11月15日新弾カード紹介

 

17弾、PVのカード昨日までの公開カードを見ただけだと不安なんですよね‥‥不遇好き的にいまだに納得していない8弾で極神編突入と同じ匂いがするので。8弾も極神編のパワーカードを入れた結果、ティラノ・ドレイクやグランド・デビルが全然ダメだった。自分的にはソウルバイスハンデスやマーズディザスターの全体除去とかでハイブリット種族最強決定戦環境を期待していたらゴッドと転生編までの種族勢強すぎからのカード修正ラッシュでした。

そしてこの過ちが17弾で繰り返されないか不安です。現状公開済みのSRカード全員勝利サイキックと陰謀と計略の手のどちらかあるいは両方が刺さりまくるんですが‥‥そしてその2種で強化されるのMRC、ネクラ超次元、ドロマー超次元と既存デッキでそれに対抗するのがNエクスという環境構図な予感がするんですが‥‥え~環境は健全だけど17弾のSRカードたちの大半が環境外ってオチだけは勘弁願いたいです。

今日のカード的にはこの部分を動かすような逸材はなさそうですが今日のカード見ていきます。

 

 

今日の1枚目は”ディス・アダラ・ドラグーン”でした。オリカのティラノ・ドレイク/エイリアンです。スペックは黒赤多色の5マナ2000、ST持ちで出た時相手獣1体を-2000と自身含むエイリアンを自壊させれば追加で相手全体を-1000します。

全体的な評価としては場が増えないけど除去範囲が広くなったヤミノサザンといった感じでしょうか。両方の能力を使えば相手1体は-3000まで下げられるので何も除去できないという可能性は低そうです。

アンタッチャブルやキルに刺さる赤黒のカードとして活躍が見込めそうです。種族もエイリアンなら17弾で何かしらのデッキが組めそうですし、古のマイナー種族ティラノ・ドレイク視点でもダキテー・ドラグーンに続く汎用性の高いトリガー獣として採用候補になりそうです。

手打ちだと対ビート対面ではちょっと遅いかもしれませんがデュエプレで強化されたサイキックリンクの素材のどれか1体は消せる除去範囲なので何も除去できなくて腐るという事は少ないと思います。

一方で3000以下が並ばないデッキ相手には無力、MRCには利敵行為になりかねないし超次元コントロールの主力サイキック獣は誰も除去できない、Nエクスも3000以下より確定除去を撃ちこみたい‥‥と良くも悪くも小型メタになっています。

という事で、赤黒の多色、種族が合うデッキのトリガー枠としてシナジー重視のデッキで採用されるカードだと思います。スペックは悪くなく、デスゲートで運よく連れたらおいしいなどのメリットがあり、速攻・ビートダウンが流行ればよく見ることになるかもしれません。

 

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2枚目は”闇戦士ザビ・クロー”です。スペックはTCG版と一緒でエイリアンが種族に追加された黒のブレイズ・クローです。

ブレイズクロ―の文明違いで同型再販なので入るデッキは基本速攻デッキ1択です。デュエプレではデュアルショックドラゴンが未実装で赤黒速攻が存在しないので実質黒緑速攻の強化カードです。

という事で新しい黒の1コス獣という待望のカードなのですが‥‥肝心の黒緑速攻は実装弾がばらけにばらけていてNDでは使えるカードが全然足りません。キリンソーヤもスタン落ちとNDで黒緑速攻がコイツの実装で復権とはならなそうです。

という事でADの方で活躍することになりそうです。ロンリーウォーカーやボーンスライムらと枠を取り合い共存する事になりそうです。現代のTCG版でも先行1Tのブレイズクロ―は強いのでこいつが弱いということは無いのだ。

一方で16弾環境では赤緑ハンターが環境上位に食い込んだことで受けトリガーを厚くしたり、炎獄スクラッパーの採用率が高かったりと速攻には向かい風です。なのでこのザビクローがよく見るカードになるかどうかは環境次第な部分が大きいです。速攻の通りが良い環境ならよく見るカード、悪いなら見ないカード、まぁコモンのカードなんてそんなもんよ。

 

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3枚目は”猛虎ライガー・ブレード”です。スペックはTCG版から変化なしで7コス7000で出た時に非サイキック獣の3コス以下と9コス以下のサイキック獣を一掃するデーモン・コマンド/ハンターのクリーチャーです。

黒のカードとしては珍しい多面除去ができるカードです。出すことさえできればな振るデッキの小型獣を一掃します。小型以外にも大半の覚醒前サイキック獣も除去できるので対コントロール面でも腐ることが少ないカードとなっています。

