11月14日新弾カード紹介

 

まずは恒例の昨日の振り返りから。マクスウェルZは言いたい放題言いましたが実装されたこと自体はとても嬉しいです。じゃあ、今環境で使われるかというと未知数なんでよね‥‥TCG版で活躍した時はメルゲループと呼ばれる墓地が肥えていたら0コスで無限に手札を増やすループで手札を増やし、ルナコスモビューのG0でマクスウェルを1マナで出し、同じくG0のクロスファイア、墓地参照のコスト軽減持ちの5000GTをぶん投げるデッキで使われました。デュエプレではループパーツのモールス未実装、メルがターン1と調整されているのでマクスウェルZの採用先は改めて考える必要があります。

後はラムダもマクスウェルZも星龍王も勝利のガイアールカイザー何とかしろ問題です。というか17弾以降のカードはこの問題をどうにかしないといけないんですよね‥‥実際TCG版では勝利のガイアールカイザーの登場以降、中コス以上の進化獣は軒並み環境から後退という事になっているので。

色々不安がある17弾ですが期待値も高いので今日のカードを見ていきます。

 

 

まずは”ミスター・アクア”です。スペックはTCG版から変わらずトリガーブロッカーで出た時に相手のサイキック獣1体を直接超次元ゾーンに戻します。

サイキック獣を直接超次元送りという事で青のバウンスを封じるキルを貫通できます。但しクリーチャーなので覚醒前のディアボロスZは選べない、覚醒後の解除やリンク解除は誘発し完全なの除去はできないという点に気を付ける必要があります。

サイキック獣の除去以外にもブロッカーを持っているので最低限のトリガーとして受け札になります。相手次第では2面止められるトリガー獣です。

悪くないスペックなのですが現デュエプレで入るデッキが少なそうなんですよね‥‥多色で手打ちが少し大変な6コスという事でリキピのツヴァイには入れにくい。ハンターも赤緑が主流で使いにくいです。ハンター天門という可能性も無くはないですがこちらは白黒青になりそうな以上コイツより普通に黒の除去を入れることになりそうと採用先が無いです。あるとしたら白青緑のデストラーデデッキかなぁ‥‥それでも盾を殴れないという点で採用をやめるのかもしれないです。

後は毎度恒例デッキビルダー杯でやりたいことや色配分の調整でコイツでなきゃダメだなら使われるかもしれません。

 

 

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今日の2枚目はついに来てしまいました、勝舞編にない勝太編からの子供向けに全力投球したネタネームカード軍団がオリカの”ヤキ・GA・ウマイタケ”を先頭にデュエプレに侵攻してくることになりました。こらそこ寒いとか言わないの、子供のころはこういうカードで笑いを取ったでしょ、そういうなつかしさも楽しむゲームという事を受け入れましょう。

E1期のネタネームカードは弱いカードが多いのですが、個々はデュエプレしかもオリカという事でユニークな能力です。マナに5文明全て揃っていたら場のこいつも5文明を持つという能力です。場以外の手札や墓地、マナ、山札にあるときは緑単色として扱われ、5文明化するのは条件を達成して場にいる時だけです。TCG版だと虹速のウェルデというカードがあり、そちらと同じなので現役もしくは数年前まで現役だったTCG版プレイヤーには分かりやすいと思います。

5文明獣を出すにはデュエプレでも最低5マナ必要なのですが、コイツは実質3マナで出せる5色獣になります、多色カードを使えば3マナで5色用意するのもできなくはないです。

という事でPVに居たあの御方のサポートカードという感じでしょう。サポート先が5色でマナにうっかり埋まるとテンポロスが激しい、星域がオリジン限定なので出すのが大変、種にはなるが能力の対象にコイツは含まれないので捲れたらハズレ枠と全力でデッキビルダー杯向けのカードのサポート枠になりそうです。

他のデッキだとスタン落ちした5色サードニクスとかで使われるかもしれません。

後は追加の少ないワイルドベジーズの新規カードという事でしょうか、バルーンマッシュルームは死んだんだ、これからはキノコは野菜の枠で出るというのはネタですが、将来を考えるとE2期に野菜プッシュがあったのでデュエプレでも今後(ネタネーム的にも)おいしい名前を持った野菜たちとなぜかどんぐりたちが実装される芽が出てきました。

