリーアン、アクア・アタック

:17弾以降でサイキック化してビクトリーになるであろうハンターたち。スペックはあまり期待できなさそう。使い道がありそうなのはメリーアンが白では貴重なリアニメイト能力を持っているのでワンチャンあるかも?

 

・封魔妖ザビ・クズトレイン 黒4マナ4000

:エイリアンになった屑男。4コス4000と最低限のスタッツはあるがセブコアクマン、ザビヒドラがいるエイリアンでコイツをドローソースに据える意義は薄そう。

 

・最強横綱ツッパリキシ 赤6マナ7000

:16弾のエイリアンに多いスーサイド系の能力持ち。出た時にも発動するので出オチは少ない。この手の能力は軽い方がいいのでザビオルゼキアで良さそうではある。

 

・特攻の菊 緑5マナ3000

TCG版から能力が変更されターン1回の攻撃誘導に変わった。小型化した戦祭の化身でハンターを持っているので種族デッキでは使われそう。ハンターで確実に1体を止める受け札としての活躍に期待。

 

・ムゥリャン 青2マナ2000

:自壊サイクル水文明は2コス2000で1ドロー。正直クゥリャンでOKなのでTCG版と同じく使われなさそう。

 

・光陰のリバイバー・スパイラル 青4マナ呪文

:トリガー呪文で条件達成でバウンスが山札戻しに強化される。条件は緩いのでドロマー超次元では使われる可能性がある。その際はストロング・スパイラルがライバルになりそう。コストは重いがトリガーであることを利点に採用を勝ち取りたい。

 

・いも虫ライダー・ヒーハー、ドリリング・イヤリング

TCG版からささやかに強化された黒ハンターたち。ヒーハーは殴るときに墓地肥やしが追加されたので除去に気を付けつつスレイヤーで特攻してサルベージできる。ドリリングはハンターがいるとバトルに勝っても場に残る、上手く使えば速攻相手には強力な壁になる。

 

ザビ・クラズ・ドラグーン 3マナ2000

:エイリアンのコスト軽減ができる小型獣。パンプアップもあるが正直パンプアップは無くていいから2コスで出してほしかった。2コスならコイツ→セブコアクマンなどができたのだが‥‥とはいえ現状のエイリアンでテンポを取るには必須になりそうなので使われる可能性はある。

 

・ジャジャーン・カイザー 赤7コス4000

:貴重な赤のトリガードラゴン。だが除去範囲は6コス以下のブロッカーと範囲は狭い。ボルテールとどっこいどっこいのスペックなので連ドラでコイツを入れるぐらいなら別のカードを入れたい。

 

・フレフレ・ピッピ― 赤3コス1000

:ドラゴンとコマンドのコストを1軽減する。軽減方式はラルックなのでコマンドとドラゴンを併せ持つクリーチャーは2コス軽減される。16弾以降コマンドドラゴンは増えるので活躍の場はある(なお除去は苛烈になる)。既存カードだとデストラーデ、爆竜・NEX、GENJIXXなどのXXが2コス軽減の対象と相性がいいカードがある。

 

・ジオ・ブロンズ・マジック 緑3コス呪文

条件付き1ドローの呪文。現状使い道は無いが、今後条件付きで手札の総数が減らない3コスブーストが環境で使われる事になる。コイツはその先兵となった1枚。

 

とりあえず気になったカードはこの辺。次はSRカードの現時点での評価。

基準はこんな感じ

10点:スタン落ちまでに殿堂ナーフされること間違いなしの問題児。なぜこのスペック    でOKが出たのかと疑うレベル。

9点:環境次第では殿堂ナーフの候補になり得るレベル、安全に環境に着地してほしいがそれができるかどうかのライン。

8点:環境で良く使われる強いカードたち。強すぎることは無く勝てるカードとしてランクマッチで活躍できそうなライン

7点:環境で十分戦えるレベルのカード、欠点もなくはないが他のカードや構築次第で問題にならないライン。

6点:環境を読んで刺さる場面で使えば強く、メタゲーム次第なカード。

5点:他のカードと組むことで上位陣に戦えるレベルのカード。このカードメインでは厳しいが入っているデッキタイプが強かったり、強いカードと組むことで使われるライン

4点:あるカードの下位互換だったりして欠点が目立ってくる。この点数からランクマッチで使うには厳しくなってくる。

3点:正直他のカードでいいと言えるレベル。使うなら愛が必要、勝つためにを重視するなら使いたくないと感じるレベル。

2点:ランクマッチ以前にカジュアルマッチやCPU戦でも使い勝手が悪く構築の際に候補に入らなくなるライン

1点:下位互換の塊だったりどうあがいてもメリットに変換できないデメリット能力を持っている問題児。使うなら相当勇気がいる。

0点:実装されたことが罪、こんなカードを作るなと開発とクレームを入れるレベル。

 