が、対速効、ビートとして考えると7コスはもう間に合っていない可能性が高いんだよなぁ‥‥墓地肥やしからのインフェルノサインやミラクルリボーンで釣ってようやく間に合うかどうかで手間と労力に再現性が追い付いていないのよ。対サイキックはディアボロスZが除去できないのだけは欠点ですが、他のサイキック獣もバンバン出る環境なので何も除去できないという事は少なそうです。アンタッチャブルなどの小型サイキックだけは速度で殴り切られて間に合わねぇという可能性があることに注意が必要です(出せたらつよいんだけどな)。

後は、入るデッキがねぇってことですわな。デーモンコマンドのデッキは現在は下火、コイツで速攻対面を改善するなら上記の通り速度問題があるので他の対策との併用は必須でそれに該当するカードは色を歪めないと難しい。ハンターも今のところ赤緑が主流でこういう後ろ向きなカードが入るデッキは無い‥‥汎用カードとして見るのも難しいとガチ環境では厳しいかなぁと思います。

まぁおもちゃ枠のベルヘルデガウルのデッキなら上手く出せばガチャがたくさんできて楽しいカードなので使うなら此処かなぁと思います。

 

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今日のSRは”超次元ライデン・ホール”と”ヴォルグ・サンダー”、”ヴォルグ・ティガー”でした。多くの人が実装に疑問符を浮かべたカードが実装されることになりました。

まず、超次元ライデンホールは出す順番が逆になりましたが基本は一緒で自分のクリーチャー1体を破壊して5コス以下の黒サイキック獣を出して、その後に無条件で6コス以下の黒サイキック獣を出します。という事で対応している2体のヴォルグをこの呪文1枚で出して覚醒リンクという完璧なデザイナーズコンボになっています。

が、それしかできないんですよね‥‥という事でTCG版では全く使われませんでした。普通にリバイヴとかミカドから出した方が強いし、サイキックリンクよりヴォルグサンダーで山札削った方が勝てるんで。デュエプレでもサンダーが魔改造された以上使われないかなぁと思います。

 

ヴォルグサンダーはTCG版で大変よろしくない事をした&TCG版のカード開発においてエラーを起こし続ける事が問題視されプレ殿になっています。なので調整版の勝利のヴォルグサンダー来るのかと思いましたがこちらが来ました。基本スペックの6コス7000のWBはそのままです。肝心の山札削りが自分限定になりました‥‥

 

TCG版で悪い事の遍歴を軽く解説すると、まずはザビミラキリコで一杯出てきて相手の山札を葬り去る、とりあえず超次元コントロール(ドロマーとかネクラ)に突っ込んで相手が不用意に山札を減らしたら各種超次元呪文から出して勝ち筋の一つにする、紅蓮ゾルゲで無限に出てきて実質EXウィンで大暴れしました。

その後規制が入りましたが本体は無規制で悠久というメタカードや呪文主体のデッキが減り削れる山札の枚数多いデッキが環境で少なくなり一旦は落ち着く。その後天門ループの勝ち筋としてこれまた何度も出てきて山札を削り切ると悪い事をし続けました。が、それ以降はコンボデッキとしても使われたものの、コイツを使わずに相手の山札を削り切ったりEXウィンするデッキが大量発生したり、モルネクやバイク、バスターといったヴォルグサンダーがが出る前に決着をつけるデッキが環境の基本になったことで環境からは姿を消しました。

で、唐突に2019年3月にに殿堂入り、同年7月にプレ殿入りしました。環境にはいましたがそこまで大暴れという訳では無かったので多くのTCG版プレイヤーは驚愕しました。理由としては2019年は超天編でオレガ・オーラというクリーチャーでも呪文でもないカードをプッシュしている時期で新規層含めてにオレガオーラを主体としたデッキが理不尽に負けるのはよろしくないという事で規制されたという見方が主流です。なおオレガオーラは環境で使われたものオレガオーラデッキは環境に進みませんでした。一部のオレガオーラだけが使われただけだし、GRという頭がおかしいギミックが環境で大暴れした結果全盛期のヴォルグサンダー以上のヘイトを集める結果となり無事楽しいデュエルマスターズは崩壊したという笑えないオチが付きました。

そして今年は新たなるカードタイプ、タマシードを登場させ、クリーチャーでも呪文でもないカードは今後も出続ける可能性があるということでヴォルグサンダーは帰ってこないカードになりました。

 