 

 

3枚目は”ルナ・ヘッドウィック”でした。TCG版からは変更なしです。一応E1期のカードなのですがいまさら感が漂う種族で16弾のシンカイタイフーンなどにあったハンター種族の追加などもないカードです。

とはいえ見て分かる通り、サイバー種族なので昨日のマクスウェルZの種として使えます。手打ちはできればしたくないですがトリガーで出て生き残れば返しのターンに1マナでマクスウェエルZが出せます。

という事でマクスウェルZを採用するデッキならさサーファーを押しのけて採用されるかもしれません。が、手打ちで出す価値は薄いのでもう少し3~5コス帯のサイバーが再録なり新規で来ないと専用デッキが組めないなぁとも思います。

コイツに関しては現状マクスウェルZの種以上の用途がなさそうなのでそれ以外では見ることは無いかなぁ‥‥デストラーデやNワールドで種はOKとかなったら結局抜けたという可能性もあります。

 

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古の弾からの刺客”陰謀と計略の手”がついに実装される事になりました。スペックもTCG版と一緒で非進化の相手獣1体をバウンス後ランダムハンデス1枚をするよく知られたカードです。

コイツのTCG版同期には宝剣とかWS達がいるのでようやく感が凄いです。じゃあ何でデュエプレ3~5弾で実装されなかったのかというと、この呪文がハンデスボルバルに入ったらヤバいだろ‥‥という誰がどう見ても分かる理由で実装が多分無期限見送りになったのだと思います。

じゃあ、何で今出してきたの?といわれると、TCG版でドロマー超次元が強すぎたからデュエプレで各種弱体化を残したら超次元環境が半年経過してもドロマー超次元が環境上位に食い込まなかったからだと思われます。いつになってもワンチャン止まりでしたからね‥‥デュエプレのドロマー超次元。

古いカードですが、今も強いです。というのもサイキック獣をバウンスするとサイキック獣は超次元ゾーンに戻ってから1ハンデスするので実質確定除去+1ハンデスという驚きの強さになるからです。普通に使っても4コスの確定バウンス1ハンデスが1枚になったカードとして使えます。

という事でストロングスパイラルをこの呪文に入れ替えてドロマー超次元は生まれ変わると思われます。多分コアクアンのおつかいも実装されるのでアクアンやおつかいで拾える青のカードとしてもカウントでき、ハズレを減らしつつ青の色確保ができるという超優秀な多色呪文です。

一方で欠点もあり、バウンスなのでキルがいると実質4コス1ハンデスという悪い効率のカードにしかならない場合がある、ランダムなので運しだいだが永遠龍やハチ公といったマッドネスがヒットすると無駄になる可能性がある点は注意が必要です。

後はコイツもまた昨日のカード達を虐めるカードなんですよね‥‥ラムダやマクスウェルZの種を場から排除しあわよくば本体をハンデス、フォーエバーは超次元に帰り1ハンデスのオマケ付き、もう1回出すと今度はミカドガイアール‥‥う~んこの私怨に近いですが勝利サイキックとこの呪文は2022年に来てはいけないカードなのでは?とも思いました。

一方でこのカードが好きな人も多いのも事実、というよりドロマー超次元に愛好家が多いんですよね。自分もドロマー超次元は使った経験はあります。この辺、うまい事バランスを取って欲しいです‥‥NDは大丈夫そうだけど、ADのアヴァラルド公は許されるんですかね?ちょっと不安になります。

 

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ヤキ・GA・ウマイタケが来たので今日のSR枠は”愛の無限オーケストラ”です。能力が強化され、3枚から5枚表向きになるようになりそこから3枚多色カードを踏み倒すデュエプレバルガライゾウ仕様になりました。進化方式は変更なしで5色になるように1体以上から進化します。

踏み倒し能力が強化されハズレが減る事になりTCG版ほど多色にこだわる理由が薄くなりました。が、それでも多色を大量に搭載し、オーケストラ自身が5色で手札に抱えすぎるとマナ埋めできずデッキの回転が難しいという事で、ガチ環境というよりはカジュアル、デッビルド杯向けのカードなのかなと思います。