大体SRなら8点~4点になる。逆を言うとそこから外れたカードというのは問題児という評価。カードリストを見た後での評価はこんな感じ。今回は超次元呪文とサイキック獣は分けます。

 

・超次元ガイアール・ホール 7点

:ビートダウンに特化した次世代型メカオーなハンターを横並べするデッキなら使われそう。対抗馬のスノフェアリーが強すぎたら‥‥は考えてはいけない。

 

・ガイアール・カイザー、ブーストグレンオー、ドラゴニック・ピッピ― 8点

:P’S覚醒リンクは未知数だがシューティングガイアールとブーストグレンオーの除去能力だけでも環境は進めそう。

 

・超次元ガロウズ・ホール 6.5点

:サイキックが戻せないのが現状辛いがガロウズを使うなら必須になりそう。後の時代を考えると7点をあげたいがガロウズリンク狙いデッキにザビミラキリコがいることを考慮してこの点数に。

 

・ガロウズ・セブ・カイザー、龍骨なる者ザビ・リゲル、ハイドラ・ギルザウルス、8点

:キリコからザビミラを出せば即リンクして相手の圧がかけられるので普通に強そう。返しの手打ち除去に気を付けつつ制圧しながら押し切ろう。

 

・超次元マザー・ホール 5点

:出せるサイキックは次第点だが、ブロッカーの方がサイキック獣とあまりシナジーが無いのが難点。なお17弾以降にハンターブロッカーとセイントシャンメリーが実装されるのならマストカードになる可能性はある。

 

・時空のガガ・シリウス/時空のセブ・ランサー 6点

:セブランサーを使いたいならアンタッチャブルでいいのでシリウスの形態が基本運用になりそう。ブロッカーのサイキック獣では最大パワーなのでそれを生かしたい。

 

・光器セイント・マリア 5.5点

:現状はイマイチなカードでとりあえず16弾では顔見せカード止まり。17弾以降に光ハンターブロッカーが充実すれば7点以上になる可能性があるので砕くのは非推奨。

 

・サイバー・N・ワールド 8点

:Nエクスやキリコなどの環境デッキに間違いなく採用されるであろうカード。将来的にもビッグマナ系の中盤のドローとしても使えるなど環境で良く見るカードになりそう。一方でクリーチャー主体のデュエプレでは利敵行為になりやすい可能性があるので取り回しは注意。

 

・凶星王ザビ・ヒドラ 5点

:エイリアンの質がイマイチなのが難点。6コスの置きドローが活躍できるのか?やフィニッシュをガロウズにすると超次元呪文を連打した方が強い可能性があるなど課題は多数。

 

・復活の祈祷師ザビ・ミラ 8点

:キリコから出せばガロウズが即P’S覚醒リンクできるので、ザビミラキリコとして環境に進みそう。将来的にもまだまだサイキックは増え続けるので拡張性もある。純正エイリアン軸は少し厳しいか?

 

・永遠のリュウセイ・カイザー 8点

:強い能力を詰め合わせたつよつよドラゴン。何度も再録されてしつこいほど見ることになりそう。特に言う事がないくらい強い。

 

・若頭 鬼流院 刃 6点

:大型ハンターがまだ少ないのでおもちゃ用のカード止まりになりそう。だが豪快なデッキが組めて染色を駆使すればロマンがあることができる。ハンターはどんどん増えて夢が広がる面白カード。

 

・ボルバルザーク・エクス 8.5点

:10T目までは制約があり環境の速度的には制約下でのスペックで運用するのでぎりぎり持ちこたえそう。ビートダウンデッキの打点増強以外にも進化ドラゴンの進化速攻など意外性がある奇襲もできる。まぁそれでもエクス+何かのムーブで環境上位に食い込んで大活躍しそう。

 

個別のカードの評価はこんな感じ。全体の評価としては単体で強いカードや既存カードとの組み合わせがぱっと思いつくカードは16弾環境では使われそう。一方で17弾以降の強化待ちのカードも多く、世代交代な弾で主力種族も入れ替わるので今の評価で分解すると後で後悔しそうなので分解は今まで以上に慎重に熟考したい。

環境的にはザビミラキリコ、ハンター、Nエクスが新デッキとして環境に食い込みそう。NDだとアヴァラルドがスタン落ち強いてネクラ超次元は大幅に弱体化‥‥など変化が大きい弾になりそう。一方でエイリアンなどの未知数なデッキタイプや光ハンターなどの次弾以降に期待なテーマもあり、環境は混沌としそう。なおエクスやADのスノーフェアリーが暴れ散らかしてというコースもあるのでその時は開発が迅速な対応を取ることを願っています。

今後も不定期で考察などをしていくのでTwitterからもチェックできるのでよろしければフォロー、いいね、リツイートをよろしくお願いします。