ということで自分限定になるのは分かるんだけどね‥‥あ~、そう‥‥そういう方向でっ来るのね‥‥という感じはぬぐえません。不遇好きの予想は7コスにコスト増加した上で自分か相手を選べて呪文かクリーチャーのどちらか2枚を山札からランダムで墓地に置くという2枚固定でDCGらしいカードになるかと思っていました。ディアスZやディアボロスZ、N・ワールドと山札回復カードがある、7コスになればザビミラでバグる事もない、ビートダウンも攻撃力が増してヴォルグサンダーを何度も出される前に勝てる、もしくは何度も出せるような状況ならそもそも他にいくらでも勝ち筋がある。という要素を考えたらコントロールミラーでLO狙いに駆け引きの材料として2枚山札を削るカードとして出してほしかったというのが不遇好きのヴォルグサンダー実装の調整案と考えでした。

 

その予想は大ハズレとなり、純粋な墓地肥やしカードで肥やし方がTCG版と一緒という調整をされました。ぱっと見はこれ誰が使うんだ?と首を傾げましたが、あの~コレMRCの強化としてヤバくないですか?僕は考えを改めてヤバイ1枚と認識しました。自爆する危険はあるとはいえ3枚以上墓地が肥えることが確定し場合によってはアホみたいに肥えるんですけど‥‥しかもサイキック獣、デッキ内のカードではなくサイキック、すなわち超次元ゾーンに置いて必要に応じて他と選べるというのはまずくない?出せるのもリバイヴとミカドがあるんですが‥‥Nワールドやお清めの後にヴォルグで一気に墓地肥やしとか対メタカードとしてマズイと思うんですが‥‥

ということなのでヴォルグサンダーは無事?環境に存在するカードになりそうです。とりあえずはMRCの強化カードが主になりそう(Bロマとかデッドの強化でもある)です。1枚のカードから運しだいでありえない墓地肥やしができるのでTCG版とはまた違った形でヘイトを集めそうだなぁと感じます。なのでMRCはヴィルジニアスタン落ち以外に何らかのナーフに該当する修正がある可能性が出てきました。

 

ヴォルグサンダーの話が長くなりましたが”ヴォルグ・ティガー”はTCG版と一緒です。つまり悪くはないカードだけどあんまり使われないという事です。普通に使うとブーストグレンオーより除去範囲が狭いし、ミカドと合わせて4000以下まで取れるじゃんという要素はありますが、皆さん忘れてはいけません、今弾17弾のPVにすでに勝利にガイアールカイザーが映っています。つまり2000+5000の除去と7000単体の除去が撃てることが半分確定しています。ブロックされたらとかのたらればはありますが普通は生姜の方が強いです。ということでコイツはリンクの素材としては単体で使える能力をもっているというカードです。サンダーと違って単体で使うカードではないです。

 

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TCG版では多分殆ど使われなかったであろうリンク形態の”雷獣ヴォルグ・ティガー”です。TCG版からハンデス能力がランダムから最大コスト指定に変化、リアニメイトがより小さいから以下になり捨てさせたカードのコストのクリーチャーまでリアニメイトできるようになりました。総合すると永遠龍などの大型マッドネス獣を出される可能性は上がったり、低コストカードを落としにくくなりましたがリアニメイトで大型を踏み倒しやすくなりました。一長一短ですがいい調整だと思います。除去能力持ちのクリーチャーをリアニメイトすれば出てきたマッドネスを除去Pすることもできます。

TCG版ではほぼリンクしませんでしたがデュエプレではワンチャンリンクすることもあるかなぁぐらいになりました。17弾環境のMRCの超次元ゾーンに何を置くかでサンダーとティガーを置いてあわよくばリンクするという択は無くもないかなと思います。この辺、踏み倒しで勝利サイキックを一気にそろえる、ランブルやディアスZを使うなどと枠を取り合うのでリンクしない結果に終わるかもしれませんがTCG版よりは見る可能性はあります。

 

ということで今日のSRカード紹介でした。これ、ヴォルグサンダーが悪いというよりMRCが悪いなと感じます。ただ、MRCが無くBロマとデッドだけのカードと考えるともう一声欲しい気がしますが、そんなタラればな無くMRCが鎮座するという事実。TCG版を踏まえるとE2以降の墓地利用系で超次元を使いたいデッキが少ないんだよなぁ‥‥という事を考えると不遇好きが考えた調整案の方がいいと思うんだけどどうでしょうか?

後は17弾環境が実際にどうなるかです、ヴォルグサンダー入りMRCが強すぎたら松浦さんにお願いしましょう。

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