いわゆる出せたら強いかもという典型的なカードですが、場に5色をそろえるのは今だとそこまで難しくないです。上のウマイタケなら1枚でOKだし、多色サイキック獣を活用すれば案外簡単に5色用意できます。例を挙げると白青+黒赤緑はミルアーマ+勝利ガイアール、白緑+青黒赤はウルコス+勝利リュウセイ、なりふり構わないならディアボロスZはそもそも5色持っています。なので構築を工夫すれば簡単に5色を場にそろえることはできます。

難しいのはコイツを出すことです。オーケストラ自身が5色なのでいくら種をサイキックに頼ってもデッキ内が多色まみれの5色になりテンポが大変、マナ加速をしようとするとオーケストラがマナに埋まるとマナ数が増えず事故る上に星域がオリジン限定でマナに埋める唯一のメリットがなくなりマナが5色揃わずとも場さえ揃えればOKがデュエプレでは現状できないことです。

それらを乗り越えて出せたらバルガライゾウよろしくやりたい放題できます、ガードホールを唱えるもよし、宝剣で一気にアドを奪うもよしな無限の可能性を秘めています。特にガードホールは種を用意するという意味でも相性がいいので併用は間違いなくされるでしょう。その際はディアボロスZでイージーウィンできる欲を捨て去る勇気と度胸、オーケストラが使いたいんだという強い意思が必要です。

一方でTCG版そのままのテキストなのでゴッドカードには対応していません。なのでTCG版でたまに使われたゼンアクを揃えるというコンボはできなくなっています。ゴッドと組み合わせるならバイオレンスフュージョンをからませる必要があります。こちらはこちらでやりがいのあるテーマですので腕に自信がある方はデッキビルド杯に出すのもいいでしょう。が、これまたゴッドカード連打で勝つが簡単すぎて本来のオーケストラでフュージョンを撃つというロマンとの間で葛藤するするというジレンマが付きまといます。

そして、昨日、今日の冒頭そして17弾が実装されるまで(と以降約1年間続けて)しつこいくらいに言い続けることになるいつもの文言として勝利ガイアールの除去どうしようもなくね?問題はオーケストラにも当てはまります(使う側でもあるのが一応の救いではある)。5色必要な以上1体でも除去されると進化させるのがとても大変なんですよね‥‥ガドホディアボロスならクリアできますがその時にはもう相手も確定除去撃てるんだよなぁとか、陰謀と計略の手辛いわーとかもあります。

という事なのでオーケストラはビルド杯中心に面白デッキとして遊ぶカードかなぁと思います。スタン落ちした強い多色カードも使いたくなるカードなのでAD向きなカードでもあります。ガチで使うならフュージョンとかでたまに出せらたらいいよねぐらいに刺すカードかなぁと思います。踏み倒しには無限の可能性があり、今後も多色カードは増えるのでそのたびに構築の幅ややり込み、楽しさがあるのでガチ対戦に疲れたらCPU戦などで使うといいと思います。

 

今日の公開カードはガチ目線だと陰謀と計略の手が一番注目が高いかなと思います。一方でオーケストラはガチ環境向きではないが使って楽しい、面白い、ロマンがあるカードです。後はパックを剥いたときにくすっと笑えるウマイタケのような半分出オチネタネームも今後増えます。そういうことを考えるとデュエプレもランクマ、バトルアリーナに偏るとそれれそれで面白くないと僕は思います。

まぁオーケストラはワンチャンある可能性もありますが基本はロマン枠。というか当時のガチ対戦のプレイ環境って今より格段に劣りますからね‥‥ガチ対戦を知らずに辞めてデュエプレからランクマなどでガチり始めたという人も多いはずです。1枚運よく手に入れたSRやVを何とか使おうと子供の財力で集めた寄せ集めデッキがデュエプレではキーカードとなるSRが4枚集まって、足りない頭脳が足りていて、寄せ集めではないちゃんとしたデッキになってそれを遊ぶ場があるがデュエプレだと思うので遊ぶ場があるといいなぁと思いますプレィスってタイトルにあるんだからもう少し何かください。

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